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私はゼロ百思考の人間だったので、何でも慎重に物事を進める性格でした。しかし、これが私の長所でもあり、独立する際に最大の弱点になりました。私は実践する前に基礎知識を学び、先輩に相談に乗ってもらっても、何か腑に落ちないことがあると、これでもかと言うほど、他の人の意見を聞いたり事例を探して確認します。そうこうしているうちに、別の知識や少し違う意見が入りだします。今度はそれが腑に落ちるまで調べます。こうして、どんどん行動できない作業を増やし、ノウハウコレクターになっていたのです。そ
前回の「目的やゴールは変わるのが当たり前」の続き。中間管理職の男性が、独立起業する際の職種を、生産工場専門でミスや無駄をなくして生産性のアップする「改善提案コーチ」という私のヒントで、「ワクワクしてきた」と言っていたのに、何故、疑心暗鬼になったのかというのが前回までの話。何故、彼が疑心暗鬼になったのか理由は、下記の2つ。自分の中から気付きを引き出さず他者からヒントを得たコーチングが終わって冷静に考えてみると、自分が本当にやりたいことじゃなかったコーチの役割のひとつは、クライ
このブログの読者もメッセージもほとんど女性ですが、たまに男性の方からこんなメッセージがきます。「男性は相談できないのですか?」このメッセージがご縁で、しばらくコーチングさせてもらった男性がいました。その男性からこのようなメールが来ました。(公開承諾済み)-----------------------------------------------先日のコーチングの「勤務先の会社で改善提案コーチとして働いている自分をイメージしてトレーニングする」という課題の件で
今回は、目的達成のための継続方法についてお伝えします。私たちが何か目的を達成しようと思うと、目的に対する思考と行動の継続が必要になってきます。ダイエットひとつをとっても、ダイエットするために決めたことを継続しなければ達成できません。継続するためにはモチベーションも必要になりますが、ここでモチベーションを意識し過ぎるとそれがストレスになって継続できなくなります。モチベーションだけを意識しない理由は、モチベーションは感情がベースになっているからです。感情は水もので、些細な失敗や達成
「あの日に帰りたい」という想い出が、多くの方にあると思います。今回はそんな話をしてみたいと思います。私も「あの日に帰りたい」という想い出がいくつかあります。私たちは何故、そのような想い出を持っているのでしょう。私の「あの日に帰りたい」想い出のひとつは、セミが合唱する真夏に、男のテニス仲間と思いっきりラリーをやっていた頃。若さもあって、身体が羽のように軽くコート上を滑るようにボールを追いかけているような感じでした。テニスの想い出は、その頃で時間を止めています。今の私はどんなに練習
今回は「HSP」の自分のことをお話します。若い頃、「繊細な人」よくこう言われました。これは褒め言葉にも聴こえますが、ガラスみたいに繊細だから当たらず触らず」などとコミュニケーションが苦手だと思われていたんですね。HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)とは、生まれつき五感の感度が高く、周りからの刺激を過度に受け取ってしまう人のこと。私はこの傾向が強くあります。もちろん、HSPは病気ではなく性質のことで5人に1人くらいは居るそうです。自分はHSP感じるチカラが強く、自
今回は昨日の「ココロとはいったい何なの?」『ココロとはいったい何なの?』今回は理解しているようでよく解らない「ココロが弱い、強い」って、いったいどういうことなのかをお話しようと思います。「ココロが弱っている」から今は人と会いたく…ameblo.jpの続きですが、その前に復習を少しお話します。顕在意識を含めた潜在意識を「ココロ」と総称し、自分では気付かないココロもあるということ。そしてココロの中の情報は、幼い頃から親からの言動や環境によって刷り込まれるというところまでお伝えしま
