ブログ記事61件
たぶん2011年ころのブログです*小倉清さんの『こころのせかい「私」はだれ?』(1984・彩古書房)をかなり久しぶりに読みました。3回目くらいで、10年ぶりくらいではないでしょうか。1984年の本ですが、その少し前頃、家裁調査官の東京での研修で、たまたま小倉さんの講義をきく機会がありました。それで、感激をして、小倉さんの本をあちこちの本屋さんで探して、ようやく手に入れた記憶があります。小倉さんのことはその当時、じーじはまったく知らなくて(小倉さん、ごめん
家庭裁判所で少年事件において終局処分の決定まで対象少年の行状を観察するのは家庭裁判所調査官となります。家庭裁判所調査官の主な職務は、○少年保護事件の審判に必要な調査○審判への出席○試験観察です。事例の場合、試験観察が家庭裁判所調査官の業務にあたります。なお、保護観察官は家庭裁判所で保護観察処分が出た後にかかわることになります。正解は5。
1本論考の目的これまで、各国の親権や面会交流についての法制度を国毎に学んできた。一つ前のブログ「共同親権論17」では、増田勝久先生の論考を道しるべに、各国の法制度を比較しながら一応のまとめといたしました。そこで、今回は、私自身の感想及び意見を述べてみたいと存じます。私は、法学者ではなく、プロの研究者でもありません。家庭裁判所にて実務に携わって来た者に過ぎません。それゆえ、法制度を学問的に論じる力は乏しいです。一方、直に当事者やお子さんに接してきた経験があります。それ故、違っ
たぶん2014年ころのブログです*久しぶりに精神科医の大平健さんの『やさしさの精神病理』(1995・岩波新書)を読んでみました(岩波新書ですよ!)。たぶん10何年ぶりです(大平さん、ごめんなさい)。40歳を過ぎたころ、なんとなく臨床に行き詰った感じで悩んでいて、家族療法学会などに入って勉強を始めたりしていたのですが、そんな時に大平さんの『豊かさの精神病理』(1990・岩波新書)を読んで、その症例の書き方に感心をしました。先輩から、報告書の事例は、ドラマを見て
2018年のブログです*「青春のフォークソングス名曲集」という口にするとちょっとはずかしくなるCDアルバムを聴いていたら、山本コウタローとウィークエンドの「岬めぐり」が聴こえてきて、つい聴き入ってしまいました。この歌には思い出があります。辛い思い出です。じーじが大学を卒業して、家裁調査官に採用された40数年前、採用後すぐに東京の研修所で同期が全員集まって3か月の研修を受けました。昼間は、心理学や精神医学、教育学、社会福祉、法律などの勉強でみっちり(?)、夜は、
少年事件では、心身鑑別は少年鑑別所の鑑別技官の業務となります。処分の決定や非行事実の認定は裁判官の業務です。家庭裁判所調査官は、少年事件では,非行を犯したとされる少年とその保護者に会って事情を聴くなどして,少年が非行に至った動機,原因,生育歴,性格,生活環境などの調査を行います。そして,必要に応じ少年の資質や性格傾向を把握するために心理テストを実施したり,少年鑑別所,保護観察所,児童相談所などの関係機関と連携を図りながら,少年が立ち直るために必要な方策を検討し,裁判官に報告します。また、
こんにちは、あむです。2024年10月23日水曜日今日は5回目の離婚調停がありました。今日も何も進まないんだろうなぁって思いながら、弁護士さんのもとに行ったんですけど。案の定、何も進んでいません。今、メインで話が進んでいるのが親権問題と面会交流どうするのかって言う話と財産分与かなその中でも今日は、特に親権問題だったんだけどお互い譲らないから何も進まないよね。離婚してもいいですか?翔子の場合[野原広子]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}で、
