ブログ記事281件
先日の「廣瀬長江画伯からの手紙」の読み下しの最後です。此の会12日まで有る由に候へば一寸ぐらひ御出かけ有てもよろしかるべすべしと存候まだ何か申上度きやうの心地いたし候へ共一寸思ひ出不申何れ拝眉を□しよろず申上可く候御内室様へよろしく願上候長江生5月7日天城様坐下此の会12日まで有る由に候へば一寸ぐらひ御出かけ有てもよろしかるべすべしと存候まだ何か申上度きやうの心地いたし候へ共一寸思ひ出不申
今日の修善寺温泉は晴れ。朝は20℃まで届かない気温で、少し涼しい感じでしたが、日中は25℃まで上がってきました。今日のロビー前、「登録有形文化財渡りの橋」の様子です。「日本画家安田靫彦画伯」がデザインして造られた廊下。どこから見ても絵になる廊下です。つい最近では「半沢直樹さん」が立っていた場所。新井旅館にお越しになりましたら、是非「渡りの橋」の上でいろいろな写真をお撮りください。新井旅館のホームページもどうぞご覧下さい。We
旅に出るとわかりやすく実感するのですがいつもと言っても過言ではないのでは?とおもいますがわかりやすくヘルプお導きがあって終わってみてふりかえるとわ~また導かれたなぁと感動し感謝するのですが(一番インパクトがあったのは奈良の大神神社に行ったときの変なオッサン『ふとアラワレテ消えたオッサン』三輪山を下山してランチして(前記事ね)山野辺の道を歩いていたら貴船神社発見~すかさずお参り。笑八大龍王とかかいてあるのでそこへも立ち寄り~ふとふりかえると変な…ameblo.
先日の「廣瀬長江画伯からの手紙」の読み下しの続きです。絵も毎日午前をむだにいたし候為その上右之気分にてあまり捗々しからず今日は漸く例のお七吉三の線がきいたし候御恩借願候金子も漸く尽きかけて昨日あたり由比方面の絵之金参らずばなどゝちと苦労の種とも相成候絵も毎日午前をむだにいたし候為その上右之気分にてあまり捗々しからず今日は漸く例のお七吉三の線がきいたし候御恩借願候金子も漸く尽きかけて昨日あたり由比
今日の修善寺温泉は雨。気温も20℃まで届かず、肌寒い一日になっています。今日は「昔の手紙」のご紹介。明治45年5月7日に出された手紙です。切手に押された消印は明治45年5月7日。修善寺の消印は明治45年5月8日。伊豆国修善寺新井天城様親展新井天城は、新井旅館三代目相原寛太郎の雅号差出人は、5月7日東京日本橋区鉄砲町14廣瀬長江日本橋区鉄砲町は現在の日本橋本町3・4丁目付近のようです。廣瀬長江画伯は明治17年生まれ
「新井旅館登録有形文化財渡りの橋」「青州楼」「玄関」「天平大浴堂」と並び、新井旅館を代表する建築物。この廊下も「日本画家安田靫彦画伯」のデザインどこから写真を撮っても絵になります。太鼓橋から青州楼の方を見ると、目の前には老紅梅。新しい葉っぱがたくさん出始めました。この老紅梅に着生させた石斛(セッコク)が花を咲かせ始めました。ラン科の花。春蘭・エビネ蘭・紫蘭に続いて可愛らしい花を咲かせています。新井旅館のホーム
今日の修善寺温泉は曇り。曇ってはいますが、だるま山からは富士山がきれいに見えています。夜から明日の朝にかけて雨の予報にもなっています。気温は24℃と散策していると少し汗ばむ一日です。「昭和7年築登録有形文化財あやめの棟」へ向かう通路。足元は、昔の日本建築でよく使われた「瓦」の廊下。「日本画家安田靫彦画伯」の考証で敷かれました。右側の通路の木枠のデザインも安田靫彦画伯のデザイン建築当時の「修善寺新井旅館あやめの湯改築工事設計図」
今日の修善寺温泉は曇り時々小雨。お昼前後に少し雨の時間が多かったのですが、午後になって雨はほとんど降っていません。予報では午後からは曇りで、夜から明日にかけていいお天気になるようです。今日の裏庭の様子です。昭和11年築登録有形文化財「観音堂」が目の前。「観音堂」の横にあるサルスベリの木のそばで、只今西洋シャクナゲがたくさん花を咲かせています。虹の郷や虹の郷に向かう道路わきにも「西洋シャクナゲ」がたくさんあります。「西洋シャクナゲ」が咲き始める
