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〇。鳥啼き魚の目に泪宇佐美まこと華族の生き方やその滅びゆく時代の雰囲気がとてもよく描かれています⇑クリックお願いいたします<(__*)>
独特の嫌な空気のある短編ホラー。草が生い茂る中にある池から出てきた子供。幼稚園の時に目撃したその子は、成長した後も姿を見せるように。子供の姿をした何かを側に不幸な現実に復讐する表題作を含めた7つの怪談。るんびにの子供(角川ホラー文庫)Amazon(アマゾン)幽霊系かな?と思うあらすじですが読んでびっくりのヒトコワでした表題作。不可思議な存在の子供はあくまで舞台装置。本当の恐怖は主人公の中にある…誰でも持ちうる、いや、私もすでに持っているあの感情。人間の方が怖い!!一
4月の読書は4冊映画も韓ドラも読書もなんとか両立できた4月👌今月の読書面白い本ばかりだったのでそれも良かった👏16📕さっちゃんは、なぜ死んだのか?✏️真梨幸子🍀講談社題の通り、さっちゃんがなぜ亡くなったのか知りたくて一気読み。不幸せな女性たちが繋がって(時に男性も)…まさかの結末!!!あの人どうなっちゃっただろう…怖「氷と泡(氷河期とバブル期)」このネーミングセンスが私はすごく好きw!初めて読んだ!と思ったら…2022年12月に一度読んでいたらしい17📕
逆転のバラッド宇佐美まこと2023.2発行人生の折り返し点50歳を過ぎた男たちが、地方の町を侵食する悪事にたち上がる不正融資、殺人事件、詐欺、病院の隠蔽事件と盛り沢山本社の出世コースから外れ、地元の支社に変わった新聞記者代々続く銭湯の改修工事で融資が受けられない店主郵便局を辞めて、父親の古道具屋の店番を手伝うやる気のない店主60歳近い男達のやる気のない会話、人生半分以上終わっている風来坊のような男達そんな中、顔なじみの銀行員がある日亡くなったその婚約者だと言う女性が現れ、
宇佐美まことさん羊は安らかに草を食み実際の体験を取り入れているかのような小説でした。生き方、時代の重さたるや。宇佐美さんならではの描写も見事です。
宇佐美まこと「誰かがジョーカーをひく」を読みました。<冒頭あらすじ>胸のすくノンストップアクション。平凡な主婦が巻き込まれる誘拐事件!わくわくドキドキ冒険の日々。女性たちの爽快な行動力が一気読みさせる書き下ろし長編!地方都市にすむ本作な平凡な主婦・沙代子はおんぼろ軽四・ピンクのラパンで走行中、飛び出してきたキャバラ嬢・紫苑と接触事故で遭遇。現金3千万円入りのボストンバッグを受け取る羽目に。入れあげていたホストの俊に依頼された紫苑は、沙代子と折半にしようと、金の持ち逃げを提案。この金
皆さんこんばんは。恒例の夜中の本紹介。「角の生えた帽子」宇佐美まことブレイク直前で大爆発しそうな宇佐美さん。個人的には直木賞狙える作家さんだと勝手に思ってます。今作は角川ホラー文庫から出た短編集。さてどうでしょうか?12編からなる短編集で、怪異や幽霊的な存在も出てきますが、それら自体の恐怖ではなく、あくまでもそれを取り巻く人間たちの人間模様が主軸の作品。不倫・家庭内暴力・ニート・児童虐待などがテーマになってます。流石の筆力でどの話も上手
★★★★☆初めは、幕間毎に描かれるプロットが意味不明過ぎて、本編との関連性を見い出せず、ハズレだったかも・・・そんな失礼な想念を抱く。地方都市によくある光景。振興の進んだハイソな地域。一線を画すうち寂れた地域。ちょうどその狭間に位置する、湧新地区。そんな新旧住民の入り乱れる、歌舞伎町を小ぢんまりとさせたような、ある意味キケンな地域に佇む、一軒の花屋そこで暮らす母子が主人公。大柄なオカマ花屋に入り浸る元同級生の刑事ちゃきちゃきとした花屋のアルバイト個性溢れる登場人