6月に入った時点で先月分の養育費がまだ入っていなかったので家裁に電話しました。当時の調書を手元に置き、聞かれた内容に答え…履行勧告と強制執行2つの方法があるようなので、今回はひとまず履行勧告を依頼しました。調査ののち、相手には電話か書面で連絡が行くそうです。電話での申し出で受け付けてくれました。ひとまず良かったです。いったん待機です😥
【本文】準備も含めこの所てんやわんやだった直前講座の講義収録第2波が今日でようやく終わり、一息ついているところです。そうこうしているうちに、明日5/11(土)は裁判所事務官、家庭裁判所調査官補の1次試験が実施され、翌5/12(日)は、東京では都庁Ⅰ類Aの1次試験が実施されます。連休以来、寒暖の差が激しい日々です。明日受験する方は、今日は勉強は程々にして、明日全力を発揮できるよう、コンディション調整に意を用いましょう。他の試験の際と同様、受験の注意事項めいたものを書きたいので
「共同親権」導入へ民法などの改正案衆院本会議で可決2024年4月16日17時21分子育て「共同親権」導入へ民法などの改正案衆院本会議で可決|NHK|子育てhttps://www3.nhk.or.jp/news/html/20240416/k10014423191000.html離婚後も父と母双方が子どもの親権を持つ「共同親権」の導入を柱とした民法などの改正案は一部修正した上で衆議院本会議で自民党や立憲民主党などの賛成多数で可決され参議院に送られました。目次
裁判所職員の方による家庭訪問が終わりましたおおよそ1時間程度でしたはじめに自宅の間取りの把握ということで、全部屋に案内して(トイレ、お風呂も)、その後、リビングでお話しでした。前回の面談で聞き漏れていたところを追加質問される感じだったので、夫が答えている間は私が子守り、私が答えている間は夫が子守りと交代しながらでした特別養子縁組の家庭訪問の体験記をブログで読んでいた時には、「じゃあ遊んでください!」とかって言われて困ったっていうのを読んでいて、ドキドキしていたんです
両親が家裁へ調査のために呼ばれているのが午後からだったので、午前中に夫と共に鑑別所へ息子に面会へ行きました。夫が面会に来たのは初めてです。メモを取る面接官がいるためか夫は緊張していて、息子に二言程度たわいもない質問をしただけで、後は私と息子が主に話してました。せっかく来たのにね。もともと夫は会話上手ではないけど、会話より何より、息子の顔が見たかったんでしょうね。わからなくもないです…私もそうだもの。会話を繋げることに一生懸命になるより、本当は息子の手を握りたい。ハグしたい。でも身
久しぶりに乃南アサさんの作品を読みました。乃南さんはブログを始める前に良く読んでいて、最も感動した「しゃぼん玉」は改めて再読しました。他に「風紋」、「晩鐘」、「涙」あたりの重厚な人間ドラマや、音道貴子シリーズのいくつかは再読したいと、ずっと思ってはいるのですが・・・本作は、乃南アサさんの新シリーズ。家裁調査官(正式には家庭裁判所調査官)の庵原(いおはら)かのんが主人公の連作短編でした。家裁調査官は「臨床の専門家」として生身の人間を扱い、罪を犯した者たちと向き合うのが職務。
10月21日、死刑廃止・タンポポの会は、世界死刑廃止デー企画「非行少年の『被害』から死刑制度を考える」集会を福岡市民福祉プラザ・ふくふくプラザで開催しました。講演をお願いした岡田行雄教授は、熊本大学の刑事法・教育法の研究者です。研究者と聞くと、広い机に山ほどの資料や本を並べて座っているイメージですが、岡田さんは研究のために昨日は長崎、今日は福岡、おとといはドイツと飛び回っておられます。現場で家裁の調査官や弁護士、スクールカウンセラー、就労支援団体など現場の人に直接会って話を聞く、「現場主義」を
