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六本木にある俳優座劇場。4/19の公演を最後に70年の幕を閉じました。六本木にある俳優座劇場最後の公演はシェイクスピアの嵐テンペストシェイクスピア単独の最後の執筆と言われている作品で、俳優座劇場の70年の歴史の中でも上演したことがない作品だったとのこと。始まる前の舞台古い歴史を感じる建物です。ここでもうお芝居が見られないなんてもったいないな。そう思って見に来た方も多いはず。高齢の方が多い印象でした。私は演出をした小笠原響さんの作品だから観に行ったのですが、はじめてのシェイ
4月14日(月)、俳優座劇場で『嵐』を見ました。4月19日(土)までの公演。企画制作は、俳優座劇場劇場部。共催が、劇団俳優座。作、ウィリアム・シェイクスピア。翻訳、小田島創志。演出、小笠原響。『さようなら俳優座劇場最終公演』と銘打って。1954年の開場から71年間。3535公演。(『劇場通信』)今の俳優座劇場の、前の俳優座劇場を知っている者も少なくなり。その2階の客席から、安部公房の『幽霊はここにいる』を見て、清水邦夫の『あなた自身のためのレッスン』を見て。強烈なカルチャ
さようなら俳優座劇場最終公演『嵐THETEMPEST』2025年4月10日(木)〜19日(土)俳優座劇場作:ウィリアム・シェイクスピア翻訳:小田島創志演出:小笠原響美術:石井みつる照明:森脇清治音楽:日高哲英音響:木内拓衣裳:加納豊美ステージング:小林真梨恵歌唱指導:片桐雅子舞台監督:伊達一成演出助手:山崎稚葉舞台監督助手:長谷川秀人、成田明哉、村雲龍一、泉泰至、大島明子照明操作:東京舞台照明割石敦子、藤本翔太、栗橋佳菜子、山田ひなた音響操作:音映大
12月9日(月)、紀伊國屋サザンシアターで、劇団民藝の『囲われた空』を見ました。12月15日(日)までの上演で、すでに終了しています。クリスティン・ルーネンズの小説『CagingSkies』(2004)を原作として。デジレ・ゲーゼンツヴィが、舞台用に脚色し。上演台本は、丹野郁弓。演出は、小笠原響。1944年のオーストリア、ウィーン。その夏から、翌年の冬まで。祖母(日色ともゑ)、母ロスヴィ(石巻美香)と暮らす、17歳のヨハニス(一之瀬朝登)。ヒトラーに忠誠を誓い、その部屋にも、
作バーナード・ショー演出小笠原響佐藤誓/髙山春夫/清水明彦/山口雅義/内田龍磨/佐藤滋/大井川皐月/石川湖太朗/なかじま愛子/星善之面白かったー!バーナード・ショーらしいちょっと理屈っぽい会話も味があるけど、とにかく痛烈な皮肉と風刺とウィット満載。最後の最後で「衝撃的な結末」が😱→😂と、2段階で襲ってきて、痛快で傑作。ノーベル文学賞も受賞しているB.ショーはアイルランド出身の才人で(wikiでは→)文学者、脚本家、劇作家、評論家、政治家、教育者、ジャーナリストという肩
今日、やっと大河の18回公演「馬留徳三郎の一日」を見てきました。これは、2002年に旗揚げした劇団大河の久しぶりの公演です。コロナで鶴ヶ島での公演は実に4年半ぶりとなりました。今回の演出は、よみうり演劇大賞優秀演出家賞を2018,2024の二度受賞された小笠原響さん。そして「近松賞」受賞の本作品の作者は高山さなえさんの手によるもので、最強の布陣で制作されたものです。向かって左が小笠原響さん、右が高山さなえさん内容は、ボケ老人の話しではありますが、笑いの中に身につまされるところが多い
私が20年近く関わらせていただいている演劇集団があります。それが、鶴ヶ島市で活躍している「演劇集団大河」です。地元のメンバーで構成された布陣ですが、演出は、このところ読売演劇大賞に2度ノミネートされるなど国内で売れっ子の小笠原響さんにお願いしており、毎回評判を呼んでいます。これまでに「おやすみ枇杷の木」、「こんにちは母さん」、「とりあえずボレロ」、「煙たなびく」、「雪やこんこん」、「八百屋のお告げ」、「朝は、7時」、「元禄馬の物言い」などを手掛けていただいておりますが、第18回公演の今年
名取事務所公演『慈善家-フィランスロピスト』2023年11月17日(金)〜12月3日(日)「劇」小劇場作:ニコラス・ビヨン翻訳:吉原豊司演出:小笠原響美術:杉山至照明:桜井真澄照明操作:鈴木啓子音響・操作:井出比呂之衣装:樋口藍演出助手:山崎稚葉(劇団キンダースペース)舞台監督:大島健司制作担当:栗原暢隆、松井伸子、鍋嶋大輔プロデューサー:名取敏行出演:藤田宗久[演劇集団円](スペンサー・アンドルーズ)荒木真有美[劇団俳優座](美術館館長プリーシャ・スリニ
