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何から書けば良いの…あまりにもスペシャルな一日過ぎて…もう、頭がパニクってます。風姿花伝プロデュースvol.8『ダウト疑いについての寓話』(作:ジョン・パトリック・シャンリィ)観て参りました。10年前に響人公演の「ダウト」にやはり小川絵梨子さん演出で参加したので、これは絶対見たかった。圧倒されました。シャンリイの台本の面白さ、翻訳(小川絵梨子さん)のうまさ、そしてなんと言っても演出の小川絵梨子さんの役者使いの巧みさよ。絵梨子さんの演出は、本当に役者の色の出し方が巧みだなぁと毎
作アガサ・クリスティー翻訳/演出小川絵梨子瀬奈じゅん/小瀧望(ジャニーズWEST)/大滝寛/成河/那須佐代子/梶原善/浅野雅博/寺西拓人/斉藤直樹/西川大貴/林愛夏/阿岐之将一/大井川皐月/内田智大/友野翔太見応えありました〜。緻密な脚本(クリスティーは分厚い裁判記録を読み、複数の弁護士のチェックを何度も受けて戯曲化したそうですよ)、二転三転、最後にどんでん返しのあるプロット、確かな演技、堅実な演出、ドラマ性を高める舞台美術……🎉大きな動きはあまりなくセリフの応酬で物語が進ん
この時期、早めの夏休みを取りまして、観劇予定は入れず、例のスポーツのお祭り関連の報道を一切シャットアウトし🚫某所に隠遁していました。そろそろ日常に戻ろう。作井上ひさし演出小川絵梨子高橋恵子/那須佐代子/鈴木杏/趣里/千葉哲也/佐藤誓/章平井上ひさしの芝居はたぶん「天保十二年のシェイクスピア」しか観ていない……と思う。今回はTV放映という機会があったので観てみました。初演は1986年。長いあらすじ→1935年、東京のとある劇場に4人の女優が、新作映画の打ち合わせ
久々の土曜マチネ、新国立劇場小劇場にて、「キネマの天地」出演は、高橋惠子さん、鈴木杏さん、趣里さん、那須佐代子さん、佐藤誓さん、章平さん、千葉哲也さん井上ひさしさんの本を、小川絵梨子さんが演出新国立の主催公演は、ちょっと硬くて足が向かないことが多いんだけど、趣里さん、杏さん、高橋惠子さんが出てて、脇を固める人も好みの人ばっかりだったので行ってみた趣里さんは、メインの4人の1人だけど、ちょっと狂言回しっぽい役柄も務めて、それも良しお芝居は、昭和って感じで、演出も真面目な感じだけど、
6月22日(火)、新国立劇場小劇場で、『キネマの天地』、見ました。井上ひさし作品。彼の作品は、先日22日に、『ある八重子物語』を見たばかり。連続しての、井上ひさし、です。演出は、小川絵梨子。新国立劇場の、演劇芸術監督。プログラムに掲載されている、小川絵梨子への『インタビュー』で、「私は中学・高校と演劇部員だったのですが、中学時代に部で『キネマの天地』を上演し、その時に小春役を演じている」と。同名の映画『キネマの天地』が公開されたのは、1986年。山田洋次監督。脚本は、山田洋次、
笑った笑った。単純に面白かったwキネマの天地新国立劇場の演劇公演「キネマの天地」のご紹介。新国立劇場では、意欲的なラインアップにより演劇の多様性と豊かさをお届けします。www.nntt.jac.go.jp映画を公開時に見ているのですが、何せ1986年公開、当時中学生だったので、有森也実演じる新人女優が「いやいや」でダメ出しされて「いやいやいや」でOKになるのが、あまりにおかしかったのしか覚えてないのですが、舞台版は映画から3年後に井上ひさしが書いた戯曲で登場人物は同じだけれど、内容は全く
人を思うちから其の参『キネマの天地』KINEMAnoTENCHI2021年6月10日(木)〜27日(日)新国立劇場小劇場作:井上ひさし演出:小川絵梨子美術:池宮城直美照明:榊美香音響:加藤温衣裳:前田文子ヘアメイク:高村マドカステージマネージャー:渡邊千穂テクニカルディレクター:小西弘人制作助手:林弥生制作:永田聖子、杉田晶紀プロデューサー:伊澤雅子芸術監督:小川絵梨子出演:高橋惠子(立花かず子)那須佐代子(徳川駒子)鈴木杏(滝沢菊江