【PR】ご覧になってくださりありがとうございますフォローしてくださる方も増えてとても励みになります特別養子縁組のことや感想などお気軽にコメントいただけたら嬉しいです☺️現在結婚12年38歳不妊治療を途中休止しながら4.5年しましたが子供に恵まれず。不妊治療を諦め2022年に養子縁組里親にその4ヶ月後生後10日の女の子をお迎えして特別養子縁組し戸籍上も親子になりました。よく読まれている記事はこちら子供がいると世界がかわるの
訪問してくださりありがとうございます元夫からの経済的DV、性的DV、社会的DV、離婚調停、離婚裁判、子供たちの発達障がいと不登校。私自身の精神科通院や閉鎖病棟入院体験宗教3世。現在は、障がい者年金と生活保護で生活しています。当時の私には、治療を拒否する元夫を支える事が出来きず、私自身も経済的、精神的にも追い詰められて、子どもたちと一緒に死ぬ事を考えたあの日…死を選ばなかったからある『現在』までの出来事を『今』の私視点も含めたブログです。調査官のSさんの家庭訪問の後…息
訪問してくださりありがとうございます元夫からの経済的DV、性的DV、社会的DV、離婚調停、離婚裁判、子供たちの発達障がいと不登校。私自身の精神科通院や閉鎖病棟入院体験宗教3世。現在は、障がい者年金と生活保護で生活しています。当時の私には、治療を拒否する元夫を支える事が出来きず、私自身も経済的、精神的にも追い詰められて、子どもたちと一緒に死ぬ事を考えたあの日…死を選ばなかったからある『現在』までの出来事を『今』の私視点も含めたブログです。第5回目調停の翌日、調査官のSさん
訪問してくださりありがとうございます元夫からの経済的DV、性的DV、社会的DV、離婚調停、離婚裁判、子供たちの発達障がいと不登校。私自身の精神科通院や閉鎖病棟入院体験宗教3世。現在は、障がい者年金と生活保護で生活しています。当時の私には、治療を拒否する元夫を支える事が出来きず、私自身も経済的、精神的にも追い詰められて、子どもたちと一緒に死ぬ事を考えたあの日…死を選ばなかったからある『現在』までの出来事を『今』の私視点も含めたブログです。調停をしながら、情報漏洩で急遽、引
訪問してくださりありがとうございます元夫からの経済的DV、性的DV、社会的DV、離婚調停、離婚裁判、子供たちの発達障がいと不登校。私自身の精神科通院や閉鎖病棟入院体験宗教3世。現在は、障がい者年金と生活保護で生活しています。当時の私には、治療を拒否する元夫を支える事が出来きず、私自身も経済的、精神的にも追い詰められて、子どもたちと一緒に死ぬ事を考えたあの日…死を選ばなかったからある『現在』までの出来事を『今』の私視点も含めたブログです。離婚調停4回目元夫は、とにかく息
夫です。ひと通り話をしたあと、「家の中をみせてもらってもいいですか?」ということで、調査官を案内しました。まずは居間の隣の寝室へ。と、書棚にある本をじっくりと観察し始めました。ほかの方のブログでも、どんな本を読んでいるのか興味を示してきた、と書いている人がいましたが、うちでもそうでした。ただ、何か報告用に調べているというよりは、単純に個人的な興味からみているように感じました。そしてその後、別の部屋をみたあと、土間、風呂、トイレと移動して、家の中は終了。その後、
夫です。前回書いた「年齢」の話のあと、「これからの収入」について調査官から質問がありました。私たち夫婦はともにアラフィフなので、「65歳まで働いたとしても、お子さんはまだ15歳程度になります。収入はどうやって確保していきますか?」というので、「子育てが落ち着いてきたら、共働きしたいと思っています。そして基本的には、60歳までに、じぶんたちの老後の費用と、子どもの養育費を確保したいと思っています」と答えました。と、「すでにそういう計画というか心づもりがおありということですね。こ