宇佐美まことさんの「誰かがジョーカーをひく」を読みました。宇佐美さん、昨年11月の作品。キャバ嬢と平凡な主婦の痛快バディ、エンターテイメント小説といった所。特に派手な展開や、あっと驚く様な仕掛けはないのですが、カビ菌、発酵食品に焦点を当てたのは興味深かったです。お話は、、胸のすくノンストップアクション。平凡な主婦が巻き込まれる誘拐事件!わくわくドキドキ冒険の日々。女性たちの爽快な行動力が一気読みさせる書き下ろし長編!地方都市にすむ本作な平凡な主婦・沙代子はおんぼろ軽四・ピン
宇佐美まこと著「誰かがジョーカーをひく」読了📘夫の暴言で家を飛び出した地味で気弱な主婦。車を走らせていて接触事故を起こす。相手は行動力満点のキャバクラ嬢。この二人が繰り広げる逃走劇🤣おちゃらけが過ぎるようでいてさりげない言葉が心に響く。土壌菌や発酵にがぜん興味が湧いてきた🤔
📘「探偵の探偵」松岡圭祐・あってはならない恐ろしい犯罪者に立ち向かうCOOLな少女…アクションも(((((゜゜;)📘「愚者の毒」宇佐美まこと・長い年月に及ぶ物語。日本の石炭産業が終わりを告げる頃、生まれてしまった…因縁なのか、偶然なのか、人生の最期は帳尻が合うものなの?📘「東京奇譚集」村上春樹・短編集なので電車の中やコーヒーブレイクにいいですね♪
こんにちは👋😃さばとは、高機能自閉症➕ADHD。毎日、自転車🚲️通勤頑張っています。昨日は、午後から旦那さんとお出かけ🎵ついでにブックオフへ本📖好きじゃない旦那さんにとって本屋さんの滞在は苦痛らしい……ごめんなちゃいクーポンの期限が昨日までだったので。1冊だけ……と思ったのにやたら車が多いな~と見ると20%OFFの日でしたこれは……2冊買わねばなるまいで、買いました🙌ずっと欲しかった『できたてごはんを君に』好きなんですよね……すでに読了済みの本📖ぶたぶた氏を愛する
皆さんこんばんは。恒例の夜中の本紹介。「虹色の童話」宇佐美まことブレイク直前の宇佐美ワールド。さてどうでしょうか?物語の舞台はレインボー・ハイツという名前が皮肉に聞こえてしまうほど、朽ちそうなボロボロのアパート。12部屋あるのですが今や五部屋しか住人は住んでいません。一階はアル中の祖父と孫、二階は夫のDVに耐える妻、そして夫がリストラされ妻が働く家。三階は夫から逃げて来たシングルマザー。再婚夫婦と血のつながりのない娘三人が住んでいる家族
宇佐美まこと『誰かがジョーカーをひく』です。私の好きさレベル5段階評価の『4.5』です。胸のすくノンストップアクション。平凡な主婦が巻き込まれる誘拐事件!わくわくドキドキ冒険の日々。女性たちの爽快な行動力が一気読みさせる書き下ろし長編!地方都市にすむ本作な平凡な主婦・沙代子はおんぼろ軽四・ピンクのラパンで走行中、飛び出してきたキャバラ嬢・紫苑と接触事故で遭遇。現金3千万円入りのボストンバッグを受け取る羽目に。入れあげていたホストの俊に依頼された紫苑
最近の宇佐美まことさんの小説はどれを読んでも面白く、昨年は5作読みました。本作は昨年2月に刊行された作品で、下の紹介文を見ると、宇佐美作品には珍しい真っ当な勧善懲悪のストーリーかと思われました。人生の折り返し点を過ぎた男たちが、平凡な地方の町を侵食する欲に塗れた悪事に立ち上がる、一発逆転のリベンジゲーム。(BOOKデータベースより)愛媛県松山市のひなびた港町を舞台に、還暦前後の4人の男たちが巨悪に立ち向かうというストーリーは、どうしても有川浩さんの「三匹のおっさん」を思い起こ
(坂本公民館の図書室の本)2022年9月15日発行愛媛県関連の作家ということで、宇佐美さんの本は、2B予算で買ってもらえる「ホラーサスペンス」なのね?(そうとは思わず読んだ)漢の時代から唐の時代、紫禁城といえば明の時代、そして上海事変のあった昭和初期の中国…古い時代を渡り歩いたお話は、最後に現代の日本に落ち着いて、、、いや、これは落ち着いたとは言わないか。。。昔の中国の名称などが読めない(何度も振り返ってルビを探して読むけど覚えられない💢)から、最初はとっつきが悪かったけ
