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時代小説『春風ぞ吹く代書屋五郎太参る』『春風ぞ吹く代書屋五郎太参る』宇江佐真理・著2000年初版新潮社2003年新潮文庫カバー装画村上豊画像の猫型人形は、漫画家で造形作家の、さわだまこと先生(Ameba「ねこごよみ」)の作品です。東京・高円寺の猫雑貨&猫ギャラリー「猫の額」さんで販売しています。『江戸。武家の五郎太は25歳。学業優秀だがまだ小普請(小身)の身で、茶屋で代書の内職をしている。幼馴染みの紀乃と契りを交わす
「夜露がたり」砂原浩太朗新潮社ついさっき読み終えたので早速投稿😅読了しているのに、未投稿の📖がまたまたたまりだしておりますが記憶に新しいものからさっさと片付けないと…内容を忘れてしまうお年ごろ🤪全て短編で8話これまでの砂原浩太朗作品とは違い、江戸の市井で慎ましく暮らす女性が主人公の話(「錆び刀」の主人公は若い浪人)全体的に暗めな話だが、どれも最後は女の強かさを感じるラスト宇江佐真理を彷彿させる内容でしたこれからは、こういう作品も書いていくのかな
ココロモチが厳しい時に読んだせいかちょっと痛かった。気ままに生きていることがありがたくもあり。蝦夷拾遺たば風(文春文庫う11-24)Amazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}
久しぶりに宇江佐真理さんワールドもいいなと思い借りた本「江戸人情短編傑作選」と題して宇江佐真理さんの短編をまとめたものでシリーズ2弾目だそうだ。彼女のものは全制覇したつもりだけれど、これ、読んだなと思い出したものは二篇くらいだな江戸時代を舞台にして「人」「人情」「人の生活」「現代社会へのメッセージ」を書くそんな宇江佐真理さんの熱い想いが詰まっている。図書館の長期のお休みが終わるまでにあと三日この間、借りた分はとても読みきれないな(笑)最近、夜、布団に入ってからの読書が進まない安
雷桜宇江佐真理著これは、2000年発行の結構古い小説です。宇江佐真理さんも、もう亡くなられてますし、映画化されたのも、大分前です。が、読み返したくなりもう一度、読みました。やっぱり、大好きな作品です。恋愛小説かなぁ、最初読んだ時は、悲しくて、恋愛小説の要素しか、印象に残らなかった、けど、今、もう一度読むと、家族愛、家族愛の小説と、ハッキリ分かりました。深いなぁそれと、時の流れが、美しい、いい、小説です。時代小説やから、作品が色褪せない。雷桜(角川文庫
盲点でした。実家のガレージに放置してある亡き父の車のことです。色々落ち着いたら処分すればいいや、と呑気に構えていました。しかし、故人名義の車は財産とみなされ相続税の対象になるのだそうです車好きの父は80歳を境に運転をやめました。その後は面倒を見てくれていた叔母が使ったり、父の外出や病院に連れて行く際には私も使っていました。なので保険は更新していたのです。思い返せば父はよくこう言っていた。「車が残っていると私が死ぬと面倒なことになる。まだ生きているうちに処分してしまいなさい」
時代小説『雷桜』宇江佐真理『雷桜』宇江佐真理・著平成12年(2000年)初版角川書店カバー切り絵クラフト百鬼丸2000年123回直木賞候補初版が2000年だから、その頃か少し後年だったか、馴染みの喫茶店を訪ねると友人らが本書を語りあっていた。私はまだ読んでいなかった。早く読めと強く薦められた。友人らの「切ない」「登場人物達と別れるのがつらくて読み返した」そんな言葉が印象に残っている。20数年ぶりに再読。江戸時代後期。瀬田村の庄屋
