ブログ記事89件
家守綺譚下【電子書籍】[近藤ようこ]楽天市場カワウソが母方の祖父ww亡くなったのはダリヤの君じゃなかったんだ?彼女が「佐保」を見送るってんだから違うのか。その後も出てきたし。下巻は哲学的というかあの世とこの世を抽象的に描いていてあまり面白みはなかったかな。シーモア
家守綺譚上【電子書籍】[近藤ようこ]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}売れない物書きで金はないけれど住むところは融通してもらって隣のおかみさんが気にかけてくれて、犬もいて亡くなった友人もちょいちょい出てきて、なんかのんびりしていていいなぁw縁側から釣りができるってw百日紅に懸想されるのはどうしたもんかと思うけどwシーモア
冬虫夏草梨木香歩100年ほど前の京都。作家の綿貫は、琵琶湖で行方不明になった友人高堂の実家の家守を任されている。隣人たちや友人に後輩、さらには犬のゴロー、庭のサルスベリ等々、人間も人間でないものもひっくるめて、綿貫の前に姿を現すものたちとの交流の物語、第2作。梨木香歩さんの『村田エフェンディ滞土録』という作品を読むつもりでいたんだけど、その前に姉妹編にあたる作品をおさらい。『家守綺譚』は随分前に紹介したけど、そういえばこの作品はまだでした。読み始めてまず安心するのが、前作『家守綺
時代は1890年のエルトゥールル号遭難を「先年」と言っているから明治のなかば、場所は疎水や湖が近いのと山の名前などから京都の東山から山科あたりのようだ。各話に添えられた植物の名前は初夏の「サルスベリ」「都わすれ」に始まり、「桜」「葡萄」まで上・下巻で季節を一巡する。主人公は第三高等学校(京都大学)を出たかと想定される青年で、亡くなった友人の家族から頼まれて旧宅の家守として一人で暮らしながら、頼まれ原稿を書いている文士だ。そして、この家がなんとも奇妙だし、それでいてどこか美しい。風
尾鷲市九鬼町の「古民家宿SENT」で開催されます“MPAD公演梨木香歩『家守綺譚』より7編”をご案内しましょう。『梨木香歩~家守綺譚より7編』とき:11月19日(水)ランチタイム、カフェタイムありところ:尾鷲市九鬼町古民家宿SENT晩秋の三重の風物詩、MPAD。県内の素敵なお店や場所で料理を味わい、選りすぐった俳優や劇団・ユニットによる文学・古典作品のリーディング公演を楽しむ、一粒で二度美
前々回のブログは、後ろ向きなのと父の写真をアップしたので削除しました。良いねくださった方、失礼しました。吐き散らかしは良くないね。さて、漫画づいてということでもないのですがこれを買いました。梨木香歩は、好きな作家です。漫画化することはどうなのかと思いましたが、表紙の絵に惹かれて買いました。上下感でしたが、高めの本なので、取り敢えず上巻のみ。これはね、素晴らしい作品で原作を読んで夢想した姿がそのまま出てくる感じです。梨木香歩の作品世界を壊さず具現化していました。作品も好きな
梨木香歩氏の小説『家守綺譚』が近藤ようこ氏によって、マンガ化され刊行された、という記事が、9日(木)の朝日新聞夕刊に載っていた。記事の見出しは、「異界と現実あいまいな世界を私の絵で」である。小見出しには、「動植物の豊かなイメージ梨木香歩の原作を細部まで再現」とある。楽しみである。『家守綺譚』は、売れない作家の綿貫征四郎が亡き親友高堂の家を預かって暮らす、その日々を描いた小説である。時は明治、舞台は作中に具体的には書かれていないものの、琵琶湖らしき湖が登場し、滋賀と京
2017年8月のブログです*梨木香歩さんの『家守綺譚』(2008・新潮文庫)と『冬虫夏草』(2017・新潮文庫)を読みました。最初に文庫新刊の『冬虫夏草』を買って、読み始めたところ、これが『家守綺譚』の続編だとわかったので、『家守綺譚』も買って、ひとり旅に持ってきて、一緒に読みました。とても不思議な小説です。梨木さんの小説には、不思議な小説が多いですが、これもかなり不思議な小説です。しかし、読後感は、とても清々しいです。そう、清らかになる感じです