悪い夏[染井為人]震える天秤[染井為人]羊は安らかに草を食み[宇佐美まこと]雷神[道尾秀介]昨年の正月は「ボダ子」で気持ち悪くなったのに懲りず、今年の正月は1年温めておいた「悪い夏」を攻めてみようと思います!闇に堕ちてきます!底辺の腐った人たち、クズ親、生活保護の闇とか私の大好きなテーマが詰め合わせのようです。これも「途中で気分悪くなって読めなくなった」という人多いですね…あの伊岡瞬さんが帯に「クズしか出てこない」と書くくらいだから、期待でウキウキ🎵染井
宇佐美さんのこちら、なんとか返却前に読了~鳥啼き魚の目は泪[宇佐美まこと]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}内容紹介(出版社より)その美しい庭は、人の心を曝け出す。駆け出しの造園設計士・高桑は大学の卒論で作庭師・溝延兵衛と、彼の代表作となったある庭を取り上げて以来、長年にわたり取り憑かれ続けていた。武家候爵・吉田房興が兵衛に依頼したもので、定石を覆す枯山水を作るために、大きな池が埋められていた。その池からは、白骨死体が見つかっていたーー。昭和
読書日記2023-255逆転のバラッド宇佐美まこと(著)[講談社2023年2月発行]✩✩✩✩あらすじ人生の折り返し点を過ぎた男たちが、平凡な地方の町を侵食する欲に塗れた悪事に立ち上がる、一発逆転のリベンジゲーム。鄙びた港町にある銭湯、みなと湯は地元で暮らす昭和世代にとっての密かな憩いの場だ。第一線を退き地元の支局に異動してきた新聞記者の弘之、老朽化した風呂釜修繕の金策に走る銭湯主人の邦明、暴力団を首になった釜焚き係の吾郎、儲からない骨董屋の跡を継いだ富夫らは、それぞれ人生に諦
結局、そうなんだよね#架空書店231128⑥🃏誰かがジョーカーをひく宇佐美まこと誰かがジョーカーをひく[宇佐美まこと]楽天市場2,090円#予約受付中#新刊#本#予約#読書垢#架空書店の本棚#231129on#誰かがジョーカーをひく#徳間書店気分よく生きるための私的解釈Amazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}【架空書店本店】https://kakuushoten.com/➡️【New✨】架空書店
【読書記録】339冊目「宇佐美まこと骨を弔う」堤防から人骨!?という記事が地方紙に掲載されたのを見つけた家具職人の豊は、自身が小学生の時に埋めた骨格標本のことを思い出していた。同級生の真実子が陣頭指揮を執り、仲間と共に埋めた骨格標本。あの骨は本当に骨格標本だったのか?自身の記憶と、友の記憶を辿り数十年前の真相に迫っていく。小学生から成長し、それぞれの場所で人生の岐路にたっている同級生達。果たして彼らに心穏やかに過ごせる日はくるのか??初めて読む宇佐美
皆さんこんばんは。恒例の夜中の本紹介。「やみ窓」篠たまき第10回「幽」文学賞短編部門大賞受賞作に加筆して出版された一冊。「幽」文学賞でデビューした作家さんは、宇佐美まことや岡部えつが有名。非常に面白い作家を選出しています。さて今作はどうでしょうか?主人公は2年前に結婚し、その後夫と死別し昼間はコールセンターで働く女性。住んでいたマンションのベランダから何故か落下し夫が死んだため、義理の母は息子を殺されたと主人公を事ある度に罵倒します。現
TVerで何本かドラマを観たあとは読書タイム!『あなたの涙は蜜の味』イヤミス傑作選辻村深月宇佐美まこと篠田節子王谷晶降田天乃南アサ宮部みゆきパッとしない子の話鳥肌。ざわざわ。