俳優座劇場プロデュースNo.117『聖なる炎』TheSacredFlame2023年2月26日(日)〜3月4日(土)俳優座劇場作:サマセット・モーム翻訳:小田島創志演出:小笠原響美術:土岐研一照明:阿部康子音響:藤平美保子衣裳:加納豊美音楽:日高哲英舞台監督:泉泰至演出助手:堀深絵梨舞台監督助手:西條義将、津村恵美、峠田悠照明操作:佐藤江未音響操作:飯嶋智大道具:俳優座劇場舞台美術部黒澤愛美小道具:高津装飾美術出崎健太衣裳:アト
作コナー・マクファーソン演出小笠原響永井誠/あんどうさくら/平林弘太朗/岩田翼/髙草量平アイルランドの劇作家コナー・マクファーソン(本作ではマクフィアソン表記)の作品です。マクファーソンはあの!(と言っていいと思う👍)「海をゆく者」の作者でもある。あちらは悪魔に魂を取られそうになる男の話だけど、本作も幽霊とか妖精とかが関係する、とてもスピリチュアルな話。初演1997年、その後ローレンス・オリヴィエ賞の最優秀新作演劇賞を受賞したそうですよ。ネタバレ風💥あらすじ→舞台はアイル
たったの4本で、そのうち3本はライビュ🎦いやいや、観られただけ良いと思わなければ。上演してなければLVもないわけで…(^_^;21日(土)には横浜に行くはずだったのだけど断念。またまた、かつての共演者にキャンセルお願いしてしまいました。甘えてごめんなさい。観に行ける状況になったらリピートして…この借りは必ず返します。例によって…11/8の上京観劇から3週間経ったので公開!…って感じ。俳優座劇場では私がいちばん好きな演出家、小笠原響さんと客席でばったり!チケットをお願いしていたのは
1月26日(日)、池袋にある、東京芸術劇場シアターウエストで、トム・プロジェクトによるプロデュース公演、『沖縄世うちなーゆ』を見ました。古川健の作。小笠原響の演出。まずは、チラシの言葉から、「大和に所有され、アメリカに占領されてきた島々『うちなー』。1972年。沖縄の『これまで』と『いま』。そして『これから』」。もう少し、詳しく、内容を紹介すると、「1972年、日本復帰直前の沖縄。一人の復帰運動のリーダーが引退を決意する。男は『米軍が恐れた男』として知られる不屈の運動家。男の妻は、
今日は仕事を午前中で終わりにして東京芸術劇場に行ってきました。池袋にあります。雨が降っていたけど、芸術劇場は駅の構内から繋がっていて、傘なしで行けました。ここ、初めてきました。ここにきたのはこのお芝居をみるため。トムプロジェクトプロデュース作古川健演出小笠原響キャスト島田佳穂、鳥山昌克、きゃんひとみ、高橋洋介、原田祐輔、下條アトム先日、沖縄に弾丸旅行に行ったばかりのタイミングでこのお芝居。内容も演出もキャストも素晴らしかったです。お芝居を観ていたら、焼け跡の首里城が見
今回で17回目になる、演劇集団大河の公演が近づいてきました。もう15年近く、私もかかわらせていただいている劇団ですが、毎回その内容の素晴らしさ、質の高さ、面白さなど、楽しませていただいています。今回も、ちらし、ポスター、チケットなどを制作させていただきましたが、毎回悩みながらも楽しんで作らせていただいています。演出は、平成29年度の読売演出家賞受賞した、売れっ子演出家の小笠原響氏。面白くないはずがありません。先日は、ほぼ舞台の全体が仕上がってきて、組み上げた全貌が見えて
『血と骨』2019年4月10日(水)~14日(日)@中野ザ・ポケット-コレハ、アル家族ノ壮絶ナ戦ノ記憶デアル。-原作梁石日脚本江原吉博演出小笠原響出演金子由之(劇団昴)名越志保(文学座)筑波竜一(温泉ドラゴン)須藤沙耶(Pカンパニー)山口雅義戸谷昌弘勝平ともこ翁長諭(劇団1980)小松弾川﨑初夏(トラッシュマスターズ)七味まゆ味(柿喰う客/七味の一味)光木麻美(劇団1980)柴田義之(劇団1980)日程4月10日(水)19:0011日(木
