ブログ記事168件
罪なき子(双葉文庫)[小杉健治]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}無差別殺人犯は死刑囚の子。死刑囚の家族として虐げられた人生を送っていた彼は死刑を望んで犯行に及んだという。自死が叶わないから死刑になりたいと望む心理を知りたいと弁護人を引き受けた主人公が、彼と向き合う中でたどり着いた真実。父親の死刑判決は不当であったこと(犯罪自体は犯しており罪はあった)が明らかになると困る人物がいたこと。そのため捜査資料と裁判資料が廃棄済みとなっていた。司法の
2023年12月19日に録画した【小杉健治サスペンス保身】視聴キャスト宮下文也……小泉孝太郎羽村真琴……片瀬那奈田畑亜利沙……大後寿々花宮下圭子……紺野まひる蓮見大吾……木下ほうか坂江川義久……相島一之金谷次郎……伊東孝明増沢良三……田中隆三須崎貴史……水橋研二下条誠司……阿部亮平井村和人……乃木涼介下川正春……エド山口宮下千夏……永野芽郁草薙敏郎……日向丈田畑忠幸……おかやまはじめ富川勲……大谷亮介木藤邦彦……嶋田久作村瀬孝雄……中村橋之助藤浦静香
小杉健治の本~📘「母子草の記憶」草下彰は中学生の時に両親を何者かに殺害されたその後印刷所で働くうちに文章を書き出し25歳の時権威ある賞を受賞したが、しばらく思うような文書が書けずに、、
只今入院中2週間の入院予定で持ってきた本は五冊すでに四冊読んで五冊目もあと少し。待ちに待った第5巻です。小杉健治著本所松坂町の怪九代目長兵衛口入稼業5️⃣うだつの上がらない小普請組の御家人料理屋で飲み食いして支払いは「◯◯屋」へ。「◯◯屋」は支払いを約束したことは全く身に覚えがない。単なる不良御家人の嫌がらせと思ったらゆすりは続く不良御家人に呼ばれた夜鷹が殺された。「◯◯屋」の回りの店が、客が来ないといって店じまい。
小杉健治氏の「黙秘裁判員裁判」を読了しました。(2024.2.21)ネタばれあります🙇比較的始めから引き込まれました。内堀優一郎は、かつてストーカー被害を受けていた娘を殺害した中下要を殺したということで、裁判にかけられ、法廷に入ったところから話が始まりました。副題にもありますように、裁判員裁判による裁判で、裁判員六人のうち、32歳てジャーナリスト志望の秋川慎吾の視点で、語られています。内堀優一郎は、誰かをかばって(であろう?)、肝心な点ではずっと黙秘を貫いています。被告が黙秘を貫
小杉健治氏の「父からの手紙」を読了しました。(2024.2.11)ネタばれ少々あります🙇先日読了した小杉氏の「父の声」と同様、家族の絆が物語の柱となっていました。どちらも、直接父親が子供に愛情を注ぐ形ではなく、夢の中のすでに亡くなっている父親の声であったり、自分が亡くなった後のことを想定して、毎年子供たちに手紙を書いていたり、そういった形で子供を助け、支えるという設定でした。ただ、こちらの「父からの手紙」は、逮捕された弟を救おうとする麻美子の家庭と、刑務所から出所した圭一
小杉健治氏の「父の声」を読了しました。ネタばれあります🙇タイトルが現すように、「父の声」が娘を救うのだが、、、一人娘ののぞみが婚約者を連れて帰省したが、父順治は、その婚約者にどこか不審な面を見て、娘からも暗い部分を見いだし、心配しきりとなりました。この物語の柱は、覚醒剤に手を染めた娘を、胡散臭い婚約者から娘を救ったお話ですが、こういった覚醒剤に絡む犯罪を取り締まる麻薬取締部捜査一課長篠田幸造にも、同じ名前の娘のぞみがいるが、離婚し元妻の再婚相手に大学まで出してもらっていて、ずっと会
