かがみの孤城を観た。いくら芦田愛菜や宮崎あおいが声優でも、狼の仮面を付けた少女キャラのビジュアルを見るたびに鑑賞意欲が失せて、当時迷った挙句に映画館に行かなかったが正解の様だ。途中抜群に面白くなるのだが、伏線の回収に向かってどんどん現実味を帯びていくストーリーは、後半がとても窮屈だ。喜多嶋先生の意外性もどんでん返しとまでは行かないし、居場所のない子供達を集めた上に、ルールを与えて縛り付けては本末転倒。結局、ラストは引きこもりが治って、学校や社会に出れてめでたしという物語は、これからの時代の目で見