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もうすぐ夜明けだこんな時間の仕事終わりくたくたの身体にひんやりとした空気をまとって歩くのも悪くない見上げると冬の星座が浮かぶ夏の天の川はこの時間には見えないんだなと独り言ちる東の空にひときわ明るい星がひとつシリウスだこれから世界を照らそうと言わんばかりの眩さふと七夕の伝説を思い出した愛し合い、仲の良かった夫婦がそれぞれが天へ昇った後もお互いに会いたい思いを募らせながら小さな星々を掬い集め1000年もの時を掛けて天の川を作りそこを渡ってシリウスの星で再び出会い今も
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今でも時々俺の中に振文が、居るそんな感覚に陥る胸が痛くて吐き出そうにも言葉が出なくて堪えても堪えても涙が零れる押しつぶされそうな気持ちが声にならない声をあげてる間違いなくこれは振文だもう俺は振文ではないのだと言い聞かせても感情はただ真っ直ぐに振武へと向かっているこれが何を意味するのか震える指先を握りしめては真っ暗な雨夜の空を見上げ見えない月を探した目を覚ますと不安そうに俺を覗き込む柏宇が見えた「大丈夫?孟霖」「…なんで」柏宇の指が頬に触れた「泣
夏至の日まだ陽の高い空を見上げる『君に出会えてから、季節の移り変わりが楽しみなんだ』そう言って笑う柏宇を思い出した『太陽も月も、雨も風も、当たり前にあるようで決して当たり前じゃない。君が僕の目の前にいることが決して当たり前じゃないように』柏宇の胸の中で聞いた言葉は全て覚えてる『当たり前じゃないけど、それはすごく自然なことなんだ。君に出会えたことも、こうして一緒にいることも』暖かい陽射しのような心地いい風のようなそしてやっと見つけた居場所のような柏宇の言葉やがて
言葉数が減る溜息の数が増えるもう、それだけで孟霖が落ち込んでるのは明らかだでも、何かあった?なんて聞くだけ無駄なのも分かってるきっと彼は話そうとはしないし大丈夫?なんて聞こうものなら大丈夫だで片付けられるこういう時僕には為すすべがない相変わらず孟霖は甘えるのが下手だ僕は意を決して孟霖へ近づきちょっと強引にその身体を引き寄せた「ちょっ、柏宇!」小さな抵抗も、僕には敵わないよ「孟霖」「なんだよ!」「しーっ」「何なんだよ!」「良いから、黙って」頭を抱き寄
最近気付くと孟霖が僕の右隣に居る僕はと言えばそばに居てくれるのが単純に嬉しかったでも1枚の写真を撮る時いつものように僕の右隣に来た孟霖をもう少し中央へと思い自分の身体を動かそうとした瞬間に無意識に右足へ体重をかけた僕は足の痛みとともにほんの少しだけバランスを崩してしまった気取られまいと体勢を戻そうとするよりも早く僕は背中がほわんと温かくなるのを感じたそしてようやく気付いたのだ孟霖が僕の右隣に居た理由を「あ、ありが」とう。の言葉を制するようにぽんぽん、と掌が優しく
喧嘩の原因は大したことじゃない帰ってシャワーを浴びて一晩眠ればスッキリするだろうそう思って「帰る」そう言った孟霖を置いて歩き出す「柏宇」「何」「柏宇」「何だよ」「こっちへ来い」「だから、何だよ」「いいから、早く来い」ひとつ、溜息を吐いて孟霖の元へ行く目の前まで来ると孟霖は少し怒ったような顔で僕を見つめそして僕を抱き寄せた思いがけない力強さに呆気にとられていると僕の肩に押し付けられた口から孟霖の囁きが聞こえた「怒ったまま帰るな」「え…」「どんなに言い合い
初めてなんだ。そう言って、まだ真っ新な浴衣姿を僕に見せてくれた孟霖「似合うね」そう言うと照れたのか俯く「慣れないから落ち着かない」ちょっと困った顔で笑う「ゆっくり行こうか」「あ、ああ」歩き出す足元に裾が翻る慣れない様子に戸惑うのが分かる『紗綾形』というらしい、と聞いていたその模様は細やかで気品があって孟霖の持つ繊細さと柔和な雰囲気をより一層際立たせていた「はい」手を差し出す「ごめん」謝りながら僕の手を取る「なんで謝るの」「あ、いや、なんとなく」「僕は手を繋