「キネマの天地」を観ました。開演前に場内に流れるのは音楽ではなく町の雑踏、人のざわめき、車の通る音など。やがて鎌田行進曲が流れ、開幕です。舞台は昭和10年、築地東京劇場。舞台上で準備をしている松竹キネマ蒲田撮影所の助監督・島田健二郎(章平さん)の前に、娘役で人気沸騰の準幹部女優・田中小春(趣里さん)、続いてヴァンプ役で人気の幹部女優・滝沢菊江(鈴木杏さん)、お母さん物で有名な大幹部待遇の徳川駒子(那須佐代子さん)、最後に大幹部女優のトップスター立花かず子(高橋惠子さん)が登場。いず
新国立劇場で芸術監督小川絵梨子演出の井上ひさし芝居「キネマの天地」を観た。「キネマの天地」というと1986年松竹大船撮影所50周年記念で作られた映画がパッと頭に浮かぶがこちらはその映画の後に劇場版として新たに井上ひさしが書き下ろしたもので、内容は映画とは異なり、犯人探しのミステリーを外側に、その中身は映画界、俳優業の業界・内輪話が満載の喜劇となっている。2011年に井上ひさしの劇団、こまつ座で上演した舞台を観た感想がこちらに載っているので↓どうぞ。『キネマの天地(9/19)
シアターコクーンでSISカンパニー主催、英国トムス・トッパード作、生田斗真主演、新国立劇場芸術監督小川絵梨子演出の「ほんとうのハウンド警部(TheRealInspectorHound)」を観た。ストッパードと言うと、日本では蜷川幸雄演出の大作、三部作「コースト・オブ・ユートピア」、「アルカディア」などの知的な伏線を張り巡らした人間ドラマが有名だが、今回の「ほんとうのハウンド警部」は75分の小作品で劇場の観客たちがクスクス笑いをしているのがわかるような、パンフレットの作品解説で現代
作トム・ストッパード演出小川絵梨子生田斗真/吉原光夫/山崎一/峯村リエ/趣里/池谷のぶえ/鈴木浩介大好きなストッパードの作品、いろんな要素が重層的になっていて、期待通りすごく面白かったです。全体的には軽めのシュールなコメディータッチだった。すごく込み入った粗筋💦→劇評家2人が客席で芝居を観ている。1人はムーン(生田斗真)、劇評家としていつも2番手扱いなのが不満で一番手の批評家ヒッグズをネタんでいる。もう1人はバードブート(吉原光夫)、好批評を書くというエサで女優に言い寄る
こんばんは☆いつもありがとうございます。★A-studio+まずは先週の分から『旬くん良かったですね!』旬くんも登場してみんな楽しそう鶴瓶さんは端っこだけど…笑この中で太ちゃんも一緒に笑ってるのが嬉しいエンディングは太ちゃんが⁉︎『だいぶ仕切ってる感じ…』『いやいや仕切ってるよ、かなり…』『ねぇもうキャスティングの件まで握ってるっていう』『旬くん』『俺こうなんだったら呼んでないですよ』『旬くんなぜずっと味方でいない!旬くん…』みんなに可愛がられてる感じがすごく伝わっ
帰宅途中だったので、最初は電車の中で無音でちょっと見ていましたが、無音なだけに訳分からず(^ー^;)その後スーパーで買い物をしており、帰宅後にやっと優秀男優賞から見ることができました。読売演劇大賞贈賞式。藤田俊太郎さんのスピーチ聞けなかった、残念!でもそれぞれ最優秀賞の皆さんのスピーチ、素晴らしかったです。中でも芸術栄誉賞を受賞された緒方規矩子さん。舞台衣装デザイナーという職業の道を切り開いた第一人者ということで、私は存じ上げなかったのですが、70年そのお仕事をされてきてもまだやり残した
さいたまネクストシアター(故蜷川幸雄が自身が芸術監督を務める彩の国埼玉芸術シアターで2009年に始動した若い演劇人からなる集団)のリーディング公演、イタリアのピランデッロが1921年に執筆した前衛戯曲「作者を探す六人の登場人物」を観た。演出は今回がネクストシアター初演出となる新国立劇場芸術監督、小川絵梨子。この観劇が動乱の2020年を締めくくるものとなるはず(今のところ)である。作品に関しては名作の称号に偽りはなく、その後の不条理劇の隆盛の素となった一見噛み合っていない会話からは