No.3881楽しんでトレーニングしてますか?『家守奇譚』を読了したさくしおです。『あの人の本棚』というNHK番組で見たのかな?京都なのか滋賀なのか、山奥での話ある日突然ボートに乗ったまま消息を絶った友人その実家を随筆家である主人公が頼まれて、家守りとして住み着いたそこで起こる奇想天外な日々幽霊(友人)、化けた狐や狸、河童や人魚、子鬼など、風変わりな毎日はどこにつながっていくのか…晴耕雨読な生活に憧れるなと言いつつ、じっとしていられる性格でもないけれどさてさて、さーてさて
イキって本を読んでみようと思い44冊目に入りました。今回読んでみたのは「家守綺譚」(梨木香歩作)。この本は滋賀県が舞台の話で琵琶湖疏水とかが出てきます。お祖母ちゃんの実家があるので滋賀県には懐かしいイメージがあります……。それでは感想を書き散らかしていこうと思います。適当なあらすじ舞台は明治時代の滋賀県。主人公の綿貫征四郎は駆け出しの小説家だがあまり売れていなかった。そんな中、亡くなった親友の実家が空き家になったので管理を頼まれる。庭付きの家に住める上にお金がもらえるなんて渡
\目指せ/2025/12/31までに50冊!累計1000冊!つっちーです!読書が趣味で、年間50冊、そのうち累計1000冊読破を目指しています😊記録と整理のために、読書したらブログに書いていきます🎵※タイトルの最初の数字が累計、()内の数字が今年読んだ冊数です。〈感想〉不思議で、でもどこか心暖まる、優しい物語だったと思う。読んでよかった。〈自分だったら〉最近悩み事が多く、疲れ気味だった。この物語の世界に入り、優しさに浸かることができて、気分転換ができたように思う。〈これ
こんにちはみなさまお元気ですか私は、ほぼ元気です本調子に戻るまでもう少しだけ、時間がかかるんですけどね(病状→肺炎&熱中症でした)でも、病室で本を読んだりちょっと動画を観たりする時間がとてもありがたくて貴重な時間だなぁって…今、素直にそう思っているところです時に、ジーっと点滴の滴を見たりして(↑ヒマ)点滴の一滴ってほんの少しなのに時間が経てばちゃんと終わるからそれがスゴいなぁと思ったりしています時々止まって焦ったりするけどでも、そんな時は刺さってるとこを引っ
『家守綺譚』(梨木香歩/著)を読了。友人の実家宅の家守りになった男と、身の回りで起きるこの世ならざるものとの話。梨木さんのエッセイを読んで、もう少し梨木さんの作品が読みたくなり、書店で見かけて何となく手にとったのだが、最高に面白かった。ここ数年で読んだ小説で断トツの面白さ。さりげなく、河童やら、鬼やら、人魚といったものが登場する。たぶん、目には見えないだけで、当たり前のようにそういったものが存在しているのかもしれない。そして、時折、いたずらされたり、助けられたりしている
2023年34冊目は、梨木香歩著『家守綺譚』を再読しました。実は、34冊目は違う本を読んでいて、この本は35冊目になる予定でした。でも、34冊目がなかなか読み終わらず、こちらが先に読み終わってしまいました。最近、1冊ずつ読むのではなく、異なるジャンルの本をそのときの気分によって読んでいます。『海外生活者の読書事情』1日は24時間なので、何かをする時間が増えれば何かをする時間が減ります。9月に比べると10月はお仕事時間がぐっと増えています。2022年の手帳から予測はできて…ameblo.jpそ
