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ここ三日ばかりの間に、買取り依頼が殺到しています。いろんな要素も考えられますが、既に成立した物が、7振り、1振りが今折衝中です。10月1ヶ月で考えると、15振りにも成ります。ありがたい事ですが、全てが、直ぐに商品に成る訳では有りません。いろんな問題点を手直しする中で、やっと商品に変わって行きます。今月は、月末の市にも行く必要が無い位、刀が事務所に散乱してしまっています。台帳を書いて、古物の原簿に記載し、名義変更するだけでも一苦労です。
http://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/katana/551/00.html小板目肌良く練れて詰み、少しく肌立ち、疵気無く、刃文はふわりとした小沸本位の直刃に所々足が入り、刃縁の地鉄に絡んで働きを見せる。出来良い一刀ですが、荒い砥石目を残した研磨がなされているため、この一刀が持つ良さをじゅうぶんに発揮できておりません。筋切り作業で失敗して横手を下げたものと思われ、本来はもう2ミリ程上に横手を切るべき姿が損なわれています。特に目立つ錆はありま