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なんだか、ずいぶんと久しぶりになってしまって、このままこのブログを閉じてしまうのかなとも思ったりして。結構精神的に濃い時間を送っています。ずっと気になっていたけど、なんとなく遠ざけていたMrs.グリーンアップルの公式FCになんだかほんとに勢いで入会をしたのがこの春先でした。みんないろんなことがあって、でもそれを抱えながら微妙なバランスをとって頑張っているのだみたいな大森さんの話を聞いたことがありますが、その時にはまだ素直に聴けなかったのでした。そんなきれいごと、うんざりだと思っていたのだ
お久しぶりです前回の検診から半年ぶり2025/6/24術後5年9ヶ月1年ぶりのCTと定期検診でしたいつも午前中の受診なのですが今回久しぶりに午後14時からのCTそして診察長丁場になりそうだなぁ覚悟して向かったら病院も空いている採血も誰も待っていないこんな事初めてかもしれないもしかしたら午後の方が空いているのでしょうかCTも造影剤ないので気がとても楽診察も1時間弱位の待ち時間で呼び出しがあり半年ぶりの先生特に問題もなく採血の数値も大丈夫そうでした一安心で
がんが発覚したとき、父はすでに認知症を発症しており、母が日常のその面倒を見ていた。70代と80代。そう聞くと重く辛い日常を想像しがちではあるが、毎度、弟から「愚痴」となって語られる「父の認知症エピソード」と「母のすっとぼけた対応」は見方次第では一級コントでもあった。離れて暮らす私には深刻な中にもクスリと笑えるトコもある。しかし、何かが起こるたびに解決に奔走せねばならない弟にとっては、たまったものではなかろう。加えてその頃
「がん」と告げられてから、気づいたことがある。その一つ。なぜ日常の中で「死」はこれほど軽く描写されるのだろう。ニュースでは誰かの死は「数字」になる。映画では誰かが「死ぬ」ことによって物語が「おもしろくなる」。そして、毎日のように垂れ流される自分には全く関係ない「死」は「死」の実感も伴わない。誰かが死ぬ。死者は3名です。死者は300名を超える模様です。一人一人に生きた歴史がある。しかし、その背景を私たちは想像することもない。
1回目の子宮円錐切除術を終え、およそ1週間弱の自宅療養。この間に切り取った子宮を病理医が検査し、再来週の「本番手術」の術式を決定する。身体にはそれほど大きなダメージを負わない予定の1回目入院。自宅療養中は映画鑑賞ウィークにしようと思っていたがんが発覚してから、頭にもやがかかった日々を過ごしていた。Dr.ツンデレの華麗なる提案に乗り、1回目の入院を終えれば、少しは気が紛れて楽しいことを考えられるかもしれないだから「子宮頸がん腺がん」の鬼リ
タクシーに乗って自宅へ向かう幾ばくかはマシになったとは言え、微妙な揺れも頭に響く。やっぱり、まだ痛いぞ、おい後方シートでぐったりする私をミラー越しにチラ見する老年ドライバーさん。「入院してたん?」「はぃぃ」「しんどいなー。ゆっくり走るわな〜」「ありがとうごじゃいますぅ」ついさっきまで、お互いの存在すらも知らなかった全くもって赤の他人の優しさが心に染み入るぜ、おい。自宅前に到着すると、いいよ、いいよとトランクからスーツケー
沸々とした思いを抱えながらベッドで横になっていると、ベテランナースが再び様子を見に来てくれた。ロキソニンを服薬したとて、とにかく頭が痛いのだ、と訴える私に、ロキソニンの追加服用はもう少し時間を置いてからの方が良いので、弱いお薬を飲んでみますか?と提案をしてくれた。「カロナール」の参上だ。藁にも縋る思いで飲む。そして、寝る。しばらくすると嘘のように頭痛も吐き気も引いたはよ、くれ、これ退院チェックアウトタイムも迫ってきたのでス