夫です。家庭裁判所調査官との面談では、私たち夫婦が特別養子縁組に臨むまでの経緯について細かく聞かれましたが、家庭訪問でもそれについてまた確認がありました。私たちは児童相談所で里親登録する前に、民間のあっせん団体のセミナーに1度参加したことがありましたが、次のステップ(特別養子縁組候補者となること)に進むことができませんでした。調査官はその理由として、「当時すでに40代半ばを過ぎて、おそらく年齢的な要因が大きかったということでよろしいでしょうか?」と聞いて来たので、「いや、そう
夫です。家庭裁判所で調査官と面談してから約2ヵ月が経ち、家庭訪問の日がやってきました。仕事は休んで朝から家のなかを掃除しましたが、普段の暮らしを確認したいということだったので、布団の堤防はいつも通り居間に築きました。そして時間よりも少し早く、調査官が家にやってきました。ほかの方のブログを読んでいると、お茶などを出しても手を出さないと書いてあったので、あえて最初から何も出しませんでした。赤ちゃんは堤防内に入れて、調査官と妻と私とでテーブルを囲みました。そして最初は、面談
隠し子を認めた木原誠二副長官に養育費新疑惑愛人はメディアに「報じるな」文書【全文公開】記事提供終了日:2024/6/23(日)6/29(木)11:00文春オンライン配信よりhttps://news.yahoo.co.jp/articles/0b3058f8aeca90946cdd9a4f0246225c3f948e39?source=pc-comment-subcolumn文春オンライン隠し子を認めた木原誠二副長官に養育費新疑惑愛人はメディアに「報じるな」文書【全文公開】3
新聞・TVなぜ沈黙?首相側近・木原誠二官房副長官の“異次元不倫”は広末涼子W不倫を超える(元木昌彦)7/2(日)9:06配信新聞・TVなぜ沈黙?首相側近・木原誠二官房副長官の“異次元不倫”は広末涼子W不倫を超える(元木昌彦)(日刊ゲンダイDIGITAL)-Yahoo!ニュース豪胆なのか小胆なのか…(木原誠二官房副長官)/(C)日刊ゲンダイ【週刊誌からみた「ニッポンの後退」】不倫にも格差がある。広末涼子のダブル不倫はテレビのワイドショーやスポーツ紙がお祭り騒
夫です。面談ではまず、「申立人照会書」をもとに、夫婦それぞれの、・出身、職歴・家族構成・健康状態・勤務状況、今後の予定・家での育児状況など、いろいろ質問されました。その後、赤ちゃんの一日の過ごし方や、成長の記録、健康状態などを確認し、最後に「アルバム」をみてもらいました。そして、「お父さんとお母さんがいっしょに写っている写真を何枚かもらえませんか?」というので、「パソコンから自分で印刷しているので、大丈夫ですよ」と答え、何枚か提供しました。あと、「母子手帳
夫です。面談では、調査官からいろいろ訊かれるだけでなく、「これはしっかりと伝えなければならないので」と指導を受けたことが二つあります。一つ目は、前回書いた、「真実告知はできるだけ早めにしてください」ということ。二つ目は、「一度特別養子縁組が成立すると、離縁はできません。その覚悟はありますか?」ということ。いずれも、「はい!」と答えましたが、私たちにとっては、「離縁」なんていうのは縁のないものだと思いながら聞いていました。ただ、裏を返せば、実親さんとの親子関係を
【本文】明日5/13(土)は、令和5年度の裁判所事務官、家庭裁判所調査官補の1次試験です。今日は、勉強は確認程度にとどめ、コンディション調整を優先しましょう。例年と大きくは変わりませんが、明日の試験に向けて、特に裁判所事務官1次試験について書くことにします。家庭裁判所調査官補の方は、明日の1次試験は基礎能力試験のみでお昼までで試験が終わりますが、それだけに取りこぼしの無いよう、集中力・コンディションを試験時にピークにもっていく前日からの工夫が重要です。裁判所事務官の基礎能力試験