陽射しのある暖かいうちに散歩に出かける眺めのよい小高い丘にある遊歩道には薄とセイタカアワダチソウが元気よく丈を伸ばしている。かと思うと、一角では、草刈り機でそれらが一掃されている。公園ボランティアさんによる手入れがされ、まだまだ、元気のよい千日紅やコスモス、鶏頭は残されながら、これから植え込まれるだろうパンジーやビオラのスペースはきれいに整地されていた。季節の移ろいを身近で感じられるひとときだ『鳥啼き魚の目は泪』(宇佐美まこと)の舞台は、広大な庭園だそれは、戦前の、ある華族
展望塔のラプンツェル(光文社文庫う23-2)Amazon(アマゾン)労働者相手の娯楽の街・多摩川市。この地の児童相談所に勤務する松本悠一は、市の「こども家庭支援センター」の前園志穂と連携して、問題のある家庭を訪問している。一方、フィリピン人の母親を持つ海は、崩壊した家庭から逃げ出してきた那希沙とともに、倉庫街で座り込んでいた幼児を拾い、面倒をみることにするが。荒んだ街の子供たちに救いはあるのか?ー裏表紙よりー架空の市、
人生の折り返し点を過ぎた男たちが、平凡な地方の町を侵食する欲に塗れた悪事に立ち上がる、一発逆転のリベンジゲーム。鄙びた港町にある銭湯、みなと湯は地元で暮らす昭和世代にとっての密かな憩いの場だ。第一線を退き地元の支局に異動してきた新聞記者の弘之、老朽化した風呂釜修繕の金策に走る銭湯主人の邦明、暴力団を首になった釜焚き係の吾郎、儲からない骨董屋の跡を継いだ富夫らは、それぞれ人生に諦念を抱きながらも日々そこで交流を深めていた。彼らの前に突然現れたのは、不審死したみなと湯
恒例の夜中の本紹介。「子供は怖い夢を見る」宇佐美まこと大好きで、出す作品どれもレベルの高い宇佐美ワールド。今作はどうでしょうか?主人公は一人の青年。この青年の小学校三年生時代と、現在が交互に描かれる物語。子供を身籠ったままの母とDVの酷い父親の元を飛び出した主人公。行き場所もなく困って居たら、とある宗教団体が手を差し伸べてくれて、施設で暮らす事になります。近くの小学校に転校するのですが、馴染めず虐められ、教団にも馴染めない絶望的な日々を送って
宇佐美まことさんの「鳥啼き魚の目は泪」を読みました。宇佐美さん、今年7月の新刊。このタイトルは松尾芭蕉が、奥の細道の旅に出る時に、別れの気持ちを詠んだ「行く春の鳥啼き魚の目は泪」から引用されている様で。小説の中にも別れのセリフで、出てきます。松尾芭蕉の俳句で何が好き?と聞かれたら(そないに知らんけど💧)この句になる位、ジーンときました。お話は、、その美しい庭は、人の心を曝け出す。駆け出しの造園設計士・高桑は大学の卒論で作庭師・溝延兵衛と、彼の代表作となったある庭を取り上
久しぶりに、読み終わるのがもったいないというような気分を味わいました。宇佐美まことさんは、初めて読む作家さんです。益恵86歳アイ80歳富士子77歳認知症になり、もうすぐ施設に入ることになった益恵。日ごとに記憶は失われていくけど、最近しきりに口にする「カヨちゃん」という名前。再婚した夫も、20年来の友達のアイも富士子も誰なのか?は分からない。夫にも友達にも語らなかった過去。その秘密を知るために、3人は、益恵が、かつて暮らした土地を巡る旅に出ることになる。年を
少女たちは夜歩く宇佐美まこと評価📘📘📘📚※📘×1点・📚×0.5点・5点満点です※この魔界に迷い込んだら逃げられない!誰もがこの魔界の罠にハマる!忽然と消えた少女の行方は。そして相次ぐ事件の謎の真相は!?話題作『骨を弔う』著者が贈る戦慄度No.1ミステリー!狂気の恋に落ちた女子高生、奇妙な絵の修復を依頼された女、不治の病に侵された男、謎のケモノと少年、死んだ人間が見える女…。街の中心にある城山の魔界にからめとられ、闇に彷徨う人々。からみあう悲劇の糸はどこへつながるのか。そし