君の姿を見つけて嬉しくて思わず名前を呼びそうになるのをやめた文字をなぞる視線に合わせて揺れる睫毛時折傾げる繊細な首筋何かを心に書き留めるように小さく動く艶っぽい唇ページを捲らんとする指先からはメロディーが聴こえて来そうだこんな幸せを逃すわけにはいかないと思った君が僕に気付くまであと少しだけ「柏宇」やがて僕に気付いた君が僕を呼ぶ駆け寄りたい気持ちを抑えつつ僕はゆっくりと君へと近づいて行く不意に差し伸べられた手に戸惑いながら指を重ねた「僕をお姫様扱い?」
雨音に導かれ君の声を思い出す何考えてんのつい聞いてしまう僕に君は意地悪そうに笑ってこう云う「聞いたって全部は答えてやらないからな」僕は「それでもいい」そう云うだって僕は君の言葉が欲しいだけだから君の言葉ひとつひとつを丁寧に掬い上げる宝物を仕舞うみたいに優しい言葉も少し意地悪な言葉も君の声音に乗ると心地いいこれからゆっくり君を知っていくからゆっくりでいい僕に近付いて僕の名前を呼んで雨空の向こうで待っているからその声で僕を呼んで【crediton
星も月も見えない夜だった上がった息の中、少し朦朧とした意識のまま暗闇を見つめていると不意に落ちてきた首筋へのキスで我に帰る「くすぐったい」「何考えてんの」「今夜は、宇宙(そら)が真っ暗だ」「僕が居るから良いじゃない」クスクスと笑い合う「それに、孟霖の目は星より綺麗だし」「そういうこと真顔で言うなよ」「本当だよ」瞼にキス今夜これで何度目だ?お前が俺の瞼にキスするの「柏宇」「…ん?」俺は、さっきまで頭の中で考えていたことを口にしてみた「俺、お前が居なくなったらど
自分らしさってなんだろうなんてことを、考えていた「何考えてんの」柏宇の声にふと我に帰る「いや、別に」「悩み事あるんなら聞くよ」「なんで俺がお前に悩み事相談しないといけないんだ?俺の方が年上なのに」「そんなこと関係ないと思うけど」そうだけど…「僕のこと信頼してる?」「そりゃあ、勿論…」「僕も孟霖を信頼してる。それぞれの人生を行きてきた2人が今ここに居て、お互いに信頼し合ってる。それってすごく幸せなことじゃない?」確かに「無理に話すことないけど、話したいことあったらちゃんと
先週から、Privatterに文章投稿をしていると書きましたが…投稿を始めたからなのか、フォロワーが増えてきました。おお〜凄いな!相互フォローじゃないと読めない投稿もあるので、読みたい人は一言くださいとお願いする事にした。夜中とかでも、初めまして〜とくる。でも、読んでもらって、直接感想が聞けるのは、本当に嬉しい。リアルで胸がギュッとなりましたとか、ドキドキしましたとか、情景が浮かびましたとか、とても嬉しい感想をくれる。先日は、プロポーズのお話を書きたいけど宇→霖か、霖→宇か、アン
雨が降り出した風のない夜に、それは空から真っ直ぐ地上へと降り注ぐ「何、見てんの」雨音に調和する声「雨」隣に並んで窓から空を見上げる雨が降るとこの人を近くに感じられる「雨か…早く止むと良いな」「僕は雨が好きだよ、あなたの名前だから」この人に出逢って『霖』という文字の美しさを知った「…雨が降ると、見えなくなるだろ」「何が」「星」「星…好きなの」「宇宙(そら)は、おまえの名前だろ…」耳を真っ赤にして俯く横顔「あははは」「笑うな」「だって」嬉しくて、嬉しくて
今日も、仕事から帰ってから、ご飯を早めに食べて、作文を書きましたどうも、待っていてくださる方もいるようで、有難いあらすじを書いて、そこに肉付けしていく作業。無茶苦茶楽しい!仕事中も頭の中で、構想が膨れ上がって、帰ってくると何故か忘れてる…同じ場面の二人の人物の心の中を書くんだけど、それも受けている理由か?まあ、単にみんな宇霖が好きで読んでくれてるんだろうけど、書くと思うけど、書くって楽しい!去年の今頃も書いてたな…前回→男女の恋愛、今回→BL。まあ、思いつく限り、私の妄想を文
先日から、Twitterのプライベッターって言うんですか?←よくわかってない(笑)あそこに、作文←その程度のもの、を投稿し始めました。えー『文武』カップルではなく、『宇霖』カップルで…(笑)始め間違えて、誰でも読めるようにしてしまったんですが、そのせい?でフォロワーさんが増えました(笑)趣味垢を2個3個と分けているんですね。投稿は2番目のアカウントだけど、URLは3個目に貼り付けてあるので、皆さんに迷惑をかけながらも、読んでくださる奇特な方がいて、その感想を読んで、意外とウケていること