梨木香歩さんの「家守綺譚」の世界にすっかりはまってしまいました。家守綺譚(新潮文庫)Amazon(アマゾン)485円早逝した親友の実家の家守りとして庭のある疏水べりの家に住まうことになった主人公。駆け出しの物書きとして高等遊民みたいな暮らしをしているところに、亡くなった親友河童、小鬼狐狸にむじないろんなものが訪れます。それも特に事件は起こらず、まわりの人も「そういうもんです」と受け入れています。時代は明治ごろ。電気は通じていてもすぐ停電するのでロウソクやランプの方が信頼でき
図書館て、考えてみたらすごいよね。📚こんなに面白い本を、タダで借り放題で、今さらながらなんて幸せなんだ。(まぁ細かいこと言うと、税金は払ってるけどw)とにかくありがてぇそして今回は『家守綺譚』を読みました。家守綺譚[梨木香歩]楽天市場1,540円『夜市』のような…『夏目友人帳』のような…日本古来の美しい情景と、優しさと、ほのぼのする気持ちと、いろいろ好きなお話で、薄い本でしたが、一話読んでは余韻を楽しんで、大事に大事にじっくりと味わいながら読んでたらすごい時間かか
梨木香歩著『家守綺譚』読了。初めて読む作家さん。春の陽光と次々に芽吹く新芽を横目に…サルスベリ、都わすれ、ヒツジグサ、ダァリヤ、ドクダミ、、とさまざまな草木の名前が目次に並んでいた事とむかし家守を飼っていたことがあったので、どんなお話かなと読んでみたくなりました。時代は100年程昔の日本。もののけの類やフイと時々ボートに乗って現れる亡き友人、河童や小鬼など《天地自然の「気」たち》との少し不思議な日常生活の関わり合いをたっぷりと堪能。子供のころ実家に植えてあった百日紅や松、梅
家守綺譚(新潮文庫)Amazon(アマゾン)485円うわー面白かったよー!梨木香歩さんって、「西の魔女が死んだ」の作者なんですね未読でしたが、必ず読もう…訳あって、亡き旧友の一軒家でひとり住む綿貫征四郎。彼の日常。なんですが、おそらく明治時代、場所は京都の近くの山の側のようです。たぶん。庭ではサルスベリと意思疎通できたり、河童が出たり、山に行けば狸にばかされたり、旧友の高堂も掛け軸から出てきたり。それを皆が(主人公以外)当たり前に承知しているような、主人公も当たり前じ
南青山ビリケンギャラリーの、近藤ようこ個展『つれづれに』を見てきた。今回は特に本の発売に関連したものではなく、近藤先生が思いつくままに描きためた絵、とのこと。『波』で連載が始まった梨木香歩原作・近藤ようこ漫画の『家守綺譚』初回のネーム?的なものも展示されていた。しっとり美しい絵が見られて、満足。ほぼ完売のよう。絵葉書や、久しぶりの樹村みのりの漫画(社会派!)などを購入したら、『波』がもらえて、『家守綺譚』の初回が読めた。梨木香歩、ちょっと苦手なので、近藤
台風やらお盆やら、暑かったり豪雨だったり。ラジオトークでライブしたり収録したりしてたら、何やかやと8月も中旬になっちゃいましたね皆様、お元気ですか家守綺譚、読了しました。友人を亡くし、そのご両親から友人の住んでいた家(一軒家)の手入れを任された主人公。手入れっていうか、もう「住んでください」ってことなんだけど。住み始めてから、今の掛け軸から友人が夜な夜な主人公の元にやってきて、生前の時の関係のようにワチャワチャお喋りを楽しむ。そうこうしているうちに、庭に生えたサルスベリの木が主人公
こんにちは。マインドコーチ&「居待月」という居酒屋を運営しております丸山伸予です。梨木香歩さんの「家守綺譚」を読了しました。この作品、「文明の進歩とやらに今ひとつ棹さしかねている新米知識人の「私」と天地自然の「気」たちとの、のびやかな交歓の記録」と紹介されている小説です。ときは今から100年前くらいの電気が通るか通らないかの明治時代。作品の舞台は琵琶湖疎水のあたり。ボートの事故で琵琶湖でなくなった大学時代の友人の父親から、娘の家近くに隠居するので家に住んでくれといわれ、その家「家守(