2/3土曜日。昨晩はオホーツクから車で札幌にと戻ったのは夜中の2:30だった。少し寝ると案外スッキリと起きられたが、曇天。朝から綿あめみたいな雪が降りしきる…のんのんと。もふもふと。ほぼ満席のお客様の予定。ご予約いただいたお客様は予定通りいらっしゃれるだろうか。。事故なくお越しいただけるだろうか。。多量の雪が降ったばかりの歩道はさぞ歩きづらかろうな。。祈るような気持ちで、朝イチからの会場設営、ゲネに臨みました。やがて昼に近くなると、どんどん空は明るくなり、嬉しいことに雪が
「昨日みた夢口入れ屋おふく」を読む。口入れ屋の娘、おふくは、派遣する奉公人がいない場合、短期の助っ人として、あちこちに女中奉公に出て...『口入れ屋おふく昨日みた夢(角川文庫)』宇江佐真理https://t.co/QiIcSxqlzW#booklog—その後の、転んでもタダのオバサン(@ohoba3)January29,2024
宇江佐真理さんの「糸車」を読む。松前藩の家老だった夫が、江戸藩邸で殺害された。同時に、息子の勇馬が姿を消す。国許にいたお絹は...『糸車(集英社文庫)』宇江佐真理https://t.co/eBpJfnJena#booklog—その後の、転んでもタダのオバサン(@ohoba3)January25,2024
文春文庫2015年1月第1刷2019年11月第3刷293頁髪結い伊三次捕物余話シリーズ第11巻伊三次も四十の声を聞き随分と丸く涙もろくなりましたしかし、女房のお文は相変わらずで、やや短気が玉に瑕ですが気風の好い頼りがいのある姐さんで、伊三次は頭が上がらないものの仲良く暮らしています「あやめ供養」町医者の母親に変事が起こり容疑者として直次郎の名が浮かび上がります今は真っ当な暮らしをしているはずの直次郎がそんなことをするはずはないのだが…悩む伊三次でした
文春文庫2014年1月第1刷2017年1月第2刷294頁髪結い伊三次捕物余話シリーズ第10巻伊三次とお文の息子・伊与太が修行していた顔に大きな青あざをこしらえて絵師の家から逃げ帰ってきます仔細を訪ねてもだんまりを決め込むばかりやがて人相書きの腕を見込まれて不破龍之進の家で中間として働きながら奉行所で仕事を始める伊予太でした絵師の道を諦めてしまうのか、親の心配をよそに揺れ動く心を持て余しています一方、龍之進の妹・茜には、剣術の腕を見込まれ奥方やご息女の警護をす
遂に宇江佐真理さんの著書を読みつくしてしまった。寂しい。追々と再読いたしましょう。先月より仕掛人・藤枝梅安シリーズに突入。10月の読書メーター読んだ本の数:7読んだページ数:2418ナイス数:520新装版・梅安蟻地獄仕掛人・藤枝梅安(二)(講談社文庫)の感想シリーズ第2弾。☆仇討に行って返り討ちにあった老女の恨みを晴らす。☆今度の仕掛けは主君を毒殺した伊豆屋長兵衛。その弟の町医者山崎宗伯を狙う浪人小杉十五郎。勘違いで梅安を襲った小杉との友好が生まれる。☆遺言で名門道
今月初めに読んだ「憂き世店松前藩士物語」で、宇江佐真理さんの小説64作品(夕映えが上下分冊で計65冊)をコンプリートしてしまった。全ての文庫を残しています。ポツポツと繰り返し味わいたいと思います。で、こちら再読。通称「やさぐれ長屋」と呼ばれている日本橋本石町の裏長屋・弥三郎店。大工の鉄五郎と煙草屋を手伝うおやす。老いた母親の面倒をみているおすぎ。同じく老いた母親と二人暮らしの左官職人・喜助。錺職人の茂吉・おとき夫婦と三人の子供たち。越してきた新婚の駕籠かき六助
鉄道に乗って出かけたい場所は?北海道・・・函館大好きだった時代小説作家の宇江佐真理さんが生まれ育って数々の作品を生み出した街を歩いてみたい宇江佐さんが感じた空気にふれてみたい著名人が亡くなったと聞いて本気で涙を流して泣いたのは宇江佐真理さんの訃報を知った時だけなんです宇江佐さんが亡くなってもう何年も経ちますが失った大きな穴を埋めてくれる作家にはまだ出会えていません▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしよう幻の声髪結い伊三次捕物余話(文春文庫)Am