図書館で借りてきた小杉健治と山本周五郎を読み終えてしまったので、押入れから遠藤周作の『沈黙』を引っ張り出して来た。昭和41年初版、49年の第48刷。高校生の時に買ったのだろう。よく売れた本だ。二度ほど読んでいるはずである。内容は微かに憶えているが、暗い印象である。小杉健治や山本周五郎のように楽しめないかもしれないが、読み始めてしまったので完読しようと思う。昭和の時代には楽しくないベストセラーがいっぱいあった。どこを開いても夕焼色の本今瀬剛一この『沈黙』50年位前の本。背表紙は夕焼色にな
内容(ブックデータベースより)旗本の嫡男を殺した「油木新次郎」とは……色男の仮面に隠された癒えない傷向島で箱屋をしている新吉は、木母寺の梅若塚で見た女の涙が気になった。女衒に売った娘の行方を捜しているという。そこで、元船頭の茂助とともに、協力する。一方、新吉の過去の真相が明らかに…!!令和5年11月4日~7日via時の過ぎゆくままにYourownwebsite,AmebaOwnd
当ブログをご訪問くださいましてありがとうございます。ブログ主です。このところ毎日、里に降りてきた野生動物に住民が襲われる事件が報じられる事が多くなりました。特に熊が里に降りてきて人を襲ったりする事案が数多く報じられ、その際、熊を射殺する事も多々見受けられます。すると近頃はSNSなどで動物愛護者や動物愛護団体による野生動物の射殺に対する抗議声明が発せられたり、射殺が行われた自治体の役所に嫌がらせと思われる抗議の電話を繰り返し行う者が現れ、SNSでバトルが行われたり、地方自治体の長
薬に溺れてしまった娘を救おうと…麻薬取締官が売人を追い詰めてゆく。
鶴見京介弁護士シリーズの13作目。北海道が舞台の部分もあり、ととも読みやすかった。鶴見弁護士がどう解決していくのか…謎が明らかになっていくのは、爽快。
久しぶりの作家さん。今までに読んだのは3作かな。どれも家族の愛を描いていた印象です。でも爽やかな家族愛とはちょっと違って、切なかったり重苦しかったりする内容です。今回のお話も、娘を想う父親の愛です。妻を亡くして愛犬と共に暮らす奥村は、むすめののぞみが東京から婚約者を連れて帰ってくるのを楽しみにしていた。ところが彼氏と紹介された本間は、何やら怪しい雰囲気をもつ男。本間の態度とのぞみの様子を不審に思った奥村は、本間が覚醒剤の売人で、のぞみを覚醒剤の道に引きずり込んでいることを知る。
漆原製作所社長・漆原和樹(大杉漣)は、末期がんに冒されている妻・冴子(風吹ジュン)のある秘密を探るため、京都・高雄の神護寺に向かっていた。治る見込みのない妻の闘病生活を支え、病院でも仲睦まじいと評判の夫婦仲に何の疑いもなかった和樹だったが、ある1枚のメモが妻への疑惑を抱かせた。6月上旬、一時退院していた冴子の再入院が決まり、荷物の準備をしていた和樹は、冴子の手帳から落ちた1枚のメモを拾った。そこには「平成十五年七月二日神護寺十時直彦平成五年七月二日」と書かれていた。和樹の脳裏に、冴子の「
下書きしたままの投稿が残っていました。今年の2月に書いたものです。2月の退院期間は19日間その間に、60回目の誕生日そして、還暦を迎えました。小学生の頃、還暦と言えば、すごい爺だと感じていましたが、実際なってみるとそんな感じは全くありません。還暦の爺からみた爺は、他にいます。退院中にこれだけはしておこうと思った事はできました。どうしようか迷っていて実行することができなかったことも。退院中の読書時間あれこれ家の事をしていると、意外と作れま