新国立劇場主催演劇公演「タージマハルの衛兵」作:ラジヴ・ジョセフ翻訳:小田島創志演出:小川絵梨子出演:成河亀田佳明2019年12月公演のこの作品。録画していたNHKBSプレミアム「プレミアムステージ」(2020年5月3日午後11:50〜)で観ました。「プレミアムステージ」は毎回録画して楽しみにしています。これは上演されている時には全く知りませんでした。でもちょっと、さいたま芸術劇場でさいたまネクスト・シアターで取り上げている「世界最前線の演劇」シリーズに通
すみません、12月忙しくてためてしまいました。新国立劇場小劇場で「タージマハルの衛兵」を見ました。成河さんと文学座の亀田佳明さんの二人芝居で、17世紀のインド地方で建築中のタージマハル(亡き皇后陛下の霊廟)を警護する衛兵二人の物語。衛兵はタージマハルを見てはいけないし、勤務中のおしゃべりも厳禁。でもついついしゃべってしまう二人。バーブルは話し好きなようです。空想が好きで美しい建造物が好きな平民のバーブル(亀田)と、高官の息子で規律を重んじるフマーユーン(成河)は幼馴染。タージマハルが出来上
12月17日(火)、新国立劇場小劇場で、「ことぜん」シリーズの、第3作目、『タージマハルの衛兵』を見ました。ラジヴ・ジョセフ(1974~)の作品。ラジヴ・ジョセフの作品、2015年に、この新国立劇場小劇場で、『バグダッド動物園のベンガルタイガー』が上演されています。翻訳は、小田島創志。「小田島家」の三代目、です。と、シアタートークで、紹介されていました。で、演出は、小川絵梨子。舞台、時代は、1648年。場所は、インドのアグラ。ただし、戯曲に「注」があって、「俳優たちは訛ってはいけない。
C2列13番”ことぜん「個」と「全」”シリーズの第三弾。作:ラジヴ・ジョセフ翻訳:小田島創志演出:小川絵梨子Cast:成河亀田佳明Story:1648年、ムガル帝国のアグラ。建設中のタージマハルの前。「建設期間中は誰もタージマハルを見てはならない」と、皇帝からのお達しがあった頃。ついにタージマハルのお披露目の日の前日、夜通しで警備についている、フマーユーンとバーブル。二人は幼い頃からの親友であり、現在は軍に入隊をしている。警備中はタージマハル
作ラジヴ・ジョセフ演出小川絵梨子出演成河/亀田佳明(知ってる人は飛ばしていい粗筋→)①17世紀半ばインドのアグラ。幼馴染のフマーユーン(成河)とバーブル(亀田佳明)はタージマハル建造現場の警備に就いている。完成したその日、皇帝は「今後タージマハルのような美しい建造物が建てられないように」という理由で、建造に携わった2万人の手を切断😱するよう2人に命じます。②バーブルが職工たちの手を切り落とし、フマーユーンが(出血死しないように)その傷口を焼いて止血したあと、2人はその場を掃除す
『タージマハルの衛兵』観劇新国立劇場小劇場中ほどの列(9列目)、下手席で観劇成河さんと亀田佳明さんの二人劇軽妙な掛け合いの台詞で始まり、「見てはいけない」タージマハルを見てしまったところで暗転暗転後の舞台セットが、なかなかに「ぎゃあああああぁぁぁぁ💦」(心の声)なものだったので、前方席で観ていなくてよかったなぁ😥と、しみじみ事前にSNSで「ショッキングシーンあり」との情報を得ていたので、それなりの心構えで観ていたのだが、暗転後のいきなりのショッキングセットは驚いてしまった💦ピュア
これから、新国立劇場の小劇場で、『タージマハルの衛兵』を見ます。入り口は、クリスマスの飾り付けが。で、小劇場の前では、すでに、開演前から、演技に入っています。成河と、亀田佳明の二人芝居。演出は、小川絵梨子。作者は、ラジヴ・ジョセフ。
新国立劇場ことぜんシリーズ、三作の演出家のトークイベントがありました。「どん底」の五戸真理枝さん、「あの出来事」の瀬戸山美咲さん、「タージマハルの衛兵」の演出家であり、新国立劇場の芸術監督でもある小川絵梨子さん、が、「個と全」について、なぜこの作品を選んだか、とか、作品についてや、稽古場でのエピソードなどを語ってくれました。皆さんの柔らかい雰囲気が伝わってきて、わかりやすく、親しみやすく、和やかなトークイベントでした。「あの出来事」については、演出家の瀬戸山美咲さんが
