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皆さんこんばんは。恒例の夜中の本紹介。「たかが殺人じゃないか昭和24年の推理小説」辻真先88歳の超ベテラン作家辻さんの最新作。お客さんにお借り出来ました。感謝です。何と2020年の有名ミステリーベストテンで総て一位という凄い事をやってのけました。(このミステリーがすごい!)(ミステリが読みたい)(週刊文集ミステリーベスト10)の三冠王です。辻作品を読むのは、牧薩次名義で書いた(完全恋愛)以来です。さてどうでしょうか?物語の舞台は
ミステリ読書は続く。一昨日までは三津田信三「作者不詳」を読んでいた。ホラーと本格ミステリを連作短編という手法でまとめたのがこの作家さんらしく好印象ではあるものの、なにぶん、本格/変格ミステリを読み慣れている身としては、7つある短編のうちの全部とは言わないが、いくつかが読んでる最中にトリックやら犯人やらが分かってしまい、、、短編ミステリ読むからには驚かされたいからちょっと消化不良。やはり、とうじょうげんやシリーズがいいな。。。今読んでるのは、牧薩次「完全恋愛」。2009年の本格ミステリ
完全恋愛(小学館文庫)/牧薩次¥860Amazon.co.jp牧薩次という名前にはトンと覚えがなかったんですが、実はベテランミステリー作家、辻真先さんの別ペンネームだそうです。辻さんの作品は、ほんの2~3冊しか読んでいないんですが、この作品は本格ミステリー大賞受賞作にして、このミス3位の作品。これは読み逃せないですね。「他者にその存在さえ知られない罪を、完全犯罪と呼ぶでは、他者にその存在さえ知られない恋は、完全恋愛と呼ばれるべきか?」と
今日は朝イチで遠出だったので、行き帰りの電車内で牧薩次さんの「完全恋愛」を読了「他者にその存在さえ知られない罪を完全犯罪と呼ぶでは他者にその存在さえ知られない恋は完全恋愛と呼ばれるべきか?」という書き出しから始まるお話です構想はとても良いし、ペンネームを使用した理由にも工夫がみえますが、あまりにネタがミエミエすぎるような基本線で全くミスリードされずに最後まで終わりました・・・まあ、相性がよすぎたのかな完全恋愛(小学館文庫)null円Amazon