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「英雄の書」の下巻を読もうとした矢先に本屋で「スミルノ博士の日記」を見つけてしまった!もう50年も前のことだが九鬼紫郎の「探偵小説百科」という本があり、私の記憶では最初に知ったのはこの本からだったと思う。この辞典のような本に傑作ミステリが紹介されていたのだが、最も気になる「スミルノ博士の日記」は雑誌「新青年」にずいぶん前に翻訳されたとかされないとか。江戸川乱歩や横溝正史や中島河太郎が激賞するものの本が手に入らない。もう一生読むことはないのかと諦めていた。それが、しれっと中公文庫から新刊本とし
華氏451度/レイ・ブラッドリ/ハヤカワ文庫前回読んだアンドロイドは電気羊の夢をみるかは1968年に華氏451度はその15年前の1953年に書かれている。環境設定のリアリティがあるといったらアンドロイドは~の方が優れていると思う。しかし、本を見るのが禁止され所持している場合、家ごと焼かれてしまうというのは極端でも私たちの知らない所で読んでほしい本・文章だけが市場にでて、読まれたくないものは消えていくようなコントロールは行われるかもしれないと危機感を持った。例えば、最近知ったのだけれど