★★★☆☆社会派ミステリー。法廷ミステリー...と謳われてはいるけれど、「法廷」が登場するのはごく僅か。小杉さんらしい、シンプルで分かりやすい作品。中盤過ぎたあたりで、ミステリーの正体がなんとなく分かってしまうところも、小杉さんらしい..のかも(と勝手に思っている)。死刑判決。かつて、優しい父親が強盗殺人の罪で死刑判決を受けた。父は最後まで、「おれはやっていない」と叫びながらも、共犯の二人が口を揃えて、「アイツが殺った!」と主張した。死刑囚の子どもとして、凄惨な人生を歩
徒歩5分圏内にスーパーが4つある。高級なヤツが1つとノーマルなヤツが2つと激安なヤツが1つ。我が家の利用状況はノーマル:激安:高級=5:3:2で、買う物によって使い分けをしている。調味料は安心安全安定の高級スーパーで。それぞれで出会う面々が興味深い。なぜか高級店には冴えない地味な格好の人が多く、激安店には立派な外車でやってくる人が多い。スーパーって、しみじみ面白い。人間観察にもってこいというのも、大いに頷ける(favorite82)。あんなに毛嫌いしていた、他人のカゴをチェックし
今日は読書です。本日はこちらの本。失踪(集英社文庫)Amazon(アマゾン)50〜5,614円『失踪』小杉健治集英社文庫弁護士をしている鶴見京介の恩師である夏川陽一郎が竹田城へ行くといったきりそのまま行方不明になる。夏川の携帯が駐車場付近で発見される。当初は事件か事故を疑ったが、その日はその付近で事故も事件もなかった。京介や他の夏川の教え子、夏川の親友は夏川が自ら失踪したことを疑う。夏川は若い頃その容姿から大変モテる人物で一時期は3人の女性と同時期に付き合
昨日図書館で借りた本のうち、小杉健治氏による「声なき叫び」を読了しました。ネタバレあります。昨日図書館にいるうちに読み始めていました。知的障害のある少年が、自転車で夕方帰宅途中、蛇行運転していたことで、薬物摂取か異常行動とパトカーに勘違いされ、警官から暴行を受け、死亡した件で、警察当局は、明かな警察の暴行による致死事件であるのに、組織の体面を重んじて、目撃者他に圧力をかけて、警察による致死事件を隠ぺいを図ったことから、被害者家族とその弁護士らによる正義の戦いの話です。その事件を一部
この一週間で、かなり暑くなり、マスク😷をしている人の割合がガクンと減ったように見受けます。コロナ禍前から真夏も日焼け止めも兼ねて、マスク😷は着用していた私も、昨夜は食事🍴😋🍚が終わって帰途につくまっマスク😷をしていませんでした。今日は、さらに暑く感じ、バスに乗るときと、図書館にいるときだけマスク😷を着用しました。そう、本📕を借りに図書館に行きました。バスに乗る前に見た紫陽花がいろんな色あいだったので、思わずパシャリ!本📖は5冊借りました。小杉健治氏のものを読み始めました。自宅
昨日、小杉健治氏の「検事▪沢木正夫宿命」を一気に読みました。少々ネタバレあります。文庫本であっても、文字が小さいものも、大きなものめありますが、この本は、字の大きさからも読みやすい本でした。テレビ番組のサスペンスでかつて見ていた検事▪沢木正夫シリーズの一つです。沢木正夫検事の妻が通り魔に刺され亡くなったという設定は、テレビ番組にもありましたが、この著書ではそのいきさつがしかも重く悲しい結末として描かれていました。「宿命」という言葉の響きは重く暗い響きがあり、好きではありませんが、この物
ヒメクロオトシブミ(黄褐色脚)撮影日:2023年4月中旬@佐倉市ヒメクロオトシブミ(黒色脚)撮影日:2023年5月初旬@高尾ゴマダラオトシブミ撮影日:2023年5月初旬@高尾〈3月に読んだ本〉父からの手紙長編小説(光文社文庫)[小杉健治]楽天市場712円突然、家族を捨てて姿を消した父。しかし毎年子供(姉弟)の誕生日には手紙が届く。果たして父はどこで何をしているのか?今年3月末で一時閉店した東京の八重洲ブックセンターで最後に買