<出演>五戸真理枝(『どん底』演出)瀬戸山美咲(『あの出来事』演出)小川絵梨子(『タージマハルの衛兵』演出、演劇芸術監督)小川氏の司会でことぜんシリーズ三作品の演出家のトーク。ことぜんというテーマだけ指定されて、戯曲はそれぞれの演出家が決めたこのシリーズについてのトークでした。三人の発言をまとめたので、お互いの発言を受けての流れがわかりにくいですが、覚書ってことで。五戸氏2016年に演出を初めてプロの俳優さんの演出はこれが3作品目で、この企画に声をかけていただいて、大抜
⭕️タージマハルの衛兵♦️新国立劇場小劇場12月10日(火)14時~満席*以下、Confettihpより★芸術監督・小川絵梨子の掲げる「ことぜん」とは2019/2020シーズンの幕開けはこの「ことぜん」シリーズ3本からスタートします。「ことぜん」とは個と全という意味合いで、個人と国家、個人と社会構造、個人と集団の持つイデオロギーなど、「一人の人間と一つの集合体」の関係をテーマとしています。シリーズ「ことぜん」Vol.3新国立劇場で2015年12月に上演された『バグダッド動物
新国立劇場の『こちぜん』シリーズ第3弾。演劇芸術監督の小川絵梨子氏演出。作:ラジブ・ジョゼフ、翻訳:小田島創志フマーユーン:成河バーバル:亀田佳明二日間のプレビュー後、動きが整理されて、メリハリがついてすっきりした印象。上演時間も約100分から約90分。その分密度が上がり、感情の揺さぶられ度が大きくて、声を出して笑って笑って、くすって笑って、ぼろぼろぼろぼろ涙が溢れて溢れて、改めて思うのはこれは「今」の「わたしたち」の物語。私たちは、ある意味誰もがフマーユーンであり、心のどこ
完全に侮っていた。。ここまでとは事前リサーチもろくろくせずに...どうしても急な休みができて観劇したくて。ちょうど成河さんのメルマガがきていたの。「タージマハルの衛兵」のキャンセルぶんの抽選販売があると聞いて。前々日にダメ元で申し込み、前日の6日に当選メールきて!大喜びし、徹夜明け....少し朝仮眠して観にいきました。当日、成河さん受付があって。名前を言ってチケット受け取りました。ら!なんと「あら!1番前ですよ。良かったですね!」と言われチケットを頂くに至り。。もう記念にパ
割り切れない問題を別の視点で考える「内山哲学」の魅力J-CASTニュース18世紀に王制が打倒され市民社会が誕生した。それが通過点だとすれば、未来の目標は何なのか。20世紀初頭の社会学者マッキーヴァは、「コミュニティ」を著...ついに開幕!ハンガリーとヨーロッパの名画が集結、アートと料理のコラボメニューが登場!エキサイトニュース19世紀後半から20世紀初頭のハンガリー近代絵画の展開に先駆的な役割を果たしたシニェイ・メルシェ・パールの「紫のドレスの婦人」。前菜は、女性の美しさと..
11月18日(月)、新国立劇場の小劇場で、『あの出来事』を、見ました。原題は、『TheEVENTS』。作者は、デイヴィッド・グレッグ。それを、谷岡健彦が翻訳し、瀬戸山美咲が演出。日本、初演。この作品は、演劇芸術監督小川絵梨子の唱える、「ことぜん」シリーズの、第2弾。で、そもそも、「ことぜん」というのは、小川絵梨子の言葉を引用すると、「『ことぜん』は、『個と全』の意味で、一人の個人とそれに対する全体(国家、民族、団体、集団など)との関係性について考えてみようという企画です。」さら
※個人的な解釈全開ですのであしからず。南米のとある国。軍事独裁政権が終わった直後、ポーリーナは自宅で何かに怯えながら夫ジェラルドの帰りを待っていた。そこに夫が誰かと話しながら帰ってくる。咄嗟に身を隠すポーリーナ。見知らぬ誰かは帰宅するが、夫婦が寝室に入った後で再び訪ねてきた。ジェラルドが旧政権の人権侵害の罪を解明する査問委員会のメンバーに選ばれたことをラジオで知り、お祝いを伝えに来たというのだ。男は医師で、名はロベルト。泊まっていくことになったロベルトは、こっそり起きてきたポーリーナに縛ら