今日の修善寺温泉は晴れ。雲一つない青空で、気温は昨日より少し低くなっていますが、気持ちよい朝を迎えました。今日の玄関です。玄関の「月の棟」は大正8年築。日本画家「安田靫彦画伯」の考証で造られています。そして昭和35年に現在の形に改修工事を行いました。当時の写真。真ん中のコートを着て何やら指示をされている方は、安田靫彦画伯と同期の日本画家「川端龍子画伯」昭和35年の改修工事では、川端龍子画伯の考証で改修されました。昭和13年に建てられた
今日の修善寺温泉は曇り。気温は高く、日中は19℃くらいまで上がってくる予報です。新井旅館「登録有形文化財渡りの橋」水温も温かくなり、鯉たちの動きも活発になってきました。廊下の椅子に座ってただ鯉を見ているだけでも癒されます。そして、先月半ばまで楽しめた老紅梅の後ろの枝垂れ桜が満開で、更に癒されます。「太鼓橋」に移動して、「青州楼」をバックにパチリ。小ぶりの花ですが、きれいに咲いています。色々な場所でお花見が楽しめています。
112年前に頂いた「今村紫紅画伯からの手紙」残りの部分の読み下しです。古径上人御地の帰りとて一昨日見へ一泊の上昨朝帰京され候玄宗君も新右衛門町の太后参られ居少々比翼らず候何れ拝眉の節いろいろ可申上候。早々紫紅天城大人長江兄へよろしくお伝へ願上候古径上人御地の帰りとて一昨日見へ一泊の上昨朝帰京され候玄宗君も新右衛門町の太后参られ居少々比翼らず候何れ拝眉の節いろいろ可申上候。早々紫紅天城大人長江兄
昨日の「今村紫紅画伯からの手紙」の読み下しです。先ずは最初の部分。拝啓先日御出での節は誠に失礼仕候。去る二十三日に帰宅致候東京では三ツ程芝居を見たので外にいろいろで妙にへとへとに労れ申候。帰宅後早速御伺い可仕の處どうしても巽画会の出品をやらなければならぬことに相成又々延び候段不悪御許被下度来月は必ず御邪魔可致天風君川上君も其頃は是非参られる約束に有之候拝啓先日御出での節は誠に失礼仕候。
今日は昔の手紙のご紹介です。今年2回目のご紹介になりますが、「日本画家今村紫紅画伯」からの手紙です。今村紫紅画伯は1880年(明治13年)横浜出身の日本画家。明治33年、安田靫彦画伯と出会い行動を共にされます。明治40年岡倉天心の指導も受け、明治44年には原三渓氏の援助も受けられるようになり活発に活動していきます。大正5年2月28日に35歳という若さで夭折してしまいますが、若い画家の方たちにも大きな影響を与えました。今年1月には明治45年1月6日に今村紫紅画
先日の「廣瀬長江画伯からのはがき」の読み下しです。御はがき拝見仕候。御帰館前も一度拝眉を得たく存候處其の機を得ずかへすがえすも遺憾に有之候。実は御承知の通り出品に夢中に成り居り候為御無音に打過し候為此の次第に相成罪を悔ひ申候。然るに十七日まで草稿まとまり不申到底開会に間に合わずと思ひ中止いたし候。両兎を追はずして一兎も得ぬ無念さ御察しヒ下度く会は昨日より開かれ申候出品不揃まことに心細き次第に有之候御帰郷を存せず十八日の夜せめてにぎやかしに草紙洗若衆等でも拝借せんか
新井旅館の創業は明治5年。湯治場の形から、明治14年に温泉宿に変化してきました。明治16年には岩倉具視氏。明治19年には三條実美氏。他にも多くの政治家や皇族の方々のご投宿を頂きました。明治30年代、三代目相原寛太郎に代が変わると、相原寛太郎が交流を深めていた、前田青邨・小林古径・安田靫彦・速水御舟・今村紫紅・川端龍子・石井林響・長野草風・廣瀬長江などと言った明治13~18年生まれの若い画家の方々が、サロンのように集まってきました。彼らの絵画が数多く残っています