今回は理解しているようでよく解らない「ココロが弱い、強い」って、いったいどういうことなのかをお話しようと思います。「ココロが弱っている」から今は人と会いたくないというのはよく聞きます。私も年に数回、人に会いたくたい日があります。これはココロがどうなっているのでしょう。ココロが弱わるのは何故なのか?先日、「顕在意識と潜在意識」『クライアントの無意識の領域に関わる』NLPなどでよく使われる顕在意識と潜在意識の説明に、氷山の例えを使うことがあります。氷山の本体は、海上に出ている
住宅街を歩いていると、玄関先でお母さんが子どもに「もう早くしなさい!」と声を荒らげている光景を目にすることがあります。そんな光景を観ると、私が子どもの頃にお袋に叱られたことを思い出します。今にして思うと、私は明確な理由がないと動けない子どもでした。勉強をすることも納得てきないので勉強もしませんでした。そんな中でも遊びは得意でした。遊びには「楽しめる」「夢中になれる」という納得できる理由があったからです。学校でもプライベートでも友だちと無我夢中で遊んでいました。私は中学を卒業する
今回は情報に溺れる話をします。今の時代、どこからでも情報を得られます。ネットを見れば大抵の情報は手に入るし、解らないことはネットで検索すれば答えてくれますが、情報には必要なものとそうでないものがあります。私たちは情報過多に慣れすぎて情報が溢れていることさえ意識しなくなっています。自分なりに分別して保存しても、その情報は1ヶ月も経てば古くなります。あなたのパソコンにも何かで使えると思って保存している写真やファイルが山のようにありませんか?モノも情報も同じですが「いつか使う」は、たい
NLPなどでよく使われる顕在意識と潜在意識の説明に、氷山の例えを使うことがあります。氷山の本体は、海上に出ている部分がほんの少しで、ほとんど海中に沈んでいます。海上に出ている部分を「顕在意識」、海中に沈んでいる部分を「潜在意識」と考え、私たちが会話で普通に話しているのは、普段から意識できている領域の顕在意識です。普段は意識していない習慣や閃きなどは、無意識の領域の潜在意識から出てきます。「答えはクライアントの中にある」とコーチングではよく言われます。これは普段、クライアント
新型コロナウィルスでステイホームによってストレスが溜まっているのか、最近、凶悪犯罪が目に付くようになったり、地震も各地で起こっている中で、これからゲリラ豪雨や台風のシーズンもやってくる不安もあります。台風や大雨による洪水の報道をテレビで観ていた時、雨風をしのげる部屋で寛いで食事ができ、布団の中で睡眠がとれる状態なのに、被災地の人たちに同情している自分を偽善者のように思うことがありました。私は1995年1月17日阪神・淡路大震災の三日後、建物危険度判定の業務で大阪を過ぎた当たりから歩い
今回は私が食習慣を改善した中で、やめることの難しさでは3本の指に入るモノをシェアします。これから暑くなってくると炭酸飲料が美味しくなりますね。喉越し爽快、炭酸飲料!私が初めてコーラを飲んだのは昭和43年の中学生の頃。倉敷から広島にサイクリングに行く時、友だちが水筒にコカ・コーラを入れていたのを飲んだのですが、暑さでヌルくなり、炭酸が抜けた状態だったので、薬品臭く甘いというのが第一印象でした。女性の身体をイメージするようなコーラの瓶は美しいカタチでした。その頃、飲み物といえばフ
あるけどない、ないけどある不思議な世界。私たちが観ている世界はあるようでない世界。あなたはもしかして、自分が観ているものが他者が観ているものと同じだと思っていませんか?小学生の頃、こんなことばかり考える子どもでした。友だちと自分は、同じモノを見ていても見ているモノが個々で違う。例えば、自分が赤だと思って見ている色を、友だちはどの色が赤として見えているのだろうか。もしかすると青色は寒色に感じるけど、友だちには暖色に感じているのかもしれない。真剣に考え過ぎて、夜、眠れないことがあるくらい
今年の5月の連休はとても長く感じました。しかも連休が終わっても、まだ続いているような何とももどかしい5月。久しく帰っていない郷里。車で帰省している際、よくこんなことを考えていました。現在地があって目的地があり、その途中でも寄り道したり、道に迷ったり、時には事故に遭遇したり、このストーリー、人生とよく似ていませんか。若い頃なら冒険も楽しいけど、年齢を重ねると段々と時間が限られてくるので迷わず確実に目的地に着きたいと思うようになります。それが車の運転だったらカーナビに頼ることができます。