皆さんこんにちは。当ブログをご訪問頂きましてありがとうございます。ブログ主です。いやーゴールデンウィークも本日最終日ですねぇ。当ブログを訪れてくれている方々はどう過ごされたんでしょうか?こちらは溜まっていた本やWeb小説サイトの『小説家になろう』『カクヨム』でブックマークしてあった作品を片っ端から読む傍ら、衣類の衣替えをしていました。冬から春物を仕舞い、薄めの生地のものや半袖のものを出すなどしたのですが、去年の秋から冬購入した服なども含めて多くなってしまって仕舞う場所が足らな
小杉健治『仮想真実』を読み始めた。今まで、読んだ本は黙秘裁判員裁判父からの手紙逆転二重裁判自首もう一度会いたい贖罪(しょくざい)鎮魂(ちんこん)仮想真実は9冊目になる。土曜日18時からの「タブレット純の音楽の黄金時代」をラジコタイムフリーで聴きながら歩いた。
久しぶりの小杉健治さんです、「風烈廻り与力・青柳剣一郎桜の木の下で」を読みました。青柳剣一郎は、剣術の師・真下治五郎から元足袋屋の主人・幸助の力になってほしいと内密に頼まれる。治五郎の眼には深い事情を抱えているように映ったのだ。早速剣一郎が調べると、主人は数年前に店を畳んで行方知れずになっていた。さらに、人相も異なる。そんな折、不審な遊び人風の男が幸助の元に現れ……。治五郎が会っている幸助は何者か?意外な因縁が浮上する!初めてのシリーズですが本作はなんと61巻目でした。最初は登場人
裁判員裁判( ̄▽ ̄)「死刑」この判決は、本当に正しかったのか?裁判員たちの心の葛藤を描ききった司法ミステリーの傑作裁判員裁判、その時私たちは何を体験するのかって事ででは早速先日本屋さんへ行った時にこちらの文庫化されたのを目にしん?読んでなかったかも?と借りて来ました(文庫化する時に改代するのやめて欲しい)裁判員裁判が始まった当初くらいのお話ある事件の裁判員裁判判決次第では「死刑」も有罪5無罪4で量刑は「死刑」に読む側のねこままは
小杉健治さんもうひとつの評決深く重いテーマ。人の人生を背負うことを考えます。久しぶりの小杉健治さん作品でした。
2月の入院は8日間2週間程度と思っていましたし、ドクター作成の入院計画書も2週間となっていましたが、今月13日が私の60回目の誕生日。そう、還暦。赤いパンツです。2週間の入院だと、誕生日を病院で過ごすことになるところでしたが、ドクターの計らい?誕生日を家で迎えられるようになのか、早めに退院させてくれました。しっかりと、次の治療に向けての課題はあたえられましたが入院中に読んだ本は2冊と読みかけが1冊今回は、入院期間が短かったのと、ディスクを5枚持っていき、それを観ていたの
12月に届いた本最初に14冊続いて3冊12月に退院して、次の入院まで3週間ほど。ずーっと続けて読んでいる大好きなシリーズものの新刊。病院で面白さにはまったシリーズもの。書評を読んで購入したシリーズもの。読んでしまいたい衝動がある半分、クリスマスや年末年始、そして愛犬チャッピーちゃんの病気で、病院へ何度も行ったりして、退院中は、読むに読めませんでした。新年明けて、入院。入院期間を予測して、届いた17冊の内、6冊をもって入院しました。その全てを読んで、退院中に再
16日(金)、『父の声』(小杉健治。文春文庫)読了地元を離れ、東京で暮らす娘ののぞみが婚約者の本間を連れて帰省した。父親の順治は、二人を明るく迎えたが、娘のある変化に不審を抱く。心配になった順治は、娘を追って上京することに。男に騙されて覚醒剤に手を染めているらしい。娘を救うため順治はある行動に出るのだが……。感動のミステリー長編(裏表紙「粗筋」)*私の読書録は備忘録としての感想文。完璧ネタバレですm(__)m*・第一章「張込み」・第二章「売人」・第三章「逃亡者」・第四