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2018年来年の干支は戊戌(つちのえいぬ)です。書のお稽古で、小林桃子先生のお手本を真似して、新年の葉書を作りました。墨をブロッククレヨンのようにして書きます。中国の古い思想である陰陽五行によると、漢字にはそれぞれ意味があるとされ、木、火、土、金、水の5つの性質を持たせています。十干十二支にも、それぞれその性質があります。「戊」は「土」の性質で「戌」も「土」丙午が「火」と「火」の組み合わせであるように、同じ性質の組み合わせを「比和」と言い、さらにその性質がパワフルに
小林桃子先生の書道のお稽古は、東京で月に1回ですが、先日、先生とご縁のあった和尚様のお寺で特別稽古の機会をいただきました。鎌倉円覚寺の龍隠庵です。山門を入り、居士林の奥、山をさらに奥に登って行ったところにあります。ここからは、円覚寺の全貌が見渡せて、とても気持ちのよいところでした。円覚寺は、1282年鎌倉時代に、北条時宗が建立しました。目的は、蒙古襲来で戦没した多くの霊を、敵味方なく弔うことでした。恥ずかしながら、円覚寺が、モンゴル人と日本人の霊がやすらかで平和であ
昔、金沢では、「おはじき」を「かいちん」と言っていたそうです。おはじきは、奈良時代に中国から渡来したもので、小石で弾いていました。明治の頃に金沢では、土で作ったおはじきを「かいちん」と呼び、大正時代にはガラス玉で、うさぎや亀、木の葉などの形のものが作られたのだそう。今日のお稽古のおとも愛菓『かいちん』です。色や形が様々で、ついついどれにしようか迷ってしまいます。もうすぐ、桃の節句。お雛様にちなんだ道具が並んでいます。小林桃子先生の書道のクラスで教えていただいた、ひいなさま。和紙
書道クラスの新年会に参加してきました。桃子先生はファッション誌に掲載されるほど、素敵でいらして、そんな先生に惚れ込んで集まるクラスメートの方たちもまた皆さん素敵です。型や技をしっかり身につける「書道」とその技や味わいを楽しんだり発展させる「豊かな暮らし方」や「アート」と両方をご指導してくださる先生です。クラスメートの方のお茶のお稽古仲間でいらっしゃるという、懐石・会席『太月』でお昼のコースをいただきました。表参道にありますが、お店は別世界かと思うような、こじんまりと落ち着く茶室のよう