こんにちは更新をサボって10日ほど…『忙しい』というほどではないけれど最近ちょっとバタバタしています私の仕事は年度の初めより少し落ち着いてきたかに見えるこの時期のほうがいろんなことが起こりやすいかもコロナのこともあるしなんとなくピリピリしてる…今日この頃です…そんな今日は『図書館記念日』なんですね1番好きな本、教えて!▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしよう質問はいちばん好きな本を教えてってことですがこれってなかなか難しい質問ですよね本ってい
本の装幀それもその本を読もうかどうしようかというときの決め手の一つとなります、私の場合。もちろん、著者、書名、内容、出版社も大切な決め手のひとつなのですが(^_^)梨木さんの「家守綺譚」の続編ということで読み始めましたこの本。装幀も、家守・・・同様、和!を意識させる雰囲気でとても気に入っております。さて、その内容は、「冬虫夏草」梨木香歩著2013年10月発行新潮社出版「家守綺譚」よりもより、ファンタジック?という表現でよいのでしょうか。
以前にエッセイを読んだ梨木香歩さんの作品が読みたくなりまして、借りてみました。「家守綺譚」梨木香歩著2004年1月発行新潮社出版予備知識なしでいきなり読み始めたものだからでしょうか。物語の中に入っていくのに時間がかかりました(;゚ロ゚)そして、明治から大正時代の話なんだと、わかるのにも時間を要しました(;゚ロ゚)主人公(駆け出しの小説家)は、琵琶湖疎水を庭に引き池にしているお宅の家守をするのですが、山縣有朋さんが別邸として京都に建てた無鄰菴
新聞の広告で見つけたこの作品。梨木香歩さんのお名前と「炉辺」というワードに惹かれました。「炉辺」というと思い出すのは、「炉辺荘のアン」というカナダの女性作家、ルーシー・M・モンゴメリーさんの赤毛のアンシリーズの中の一つです。今、ちょこっと調べたところ、第7作目。日本語訳は、村岡花子さんであることは、よく知られていますね。炉辺荘なアンが、どのような内容だったのか、もう読んでから50数年経ちます(^_^)ので、全く覚えていません(;゚ロ゚)赤毛のアンは、置いておき
今日は気持ちのいいお天気映画に行きたい、旅行に行きたいと思っていたのだけどこの頃、コロナ感染者が激増しているので密になりやすい場所は避けて今できることで、週末を楽しもう。今年はお出かけする機会が減ったので本をよく読むようになりましたよ。子供の頃以来図書館を利用するようにもなって今ではネット予約ができて超便利になってた。いろいろな本を借りられるおかげで読む本の幅が広がって、楽しいです。これが無償だなんて、喜んで税金を払おうと思ったくらい。そんなわけで何を読んだか忘
秋らしい朝。昨日は久しぶりに腰痛で調子悪かったんですよね。今日も痛いけど(*´Д`)もう長袖の季節なんだろうけれど、私は半袖長袖で迷うところ。週末が巡ってくるのがすごくすごく早く感じる。相変わらず、『家守綺譚』を読んでいます。不思議で寂しいような世界観は日本古来のものなのでしょうか?全てのものに精霊が宿るという原始的な考え方は私は嫌いではないです。動物、植物に至っては間違いなく命があるわけですし、命のないもの…たとえば電化製品とか?にも私はたま
家守綺譚(新潮文庫)Amazon(アマゾン)1〜2,925円内容(「BOOK」データベースより)庭・池・電燈付二階屋。汽車駅・銭湯近接。四季折々、草・花・鳥・獣・仔竜・小鬼・河童・人魚・竹精・桜鬼・聖母・亡友等々々出没数多…本書は、百年まえ、天地自然の「気」たちと、文明の進歩とやらに今ひとつ棹さしかねてる新米精神労働者の「私」=綿貫征四郎と、庭つき池つき電燈つき二階屋との、のびやかな交歓の記録である。―綿貫征四郎の随筆「烏〓苺記(やぶがらしのき)」を巻末に収録。