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4話目「グレープフルーツ・モンスター」DM用の宛名をパソコンで入力するアルバイトをしている主婦。2007年頃ってあった気がする。今もあるかもしれないけど、募集は見なくなったな~。どうやってそういう仕事を見つけるかも分からない。その仕事の営業マンが来る。最初は図々しいと思っていた男。柑橘系のフレグランスの香りが鼻に残った。その夜、夢を見た。それから、その男が来ると夢を見るようになる。待ちわびる感じが女を思わせる。こんな出会いも嬉しいもの
強烈な個性をもつ、オーナー、アンポンマン、カリスマ稼業、町長選挙のそれぞれのキャラクター。その個性を上回る、伊良部先生。なんというか、自分の悩みをノミだなと思わせてくれる圧倒的なパワーというか、ずれというか。さー、明日も自分の人生頑張ろうと思いましたとさ。伊良部先生は、20代の自分が最も圧倒されたキャラクターでした。今読んでも圧倒されてしまいますが。少しおちついたら、空中ブランコと、インザプールも読みたいな。
短編集2話目「ここが青山」14年務めた会社が倒産した。妻が働きに出て、主夫になる。家事の描写がうまい。奥田さんって他の小説でも女性目線の表現がうまいんですよね。ブロッコリーのこだわりが続く。笑青山を出すところがいいな~。3話目「家においでよ」妻が家を出た。家具類を持って出たので、自分好みのものをそろえていく。そこら辺がすごく楽しそう。会社の同僚も呼ぶ。男ってインテリアに関して奥さんの意見を取り入れるようですね。う
前回読んだ「罪の轍」と同じ作家が書いたとは思えないほんわか短編集です。2007年4月刊行1話目「サニーデイ」この頃流行ってたことを作品に取り入れたんでしょうね。主婦が家にある不用品をネットオークションに出していく話です。生きがいを見つけたせいか、近所の主婦に肌がいきいきしてきたと言われる。そしてエスカレートしていく。最後が主婦らしくかわいい。2話3話と面白くなっていく。時代が見られて楽しい。この頃はこんな感じだったな
東京オリンピックを翌年に控えた昭和38年。浅草で男児誘拐事件が発生し、日本中を恐怖と怒りの渦に叩き込んだ。事件を担当する捜査一課の落合昌夫は、子供達から「莫迦」と呼ばれる北国訛りの男の噂を聞く――。社会派ミステリの真髄***大好きな作品です。2度目でしたが、内容忘れるもんですね。主役は子供たちにからかわれる青年だと思います。感情移入してしまいます。いい人とはいえないけど、細かいところまで描かれていてこれからどうなるの?と思わずにはいられません
24.コメンテーター奥田英朗短編集。コメンテーター/ラジオ体操第2/うっかり億万長者/ピアノ・レッスン/パレード。表題作では、伊良部一郎がワイドショーのコメンテーターとしてテレビに出る。精神科医の立場からコロナ禍について話すのだが、伊良部先生らしい奇天烈なコメントをしてディレクター達を慌てさせる。だがそれが視聴者にウケる話。他の4作は心の病を抱えた者が伊良部先生の不思議な治療方法で病を克服する話。伊良部先生、変人なんだけど名医なんだろうね。このシリーズは好きなので続けて欲し
奥田英朗さんの『コメンテーター』を読みました。コメンテーター[奥田英朗]楽天市場特に面白かったのは、「うっかり億万長者」でした。コメンテーターとピアノ・レッスンは確か以前雑誌で読んだことがあったので、適当にさらっと読みました。毎回笑えますね
『我が家のヒミツ』最終話。「妻と選挙」主人公のわたしは落ち目の直木賞作家。ここ数年売上も落ちている。ある日妻が市議会議員選挙に出たいと言い出した。最初は乗り気でなかった私も妻の頑張る姿と現在の自分を考えると、自然と妻を応援したくなった。選挙カーも運転し、街頭演説もこなし、頑張った。果たして結果は?当然か落選か?凄くスピード感溢れる物語でした。最後の話に相応しかったです。面白い📚でした。こういう本📚を今読みたかったんですね。あっという間に読み切ってしまいました。さて、次何
