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市役所勤務の現役保育コンシェルジュ、ナナです。今日は、気になったニュースがあったので取り上げてみたいと思います。福岡県春日市のニュースです。「親1人が育休を取得した場合、生まれた子どもが満1歳になった後の年度末まで、在園している子どもは保育園を継続利用できるが、両親ともに同時に育休を取得した場合は、保育園は退園になる」という決まりが春日市にはあり、実際に両親ともに育休を取得した夫婦に「退園通知を出す」と連絡があった。夫婦はそういう決まりは知らずに育休を取得していた。保育園関連の市のガイ
日本で起きている親子断絶の問題母親の悲痛な叫び今日本では1年間に約21万人の子どもが、親の離婚により片方の親に会えなくなっていると言う問題があります。日本は先進国で唯一の単独親権制度の国であり、子どもがいる家庭は離婚時に必ずどちらか一方の親に親権を与えます。親権がとれなかった親は自分の子どもに月に1回数時間程度しか会えなくなります。もしくは全く会えなくなりま...youtu.be今日本では1年間に約21万人の子どもが、親の離婚により片方の親に会えなくなっていると言う問題があります。日本
先週約2ヶ月ぶりに面会交流でした面会交流前は色々と考えてしまい全く他の事に集中が出来ません子どもは元気なのか?以前と変わらず親子として接する事が出来るのか?ちゃんと待ち合わせ場所に連れてきてくれるのか?結果、今回の面会交流は凄くよい親子時間になりました一緒にお昼ご飯食べて、スゴロクやって、絵本読んで、お絵かきして、AmazonPrimeで仮面ライダー鎧武見て、お揃いのマスクで写真撮って2時間があっと言う間に過ぎました子どもの別れ際の寂しそうな笑顔と「バイバイ、またね」が忘れられな
さすが野島伸司さんの脚本。現代社会の暗部を独自の視点で鋭く切り取り表現するのが上手いですね。別居親(男性)の立場で見ると兎に角怖いです…。他にも印象的な台詞が沢山ありました「離婚率は爆発的に伸びた。シングルマザーの子どもは内縁の夫の虐待の危険にさらされる。確かに俺も自分に子どもが居て離婚してそんな事になったら耐えられないなー」「産後クライシスって言うらしいですよ。出産するとホルモンバランスめっちゃ崩れて母親の人格豹変するらしい」「鬼畜の所業、旦那に暴言、セックスレス」「男の方はね、実
別居親仲間で話題の「彼氏をローンで買いました」が期間限定無料配信になっていましたので「FOD」で視聴しました外資系企業が入るオフィスビルの受付で働いている3人の女性。受付嬢として働いている契約社員の彼女たちは“顔とスタイルと愛らしい笑顔”を武器に、夢の専業主婦を目指すためにイケメンエリートゲットを狙っています彼女たちにとって憧れで「伝説の受付嬢」と言われているのが御曹司と結婚して寿退社した長谷川京子さんが演じる麗華さんこの長谷川京子さんが演じる麗華さんの台詞がエグいです。既に御曹司と離婚
令和2年4月7日参議院法務委員会no.2からの続きとなります手島家庭局長お答え申し上げます。実務上個々の事案につきましては、夫々の事案における個別具体的な事情を踏まえた個々の裁判所の判断となるところでございます。その上でのあくまで一般論となるところでは御座いますが、面会交流の適切な実施等を通じて父母の双方が適切な形で、子の養育に関わる事は子どもの利益と言う観点から重要であると考えられるところでございます。嘉田由紀子議員ありがとうございます。父母の双方が適切に関わることが子どもの利益にな
昨日からリモートワークとなり通勤時間分、生活に余裕が生まれましたので、参議院法務委員会の嘉田由紀子議員質疑を文字に起こしました。文字に起こした事で改めて、素晴らしい質疑だったと感じております。嘉田由紀子議員、有難うございます。嘉田由紀子議員質疑子どもの養育費の問題について、ずっと継続的に話題提供させていただいております。離婚後の子どものいわば、幸せづくりのためにというところで一貫して質問させていただいております。この法務委員会でも小野田議員(自由民主党)が養育費の重要性を強調しておられまし
