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12月に二つのコンサートに行きました。二つとも会場は都営大江戸線勝どき駅が最寄りの第一生命ホールです。12月2日小山実稚恵の室内楽のコンサートメンバーは小山実稚恵はチャイコフスキーコンクールとショパンコンクールの二大国際コンクールに入賞した日本でただ一人のピアニストです。いい席はすぐに取られてしまって、チケットを買うのにてこずりました。プログラムはハイドンのピアノ三重奏曲は3人で演奏します。ベートーヴェン以降のロマン派などの作品と比べると、見劣りしますが第三楽章などのジプシ
評判がいいと聞いて、図書館で長いこと順番待ちして読んだ、それでも食べて生きてゆく東京の台所大平一枝が、一般家庭の台所を訪問し、食から見える各々の人生を描く。丁寧に取材された、いい文章なんだと思う。ただ私自身が料理に熱心ではなく、そこがコンプレックスでもあるので「食を大切に」という圧を感じてそれが重かったのと、今回のテーマが「喪失と再生」ということで、大切な人が亡くなった話、別れた話などが多く、まだその経験から時間が経っていない場合もあって、配慮
2023年7月14日~17日の4日間、第5回フォルテピアノ・アカデミーSACLAに、聴講生として今年も参加してまいりました!第5回フォルテピアノ・アカデミーSACLAアカデミーの幕開けは、小倉先生と川口先生のプレコンサートから!今年は第2回ショパン国際ピリオド楽器コンクールが開催されることに関連して、3日間ではなく4日間のアカデミーとなりました。私だけでなくアカデミーファン仲間とともに大興奮で初日を迎えました。まずは小倉先生と川口先生の、2台のフォルテピアノによるショパンピア
バレンボイムのバッハには心も身体も包み込まれる思いがする。ゆっくりと、しかし揺るぎない。国内盤にはバレンボイム自身のバッハへの思いが綴られている。雄弁だが、ピアノの響き自体がいっそう雄弁であり、かつ「我」の圧を超えている。バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻Amazon(アマゾン)1,810〜1,885円Bach:TheWell-TemperedClavier,BookIIAmazon(アマゾン)1,500円opus111レーベルへのビオンディはすべて素晴らしいがこれ
昨日は、銀座のヤマハホールにて小倉貴久子先生の演奏を聴きに行って参りました。小倉貴久子のフォルテピアノの世界第8回ベートーヴェン孤高の後期ソナタをシュトライヒャーでL.v.ベートーヴェンピアノソナタ第30番ホ長調作品109ピアノソナタ第31番変イ長調作品110ピアノソナタ第32番ハ短調作品111フォルテピアノ:小倉貴久子使用楽器:シュトライヒャーJ.B.Streicher(Wien1845)正直私にとってこれまで、ベートーヴェン
明日2月18日北とぴあでのコンサートシューマンやブラームスの時代の管弦楽器を使用したコンサートです。ピアノは小倉貴久子さん当日券もあるそうですので、現代の楽器とは違う当時の楽器の音をじっくり感じてください。
先週のことですが、とっても素敵な演奏を聴いてまいりました。通常レッスンをお休みさせていただき、小倉貴久子先生の演奏を聴きに行きました。美しく、柔らかく、力強く、時に儚げに、どこまでも響いてゆく...天上の音楽でした。「夢見心地」ってこんな気持ちでしょうか。素晴らしすぎて、終演後もしばらく余韻が抜けませんでした。もうね、ぜーんぶ絶品だったのですが、特にブラームスの、クラヴィーアとヴァイオリンのためのソナタ(雨の歌)に、心を全部持っていかれました。岡本誠司さんのヴァイオリンと小倉先
