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赤手児(あかてこ)陸奥国八戸町(現・青森県八戸市)に伝わる妖怪。ある小学校の前にある古いサイカチの木から、その名の通り赤い子供のような手だけを出している妖怪である。この木の根元には17,18歳程度の振袖姿の美女の姿が現れることがあり、その姿を目にすると熱病にかかってしまうと言われている。また木の根元には「若宮神社」という名の祠があるが、この祠や少女が赤手児に関連しているのかどうかは明らかになっていない。妖怪研究家・佐藤清明の著書『現行全国妖怪事典』では「アガテコ」の名で記載されており、香
猿猴(えんこう)広島県及び中国・四国地方に古くから伝わる伝説上の生き物。河童の一種。一般的にいう河童と異なるのは、姿が毛むくじゃらで猿に似ている点である。金属を嫌う性質があり、海又は川に住み、泳いでいる人間を襲い、肛門から手を入れて生き胆を抜き取るとされている。女性に化けるという伝承もある。本来、猿猴とは、猿(テナガザル)と猴(マカク)の総称で、サルのことである。
赤シャグマ(あかシャグマ)四国に伝わる妖怪。人家に住み着く赤い髪の子供のような妖怪で、座敷童子の仲間とする説もあり、座敷童子と同様、これが住み着いた家は栄え、いなくなると家が没落するともいう。詳細な特徴や行動は、地方によって異なる。よく似た妖怪に「赤がしら」がいる。
赤舌(あかした)江戸時代の妖怪絵巻などに描かれている日本の妖怪。爪のある手と毛深い顔を持ち、黒雲に覆われた獣のような姿が描かれているが全身像は不明。開かれた口には大きな舌がある。
ろくろ首(ろくろくび、轆轤首、飛頭蛮)日本の妖怪の一種。大別して、首が伸びるものと、首が抜け頭部が自由に飛行するものの2種が存在する。古典の怪談や随筆によく登場し、妖怪画の題材となることも多いが、ほとんどは日本の怪奇趣味を満足させるために創作されたものとの指摘もある。
そごう美術館で開催中の『水木しげる生誕100周年記念水木しげるの妖怪百鬼夜展~お化けたちはこうして生まれた~』に行きました。土曜日の昼頃に行ったいたので、混んでいました。それでも、水木しげるの妖怪画などいろいろ見ることが出来ました。妖怪カメラARコーナーで隠れている妖怪を探し出して、写真撮影しました。グッズ売場でぬりかべの妖怪貯金箱を買いました。楽しかったです。
わいら佐脇嵩之の『百怪図巻』などの妖怪絵巻や、鳥山石燕の『画図百鬼夜行』(1776年)にある日本の妖怪。『百怪図巻』(1737年,佐脇嵩之)、『化物づくし』(画家・制作年不明、加賀谷れい所蔵)、『化物絵巻』(画家・制作年不明、川崎市市民ミュージアム所蔵)、『百鬼夜行絵巻』(1832年,尾田淑太郎)などの絵巻では、巨大な牛のような体に、前足には太く鋭いカギ爪が1本ずつ生えた姿で描かれている。いずれの絵巻にも名称以外の解説文が一切なく、民間伝承を記載した書物も存在しないため、どのような妖怪を意図
鬼火(おにび)日本各地に伝わる怪火(空中を浮遊する正体不明の火の玉)のことである。伝承上では一般に、人間や動物の死体から生じた霊、もしくは人間の怨念が火となって現れた姿と言われている。また、ウィルオウィスプ、ジャックランタンといった怪火の日本語訳として「鬼火」の名が用いられることもある。
最初の記事で都市伝説の定義について「近現代発祥の民間伝承で、その根拠が不明や曖昧であるもの」としましたが、その後数話について考証したところ、それらはいずれも古くは神話の時代から、御伽話や民話を焼き直した物である系譜が読めて来ました。口裂け女の「呪的逃走に関するモチーフ」にも書きましたが、魔物から逃走する際に、ポマードや鼈甲飴といった髪飾りや甘味(果実)などを利用して追ってくる敵に呪術をかけて逃げるというパターンはアイヌ民族にも日本の記紀神話にも、さらにはユーラシア説話から、北アジアのみならず、ポ
『新月の夜のお話会』新月の夜、森の中のお堂にて妖怪たちのお話会が開催されます持ち寄ったお話を順番に話していくお堂の隅で聴いているだけの妖怪もお話怪...と書きたかったのでしょう漢字間違いも御愛嬌
