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3月8日にこそふさわしかったのですが、再びBBCドラマ「夜の来訪者」にかかわる時代についてのあれこれにお付き合いください。このドラマより100年ほど前に『ANewViewofSociety』(1813)を著した社会改革運動家ロバート・オウェン(1771~1858)がいました。産業革命の時代に紡績工場支配人として成功し、後に労働者の福祉に留意した大工場経営もしています。1824年、労働組合の結成が法的に認められ、児童労働の禁止や労働時間の制限などもされるようになりました。1838
メリー・ポピンズ1965年12月10日公開※[リバイバル]多数。あらすじ1910年。ロンドンでも美しい桜通りに住むバンクス氏は銀行家で気むづかし屋。奥さんも婦人参政権運動に夢中で子供は放りっぱなし。乳母任せの子供たちは腕白ざかりで一向に乳母が居つかない。ある日、子供たちは自分の夢にぴったりの、優しくて、美しい、親切で若い乳母の条件を書いて父親に見せたが父は紙片をストーブに放りこんでしまった。それは煙突から空高く飛んでいった。翌朝、パラソルを開いた若い女性がフワフワ空からやってきた。
どうも。「未来を花束にして」は、非常に誤解を与える邦題だと思います。この映画は、イギリスでの闘争的婦人参政権運動家たちを描いたものなので、もっと深刻かつシリアスなタイトルが相応しいです。ボクなどは、日本公開が決まったあとで映画の内容を知ったクチなので、他人に教えるほどではないのですけれど。日本という国は、新憲法とともにやっと婦人参政権を認めた国でいまだに女性蔑視な政治風土のまま(婦人の議員の比率は1946年で8%、2017年現在9%)なので、この映画を持ってきたところで