ツイッターのTLで知ったアルバム。ロベルト&クララ・シューマンのピアノを伴う室内楽曲が小倉喜久子らのピリオド奏者によって演奏されたコンサート・ライヴ盤。コジマ録音からリリースされている「浜松市楽器博物館コレクションシリーズ」からの1枚である。日本を代表するフォルテピアノ奏者の1人、小倉喜久子が今回用いているフォルテピアノは浜松市楽器博物館が所有しているコンラート・グラーフ作の歴史的ピアノ(1819-20)である。詳細はライナーノーツに記されているが、その姿はジャケッ
小倉貴久子プロデュース~フォルテピアノのどっぷり浸る3日間~第4回フォルテピアノ・アカデミーSACLA第1回から聴講生として参加させていただいています。今回もめちゃくちゃ楽しみにしていました!!↑リーフレット↑の詳細は、こちらからご覧になれます。☆今回使われた楽器たちはナント11台!・クラヴィシンバルム・クラヴィコード(3台)・クリスト―フォリ・タンゲンテンフリューゲル・ジルバーマン・ヴァルター(2台)・デュルケン・ブロードウッド楽器たちの紹介はこ
住友生命いずみホール音楽情報誌「Jupiter」vol.194(2022年6・7月号)に掲載いたしました川口成彦さんのインタビューをWEBでお読みいただけます。◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ホール秘蔵の名器「ナネッテ・シュトライヒャー」でリサイタルを開く今もっとも旬のフォルテピアニスト、川口成彦にきくインタビュアー:萩谷由喜子(音楽評論家)19世紀のフォルテピアノが、ホールにある住友生命いずみホールに、フォルテピアノの飛び切りの名器が秘蔵されていることをご存じだろうか。フォル
小倉貴久子先生のフォルテピアノの世界第6回を聴きに行きました!先生所蔵の楽器3台を含む、総勢5台の鍵盤楽器が東京文化会館小ホールに勢ぞろい。画像左から・クラヴィコード・チェンバロ・タンゲンテンフリューゲル・フォルテピアノ(ヴァルター)・フォルテピアノ(シュタイン)もうね、これらをお一人で素敵に豪華に遊び心たっぷりに演奏してくださったんです。贅沢過ぎるひとときでした。~プログラム~W.A.モーツァルト☆チェンバロ2つのメヌエットト長調K.1e/ハ
私も大好きなクラヴィコードという楽器(*^ω^*)♪。みなさん、ご存じですか?私の大親友である中嶋恵美子先生=えみちゃんのお家にお嫁に来たこのクラヴィコードさんを、何度も弾かせてもらいました。良い音を出すのはとても難しいけれど、とにかく楽しい♡プレ・インヴェンションでも初めは四苦八苦!...だけど、楽しい♡(2回目)。インヴェンション、ハイドンやモーツァルトののソナタも練習させて貰いましたが、難しいけれどやっぱ楽しい♡(3回目)...笑そして何時間でも弾
第3回フォルテピアノ・アカデミーSACLA2021年7月17日・18日・19日の3日間、さいたま市にありますプラザウエスト多目的ホールにて開催されました!私は今回も聴講生として3日間参加して参りました。初日は小倉貴久子先生のオープニングコンサートで開幕!7台もの鍵盤楽器(打鍵機構を持つもの)の弾き比べで、聴き惚れました。先生の演奏の技術は今更言わずもがな、いや技術云々ではなくそれを超越した宇宙に、まるごと心を持って行かれました。先生の音楽はいったいどこまで広がっているんだろう。果た
小倉貴久子プロデュース第3回フォルテピアノ・アカデミーSACLA2021年7月17日(土)〜19日(月)~フォルテピアノにどっぷり浸る3日間~みなさま、フォルテピアノって知っていますか?フォルテピアノは、「昔の楽器ね。ふ~ん。なるほど。」…とスル―する世界ではないんだ!と気が付いたのは、私が音大を卒業してからです。まだ若かりし頃、毎週のように通っていた浜松市楽器博物館。たくさんのむかしむかしの鍵盤楽器を観ました。すごいなぁ、職人と音楽家の協力と努力と工夫があって
昨日は、小倉貴久子先生の《フォルテピアノの世界》第3回タンゲンテンフリューゲルとジルバーマンによる《ゴールドベルク変奏曲》を聴きに行きました。場所は新宿の一駅先の初台にあります、オペラシテイ内の近江楽堂。ああ、先生の演奏をこの近江楽堂で聴くのはいつ以来だろう?…嬉しくてウキウキしながら参りました。J.S.バッハ:アリアと種々の変奏《ゴールドベルク変奏曲》BWV988[クラヴィーア練習曲集第4巻]小倉先生は、ジルバーマンとタンゲンテンフリューゲルの二台の楽器を弾き分けて演奏してく
