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新国立劇場『デカローグ』プログラムADEKALOG2024年4月13日(土)〜5月6日(月・祝)新国立劇場小劇場原作:クシシュトフ・キェシロフスキ、クシシュトフ・ピェシェヴィチ翻訳:久山宏一上演台本:須貝英演出:小川絵梨子美術:針生康映像:栗山聡之照明:松本大介音楽:阿部海太郎音響:加藤温衣裳:前田文子ヘアメイク:鎌田直樹演出助手:長町多寿子舞台監督:濵野貴彦、清水浩志総合舞台監督:齋藤英明演出部:大平扶紀子、杉田健介、小玉珠成、三上洋介、小野寺栞、伊藤春
新国立劇場小劇場でデカローグ(十戒)の10話連続上演の最初の4話を2日にわけて観た。(2&4を14日、1&3を15日に観劇)今後、5月、6月とそのあとのエピソードを上演する予定。演出は現芸術監督小川絵梨子と次期芸術監督の上村聡史が半分ずつ担う。*****演劇サイトより*****デカローグ1「ある運命に関する物語」[演出:小川絵梨子]大学教授の父と、世の中で起きることを数学で解いていく息子。彼らを待ち受ける苛酷な運命。大学の言語学の教授で無神論者の父クシシュトフは、12
今週から稽古が始まりました!ポーランドの名匠、クシシュトフ・キェシロフスキ監督の十篇の物語からなる映画(元はテレビシリーズとして発表された)を世界で初、十篇連続舞台化する新国立劇場『デカローグ』私はプログラムAで1話と3話に出演します。デカローグ1~4(プログラムA・B交互上演)新国立劇場の演劇公演「デカローグ1~4(プログラムA・B交互上演)」のご紹介。新国立劇場では、意欲的なラインアップにより演劇の多様性と豊かさをお届けします。www.nntt.jac.go.jp「デカ
フランスの劇作家ヤスミナ・レザ作品は、過去に「大人は、かく戦えり」と「LIEELIEELIEE」を観た。何気ない日常の中で揺れ動く夫婦二組の人間模様を描き、いずれも傑作だった。とりわけ前者は、いまも記憶に強く残る。徐々にエスカレートしていく感情のぶつかり合いによって、憩いのひとときが修羅場と化した。大竹しのぶや段田安則ら役者の表現力に圧倒された。そんなレザ作品を気鋭の小川絵梨子が演出し、芸達者な3人が集うART。否が応でも高まる期待は裏切られず、満員総立ちで讃えられた。そもそも3人とは
演劇好きには興味深いイベントに行ってきました。公共劇場の芸術舞台監督の公開トーク。言い出しっぺは、白井さんで、首都圏の4つの劇場の芸術舞台監督が持ち回りでそれぞれの劇場でトークイベントを行い、今回が4回目(最終回)ということでした。白井晃さん、近藤良平さん、長塚圭史さん、小川絵梨子さん、いずれも著名な芸術監督ですが、比較的新しく各劇場を任されており、「開かれた公共劇場」への試行錯誤をされているようです。今回のテーマは「舞台芸術の入り口をつくる」。それぞれ自身が舞台芸術に入る印象
1994年にパリで上演され、傑作コメディとして日本でも何度か上演を重ねている作品。今回は演出に小川絵梨子、キャストにイッセー尾形、小日向文世、大泉洋という布陣で上演。マルク、セルジュ、イヴァンの3人は大親友。しかし、あるときセルジュが大金を払って購入した絵画をマルクが貶したことから、2人の仲が険悪に。結婚を控えてそれどころではないイヴァンも巻き込まれ、久々に3人で集った夜は大喧嘩に発展してしまい……。真っ白な背景に、真っ白な線が2本引かれているだけの絵画がきっかけとなり、互いが互
新国立劇場小劇場で新作、未来につなぐものシリーズの第三弾「楽園」を観た。このシリーズのIが作:須貝英、演出:稲葉賀恵「私の一ヶ月」でIIが作:横山拓也、演出:大澤遊の「夜明けの寄り鯨」、で今回のIIIがロ字ックの山田佳奈の戯曲を眞鍋卓嗣が演出した新作舞台となっている。小川絵梨子芸術監督が始めたこのシリーズの狙いは若手有望株の作家と演出家との出会いの機会を作り、共同で新作を創作してもらうというもの。劇団単位で活動する(特に若い演劇人たちの場合)ことの多い日本の演劇界で公共劇場、そ