散歩コースに世界の妖怪博が来た。1軍の妖怪は名古屋市博物館の方で展示されているのでどちらかというと2軍の妖怪がたちです。ただマニアには、珍しい妖怪画観られるのでこちらの方がおススメです。野外民族博物館リトルワールド愛知県犬山市のリトルワールドは、世界各国の衣・食・住をはじめとした民族文化を紹介している、野外民族博物館です。www.littleworld.jp夏休み中は営業時間が変更されているので注意
「十字架」じゅうじか。森は暮れて夕月淡く影絵が死んだ子供のように十字架を背負う蝤蛑と遊ぶ少女は見たのです納骨堂があって妊婦が精液まみれで死んでいるのを世界の終わりを姫百合の鱗艶めく肌梯姑と波布の刺青渦巻く木々は枝を尖らし殺そうとしていたM.Y「日本狼」ニホンオオカミ。M.Y「件」くだん。この件、戦乱の世を予言したり。M.Y「鯰」なまず。M.Y「小狐」こぎつね。M.Y「野槌」のづち。M.Y「生首」M.Y.「生首」M.Y「水虎」すいこ
蒸し暑い毎日ちょっとでも涼しい気分を味わいたいそんなあなたに六本木ヒルズの52F東京シティビュー(屋内展望台)で開催中の水木しげるの妖怪百鬼夜行展~お化けたちはこうして生まれた~水木しげる生誕100周年記念の展覧会入ったらいきなりこんな感じ提灯がすごい全部妖怪の名前ね妖怪のブロンズ像がたくさん展示されてるこなきじじい名前だけは知ってるすねこすりにゃんこ?ぬらりひょん聞いたことあるようなぬりかべさんもいました目を開けたり閉じたりするの撮影OKと
水木しげる先生の妖怪画のような廃墟団地と機械生首。Facebookの先輩が合成して下さいました。
こんにちは、ちゃんいしですお久しぶりです!調布パルコで開催中の鬼太郎商店、盛況な感じで何よりです(←誰目線だよ笑笑)ちゃんいしは行けないんですが、アクスタとか新商品がたくさんあって羨ましいーーそれはさておき、今日は書籍の紹介📚まずは水木しげるの妖怪まちがいさがし晋遊舎さんから発売されております。水木先生の妖怪画から5つの間違いを探していくんですが、超細かくて見つかんないです鮮やかな妖怪画には、妖怪の解説が付いてますから妖怪好き、妖怪初心者の方も楽しめる内容だと思います続きまし
もう先週のお話になりますが、西荻窪のURESICA(ウレシカ)さんで開催された北澤平祐さんの個展『ゆかいようかいずかん』で購入したイラスト2点を戴いてきました。151点あったようかい画はどれも魅力的で、かなり悩みましたが、悩んでいるうちにどんどん売れてしまっていたので、北澤さんならではな感じのようかい2点をインスピレーションで選びました。作品には全て金色の活版印刷で刷られたヘッダーが付いています。これも含めて作品のようで、開けるのがもったいない感じです。1点目は『かびんくん』花や花瓶
いつもご訪問ありがとうございます。花粉の季節になりました。今年はこれだけマスクしてるので大丈夫かと思いましたが、やはりお薬なしでは厳しい感じです。さて、先日土人形の八岐大蛇を制作するために引っ張り出して来た小説「人工憑霊蟲猫(じんこうひょうれいこねこ)」用に刷った版画がですが、原稿用に刷った物以外の刷りのものが数点出てきました。原稿用の1点が刷り上がればそれ以上は刷らないのですが、何枚か刷って捨てがたい刷りの物を残していたようです。たまたま春に版画展の企画がありましたので、出品しようか
一昨年の今日は、鹿児島でワークショップをやっていました。かごしまメルヘン館で開催された「水木しげるの妖怪道五十三次展」は来場者2万人を超える人気イベントとなりました。鹿児島で水木しげる関連の本格的な展覧会が開催されたのは、これが初めてだったとか。夏の展示に水木しげるの妖怪画を選び、展覧会を企画した学芸員の方、それを実現させるべくバックアップなさったスタッフの皆さんの熱意を感じる、素晴らしい催しでした。