宝塚尼崎川西西宮ピアノと声楽の個人レッスンつぼみ会音楽教室🎵です。生徒募集中こどもから大人のピアノ声楽。幼稚園保育士小学校教諭を目指す人の弾き歌いなどのコースあり。tubomikai-ongaku.jimdofree.com念願の小倉貴久子先生のオンラインセミナーを受けました。先生のご自宅は博物館のよう。バッハの時代のチェンバロからショパンが使っていたフレイエルまで鍵盤の歴史を学びました。そして後半は先生の演奏を交えながらの曲のレクチャー素晴らしかった💕昨日弾
先月、豊洲文化センターホールで行われた小倉貴久子「フォルテピアノの世界」のコンサート映像がYouTubeにアップされました。コンサート会場で聴く響きと同じ、とまではいきませんが、1845年製のピアノの音を是非聴いてみてください♪F.リース:ピアノとクラリネット、2本のホルン、ヴァイオリン、チェロ、コントラバスのための大七重奏曲変ホ長調作品25小倉貴久子《フォルテピアノの世界》第2回〜ベートーヴェンとともに歩んだ3人のヴィルトゥオーゾたちフンメル、チェルニー、リース〜(2021年2月1
最近私は家でとーっても優雅な生活をしています。なぜなら家での音楽は、小倉貴久子さんのCD「アルルの女~プルイエル・ピアノによるビゼーピアノ作品集~」が日常になっているから。このCDに出会えたのも先のブログに書いた上田泰史さんそして上田さんの本との出会いを後押ししてくれたYさんのお陰。上田さんの本の感想はブログに書いたけど、実を言うともっとも私の心を捉えたのはおわりに・・・の章に書いてあったこちらのCDの紹介文。現代のピアノの全身であるフォルテピアノは・・・・
多分、日本のフォルテピアノ演奏の第1人者、小倉貴久子さんによるシューマンの時代のウィーン式フォルテピアノとイギリス式フォルテピアノの解説と演奏。今のピアノとの違いの1つがアクション。ウィーン式は「跳ね上げ式」と呼ばれ、キーを上までちゃんと戻してから次の音を弾かないといけないようで、今のピアノと違い、連打がしづらいようです。また、ウィーン式ピアノは音が減衰していく速度が今のピアノよりもずっと早い。すっと引いていく感じ、だそうです。「アーティキュレーションを明確にしな
2月12日、豊洲文化センターホールで行われた小倉貴久子「フォルテピアノの世界第2回」は1845年のシュトライヒャーを使用した室内楽のコンサートでした。(リハーサル中の写真です。)ベートーベンの時代の楽器を使用した贅沢な演奏会は、たくさんの方に聴いていただきたいところですが、ホールの大きさは小さめの300席でさらに感染予防対策のため半数の入場でした。私達調律師の特権、ピアニスト小倉貴久子さんとコンサートに同行させていただくと、小柄でありながらとてもタフな方だなぁ、といつも感じます。来
-コロナ禍で自宅勤務になりましたこれまでやってなかったガーデニングや料理に挑戦中です好きな音楽やガーデニングや日常の事をメインにつぶやいてますクリストーフォリはピアノの発明者として知られています。クリストーフォリのピアノは数台現存してるそうですが、後世に改造されてない、原型をとどめるピアノを忠実に復元したのが、上の写真でイエルク・デムスが弾いてるピアノになります。復元したのは大阪の堺市在住の山本宣夫さんで、1999年に復元が完
-コロナ禍で自宅勤務になりましたこれまでやってなかったガーデニングや料理に挑戦中です好きな音楽やガーデニングや日常の事をメインにつぶやいてますフォルテピアノ演奏で有名な小倉貴久子さんがプレイエルのピアノでショパンやブルグミュラーなどの曲を録音したCD。ショパンはエラールのピアノとプレイエルのピアノを愛用していたそうですが、エラールよりもプレイエルの方がお気に入りだったようです。このプレイエルを使用した録音、本当に美しい音を聴