ヤスミナ・レザの最高傑作との呼び声も高い「ART」。繰り返し上演されている作品なので私も何度か観たことがあり、実は今回は見送ろうと思っていました。しかし、イッセー尾形さんと大泉洋さんは観たことがないような気がするし、このふたりに小日向文世さんが加わるトライアングルには興味をそそられる。しかも、演出は小川絵梨子さん。ということで、世田谷パブリックシアターで上演中の「ART」を観てきました。公演中止などもあったため、世田谷パブリックシアターでは久しぶりの観劇でした。セルジュ(小日
イッセー尾形さん、小日向文世さん、大泉洋ちゃんの3人芝居だということを、行きの電車の中で知ったという予習ほぼ無しの観劇でした2023年6月2日(金)14:00舞台「ART」世田谷パブリックシアターにて作:ヤスミナ・レザ翻訳:岩切正一郎演出:小川絵梨子イッセー尾形マルク(航空エンジニア)小日向文世セルジュ(皮膚科の医師)大泉洋イヴァン(文房具屋、結婚式をひかえている)ミュージカルばかり観ていて、ストプレはどんなに名優さんキャストでもちょっと苦手意識あるけど、洋ちゃ
すっかり2023年もあけました。遅くなりましたが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。というわけで、極私的演劇大賞2022です!2022年の観劇回数は98回、92作品。(劇場で観た回数のみカウント。)複数回観たのは、『粛々と運針』を6回と、『MUDLARKS』を2回。別キャストで2回観たミュージカル『ダブル・トラブル』は、それぞれ1作品と数えています。反面、コロナによる中止にもたびたびあいました。別日のチケットを取り直したりして、観劇できた作品もありましたが、取り直せず一度も観
12日にKAATで、芸術監督公開トークシリーズの3回目を聞きました。2回目は行けなかったのですが、創作の場としての公共劇場というお題は、KAATの芸術監督の長塚さんがお決めになったそうです。KAAT神奈川芸術劇場ホール1月12日(水)19:00登壇者小川絵梨子(新国立劇場)近藤良平(さいたま芸術劇場)長塚圭史(神奈川芸術劇場)ゲスト桑原裕子(とよはし芸術劇場文化アドバイザー)オブザーバー白井晃(世田谷パブリックシアター)リモート参加進行役成河芸術監督トークシリ
急遽こちらへ🎵舞台『管理人/THECARETAKER2022年11月~12月東京、兵庫にて上演kanrinin-stage.comハロルド・ピンターの不条理劇急遽観に行ったので、全く空っぽの状態だったので、あ、これ舞台イギリスかなんてとぼけたことも思いながら、素直に三人の芝居が面白くて楽しくて、格差の目線の恐さもそれもまた軽さがあっていい。木村達成と入野自由がイッセー尾形に対して肩ひじ張らずに気持ちよさそうに(この表現がよいかは置いといて)演じてるのも良かったなぁ小川絵
10月27日(木)、新国立劇場の中劇場で、『レオポルトシュタット』を見ました。トム・ストッパードの作。広田敦郎の訳。小川絵梨子の演出。チラシに、「あるユダヤ人一族の物語ー。四世代を編む一大叙事詩がここに。」とあり。「戦争、革命、貧困、ナチスの支配、そしてホロコーストに直面した20世紀前半の激動のオーストリアに生きたあるユダヤ人一族の一大叙事詩は、50代で初めて自らのユダヤ人としてのルーツを知ったというストッパードの自伝的要素も含まれているといわれています。」で、「2020年1月
レオポルトシュタット新国立劇場の演劇公演「レオポルトシュタット」のご紹介。新国立劇場では、意欲的なラインアップにより演劇の多様性と豊かさをお届けします。www.nntt.jac.go.jp無理やりねじ込んだレオポルトシュタット第一幕は1899年シシィ暗殺の翌年、ラストシーンは1955年、イギリスはエリザベス女王即位の3年後か当時オーストラリアの人口の10%、大学卒業者の50%はユダヤ人だったという台詞が重い、しんどい盆が周り場面も時代も転換していった先のたった3人の1955年