昨日の家事法制シンポで印象的だったご発言をメモ。正確ではないので、ご容赦を。やはり、実務家の芝池先生のご発言が一番刺さりました。日本の制度や人的資源を拡充する必要があるのはもちろんだが、それだけですべて解決するわけじゃない。それぞれの事案に応じて、子どもやその両親みんなにとってベストな解決を目指さないと。【小田切先生】・子どもの意思は必ずしも不動なものではなく、移り変わりや話す相手によって文脈が違う。なぜ子どもがそう言うのか、なぜ移り変わりや違いが生じるのかを考えるのが大事。・子ども
本日午後は【親子ネット9月定例会】に出席。20分強のお時間を頂戴して、講演させていただきました。『空白の20年を超えて』ごくごく個人的な、離婚家庭の子ども当事者としての話です。学生の頃、親の離婚で辛い思いをしている子どもに対して自分が何かしてあげられることはないかと考えていました。そんな自分が今は、子どもに会えなくなって辛い思いをしている親の方々に対して話をする機会をいただいています。親子ネットの皆様にはただただ感謝です。
久々に自分の戦いの話に帰ってきました!というわけで、間が空いてしまったので2013年時点での戦況の確認。元妻ユリの友人の突然の告白から、相手に完全に悪意があって、こっちをまったく尊重したり協力したりする気がなく、僕から搾り取れるだけ金を搾り取って(3000万の和解金+月40万の養育費)、息子カイトと不倫格上げ旦那のユウヤと一緒に三人でハッピーファミリーをやりたい、僕にカイトを絶対に会わせるもんかと思っているとわかった以上、こっちも今までと全く違う戦術を取っていかなければいけないと
「子の最善の利益」について考える⑤「子の最善の利益」の基準からの続きまた一週間始まりました。気持ち切り替えていこうというわけで、まだまだ書きたいこともありますが、これがずっと続くと僕としてもしんどいwので、海外事例の話はいったんここで切って、しばらくしたらまたやりたいと思います。(でっちあげDVの事例比較とかも気になるところですし、いつか採り上げたいと思っています)。正直、僕は法律のプロではありません。単に一人の当事者、被害者に過ぎない。そして自分が当事者にな
「子の最善の利益」について考える④STOP「ここは日本なんで~」(#゚Д゚)からの続き「子の最善の利益」が、今では一人一人の子供が置かれたケースによりかなり解釈が変わり、一概に「これ」という尺度がそのまま全部に当てはまるわけではない、という話を何回かしてきました。個別の対応が重要だと思われていて、あの子がこうだからうちも同じになる、ということはないんだ、と。でも実際は、子供の監護親を決定するにあたって、地域によって参考にする「要素(factors)」というのはあります。州
「子の最善の利益」について考える③親権と共同監護権からの続きというわけで、どうしても裁判所が高葛藤で揉めている当事者間のどちらかを主たる監護親(要するに他方の親に優先される監護親≒日本の親権者)として決定しなければならない場合、最近では、「フレンドリー・ペアレント」という考えも、子の最善の利益を決定する際に組み込まれるようになってきました。(日本でも松戸家裁の決定がニュースになりましたよね)これは、もし裁判所が一方の親を選ばなければならない場合、他方の親と子との関係の継続を維
「子の最善の利益」について考える①ハワイ州の話からの続き以前にも少しお話ししたと思いますが、子供の親権(監護権)という概念は、アメリカでもここ100年ちょっとの間にかなり大きく変わりました。大昔はアメリカ(元々イギリス)では、子供は「財産=物」でした。ですから、財産を持っているのは大抵父親で、男だったので、離婚するようなことがあれば、子供も当然父親のものになりました。それが20世紀に入り、「幼年者の原則」とも呼べる新しい考え方が裁判所に導入されました。それは、子供が幼け
(一回違うタイトルでアップしましたが、ハワイ州に限らないものになって行きそうなので、タイトルを変えましたw)今週はまた少し真面目に、アメリカでの離婚後の子育ての常識について、何回か考えてみたいと思います。(すいません、何分僕の育った環境だとアメリカの知識がどうしても多くなるので・・・。ただ、他の先進諸国でも、その国出身の知人たちと話していた限りの知識では、離婚後の子育てに関しては、アメリカと同じような解釈をしている国が多いと思います。逆に言うと、日本みたいに「離婚後は一方の親と子供が