子宮頸がん治療中の共働き2児のママです自己紹介パート②で全体像が分かります『【自己紹介②】子宮頸がんIB1期に至るまでの経緯』はじめまして子宮頸がん治療中の共働き2児のママです少しずつ病気が発覚するまでの経緯を書き綴っていますがブログの全体像が分かった方が読みやすいかなと思って自己紹…ameblo.jpブログを読んでいただきありがとうございます細々とゆる〜く気が向いた時にブログを書いてます入院中の便利グッズをご紹介看護師さんから他患者さんにも薦めたい
ぐえええええええ痛い、吐きそう横になっていると、カーテンがシャっと開いてDr.ツンデレが現れた。「・・・(あ、助けてくれる)」ヒーロー登場に期待値MAX「頭が痛いって聞いたけど!」「はい」「搬送中も無理な態勢は取ってない!」「・・・・(は?)」「手術は関係ない!」「・・・(何の話じゃ?)」「手術の影響ではない!」「・・・(ほぇ?)」言葉を発さず横たわる私を見下ろすDr.ツンデレ「手術とは関係ない」
「ラスカルさぁ〜ん🎶」と声がして、カーテン、シャッ入院初日にお世話をしてくれたベテランナース様がニコニコ顔で現れた。が、苦悶の表情で横たわる私を見て表情が変わる。「どうしました?」「朝から頭が痛くて吐き気がして」一切、手をつけていない食事に目をやるナース。「気持ち悪くて食事も取れない?」「はい」寝違えたのだろうと思う。しかし、こんな強烈な寝違えの痛みは経験がない。首も少し動かすだけで激痛痛くてゼェゼェ言い
どうしようもないので、ベッドに寝転ぶ。これほど何度も頭が痛い、吐き気がする、と訴えているのに「薬飲んでください」で放置かいな?と腹が立つ。心身ともにムカムカがピークとなり、心が荒んでくるこうなったら、吐きたくなったら、ここで吐いたるどと思う。どのくらいの時間が過ぎただろう。薬を飲んだって、ちっともマシにならない頭痛と吐き気別のナースがガラガラと機材と共にやってきた。ん?第一印象が悪いゾ。採用面接ならこの時点で見送り決定する。
退院の日の朝、目が覚めると共に強烈な頭痛円錐切除術も何ら問題なく終わり、「寒い&暑い」はあったものの、マイヒーロー認定したDr.ツンデレにOhシッコ見られはしたものの、『入院2日目:腐っても乙女』うたた寝をしていると「ラスカルさん」と背中越しに名前を呼ばれた。Dr.ツンデレの声だマイヒーローの顔を拝もうとごろっと寝返えりそのお姿を視界にいれ…ameblo.jp翌日には無事にうんこ💩も出て、万事OKのシナリオだったのに、起きたら、首と頭が痛
普通に出された食事を食べ、病院内をトコトコと歩き回り、廊下から見える窓の外を眺めたりしていた術後だし、大股では歩けないし、やや出血はあるものの、こんなに元気な私なんで、ここにいるんだろう?という気すらしてくる初日にお世話になったベテランナースが病室に来て、どうですかー?と声をかけてくれる。全然、平気ですぅー。それは良かったわー。あとは便が出るようになったら・・・あー、さっき、💩でましたぁー。入院3日目には下ネタにも慣れ
半身麻酔の術後は兎にも角にも寒かった寒い、と言うと電気毛布でぐるぐる巻き隣の方のゲェ、グォッフォ、ゲェ、という咳き込みを聞きながら、うとうと寝落ちそうになるとピーーピーピーとアラーム?が鳴り、ナースがきてくれる✖️2回目。「大丈夫ですかー?」「息苦しいんですけど。マスク外してもらえませんかね?」コロナ禍の大学病院は病室でも「マスク着用令」が発令中。手術中に、息苦しいのでマスク外してくれい、とお願いしたら、代わりに動いていない人
手術が終わり、私を載せたストレッチャーはDr.ツンデレとオペナースを先頭にガラガラと病棟エレベーターへ進んでいく。エレベーター待ちの際に「センセ」と声をかける。「んー?」と呑気な返答。「ありがとう」何も言わす頷くDr.ツンデレ。「ありがとう」また、何も言わず深く頷くDr.ツンデレ。心から湧き上がる感謝の気持ちありがたいなぁと思った。この人が青春から今までを勉強に捧げてくれた(かどうかは知らんけど)おかげで、私は命拾いをし
