「『全ては一つ』の在り方」と、そうではない在り方。どちらが正しいというわけではない。そうではない在り方のほうから見れば、「『全ては一つ』の在り方」のほうが「そうではない在り方」だということになる。人の感情や立場や視点の数だけ、正義はあるからだ。それらも、その瞬間ごとに変化する。常に人はある一つを選択し、それによって導き出された現実を、その先の未来へと向かって生きてゆく。人間の感情の都合によって生じたもので常に浮動する自分は、同じくそのように浮動する現実の社会や人間関係の中で惑わないように、何を拠