コロナ禍で、様々なイベントが中止になる中、昨日茨城県立歴史館で「もののけワークショップ」が開催されました。ゴートゥーキャンペーンからも除外される東京からの講師なので、中止になるかと思いましたが、様々な工夫の末に、開催される運びとなりました。私も自宅から消毒用ハンドジェルと、アルコール除菌シートを持参、あと疫病退散のための相棒も連れて会場に向かいました。会場となる歴史館では、ただいま開催中の妖怪画などの展示に併せて、お化けだらけの装飾になっていました。夜に開催されるワークショップなので、参
京の都で、どこからか見つけた妖怪を連れて来て、町に放ったりしていた河野隼也君が妖怪の図鑑を作りました。仲の良い友人や、長く苦楽を共にしている職場の同僚でも、その人の家庭のことや、過去など、あらためて思い返してみると、案外知らないことが多かったりします。河野君とは15年以上の付き合いなので、ずいぶんと長い間、彼の活動は見てきたことになります。その間、地域の商店街に妖怪をはびこらせたり、妖怪の市場を開いたり、電車を妖怪たちにジャックさせたり、はたまた妖怪を海外に輸出したり…。このように書いた
おはようございますさとるです7月から8月にはいるといよいよ本格的な夏を意識するシーズンに暑い夏に向けて、怪談話や肝試しを楽しむ方もいらっしゃるのではそんな今日7月26日はというと、、、『幽霊の日』です■由来1825年のこの日に江戸の中村座で東海道四谷怪談が初演された事が由来となっています江戸で実際に起きた事件がモデルとなっていて、お岩さんで知られる妻の夫への復讐劇がメインの怪談です■イベント毎年夏を中心に幽霊にまつわるイベントが各地で行われていますたとえば2018年7
お待たせしました当社オリジナル「アマビエ」の新商品、「アマビエ竹うちわ」が入荷しましたアマビエ…江戸時代、肥後(現・熊本県)の海中に毎夜光る姿で現れ、「私はアマビエというものである。当年から六年の間は諸国豊作である。しかし、病気が流行ったら、私の写し絵を早々に人々に見せよ」と予言したとされる半人半漁の妖怪。前面には、水木しげる先生の描いた妖怪画「アマビエ」裏面には妖怪アマビエの紹介文「アマビエ竹うちわ」¥550(税込)*店舗販売みのです(鬼太郎の里わたなべ・ぬりかべ商店(2
現在、Eテレで再放送中の「水木しげるの妖怪えほん」にアマビエが登場します水木しげる先生が描いた繊細な妖怪画をもとに、ちょっぴりこわいけれど、楽しいアニメーションが展開します。明日7月17日(金)は「ジキトリ」「アマビエ」が登場します[NHKEテレ]2020年07月17日午前8:50~午前8:55(5分)「水木しげるの妖怪えほん」(10)「水木しげるの妖怪えほん」(10)-てれび絵本-NHK水木しげるが描いた繊細な妖怪画をもとに、ちょっぴりこわいけれど、楽しいアニ
私事ですが…七十代、四十代、二十代の女系三代でやらせていただいています。コンセプトは、水溜まりの中から見た景色。現代の混沌の中に漂いながら、ほんの少しの希望が見えた瞬間。内面(心)、光の化身たち…妖怪、蓮華、虹…油彩、日本画から、マスクまで。楽しんでいただけたら幸せです。
OKŪ-TheYōkaiofAir,3rdwork.画材:アクリル絵具・ケントボード(A4)完成:2020年7月10日2017年にふと、「そういえば、空気の妖怪って聞いた事無いよなあ…」と思い、念のため検索してみると本当に無い。空気の妖精「シルフ」(Sylph)はありますが。※スイス人パラケルススによる命名らしいので、ズィルフェ(Sylphe)が語源?なので、早速デザインしてみる事にしました。【イラスト】お空(おくう)-異端妖怪画シリ
7月9日朝の水木しげるロード。妖怪神社近くの電線にとまるツバメのさえずりが青空に響き渡ります♪水木しげるロードを走るはまるーぷバス!今日は「悪魔くん号」今朝の水木しげるロードでは、ある「発表会」が行われました「発表会」の会場は水木しげるロード郵便局前に設置されている、妖怪ブロンズ像「方相氏」水木しげる記念館友の会の「会員証及び会員特典」に、感染症の早期終息の願いを込め、それぞれ水木先生の描いた悪疫除けとされる妖怪たちが登場しました。本日、ブロンズ像「方相