カシャンカシャンと術具の音が聞こえる中、私の下半身では何かが進んでいる。映画やテレビで見るオペ室は「クーペ!」はいっ「メス!」はいっドラマティック✨で支配的。実際のオペ室ではDr.ツンデレが「⚪︎⚪︎お願いします」「あと3センチあげてください」スタッフに敬語で話していたのが意外だった麻酔科医が横に立ち、時々「大丈夫ですか」と声をかけてくれる。不安になったら、不安を和らげる薬がありますよ、と。2回ほどオファーがあったが、お断り
半身麻酔が効いているか否かそれは、誰が判断するのか?それは、麻酔科医とまさかの「自分」「これから足に冷たいものをあてますねー。感覚があったら、教えてください」と麻酔科医に指示を受ける。「これはどうですかー?」感覚があるしばらくして「これはどうですかー?」まだ、感覚があるまた、しばらくして「これは?」まだ、感覚がある麻酔科医が首を傾げる。「これでも?」(おかしいなー?風)まだ、感覚アルヨ「うーん・・
術室のドアを開けたらそこは雪国だったワケがない(突然、川端康成スイッチが入ってしまった)そこは更に無機質な空間で、シルバーとか、青とか、そんな冷たい色が多い。真ん中にシングルベッドよりも狭いストレッチャーサイズのベッドがあり、そこへあがるように指示を受ける。はいはい、と自力でベッドに上がって横になるや否や、次々と色々なものが体に装着されていく。わ😳まな板の上のFISH状態頭にはブルーのビニールキャップダッサメガネは外す
術着は浴白い衣のようなデザインで膝下丈手術中に着用する着圧ソックスは膝丈で白い。コスプレみたいで萌える着圧ソックスはキツいので、履くのが大変かもしれませんけどー、言われたけどー、自分で言うのもなんですが「美脚」なもんでソックスのきれいな曲線そのものの足なんで。スッルっと履けました、うふそろそろ準備してくださいー、と声替えがあったところで術着にお着替え。声をかけたら直ぐに出れるようにしといてください!とも言われたので、身辺を整えて、
大変な思いをされているであろう同室の患者さんの声を垣間聞きながら、改めて「主治医との相性は大切だ」と実感したことがあった。同じ病室の斜め左の患者さん。声色から同年代または私より少し若手かと推測。私がベッドで、ごろごろー、ごろごろー、喉を渇かせないぞ作戦を実行している間に、その患者さんの主治医が様子を伺いに来た。患者:先生、もう退院したいんですけど。医師:まだ歩行器なしでは歩けないでしょう。患者:ゆっくり歩いたらいけます。医師:家の前に階段があ
夜明けの浣腸から、ベッドのうえでゴロゴロすること、数時間ポカポカ室温の病棟で下手に動いて喉が渇いては困る。ごろごろ〜ごろごろ〜ごろ、ごろ、ごろ青いカーテンで囲まれた天井を見つめたり、青いカーテンを見つめたり青いカーテンで囲まれた相部屋では、お隣の人の顔を見ることもない。しかし、ぺらぺら布のカーテン一枚では所詮、プライバシーはダダ漏れで、なんとなく、隣のベッドに横たわる人物像が想像できる。お隣さんのナースや医師との会話から読み取るに、
入院2日目の朝は覚悟の浣腸から始まったうら若いナースが登場し「今から浣腸です。処置室へ行きましょう」と誘ってくれた仕方なく、すごすごと後ろをついていく「便はでましたかぁー?」キラキラ女子と「便」について話しているのがシュールだワ、などと思うそういえば昨日も若きナースに真顔で「今回はおシモの病気なので」と言われたな。「おシモ」って・・・病院では「下ネタ」で笑うことは、きっと禁忌なのであろう。「排泄」と言うのは健康や生命と切っても切れ
不安で仕方がなかった「麻酔科医との面談」は無事に終えた。レーンのひよこ🐣を捌くかのような面談。早く終えたくて、そのレーンに乗り、はい、いいえ、の単語回答に徹した。心配したような事態も起こらなかった↓↓↓『入院1日目麻酔科医との面談が不安だ』非常に不安だ。入院が、そして手術が不安なのは目玉焼きには玉子が必要だ晴れの日には陽射しがある神社に行ったら祈ってしまうくらい、当たり前だが、入院前に予想を…ameblo.jpよかった「がん」ってだけキビしい心持ちで