今日の修善寺温泉は雨。そして朝からずっと4~5℃ととても肌寒い一日になっています。今月2回目の三連休ではありますが、河津桜や修善寺梅林などの散策にはちょっと残念な一日になってしまいました。ベランダの老紅梅も咲き始めてきましたが、また寒々しい光景になってしまいました。ただ、大雨ではないので、庭の景色はいい感じになっています。今日は「渡りの橋」付近で撮る写真が映えそうです。新井旅館のホームページもどうぞご覧下さい。Welookforw
天長節、長歌并に二首天なるや、経津主神のチノリの靫の梓弓。天なるや、武甕槌神のたたむきの稜威のタカトモ梓弓。天の下、宮柱太敷きませば、天なるや、筈を振り立て、剱のたがみとりしばり、わが大王の梓弓梓弓背びらの靫の大王の谷ふたわたる弓弦鳴る音の弓弦鳴るわが大王の喰す国の梓の森に日継の宮に大嘗祭祭儀の始源、阿曇神話・海幸山幸神話と龍神https://frcodon.yoka-yoka.jp/e2341104.html画/安田靫彦「日向御発光」
新井旅館に残る昔の歌舞伎のパンフ大正15年本郷座2月興行大正15年は1912年、今から112年前の興行パンフレットです。本郷座は、現在の東京都文京区本郷3丁目に明治初期から戦前(昭和)まであった劇場です。明治6年(1873年)本郷の地主奥田某が本郷区春木町に奥田座を開場。明治23年(1890年)に本郷大火で類焼、翌年新築開場したが、明治31年(1898年)にまた類焼、その翌年に再築開場。明治35年(1902年)に区名を採って「本郷座」と改称。大正12年(192
今日の修善寺温泉は晴れ。今朝は5℃まで気温が下がり、一日で10℃くらい気温の変化があるようです。暖かくなったり寒くなったりと体調に気を付けたいですね。「明治14年築登録有形文化財青州楼」の一階。右が「昭和9年築登録有形文化財天平大浴堂」、左が湯上り処「湯燈」奥に進むと「あやめの湯」その左の階段を進むと「昭和39年築桂の棟」と「昭和7年築登録有形文化財あやめの棟」この階段と天井そして右側の木枠のデザインは「日本画家安田靫彦画伯」
今日の修善寺温泉は晴れ。朝は3℃くらいと寒い朝でしたが、だんだんと暖かくなってきています。「新井旅館登録有形文化財渡りの橋」「日本旅館」の佇まいです。「雪の棟」に向かう太鼓橋下を水が流れていますので、湿気を逃がすために床板は「すのこ状」になっています。湿気を逃がすことともう一つ。「下が見える。」よく見ると、鯉たちが泳いでいます。日常ではあまり見られない光景。そんな景色が新井旅館にはいく
今日の修善寺温泉は曇り。午前中は気温も7℃くらい、曇っているので肌寒く感じる一日になりました。午後からは13℃くらいまで上がる予報ですが、今日も温泉に浸かってのんびりしたい一日になっています。新井旅館自慢のお風呂「昭和9年築登録有形文化財天平大浴堂」日本画家安田靫彦画伯がデザインして、早稲田大学の建築家中村鎮先生が図面に落とし、昭和6年から3年かけて昭和9年に完成したお風呂です。今年で築90年。安田靫彦画伯が、天平建築である「法隆寺食堂」を
「吉田博木版画の100年」からの続きである。入口を入って、外を眺め、最初の展示コーナーは日本画である。とても豪華なラインナップだった。「琴棋書画」橋本雅邦明治15年(1882)下の方の女性は、硯から墨を池(?)に流しているような。水が黒くなっている。「富士の巻狩」菱田春草明治35年(1902)解説パネルによると、「巻狩」というのは「獣を四方から取り巻き、追いつめて捕らえる狩猟方法」だそうだ。「椿」小林古径
