熟年の二人が若かりし頃を懐かしんでの展開がどんどん曇っていく。もともと、結婚式当日に来なかった新婦。それが二人の別れ。一体なぜ?一番初めに提示された謎が最後にやっと解き明かされる。ミステリーではない。読んでる途中で次から次へと新しい事実がでてくるわけで。しかし、読み進めるに従い、男女それぞれの見た目というか、こんな人間なんだなというのが目まぐるしく変わるな。最初に感じてた人物像は一体なんだったのかというところを焦点にしてるのがいいじゃないか。Aと思ったらB。ここまでならいくらでも読んだことあるけ