松前藩は転封に伴い石高が下がり、多くの藩士が雇止めになった。江戸詰めだったなみの夫・相田総八郎もその一人であった。妻のなみは両親亡く屋敷を追い出されて兄夫婦を頼ったのだが嫂の仕打ちに耐え兼ね、遂に夫を捜しに江戸へ向かう。江戸で再会した二人の貧しい裏長屋生活が始まった。日雇い、内職に明け暮れる浪人生活。様々な苦しみや悲しみを乗り越えながら帰封を願い10年以上の時が流れる。☆彡「あの場所に帰りたい。あの愛しい日々に戻りたい。」あの苦しかった日々はそんな年月であったのだ。良い余韻
先月はもったいなくて残していた「きんぴかシリーズ」と宇江佐真理さんの数少ない未読本を手にしました。未読の宇江佐作品はとうとうあと二冊になってしまった。9月の読書メーター読んだ本の数:5読んだページ数:1779ナイス数:438彼岸花(光文社時代小説文庫)の感想☆十五のおたえは両親が落ち着くまでつうさんという老婆の住む田舎へ預けられる☆幼い三吉は父の病気を機に隣の梅次とおかつ夫婦に育てられたが梅次の急死で事態が一変する☆四人の尼僧で営む万福寺に幼い女の子が置き去りにされた。☆庄屋
家族関係や生活苦。市井の女たちが背負う苦労の6篇。☆深川店を畳み、本店のある大阪へ移り住む一家。15歳のおたえは両親が落ち着くまで知り合いのつうさんという老婆の住む田舎へ預けられる。☆幼い三吉は父の病気を機に隣の梅次とおかつ夫婦に預けられ、結局今まで育てられてきた。大工見習として過ごす日々だが、梅次が急死し事態が一変する。☆四人の尼僧で営む万福寺に幼い女の子が置き去りにされた。妙円はこの幼女が気に入り目を輝かせて世話をするも別れの時がやってくる。☆初恋を諦
こんにちは。さいきんは涼しくて夜も長いので、つい夜更かしをしてしまいます。まどを開けると、虫の音が心地よいです。百メートルくらい先の田んぼからきこえてくるので、相当大きな音を出していると思いますが、きっとですね☆彡鈴虫季節の変わり目で、これからは急に寒くなることもありますが、のどの調子を整えることも大事ですね。秋や冬になると、すぐ咳をしやすくなるので龍角散をいつも持っています。ということで、きょうは1990年ころの洋楽でサムブラウンさんの
久々の時代物。大事にとってた宇江佐真理さんもの。いつかこんな風に糸車をまわしているおばあさんになっていたなぁ。糸車(集英社文庫)Amazon(アマゾン)
文春文庫2013年1月第1刷2016年4月第4刷344頁髪結い伊三次捕物余話シリーズ第9巻江戸の大火で住み慣れた家を失ってから十年伊三次とお文は新たに女の子を授かっていましたささやかな幸せをかみしめながら暮らすふたりの気がかりは絵師の修行のため家を離れた息子・伊与太と、二十七にもなって独り身のままでいる不破龍之進の行く末でした本巻で主に描かれるのは不破龍之進の結婚問題龍之進坊ちゃん、ついに年貢の納め時ですお相手は、生まれは町人、鳶の娘で苦労をしなが
今日から小説「蝉鳴り」の掲載を始めました。1988(昭和63)年の函館市民文芸小説部門佳作受賞作で、私の処女小説になります。(男性だから童◯小説というべきでしょうか😆ストーリーはこれから進行して行きますが、全くのフィクションであります。(過去の私の美女写真からモデルなどを探さないように願います🤣)なにせ40年も前の作品なので、筆が幼稚で描写力も涵養されていないとつくづく感じます。その辺はご容赦いただきたいと思います。原稿用紙にして50枚ほどの短編です。なおこの時文芸評論部門