新国立劇場開場25周年記念公演『レオポルトシュタット』LEOPOLDSTADT2022年10月14日(金)〜31日(月)新国立劇場中劇場作:トム・ストッパード翻訳:広田敦郎演出:小川絵梨子美術:乘峯雅寛照明:原田保音響:加藤温衣裳:前田文子ヘアメイク:川端富生演出助手:大澤遊舞台監督:山下翼技術監督:小西弘人出演:浜中文一(ヘルマン・メルツ)音月桂(妻グレートル・メルツ)村川絵梨(妹エーファ・ヤコボヴィッツ)土屋佑壱(エーファの夫ルードヴ
新国立劇場25周年記念公演「レオポルトシュタット」を観に行きました。ステージが基本形から大きく変わっていた。客席1列〜9列までを潰し、前面にせり出している。先日世田谷パブリックシアターの劇場ツアーで「ダンスの公演でよく使われる形」と聞いた。20世紀初頭のオーストリア。先日観た「エリザベート」の時代(末期)ではないですか。あちらでも、ナチスの発足とユダヤ人排斥がチラリと出てきた。こちらはそれがメイン。冒頭はパーティー。キリスト教の祭りとユダヤ教の祭りを祝う。一族の中に両
撮影:宮川舞子新国立劇場(NNTT)中劇場で英国を代表する劇作家トム・ストッパードの2020年世界初演、オリヴィエ賞も受賞している最新作、ウィーンに住むあるユダヤ人一家の4世代に渡る変遷を描いた「レオポルトシュタット」を観た。演出はNNTTの芸術監督の小川絵梨子。意外なことに今作が中劇場での作品の初演出ということだった。チェコ生まれで英国育ちのストッパード、50代の時に初めて自分のユダヤ人のルーツを知ったという彼が自身の出自について向き合った大作で、ラストに登場する英国に住む
舞台『レオポルトシュタット』を観劇新国立劇場開場25周年記念にふさわしいトム・ストッパードの自伝的要素を含む最新作のこの舞台、時は1899年から1955年までのメルツ家とヤコボヴィッツ家の4代にわたるユダヤ家の家族の物語である。ここ近年毎年行われているキャストオーディションで選抜された大所帯のカンパニーは重厚感あふれる大作へと仕上げた。演出は芸術監督の小川絵梨子。レオポルトシュタットとはオーストリア・ウィーンにあるユダヤ系居住地区のことである。ほとんどのシーンがメルツ家の居間で展開さ
稽古初旬にスタッフさんがこの写真入り家系図を作って下さって、最初はかなり助けられました!こちらのインタビュー(小川絵梨子と広田敦郎が劇作家トム・ストッパードを語る)と共に最近公開されたので、こちらでも!ご観劇のご参考になさってください~✨『レオポルトシュタット』稽古も残り2週間になりました。はやいはやい💦最初の頃の稽古場で一度、演出の小川絵梨子さんの提案で、家系図を実際に俳優が立って並んで作ったことがあったんです。私の後ろには誰も立つ人が居なかったけど(芝居には実際出てこないので
生憎の雨😭そのせい?グローブ座がこんに空いてるのを初めてみた、、、なかなかのストーリー、難しいね😢小川絵梨子さんよねーセリフの応酬、優馬くん頑張ってた!原くんの存在感👏ただ、引き込まれることなく終わってしまった😭残念、、、グローブ座でプール!セカロマ思い出しちゃうよね😅
ブログ、とんとご無沙汰してしまいました💦💦毎日書こう書こうと思いつつ、夏休みの宿題のようにギリギリ8月の終わりに😂こちら、新国立劇場開場25周年記念公演『レオポルトシュタット』稽古が始まっております!!!キャストこんな素敵なメンバーの中に入れていただいて初めは緊張しながら稽古場へ行っておりましたが、みんなで歴史や文化を勉強したり発表し合ったり、あっという間に距離が縮まってきていて感謝感謝な日々を送っております✨1899年のオーストリア、ウィーンから始まり、最後は1955年、あ
久しぶりの新大久保東京グローブ座で中山優馬(ジャニーズ所属だったんですね、知らなかった)主演の舞台「ダディ」を観た。2021年に開催された第74回トニー賞で12部門にノミネートされた「SlavePlay」の著者JeremmyO.Harrisの自伝的作品—実は彼の名前を一躍スターダムに押し上げた「SlavePlay」よりも前に書かれたのがこの「Daddy」なのだが、メジャーでの上演はSlavePlayの成功の後に実現している—で、劇作家Jeremmyの分身とも言える主人公、