今回は、職場の上司と部下のコミュニケーションの取り方について、下記の事例のようなことが起きたとしたら、あなたが上司ならどのように対応するか考えてみて下さい。重要な企画会議で部下にプレゼンを頼んだ上司は、プレゼンの時間になっても来ない部下にやきもきしていた。部下のA君はギリギリのタイミングで間に合い、結果的には素晴らしい内容のプレゼンで大成功した。プレゼン終了後、上司は部下に対して・・・上司は青色大事な会議に遅れて何をしてたんだ!会議に遅れたのは、重要なプレゼンだっ
山形県と宮城県の県境付近に分水嶺という、宮城県は太平洋側、山形県は日本海側に流れる川の分岐点があります。分水嶺は山形県にありますが、どちらも100キロを超える旅をしながら海へと流れ込みます。人生にもこのような分岐点がいっぱいあります。ここでどちらを選択するかで私たちの未来が変わります。もちろん、良いか悪いかは進んでみなくては分かりません。あぁ~あの時・・・と後悔することもあるでしょう。私たちは無意識に無数の分岐点で何回も二者択一を繰り返しながら生きています。この新型コロナウイ
たまに、コーチングを学んでいる方から「コーチは絶対に教えたりアドバイスしてはいけないですよね?」と聞かれますが、答えはNOです。コーチングしながら必要なことはティーチングしても良いです。ただ、ここに落とし穴があって、相手が置かれている状態や立場を考慮せずに、やたらティーチングを取り入れていると、相手は楽ですから、教えられたことをマニュアル化して解ったつもりになるので、本番では応用がききません。初心者のテニスを例に出すと、練習のラリーでは上手く相手のコートに返せていたのに、
昔の私は、生活環境や職場のストレスが半端ではなく、その上性格がとんでもないゼロ百思考。目的が決まるとそれに向けて行動しますが、一度、躓くと行動にブレーキがかかり問題が解決するまで他のことが見えなくなります。それでも解決できれば前に進めますが、できなければ前にも後ろにも動けなくなる究極のゼロ百人間だったわけです。今回は、私のような究極のゼロ百思考を改善する方法をお伝えしたいと思います。やることは至ってシンプル。あなたの100点満点の基準を30点満点にするだけのことです。つまり価値基準
毎日、WiiFitPlusのプチヨガをやって気付いたことがあります。いつもは一つひとつのポーズを意識して行っているのですが、その日は考え事をしながらやっていて気が付くと、いつもの時間できっちり終わっていました。毎日、継続して行っていることは、無意識でできることを改めて再確認しましたが、ヨガは意識して行った方が良いですね。生活習慣誰にでも良習慣と悪習慣があると思います。習慣は潜在意識によってコントロールされる無意識の行動。極端に言えば、悪習慣は生涯にわたり悪習慣を行ない
今回は「住環境習慣コンディショニングコーチ」という、私の専門スキルが生まれた時のエピソードをお伝えします。私は重度の心筋梗塞で倒れたのをきっかけに、生業としていた建築士事務所を廃業しました。しかし、あるエピソードがあって、また建築に携わるようになりました。それは数年前、大手ガス会社のリフォーム事業部の系列会社に、企業研修の提案に行った時のことです。しばらくしてその会社から「研修の件ではないが、別件で相談にのってほしい」と連絡が入りました。さっそく、担当者とお会いしたところ、突然、「
先日、交差点で信号待ちをしていると、横断歩道に後部を入れたタクシーが客待ちをしていました。片側一車線で中央に安全地帯が設けられている道路なので、同方向に進行する車は、タクシーを追い越すために半分くらい安全地帯に入って走行している状況です。もちろん、このタクシーは完全に道交法に抵触しています。そこへ、同方向の後方からロードバイクに乗った完全装備の70代のおじさんが車道を走行してきて、おもむろにタクシーの運転席の横に停止し、「どこに止めとんや!はよどかせ!」と大声を出して怒鳴り始めたので
