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東八甲田温泉(青森県)です。東北新幹線七戸十和田駅から歩いて行けます。アルカリ性単純泉です。熱めの源泉が大量にかけ流されています。ph8.8の源泉が毎分520リットルも湧出しています。つるつる感がすごいです。お湯の表面に泡が浮いています。温泉成分表を見ると、メタケイ酸の含有量が多いです。湯上がりは肌が驚くほどしっとりしています。ヒバ造りの浴槽が実に心地よいです。宿泊部もあります。
八尾グランドホテル(大阪府)です。ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉です。物部守屋が戦士の傷を癒やし、弓削道鏡が愛し、楠木正成が戦の策を練ったといわれる温泉です。そもそも大阪府の温泉で飲泉ができることが奇跡だと思います。甘めて如何にも胃腸に良さそうなマイルドな味です。それぞれの浴槽には源泉がかけ流されてあますが、温度調整のための循環もされているようです。しかし、泉質には全く影響はありません。柔らかくて肌にまとわりつくような、とろみのある濃厚な泉質です。特に、露天風呂が味がありま
郡山三穂田温泉(福島県)です。落ち着いた雰囲気の旅館です。郡山駅からは車で約30分ほどのところにあります。アルカリ単純泉です。地下800メートルから湧出する50.8度の自家源泉をかけ流しています。薄濁りの温泉です。さらさらした肌触りで、薬品臭がします。じんわりと温まります。癖がなくて長湯ができます。心地よい泉質です。温泉成分表を見ると、メタホウ酸の含有量の多さが目立ちます。露天風呂とサウナもあります。
柏木温泉(青森県)です。平川市は源泉かけ流しの日帰り温泉が多いエリアです。ここも日帰り温泉です。朝6時から営業をしていて、青森県の日帰り温泉の見本のようなところです。ナトリウム-塩化物泉です。緑色がかっています。浸かるとつるつる感があります。温泉臭が芳しいです。ここは湯量の多さを感じます。露天風呂は小さめですが、浴槽から大量の源泉が溢れて排水口に溜まっています。
村松さくらんど温泉(新潟県)です。ふるさと創生事業で掘削した温泉施設です。現在は指定管理者が運営する日帰り温泉施設です。お食事処もあります。ナトリウム-塩化物泉です。内風呂の一つが源泉かけ流しです。体温と同じくらいのぬるめの温泉です。緑色の源泉です。ぬるぬる感があります。金属種と薬品臭がします。露天風呂は循環で加温ですが、源泉の泉質を偲ぶことができて快適にでした。
黒川温泉地蔵の湯と穴湯(熊本県)です。黒川温泉は入湯手形でさまざまな旅館の温泉に入れますが、共同湯も2つあります。どちらもリフォームされました。地蔵の湯はふもと旅館の隣にあります。黒川温泉発祥の地と言われています。無人でお金を入れるとドアが開くようになっています。源泉は茶色で鉄分の匂いがします。泉質は以前は硫黄泉でしたが、少し泉質が変わっているのかもしれません。穴湯は温泉街の中心から少し離れたところにあります。以前は混浴でしたが、現在は男女に分かれています。薄暗い感じは
濁河温泉湯本館(岐阜県)です。濁河温泉はアクセスが困難な山の中の秘湯です。御嶽山の近くで、長野県との県境の近くにあります。カルシウム・マグネシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉です。ここは露天風呂が実に爽快です。標高1800メートルの高地の爽やかな風に吹かれながら自然を満喫できます。源泉は緑色に濁っています。きしきしした感触です。濁河温泉特有の金属臭がします。
