小園真季は18歳。隷下女子大文学部1年生だが、なかなか芽が出ず途方に暮れた。彼女が絵本作家を目指した理由は単純明快。〔絵本と童話はロングセラーになりやすいから〕。迂闊にも彼女は〔作品ごとに対象年齢が違う〕ことすら知らなかった。生まれも育ちも山口。幼稚部からの女子校育ち。初めて名古屋に出て1人暮らしを始めるも周りに気の置けない友人もいない。そんな彼女のマンションの1階の集合ポストに見慣れぬチラシが投函された。すでにゴールデンウイークだが、真季は〔プリンセスメイツ展〕に足を運んだ。そこには6人の姫騎