稽古場が熱過ぎて。気持ち良いです。稽古自体は、私が経験してきた現場の中で最も静か、くらい、静か、なんですけれども。てか、今、結構良いこと(?)書いてたんだけれど、アップしようと思った直前に、間違って消しちゃったよ、、、あーーー酔ってる時に書くもんじゃねぇな…悲とにかく、この現場が大好きで、みんなのことを尊敬してて、どうしようもなく幸せ、って、こと、でした、書きたかったのはっ演出家も、作家も、演者も、スタッフも、制作陣も、です!…でも、そゆこと、私、わりといつも書いてるから、違う角度か
2月7日(木)、池袋にある、シアターグリーンBoxinBoxTHEATERで、Pカンパニーによる、『拝啓、衆議院議長様』を、見ました。Pカンパニーの第25回公演。シリーズ罪と罰CASE6。古川健の作。演出は、小笠原響。2016年7月26日、神奈川県にある、津久井やまゆり園で、入所者殺傷事件が起こりました。元職員の男による、死者19名。重軽傷者27名という、衝撃的な、凄惨な犯行。男は、50分ほどの時間の中で、職員を拘束し、150人の入所者を識別し、犯行に及んだのです。この
10月29日(月)、新宿にある紀伊國屋ホールで、トム・プロジェクトによる『男の純情』を、見ました。水谷龍二の作。演出は、小笠原響。1952年生まれの水谷。いわば、同世代の作者。演劇集団「星屑の会」を、1994年に立ち上げ、『星屑の町』は、山田修とハローナイツという歌謡グループを中心に置いた物語で、シリーズとなっています。いました、かな?また、風間杜夫の一人芝居の作、演出など、多くの舞台を作っています。今年は、渡辺哲の一人芝居、『カクエイはかく語りき』を、見ています。で、舞台です。ワンル
地元で評判の演劇集団「大河」の公演が近づいてきました。昨日も、市民センターの集会室で、セットを組んでの本格的な通し稽古が行われていました。写真では、まだ完成していませんが、大道具の仕上がりも、素晴らしいものが出来上がりそうです。近年売れっ子となってきた小笠原響さんの演出も楽しみです。小笠原さんは、読売の演出家賞を受け、「他の演出作も含めて、総合的に2017年で最も目立った人。戯曲をよく理解したうえで作り上げている」と評されています。翻訳劇ということで、登場人物の名前が横文字であるため、
昨日は、地元の演劇集団「大河」の7月に予定している新作の練習のための合宿に行ってきました。「大河」は、ここ10年ほど、人気演出家の小笠原響さんの演出で芝居をやってきていて、16回目の公演となる今年もいよいよ本格的な練習に入っています。(小笠原さんは、読売演劇大賞で演出家賞をとっています。以下の新聞コピーをご参照ください)私は、ポスターやチケットなどの宣伝の部分を担当するスタッフとして、大河の一員の端くれに入っています。これまで私が制作してきたポスターの一部をご紹介します。作:野田秀
「いつもいつも君を憶ふ」を憶ふ♥…を連載中なのですが…実は前々から書いておきたい記事がありました。写真掲載の許可など、いろいろクリアになりましたので、ちょっと遅くなりましたが載せます。2015年の山梨憲法ミュージカル「鯨波(とき)の声」を演出してくれた小笠原響さんが読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞されました\(^o^)/受賞対象となったのは「白い花を隠す」「屠殺人ブッチャー」で、「屠殺人ブッチャー」は優秀作品賞も受賞。この「屠殺人ブッチャー」と「(響さんが演出した)ベルリンの東」で森尾
俳優座お正月公演「いつもいつも君を憶ふ」から早2ヶ月が経とうとしています。4回リピートし、その間、別の公演とマチソワったりもしました。1月11日(木)初日から21日(日)の千秋楽までの私の観劇スケジュールはこんな感じでした↓。1/11(木)1(1)黒蜥蜴日生劇場2(2)劇団俳優座2018年正月公演「いつもいつも君を憶ふ」俳優座劇場1/13(土)3(3)戯伝写楽2018東京芸術劇場プレイハウス1/14(日)4(4)宝塚雪組「ひかりふる路(みち)~革
まさに、今の今まで「いつ君」の稽古が行われていた稽古場で、演出家・深作健太さんのワークショップを受けてきました。深作さんのお話、ご指導はめっちゃわかりやすく、本当に勉強になりました。「次に活かす」機会があると良いんですが…「企画」に携わるのは、しばらくお休みしたいので…誰か~オファーを下さ~い(笑)。山谷典子さんの脚本を使ってのWSということで、大切な忘年会もあったのだけど、WSに行ってしまいました。一部でしたが「山谷ワールド」を感じることが出来て幸せでしたわ。著作権の関係で…と回