角間温泉高島屋旅館(長野県)です。湯田中・渋温泉郷の中の温泉地です。山あいの湯治場の雰囲気が残る温泉地です。第1作でも紹介しましたが、小さな温泉地ですが共同湯が3つあります。ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉です。素朴な温泉地の中でもここは特に素朴な感じがします。小さめの浴槽に源泉がかけ流されています。何とも言えない風情があります。柔らかくしっとりする肌触りです。微かに硫化水素臭がします。源泉がじんわりと身体を包み込みます。
浅間温泉目之湯旅館(長野県)です。アルカリ性単純泉です。源泉に眼洗薬のホウ酸が含まれることから目之湯と名付けられたそうです。道路から入り口までが長いです。階段や梁が立派で、歴史を感じさせる建物です。古代檜の浴槽に熱めの源泉がかけ流されています。肌によく馴染む柔らかい泉質です。角質が取れて肌が生き返るような感じがします。微かに湯の華が舞っています。じんわりと身体が温まります。露天風呂は樽風呂です。ここにも滑らかな源泉がかけ流されています。
御嶽明神温泉やまゆり荘(長野県)です。御嶽山を望む林の中の日帰り温泉です。ナトリウム・カルシウム・マグネシウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉です。見事に茶色に濁っています。源泉は透明ですが、鉄分が酸化してこのような色になります。湯の中が見えません。浸かると、ずっしり重たい泉質です。鉄分と薬品が混じったような匂いが強烈です。ざらざらした肌触りで、浴槽の中もざらざらしています。源泉が濃厚なせいか、浸かっていると疲れます。食事処もあります。
水上温泉米屋旅館(群馬県)です。水上温泉は源泉かけ流しが少ない印象があります。ここは第3作で紹介した天野屋と並んで、立派なかけ流しです。昭和レトロという表現がぴったり当てはまる鄙び感です。カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉です。浴槽のピンクの床タイルと壁の青のタイルが印象的です。源泉の注入口にホースを入れて直接外に出しています。源泉温度が熱いので、浴槽への源泉注入量を調整しています。安易に加水しない素晴らしい湯使いです。しっとりすべすべの肌触りで、温泉臭も実に芳しい
南紀勝浦温泉万清楼(和歌山県)です。第3作で紹介したホテル浦島の姉妹館です。ホテル浦島に行く船の桟橋のすぐ近くにあります。含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉です。青緑色に濁っています。硫化水素臭と金属臭が混じった匂いがします。きしきしした肌触りの濃厚な泉質です。旅館のホームページにも書かれてましたが、勝浦温泉の他の温泉と異なり塩分はさほど強くないので、肌に優しい感じです。ホテル浦島に行く船の音が聞こえます。
天童温泉湯坊いちらく(山形県)です。ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉です。オールインクルーシブの洒落た旅館です。建物と内装が実に凝っています。露天風呂が源泉かけ流しです。浸かると微かにとろみがあり、柔らかくしっとりした肌触りです。温泉臭もします。じんわりと温泉成分が浸透してくる感じがします。ここはホームページで大浴場内風呂は源泉かけなしではない旨をちゃんと断っているところに好感が持てます。
さかた温泉(青森県)です。鄙びた風情の日帰り温泉です。昭和の雰囲気があります。アルカリ性単純泉です。紅茶色の源泉で、浸かるとぬるぬる感があります。モール臭がします。広々とした浴室に大きめの浴槽と少し小さめの熱めの浴槽があります。浴槽の真ん中から源泉が大量に噴出しています。湯量の多さを感じます。カランからも源泉が出ます。何と朝の4時半から営業しています。