『我が家のヒミツ「妊婦と隣人」産休をとってる妻。隣に得体の知れない人が引っ越してきた。外出しないで一日家にいるようだ。主人に相談しても埒が明かないので、交番でそれとなく聞いてみた。後日交番を訪ねると何か変な感じがする。ある日夜中隣人が出かける音がしたので、後をついていくと、危うく銃撃戦に巻き込まれるところだった。公安か動いていた。どうして?初めてミステリー仕立ての物語でした。面白かったです。ゲンタ🤔🤔🤔
『我が家のヒミツ』「手紙に乗せて」母親か亡くなった。ぽっかり心に穴が空いたようになった。妹も同じ。父親の落ち込みようはさらに酷かった。会社の部長が何かと父親のことを心配してくれる。部長も奥さんを癌で亡くしていた。同期も先輩も私の心も知らないで、やれ仕事だ、お酒だとうるさい。父親の落ち込みようは酷く、見た目にも痩せてきた。部長が心配するあまり、父親宛に手紙を書いてくれた。それを読んだ父親は?果たして立ち直ってくれるのか?切ない物語でした。身内を亡くしたものしかわからない苦しみが描かれ
『我が家のヒミツ』「アンナの十二月」アンナが16歳になった時、父と母から母は再婚だと聞かされる。父親は育ての親だと打ち明けられた。実の父親はいますとのこと。アンナは何故か実の父親に会いたかった。母に連絡先を聞くと教えてくれた。あって見ると、有名人だった。お金も持っているし、見た目もカッコいい。実の父親と今の親とどうしてもくらべてしまう。二人の親の間で迷うアンナ。そんな時諭してくれてのは親友のふたり。アンナは決めた。果たして結果は?考えさせられた物語でした。なかなか面白い📚です。
『我が家のヒミツ』「正雄の秋」人事異動で出世コースから外された。同期が役員コースに乗った。何ともやるせない気持ちにさせられた。総務部への異動か子会社への出向かどちらにするか決めるようにと役員から言われる。どちらにするか決めかねているところ、会社から2週間の休みを言い渡される。やるせない気持ちのまま、妻と四国の旅へ。妻との会話のなかで少しずつ心の平静を取り戻し始めた主人公。出世を目指していた訳ではないが、どこかでそれを臨んでいた自分に気づくり。これからの人生どう送ろうかな、っと考え始
『我が家のヒミツ』「虫歯とピアニスト」こう言う本📚が読みたかったんです。何気ない日常の中で語られる喜びとか悲しみとか、そういうのを淡々と描いた📚本が読みたかったんですね。「虫歯とピアニス」平凡な何処にでもいる家庭。旦那は良い人。奥さんも良い人。ただ、子供に恵まれない。もう半分諦めている。旦那は建築事務所、奥さんは歯医者の受付で働いている。ある日、歯医者に大ファンのピアニストが頬を腫らしてきた。親知らずが虫歯になっている。その歯医者では出来ない抜歯だったので大学病院を紹介した。無事、抜歯
『我が家のヒミツ』奥田英朗この📚️本読んでみます。我が家シリーズ第三弾どんな📚️本かな?🌠読んでみます。ゲンタ😊
17年振りの伊良部先生シリーズ第4弾。「町長選挙」からもう17年も経つのか~?光陰矢の如し。その後「我が家の秘密」など、奥田氏本人が主人公のような軽めの本も描いているので、その中で、奥田氏は主人公の作家先生に言わせています。どんなに読者からの続編希望が多くでも、本が売れるのがわかっていても、出版社から泣いて懇願されてももう書かないと決めたと。そしてここ最近は3冊ほど警察ものの分厚く重厚なミステリーを書いています。それが伊良部先生と真逆の暗い重めの内容なのです。最近では「リバー」を読みました