あにょにょ~!自分時間を確保するのが超絶ド下手くそなワタシがお送りするブログ「そうだちょっと、休もう。」今日もお付き合い頂けたら嬉しいです。今日のブログは「書く習慣1ヶ月チャレンジ」です。▽「書く習慣1ヶ月チャレンジ」とは?いしかわゆきさん著「書く習慣~自分と人生が変わるいちばん大切な文章力~」に掲載されている、書くことを習慣化させるためにいしかわさんが設定した30個のお題について、毎日一つずつ書いていくというチャレンジです。だけどワタシは毎日一つずつなんてとても無理そうなの
てんげる治療院山﨑ゆか裡です。神奈川歯科大学大学院統合医療学講座の2年生が始まって1ヶ月と少しが過ぎました。八ヶ岳からの通学は中央高速道路を走る高速バスを使うことが多く、新宿から高輪ゲートウェイ駅までを含めると片道約3時間が読書タイムになります。子供の頃から本が好きで、将来なりたい職業の一つが古本屋でした。理由は、暇そうで店番しながら本が読めそうだから読むジャンルは雑多で、あとで調べ物に使いそうな本は手元に置きますが、小説のほとんどは図書館で借りてきま
宇江佐真理の本~📗「深尾くれない」壮絶な角馬の生涯を妻・かのと、娘・ふきを通して描いた
宇江佐真理著『日本橋本石町やさぐれ長屋』を読みました。江戸時代。舞台は日本橋の長屋。ちょっと癖のある住人たちの市井の物語。色んな種類の涙や笑いがある連作短編集でした。前に読んだ宇江佐さんのエッセイに、「江戸時代から我々が学ばなければならないことは何だろうか。それは取りも直さず、人間の生き方にほかならない。私を含める多くの時代小説家達は、それを際立たせるために、現代生活に組み入れられるようになった数々の便利と、海外の情報、新しい道徳観念を敢えて排除した物語を世に問うているのだ
10年ほど前に読んだはずの宇江佐真理の時代小説、3品を再読。「恋いちもんめ」「十日えびす」「日本橋本石町やさぐれ長屋」とタイトルだけはしっかりと記憶している。彼女の作品は全て完読していると珍しく自負したくなる宇江佐マニアなのだから、当然、この好みのタイトル3作品も読んでいた。はず。なのに、再読してみれば、最初の2作品はキャラの名前以外ほぼ覚えていない。かすかな陽炎のように、登場人物のその後が浮き上がるのだが、この展開は一体どうなるのだっけ、となり、あれよあれよの1冊、1時間読破、とな
宇江佐真理著『見上げた空の色』を読みました。図書館で、なんとなく惹かれるものを感じたので借りてみました。写真ではうまく撮れませんでしたが、装丁の色やデザインも好みです(^^)時代小説作家の宇江佐真理さんのエッセイ。読んでよかったなぁと思いました。何げないことが書かれているのですが、宇江佐さんの文章は、なんとも心地よいのです。正しい日本語とか上品な日本語とかいう括りじゃなくて、日本語っていいなぁ~と久しぶりに思える文章でした。早速、宇江佐さんの小説を買ってきましたよ。
【2023年11冊目】村上春樹「レキシントンの幽霊」(再読)読書会のテキストで収録作の「沈黙」が使われているというのであらためて。短編集全体に流れる「寒さ」を感じる。【2023年12冊目】江川紹子「「カルト」はすぐ隣に」ジュニア新書なのでわかりやすく、大人が読んでも勉強になる。オウムとは何だったのかを改めて考える一冊。【2023年13冊目】頭木弘樹「落語を聴いてみたけど面白くなかった人へ」絶望名言の頭木さんの全く新しい落語論。「耳の物語」「目の物語」という視点が斬新
夫婦揃って、都内をあちこち動きまわるような働き方をしている。出先で目新しい店に立ち寄れるのが魅力。とりわけスーパーは文句ナシに楽しい。ラジオCMでよく耳にしていたロピア。夫が出向いているエリアで初来店を果たし、すっかりハマってしまった。ボリューミーでリーズナブルな惣菜の数々には驚くばかり。私は本に影響されやすい(favorite30)。ケチャップやらマスタードやらハラペーニョやらを追加して大いに楽しむ。仕事はひと段落してしまったようで、しばらく再訪のチャンスはなさそう。生活圏内