阿蘇内牧温泉温泉割烹がね政宝湯(熊本県)です。ナトリウム・マグネシウム・カルシウム-硫酸塩泉です。割烹がね政が経営する日帰り温泉です。地元の方がよく来られるそうです。割烹の入り口でお金を払って入ります。緑色に濁っています。鉄分と金属臭がします。きしきしした肌触りです。湯量は多いです。ぬるめですが、じんわりと温まります。飲泉は甘めの錆味といった感じです。阿蘇内牧温泉の中でも泉質の良さを実感できます。
極楽温泉匠の宿(宮崎県)です。高濃度炭酸鉱泉です。第1作で紹介した炭酸泉で有名な湯之元温泉もすぐ近くです。この辺りは炭酸泉の泉脈があるのかもしれません。ここは内風呂の一つと露天風呂は加温のかけ流しです。源泉を加温すると黄土色に濁ります。温泉成分が濃厚なので、身体にずっしりときます。内風呂には源泉浴槽もあります。浸かった瞬間、炭酸分が身体にぴりっときます。身体に気泡が付きます。鉄分の匂いがします。ここは料理も美味しく、庭の手入れも行き届いた洒落た旅館です。
ゆくら妻有(つまり)温泉(新潟県)です。地元の方で賑わう日帰り温泉です。ナトリウム-塩化物泉です。温泉成分表を見ると、メタケイ酸、メタホウ酸、ヨウ素などの成分の含有量が多いです。加温循環のない茶色の源泉をかけ流しています。さらさらした肌触りです。温泉成分がじんわりと染み込んでくる感じがします。微かに油臭がします。塩味と苦味があります。露天風呂からは清津川を望めます。
雲仙温泉雲仙スカイホテル(長崎県)です。雲仙地獄から近いところにあり、そこから引いた硫黄泉をかけ流しています。見事に白濁しています。硫化水素臭が強烈です。ここの硫黄泉は雲仙温泉の他の旅館の硫黄泉に比べて濃厚な感じがします。身体にずっしりきて、肌が溶けそうな感じがします。写真は白雲の湯です。浴槽の形状が特徴的です。男女入れ替え制で、もう少し広めの絹笠の湯もあります。
新富温泉新富町温泉健康センターサン・ルピナス(宮崎県)です。日帰り温泉施設です。含ヨウ素-ナトリウム-塩化物泉です。ここは泉質が実に個性的です。赤茶色の源泉です。浴室に入った瞬間、ヨードチンキの懐かしい匂いがします。全国的に珍しい泉質です。塩分濃度も高いので、少し刺激があります。じんわりと身体が温まってきます。うがい薬に良さそうな気がします。温泉成分表を見ると、臭素、メタホウ酸などの含有量も高い。
「続・とっておきの源泉かけ流し445湯:温泉博士×弁護士が厳選」が出版になりました。足かけ30有余年、全国津々浦々の温泉施設を訪ね歩いた小林が選りすぐった本物の「源泉かけ流し」だけをご紹介!大反響を呼んだ前作『とっておきの源泉かけ流し325湯』に続く完全新作です。全国の温泉施設には、塩素系薬剤を注入して「循環」させたり、湯量不足を補うために「加水」したり、泉質を損なうほどの「加温」をしているところが少なくありません。本書は「循環しない」「必要以上の加水・加温をし
阿蘇内牧温泉蘇山郷(熊本県)です。源泉かけ流しの多い温泉地です。温泉街の中にある落ち着いた感じの和風旅館です。ナトリウム・マグネシウム・カルシウム-硫酸塩泉です。自家源泉を加温加水なしでかけ流しています。少し青緑色に濁っています。金属臭がします。浸かると、きしきしした肌触りです。温泉成分が身体に染み込んできます。湯上がりは肌が生き返ったような気になります。正統派の源泉かけ流しです。
高屋温泉(宮崎県)です。山の中の洒落た感じの1軒宿です。鯉料理が有名です。秘湯感があります。昭和11年創業で、かつては湯治場だったそうです。ナトリウム-塩化物冷鉱泉です。源泉温度が約18度なので加温しています。旅館と道路を挟んで湯屋があります。小ぢんまりした石造りの浴槽です。さらさらした肌触りです。浸かっているとじんわりと温まってきます。飲泉すると塩分と鉄分を感じます。