今のような時期だからこそ、考えておきたいことがあります。若い人なら50年後の自分、高齢の方なら10年後の自分はどのようになっているかを想像してみる。ある講座で、「50年後の自分を想像する」という課題がありました。私の年齢を考えると、長寿薬でも開発されない限りこの世に存在していないでしょう。とは言え、私なりに考えてみたところ、子どもたちと老人が集える地域のコミュニティがあちこちにできているといいなぁと思いました。ある時期から「循環」という言葉に惹かれるようになりました。人も動物もあら
探しものはなんですか~♪って曲がありますが、あなたは過去に探していたモノが、忘れた頃に見つかったことがありませんか?私は、散々探していたモノが思いがけないところから出てきたことがあります。去年のことです。帰省のために帰り支度をしている際、印鑑が必要なことを思い出し、忘れないうちに予めバックに入れておきました。ところが、帰省していざ使おうとバックを探しても印鑑はどこにもありません。バックに入れたことをはっきり覚えていたので、まるで狐につままれたようでした。その消えた印鑑が、今頃、普段は
さて、突然ですが、あなたは記憶力が良いですか?私はド忘れが多くて、台所に何かの用でいくと、はて?何の用だったかと、立ち尽くすことがあります。そんな時に思い出すコツをひとつ。用があるその場所で周囲を見渡してみる。それでも思い出さない時、用を思い付いた元の場所に戻ってみる。それでも、思い出さない時はあきらめること。記憶と言えば、学校の先生には感心します。小学生の頃、担任の先生は3日ほどで40人ほどの教え子全員の氏名を覚えていました。すごいスキルですよね。歳をとると、記
涼しい朝の京都♪今回は、新型コロナウイルス騒動が勃発する前の話で、帰郷して特養に居るお袋と話している時に、ふと大変だった頃のことを思い出しました。「大変」というのは、お袋自身も自分に何が起こったのか戸惑っていた時期。私もお袋の認知症を受け入れることができず現実から逃避していた時期のことです。降って湧いたような認知症の症状を受け入れることができず、その変化に恐れおののき現実から逃避(防御)していました。知っているようで知らなかった認知症という病気。近所の人は認知症のお袋に、どう対
今回は、「衝撃的な理論」と出会った時のことをお伝えします。その理論というのは「U理論」といって、私のバックボーンのひとつで、解りやすく解いているのが「U理論入門」という本です。人と組織の問題を劇的に解決するU理論入門Amazon(アマゾン)339〜6,951円何故、衝撃的だったかというと、U理論は自分自身の足跡のように感じたからです。そうは言っても読んでないのに解りませんよね。では、この本を読んで私のなりに感じたことをお話します。人は誰でも過去の経験や知識を積
新型コロナウイルスの影響で自粛を余儀なくされている状態では、ちょっとしたことでもイライラがつのり、フラストレーションが溜まります。そんな時に友人からの電話は嬉しいものです。ただ、一緒になってグチを言うのはやめましょう。ネガティブはネガティブを生むだけです。お互いに明るい話題がなかったとしても、友人のグチだけは聴いてあげて下さい。そこで今回は、スキルも知識もなくても孤独感にさいなまれた友人の支えになれるコミュニケーション法をお伝えします。「コーチやカウンセラーなら、ともか
心筋梗塞で倒れた時に、血管のことを担当医から聞いた驚きの話をシェアします。人間の血管を全部繋いだ総延長は、約10万km、地球を2周半し、人間の体で一番長い臓器と言われています。血管という循環パイプを通って全身に隈なくエネルギーが循環しているのでどこの毛細血管が詰まっても身体に影響を及ぼします。私たち人類を地球の循環パイプに置き換えて考えると、地球上のどこで紛争があっても必ず何かの形でそれらは循環され、日本の私たちの前に悪影響となって立ちはだかります。しかし、私たち一人ひとりが、キレ
新型コロナウイルスの感染を抑えるために、自粛ムードで自宅に居ることが多くなっていると思います。きっとあなたのストレス度も高くなっているのではないでしょうか。今回は、ココロの癒やし方と、ストレスが溜まらない思考法をお伝えしようと思います。私たちの置かれている現状を考えると、先が観えない不安でつい、悲観的になって最悪のシナリオを想像したり、インフルエンザのように何れ収束すると楽天的なシナリオを考える時もあるでしょう。人は、あまりにも情報が多い時は、無意識に不安と安心の材料を探し、そ