新国立劇場でアメリカ人劇作家ケネス・ローガンの2001年初演作品「ロビー・ヒーロー」を観た。演出はKAKUTAの主宰者で劇作家、演出家、そして役者としてこのところ様々な場での躍進が目覚ましい桑原裕子が勤めている。撮影:引地信彦小川絵梨子芸術監督のアピールポイントとして確実にあがるのが1つ前の舞台「アンチポデス」、そしてこの「ロビー・ヒーロー」のように英語圏の現代戯曲の秀作を次々と上演できる点だろう。—彼女が米国で演劇を学んだ経験から、英語が堪能で米国の演劇事情に精通ている上、
レポート面白いです。配信ないかな~。Ninaꪔ̤̮ˊˎ˗@fuenteyviento27白井晃・小川絵梨子・近藤良平・長塚圭史に成河が質問「芸術監督になりたかったですか?」(イベントレポート)-ステージナタリーhttps://t.co/RlrnvAhXLY2022年04月23日17:47
米国のピューリッツァー賞受賞(2014年、「TheFlick」)作家、若干41歳のアニー・ベーカーの2017年の最新作「アンチポデス」—地球で正反対の側にある2つの地点のこと、例えば日本とアルゼンチンのように—を新国立劇場の芸術監督、小川絵梨子が演出した舞台を観た。舞台上で起きていることはこちらのチラシにあることそのままで、ある新しいものを創造するために集められたクリエイターたちが会議室の丸テーブルを囲みながら、リーダー、サンディ(白井晃)のもとでアイディアを出し合いながらそのまだ見
六本木俳優座劇場で演劇集団円による英国の鬼才マーティン・マクドナー2003年の戯曲「ピローマン」の舞台を観た。作家の自国、英国では2003年に上演され多くの賞に輝いた本作、日本ではこれまでに2004年に長塚圭史の演出でパルコ劇場で、2013年に小川絵梨子の演出で下北沢の小劇場・劇で上演されている。劇場の規模で言うと、今回の演劇集団円版、寺十吾(じつなしさとる)演出による舞台はその中間と言ったところだろうか。2003年に同じくマクドナー作「ウィー・トーマス(原題:TheLieu
演劇集団円『ピローマン』ThePillowman2022年3月17日(木)〜21日(月・祝)俳優座劇場作:マーティン・マクドナー翻訳:小川絵梨子演出:寺十吾美術:乘峯雅寛照明:佐々木真喜子音響:岩野直人衣裳:大島明子、吉田久美舞台監督:清水義幸演出助手:宮田清香チラシデザイン:チャーハン・ラモーン制作:桐戸英二、松田みず穂演出部:大島明子、吉田久美、小川浩平、中野風音、原田大輔写真撮影:森田貢造制作デスク:水野有実子音楽協力:坂本弘道演出協力:中山朋
浜中文一くん主演舞台決定レオポルトシュタット゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚文一くんとはマクガワン・トリロジーぶりの小川絵梨子さん演出舞台です(v^-゜)♪レオポルトシュタットは日本初演ということなので!これまた文一くんのはじめてを一緒に体験できて嬉しいな(///ω///)♪
女優那須佐代子が支配人を務める目白にある劇場、風姿花伝で絶賛上演中の「ダウト〜疑いについての寓話」を千秋楽に(間に合った〜〜)観劇。新国立劇場芸術監督で外部でも引っ張りだこの演出家・翻訳家の小川絵梨子が翻訳と演出を担当、彼女は風姿花伝でもレジデントアーティストとして定期的に作品を創作している。人気演劇サイトに寄せられたレビューは満点の星5つが並び、今年一番との呼び声が高い舞台で、楽日も(私のように)間に合った〜〜感ムンムンの観客の熱気が充満していた。1964年のアメリカNY
風姿花伝プロデュースvol.8『ダウト〜疑いについての寓話』Doubt2021年12月3日(金)〜19日(日)シアター風姿花伝作:ジョン・パトリック・シャンリィ翻訳・演出:小川絵梨子美術:小倉奈穂照明:松本大介音響:加藤温衣裳:原まさみヘアメイク:鎌田直樹演出助手:稲葉賀恵演出部:黒崎花梨舞台監督:梅畑千春照明操作:長谷川楓音響操作:小林遥衣裳製作:東宝舞台大道具製作:C-COM小道具:高津装飾美術運搬:マイド宣伝美術:チャーハン・ラモーン絵画提供:佐