皇子原(おうじばる)温泉健康村(宮崎県)です。天孫降臨伝説の高原町(たかはるちょう)にあります。この辺りは温泉が多いエリアです。皇子原は神武天皇誕生の地と伝えられています。含鉄-ナトリウム・カルシウム・マグネシウム-炭酸水素塩泉です。緑白色に濁っています。薬品と鉄分が混じったような匂いがします。ゴムが焦げたような匂いもします。浸かると炭酸分のシュワシュワ感を感じます。湯上がりはすべすべつるつるになります。源泉の注入口にはコップがあります。鉄分入りサイダーのようなテイスト
湯の国会館(静岡県)です。ナトリウム-硫酸塩泉とアルカリ性単純泉の2種類の自家源泉を有している日帰り温泉です。露天風呂は2つ浴槽があり、奥の方は薬草風呂になっています。手前の硫酸塩泉の浴槽はぬるぬる感があり、微かに温泉臭がします。メタケイ酸を多く含むためか、湯上がりはしっとりします。内風呂は硫酸塩泉のかけ流し浴槽のほか、その隣にアルカリ性単純泉のかけ流しもあります。アルカリ性単純泉の方は25度くらいで冷たく、つるつる感があります。館内はレトロな感じで、レストランもあります。
伊豆大仁(おおひと)温泉一二三荘(ひふみそう)(静岡県)です。伊豆箱根鉄道の踏切の近くにあります。3階建ての家庭的な雰囲気の旅館です。ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉です。熱めの源泉がかけ流されています。少し青みがかった源泉です。とろみを感じます。見かけよりも濃厚な泉質です。浸かった瞬間は熱さもあり、ひりひりするような刺激を感じます。身体にじんわりと温泉成分が染み込んでくる感じがします。微かに金属臭がします。
平戸たびら温泉サムソンホテル(長崎県)です。平戸大橋に近い小高い丘にあります。展望露天風呂が源泉かけ流しです。含鉄-ナトリウム-炭酸水素塩泉です。灰色に濁っています。きしきしした肌触りです。微かに鉄分の匂いがします。海の近くですが、塩分はあまり感じません。源泉がじんわりと身体を包み込むような感じがします。湯上がりは肌がすべすべになります。展望露天風呂からは平戸瀬戸を望むことができます。
入来温泉亀の湯(鹿児島県)です。鄙びた共同湯です。無人なので料金箱にお金を入れて入ります。ナトリウム-塩化物泉です。緑褐色に濁っています。熱めの源泉がかけ流されています。奥の少し高いところにある浴槽は上がり湯で、プラスチックの桶が付いています。濃厚な泉質で身体にガツンときます。浴室の床が源泉の成分で変色しています。浸かると、温泉成分がじんわりと染み込んできます。金属臭がします。
ちくりん温泉(鹿児島県)です。素泊まり可能な温泉です。ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉です。シンプルな浴槽が一つだけです。淡い茶色で、金属臭がします。つるつる感があって滑らかな泉質です。きゅっきゅっとした肌触りです。いかにもクレンジング効果と保湿効果がありそうです。少し熱めの源泉がかけ流されています。浴槽の外にじんわりと源泉が溢れています。入口には飲泉場があります。自家製のはちみつを販売しています。
桜島マグマ温泉国民宿舎レインボー桜島(鹿児島県)です。桜島桟橋の近くにあります。地下1000メートルから湧出するナトリウム-塩化物泉です。源泉温度が51.4度なので加水していますが、それでも濃厚な泉質です。緑色がかっています。きしきしした肌触りです。塩分濃度が高く、ずっしりきます。金属臭がします。浴室からは錦江湾とそこを行き来するフェリーが見えます。
藤崎町常磐老人福祉センターときわ温泉(青森県)です。地元の老人福祉センターに併設された日帰り温泉です。アルカリ性単純泉です。この辺りは日帰りのかけ流し温泉が多いところです。目に鮮やかな緑色の源泉です。熱めの源泉がかけ流されています。大きめの浴槽の縁から源泉が溢れています。つるつる感とぬるぬる感があります。浴槽の中でずるっとなります。金属臭がします。アルカリ性単純泉のレベルを超えた泉質です。