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娘に、柴田錬三郎さんについての宮城谷さんの解説を読ませてみました。柴田錬三郎さんがフランス文学の系統で、小説の中で「神」を題材にしていると。だから狂四郎さんにもそういう要素があるのかもねってと言うと、ゾロは神様を信じてないもの!と…まぁ、読んでもないし…しかし、宮城谷さんの解説が本当に興味深くて、父親の日本文学全集でしか見たことがないような名前がドンドン出てきました。でも、多くがもう絶版になっているようで残念です。娘によると宮部みゆきさんと宮城谷さんで棚をたくさん使うと言っていました。
小説だと思い読み出しましたが随筆・エッセイ・散文ですね。て、全部一緒かと思ったのですが気になったのでグーグル先生に随筆とエッセイは違うみたいですね。本の説明文には随筆と有りましたのでこの本は随筆ということで決定です。まま、そんなことはともかく第2章あたりからなんかおかしいと思いましたが(普段随筆類を読まない)せっかくだから最後まで読み切ってみようと思い読みました。うん、まごうことなき随筆ですね。ところがこれまでの小説を書く動機や背景そして「
春秋時代、大国の晋と新興軍事大国・楚に挟まれた小国・宋の名宰相、華元さんの物語です。相変わらず宮城谷さんの小説は読みやすく、すぐに映画の世界に引き込まれます。華元さんもさることながら「宋襄の仁」で有名な襄公さんの未亡人である王姫さんもすごい方です。ちなみに王姫さんは周王朝から輿入れしてきた方です。また宋は小国といえど周によって滅ぼされた商(殷王朝)の子孫が許されて建てた国です。従ってその矜持は他国を凌駕するものがあります。そんなこんなでスパースターと
どーも、秋です予想最高気温37℃の山形市寝てても扇風機のタイマーが切れる音で目が覚めちまう黒ネコさんのドライバーさんとの会話も連日の涼しくない状況について先ほど届いた書籍読み終えたら帰省荷物の中に入り母親行きに宮城谷さんの作品まだ購入してないのが何点かありコツコツ購入予定あー、涼しくない秋せんべい店三代目秋せつら🎼涼む夕暮れ
第三巻まで進みましたが肝心な「奇貨」との接触は皆無です。となると残り二巻で一気呵成に物語は進むのでしょうか。個人的には嬴政.=始皇帝のところまでお願いしたいのですがあと二巻では・・・しかしここまで僕が知る限りの当時の著名人が大勢出てきます。道家の慎到、儒家の孫子(荘氏)、中華一の人相見の唐挙、趙の藺相如楚の黄歇(春申君)、そして孟嘗君。それよりも驚きなのが秦の魏冄(ぎぜん)さん。中国ドラマの「大秦帝国(縦横)」で出てきますが(白起さんも出
(見えない仕組みを見る825)大好きな宮城谷さんの新しい文庫本「草原の風」全3巻を読んでいます。一度ではわかりにくいので、2回目読みだして、やっと流れがわかってきた。主人公は、実在した光武帝という中国の後漢を興した皇帝。非の打ち所がない名君らしくて、良すぎて題材になりにくいという説明もあるほど。宮城谷さんは史実を丁寧に掘り起こして書く人。たぶん、書く時は、登場人物の魂が宿ってるんじゃないかな。すごくリアルに描写してるし。ところで、光武帝のすごいところは、常識の裏をかく、逆転
晏嬰さんの本格的デビューです。まだまだ脇役ですが既に原石の輝きを発しています。斉国にとって太公望以来の悲願、東方の萊国の併合。受け持つ総帥は晏弱さんです。これまで武力侵攻を何度か試みるも達成できない萊国併合を晏弱さんは見事に成し遂げました。そこには晏嬰さんの「真に征すということは、その字の通り、行って正すということです。どうして武が要りましょうか」の言葉に胸をうたれた晏弱さんは見事に萊国を併合しました。その過程の戦闘のやり取りは見事の一言に尽き
今日の東京曇り来週に備えて今日は一日休息日久しぶりに大好きな宮城谷先生の本を読んで過ごすって決めてます。( ̄▽ ̄)さて3月の記事です。家の近所に魚民あるの発見世田谷でママとも会で行ったのが最後だからかれこれ15年は行ってないモンテローザ系列魚民。店内はすべて個室。平日の打合せ後だったからお客は私たち以外見かけない。。めっちゃ寒い日なので熱燗白鶴しかないけど。とお通しは最初南蛮漬けが来て食べられないから別のにできますか?って聞いたらゴボウのサラダにしてくれた
ここのところハマっている宮城谷先生の管仲を読了。管仲って封神演義の登場人物「聞仲」の事だと思っていた時期もありました。でも今は違います。違いますし、中国で大変尊敬されている偉人ということも知ることができた大変貴重な時間が過ごせました。ですが、この小説は「鮑叔」ー管仲を覇者の宰相にした男ーなんて題名の方が売れたのではないでしょうか。と言ったことはさておき、孟嘗君、楽毅、呂不韋あたりを読んで宮城谷さんにはまり、それらの偉人たちが尊敬してやまない管仲さんとは如何にと手に取っ
宮城谷の三河物語を読み返し始めた年末に小田原城に行ったとき、大久保の展示を見たためだ。三河物語とは、大久保彦左衛門という人が描いた、大久保一族の物語である。兄貴たちは忠世(秀忠の側近で有名な忠隣の父。江戸初期に小田原城主)、忠佐あたりが有名だろう。歳の離れた七男が彦左衛門忠教である。どんな物語かというと、ほとんどの部分が三河と遠江のあたりでドロドロになって戦っている頃の松平(徳川)家で、常に最前線でドロドロドロになって闘う三河家臣団の戦闘集団の代表格、大久保党が苦闘するしんどいパートであ
先週末、本屋にふらっと立ち寄ったら大漁。左から、好きな作家さんの本大師匠の本研究の基礎を教えてくれた恩師の本最初に読むのは、「読本」なんだけどね。あと、大師匠の本はハードカバーで持ってるし・・(笑)久々に宮城谷氏の三国志に触れましたね~吉川晃司との対談だけ先に読んでしまったv小説とまた違って面白いです。*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆蛍が呼び覚ます記憶夜の闇川の音血の匂い初め