こんにちは過ごしやすい陽気が続いてますねこの季節が一番好きですさっそく本題読書日記53冊目(2023年19冊目)「イン・ザ・プール」奥田英朗さん第4弾まで出ている精神科医伊良部一郎シリーズの第1弾です第4弾をブロ友さんが紹介されていて面白そうだなと思ったので本屋さんへ買って下さいと言わんばかりに既に文庫化されている第1弾〜第3弾がぜ〜んぶ揃って並んでたのでついつい大人買いしちゃいました奥田英朗さん、大好きなのですがこのシリーズは主人公が精神科医っていうだけで
𓎂読書。備忘録𓎂𓇬コメンテーター奥田英朗内容紹介直木賞受賞、累計290万部の人気シリーズ17年ぶりに復活!低視聴率にあえぐワイドショーのスタッフの圭介は、母校のつてで美人精神科医をコメンテーターとしてスカウトしようとする。が、行き違いから伊良部とマユミが出演することに。案の定、ふたりは放送事故寸前のコメントを連発するが、それは暴言か、はたまた金言か!?#読書#読書記録#読書好きな人と繋がりたい#コメンテーター#奥田英朗
最近購入した本📚️①ずっとあなたが好きでした歌野晶午文藝春秋②我が家のヒミツ奥田英朗集英社③謎解きはディナーのあとで3東川篤哉小学舘④さようならドビュッシー中山七里宝島社⑤ときどき旅に出るカフェ近藤史恵双葉社⑥菜の花食堂のささやかな事件簿碧野圭大和書房⑦バスを待つ男西村健実業之日本社文庫の7冊です。楽天で購入しました。来週届く予定です😃楽しみです😆🎵🎵
本ページはプロモーションが含まれています。奥田英朗さんの『サウスバウンド』上下巻読破。サウスバウンド【電子書籍】[奥田英朗]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}こないだまで読んでた『黄金旅風』が面白かったけど結構難しくてとっても時間がかかったので、今回読み始めたらあまりにサラサラと読めて、これで大丈夫か?と思ったくらい。w黄金旅風【電子書籍】[飯嶋和一]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}奥田さんは以前にもイン・ザ・プール、オリンピックの
こんにちは❗❗ご覧頂きありがとうございます。いいね👍励みになります。久しぶりに奥田英朗さん読みました📚コメンテーター手元にあるのに、こちらを先に手を付けたリバー同一犯か?模倣犯か?群馬県桐生市と栃木県足利市を流れる渡良瀬川の河川敷で相次いで女性の死体が発見!十年前の未解決連続殺人事件と酷似した手口が、街を凍らせていく。かつて容疑をかけられた男。取り調べを担当した元刑事。娘を殺され、執念深く犯人捜しを続ける父親。若手新聞記者。一風変わった犯罪心理学者。新たな容
おはようございます☁今は止んでる☔も、午後からまた降り出す予報。雨だと寒いですね。昨日は家の中でセーター着てた私。扇風機を視界から消したくなりました昨日の晩ご飯鮭のハーブソルト焼き野菜煮マカロニサラダ豚肉と白菜だけ煮たら、あまりにも少なくて、、ワカメを入れて、れんこん入れたら、なんかわからん煮物になりましたさつまいもが食べたくてさつまいもご飯🍠のんびり男子バレーを見ながらひとりご飯🍚時間差で食べるは、🍠を抜いて、ブロッコリーも抜きました。冷凍庫のトラウト
コメンテーター奥田英朗内容紹介あのトンデモ精神科医・伊良部が17年ふりに復活!直木賞受賞、累計290万部の「伊良部シリーズ」、17年ぶりの新刊です。低視聴率にあえぐワイドショーのスタッフの圭介は、母校のつてで美人精神科医をコメンテーターとしてスカウトしようとする。が、行き違いから伊良部とマユミが出演することに。案の定、ふたりは放送事故寸前のコメントを連発するが、それは暴言か、はたまた金言か!?低視聴率で思案していたところ、ワイドショーのスタッフの圭介は、上司の命
9月の読書は10冊今月は久々に読書が楽しくて仕方なかったᰔᩚ私にもそんな月もたまにはあるのさ✌️27📕リバー✏️奥田英朗🍀集英社厚さ5センチくらいの長編(648ページ!)読書熱が冷めきっている今、読めるか自信なかったけど…(笑)結局、少しでも時間ができると開いてしまうほど夢中にさせてくれました!(←久々の感覚〜)群馬&栃木の警察官と共に私もヤキモキしたわー!警察、警察OB、被害者家族、マスコミ、それぞれの立場や心理も興味深かった。(バーのママ、明菜さんの気持ちも分かる気がす