コンサートホールのピアノもご家庭のピアノも調律は現在442ヘルツが主流です。先日の京都コンサートホールで行われた小倉貴久子さんのコンサートでは1845年製のフォルテピアノを運び込み435ヘルツで調律をしました。音の高さの違いがわかりますか?442ヘルツ435ヘルツ(フォルテピアノ)
【下野楽遊奏楽塾演奏会中止のお知らせ】2020年11月1日(日)に予定しておりました、「第34回下野楽遊演奏会」は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止(延期)とさせていただきます。楽しみにしてくださった皆さまには大変申し訳ございませんが、ご理解賜りますようお願い申し上げます。また再公演の日程が決まった際は、下野楽遊ホームページまたは楽遊通信などでお知らせいたします。【今後の予定】来年1月から、感染拡大抑止に留意しながらの講習再開を考えております。【更新項目】演
今日は連休中に出勤した代休。休みが取れた時は、裏切り続けられ、前回は完全にパスをした『横浜トリエンナーレ』に行ってもいいか…と思っていたら、今日の(時間指定)チケットが無い。雰囲気的にお休みみたい。と、いうことで、トリエンナーレは別の日に行くことにしました。今日はお昼に川崎へ。チネチッタで映画。🎬『パヴァロッティ』:ロン・ハワード監督彼の若い時からの映像を繋いだ、活動の記録というようなもの。作為的にストーリーを作り出そうという意図が無かったので、好感度は高め。私がパヴァロッティに興
早いもので発表会が終わってから1カ月半が経ちました。(関連記事→「第20回おんがく発表会」)発表会直前に右手の5指の第三関節の上あたりを怪我してしまい、講師演奏の2曲のうちクラシック・ソロ曲の演奏を断念。もう1曲の弾き歌いは演奏できましたが、クラシックの方はムリでした。折角、生徒さんたちが楽しみにしてくれていたのに申し訳なかったです。発表会で講師演奏を披露するのは、ほかのタスクが山ほどあるのでいろんな意味で厳しいのですが、まあ先生も不完全ながらもみんなと一緒に頑張っているよ!という
晴海トリトンスクエア第一生命ホールで開催された小倉貴久子氏のモーツァルトのクラヴィーアのある部屋最終章クラヴィーアコンツェルト第40回コンサートに行ってきました。使用ピアノフォルテは1845年製のシュトレイヒャー毎回ゲスト作曲家を呼ぶ形式らしく今回はベートーヴェンがゲスト作曲家モーツァルトとベートーヴェンは会う約束がありましたがベートーヴェンなお母様の危篤報により会わずに終わりましたが2人のエピソードをトークを交えながらこの
10月21日のピアノ発明家の夢コンサートでは、このように3台のピアノが並びました。左からFAZIOLI(ファツィオリ)、クリストフォリのピアノ、タンゲンフリューゲル本番の小倉貴久子さんのトークと演奏は、とても好評でした。コンサート前の公開調律も調律師協会ならではの企画です。
11月15日金曜日、小倉貴久子先生のご自宅にてフォルテピアノ講座を受講して参りました。小倉先生のご自宅の音楽室が新しくなって、初めての講座♡小倉先生、新音楽室完成、おめでとうございます\(^o^)/!Facebookグループ「フォルテピアノ」この中で立ち上がったご自宅講座、今回はハイドンの2回目ということで、実際のレッスン形式の中で先生のご指導や解説をしてくださいます。前回は先生がハイドンのクラヴィーアソナタについての講義をされ、実際に演奏を聴いて、ハイドンの偉大さに触れました。
昨日は、レッスンを早めに終えてダッシュで豊洲まで行って参りました。(一社)日本ピアノ調律師協会関東支部主催小倉貴久子トーク&コンサートピアノ発明家の夢イタリアの風にのせて2019.10.21(月)19:00開演(18:30開場)豊洲シビックセンターホール使用楽器クリストーフォリピアノ(久保田彰製作)タンゲンテンフリューゲル(久保田彰製作)ファツィオリF278協力久保田チェンバロ工房(小倉先生のコンサートについて、実はまだブログにアップしてい