不安だ。入院が、そして手術が不安なのは目玉焼きには玉子が必要だ晴れの日には陽射しがある神社に行ったら祈ってしまうくらい、当たり前だが、入院前に予想をしていなかった「不安」が一つ。「翌日の手術に向け、麻酔科医の面談を受けなければならない」病棟とは離れた外来棟へ行き、順番を待って麻酔科医の質問に答えなければならない、と言ふ。面談は5分〜10分くらいですよ、と言ふ。不安だとても、不安だなぜなら、私は下剤を飲んでいる↓↓↓
入院1日目に気づいたことそれは「意外と忙しい」『入院1日目は下剤祭り』入院1日目驚いたこと朝8時にタクシーで病院に到着して手続きを済ませ、病棟で鶏ガラ般若とあーだーこーだ言って、相部屋の病室に入場して、狭い狭い狭い青いカーテ…ameblo.jp『続いて、挨拶祭り』下剤をガブガブ飲んでいる合間に、「私の入院生活に関わるであろう」医療者が、次々と病室にご挨拶に来てくれる私の小さな青いカーテンをシャッと開け、こんにちは◯◯(…ameblo.jpそして「病棟は意外に暑
下剤をガブガブ飲んでいる合間に、「私の入院生活に関わるであろう」医療従事者の皆さま方が、次々と病室にご挨拶に来てくれる病室の青いカーテンをシャッと開け、こんにちは◯◯(役割)の◯◯(名前)ですーと言うふうに。カーテンだからノックはできない、もちろんだ、うんしかし、カーテン一枚越しで急に「ラスカルさーん」と呼ばれ、反射的に「はーい」と返事した途端、カーテンがシャッ。作り笑顔の人が覗き込むなんだか…プライバシーが無いようで気が休まらないうー…やっぱり個室にすりゃ良か
入院1日目驚いたこと朝8時にタクシーで病院に到着して手続きを済ませ、病棟で鶏ガラ般若とあーだーこーだ言って、相部屋の病室に入場して、狭い狭い狭い青いカーテンに仕切られたベッドに寝っ転がって天井を眺めていると、若くてちっこい可愛らしいナースが「本日、担当をさせていただく⚪︎⚪︎です」と挨拶にきてくれた。病棟にきて思ったこと。「ナースが若い」こりゃ…男性患者はもちろん、彼女&嫁&不倫相手募集中の男性医療者はウハウハですな、などと下世話なことを思う病気の心配しろよ
入院して13日が過ぎました。晴天か曇天かはわかりますが、外気温がさっぱりわかりません。少しは暖かくなってきてるのかしら🌸手術から11日めウトウト眠りながらお腹の痛みを感じてたのですが、深夜目覚めてストーマを触るとあきらかな異変が。パンパンかつ重いまずいまずい💧慌ててナースコールを押しました。付き添っていただきトイレで排泄。なんと400mlも出ました!こいつか、、、、、こいつがあの、、、、イレウスの元凶がやっと出てきました!翌朝、主治医が大喜びでレントゲンの指示。結
ぱたぱたぱた鶏ガラ的ボディの般若リターン「相部屋、今、看護師が準備してますので。準備ができたら呼びにきますので、おまちくださいね」「ありがとうございます」苛立ちが見える般若にも一応、礼を言う礼節、大事その後、若い看護師が「お待たせしました〜こちらへどうぞ〜」6名部屋の真ん中のベッドに案内してくれた。げぇ、真ん中貧乏くじを引いた気分。ブルーのカーテンに囲まれたそれはそれは小さな世界ベッドの横にスーツケースを置くと、ベッドに
「個室と聞いていたので、個室で準備しましたけど」「いや、今回は相部屋でお願いしています」「個室って聞いていましたので」「いや、違います」鶏ガラ的ボディの般若と、しばし押し問答彼女は般若顔のまま、一歩も引かないやりとりが面倒くさくなり、コイツの言うとおり個室でもいいかな?ゆっくり、過ごせるかもしれないし。などと一瞬思いもしたが、ざっと計算して個室料はプラス4万円ここまで、PET検診やら何やら、お高い検査代金もかかっている。一人で過ごす退院後の生活の