行きたい街の写真見せて!海に行きたい秋だけど季節は関係ないのだー!いや、寒い海は苦手だけどw▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしよう夏休み中はすこし読書も復活でも全然読書記録してないのでたまには。。(昔は本レビュージャンルにいたのにwww)サウスバウンド(講談社文庫)Amazon(アマゾン)久しぶりの長編主人公は小学5年生男の子男の子。。と言うにはちょっと達観してるとこも小学生らしいとこもある実は父親がクセモノこの両親の背景には『思想』があ
※何回も同じ本を読んでしまわないための読書メモですこのシリーズナント17年振りだそうでずっと待っていたヨン精神科医師伊良部こんな医師がいたら楽しいけど実際は診てもらいたくないかも看護師マユミちゃんも健在これを読むとなんか元気が出る今後もシリーズが続きますように
こんにちは👋😃さばとは、高機能自閉症➕ADHDの就労を目指す21歳の青年です。ただいま爆読中💨読んでも読んでも減らな~い今朝、大好きな青山美智子さんがテレビに出演されていてテンションUP⤴️新刊出たんだ~嬉しいな🎵そんな中での読了本📖写真がうまく撮れてないけど伊良部シリーズの新刊。相変わらずのトンデモ精神科医。マユミちゃんもすごい患者さんにビンタとか発達障害の息子を持つ身としてはADHDのことを……落ち着かない子供と一緒。そのうち治る……という1文にはあまり
コメンテーターを読みました。実に17年ぶりの新作なんですね。もう出ないかと思っていたので嬉しいです。伊良部一郎の描写も変わりありませんでした。診察室に患者を入れる時の「いらっしゃーい」との甲高い声。短い足。でっぷりとした体。白衣の名札には《医学博士・伊良部一郎》。十七年前と変わりありません。え、変わりない?白髪が混ざるようになったとか、頭髪が薄くなったとか、年齢を経過した表現が一切ありませんでした。ということは前作のままの35歳なのでしょうか?35歳なのですね。
17年ぶりの最新刊。過去作読んだけど、覚えてない。ドキ。出版社サイト👇『コメンテーター』奥田英朗|単行本あのトンデモ精神科医・伊良部が17年ぶりに復活!ワイドショーに出演することになった伊良部。マユミとともに放送事故寸前の発言を繰り返すが……。それは暴論か、はたまた金言か!?books.bunshun.jp一言「時代は彼を求めている」。17年も経つと、読み手は随分変わってる。私も含めて。だけどこのトンデモ精神科医・伊良部は、全く変わってない。むしろもっと脱力してて、
今日もブログにお越しいただき、ありがとうございます。Amazon低視聴率にあえぐワイドショーのスタッフの圭介は、母校のつてで美人精神科医をコメンテーターとしてスカウトしようとする。が、行き違いから伊良部とマユミが出演することに。案の定、ふたりは放送事故寸前のコメントを連発するが、それは暴言か、はたまた金言か!?累計290万部の人気シリーズ17年ぶりに復活!(Amazon内容紹介より)表題「コメンテーター」を含め短編5編を収録。奥田英朗氏の人気シリーズもはや17年ぶりとあって、これは
笑える小説を読みたい方には超おススメ!え!まだ伊良部先生知らないの?コメンテータードクター伊良部(文春e-book)Amazon(アマゾン)17年振りに伊良部先生が帰って来た!伊良部三部作、大昔に読みましたが、傑作ですね!伊良部先生&マユミちゃん、安定の面白さ(笑)伊良部先生の素敵な所は謎の注射はするんだけど(きっと生理食塩水)あとは薬を使わず治療する。ぶっ飛び過ぎて、最高に面白い。今後も伊良部先生シリーズ書いて頂きたいなぁ。#奥田英朗#小説