いつもお越しいただきありがとうございます✨先日のブログで大好きな日本画家の安田靫彦画伯のことを少し書きましたあまりにも有名な画家さんです(*^^*)代表作飛鳥の春の額田王教科書などで誰もが見たことのある日本画です✨卑弥呼(ヒミコ)検索すれば必ずといっていいほどこの絵が現れます✨この卑弥呼は阿蘇の五岳を背景としている九州の卑弥呼大和のヒミコ女王奈良の三輪山を背景とした大和のヒミコです木花開耶姫命色々思うこともありますが今回は書きません花の酔上野の国立博物
先日の「今村紫紅画伯」から112年前に頂いたはがきの読み下しです。比較的読みやすい字が多いように思えます。拝啓安田君は去る三十日より発熱致し一時は九度以上に相成心配致し沼津より須田先生来診され(チブス)の様に申され候へ共其後経過よろしく昨今には平熱と復し候に付最早大したことも無之候間御安心被下度明日は御都合にて是非御参加待居候早々一月六日夜拝啓安田君は去る三十日より発熱致し、一時は九度以上に相成心配致し、沼津より須田先生来診さ
新井旅館の裏庭には、昭和11年に日本画家安田靫彦画伯設計で造られた観音堂が設置されています。平成10年に国の有形文化財に登録されました。その「観音堂」の入り口に紅梅の木が植えられています。お正月前はまだつぼみでしたが、ここ数日の暖かさでしょうか?かなり開いてきています。今年の修善寺梅林も、例年より早く咲き始めるかもしれません。新井旅館のホームページもどうぞご覧下さい。Welookforwardtoyourvisitto
「新井旅館書画展示場」新井旅館と関わりの深かった方々や、文人墨客の方々が残してくれた書画を展示しています。作品の入れ替えを致しました。新しい展示物は、前田青邨寒月安田靫彦暗香浮動前田青邨・安田靫彦合作宝珠石井林響十歌仙渋沢栄一書「本事萬為信」以上5点を展示しています。ご滞在中にどうぞご覧ください。前回の展示内容はこちら→2023年7月15日の日記新井旅館のホーム
先日の113年前の明治43年に頂いた「前田青邨画伯からの手紙」の読み下しです。まずは前半。謹啓いつもいつも長々と御厄介に相成難有御厚禮申候あまりに寵光を辱し候事感謝之辞を不知候私十三日夜無事着京目之廻る程多忙にて昨夜一先左記へ轉宿仕候都合にて昨日謹啓いつもいつも長々と御厄介に相成難有御厚禮申候あまりに寵光を辱し候事感謝之辞を不知候私、十三日夜無事着京目之廻る程多忙にて昨夜一先左記へ轉宿仕
今日の修善寺温泉は晴れ時々曇り。今朝の気温は10℃、日中も15℃までしか上がらず肌寒い一日です。今日は「昭和10年築登録有形文化財吉野の棟」からの景色。「吉野の棟」は定員6名ご家族やお仲間が大勢で集えるお部屋。広縁前の障子を開けてみます。目の前に「桂川」そして対岸は「竹林」只今こんな景色です。2階からはこんな景色。左側に「桂橋」右側に「楓橋」が架かっていますが、その間が「竹林」今日は日曜日という事もあり、「桂橋」
長野草風筆《高秋霽月》1926年東京国立博物館の本館の常設展に展示。今日の一枚のアート(←勝手に名付けた)●長野草風《高秋霽月》月にちぎれた雲がたくさん描かれています。ところで、作品名の《高秋霽月》とはどういう意味なのでしょう。キャプションによると、英語でのタイトル名は"ClearMooninAutumn"《高秋霽月》(こうしゅうせいげつ)って意味不明だけど、英語だとすぐわかりますね。■
今日の修善寺温泉は雨。夜中に少し強い雨が降り、また9時くらいに強い雨が降りましたが、現在は小雨。「登録有形文化財渡りの橋」前の景色です。雨が降って庭がきれいに見えています。特に紅葉した葉が濡れて輝いた感じ。まだ青い葉も多いのですが、雨が降るとまた景色が変わってきます。新井旅館のホームページもどうぞご覧下さい。Welookforwardtoyourvisittoourwebsite.歴史・文化に囲まれた宿新