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【竺仙items】摺り疋田小紋~絞りを染める~江戸期には鹿の子絞り、疋田絞りを庶民が着るのは贅沢であると幕府から度々、奢侈(しゃし)禁止令が出されました。しかし裏腹に町民のファッション熱は過熱し友禅染めは進化を遂げたと云われています糸で絞らずに型紙を摺り染めて絞りのような染面を表す摺り疋田の技法もそんな背景で産まれました。竺仙の摺り疋田はオモガタ・ケシガタの二枚型ではなく複雑な九枚摺り型です。反末摺型を見てもらうとわかりますがジグソーパズルのよ
「うき世櫛」を読む。一番に感じたのは、結の、融通のきかなさ、独りよがり、世間知らず…、嫌われる要素が満載の性格で、主...『うき世櫛(双葉文庫)』中島要https://t.co/qva8x8gewP#booklog—その後の、転んでもタダのオバサン(@ohoba3)July2,2024うき世櫛(双葉文庫)Amazon(アマゾン)
前回の記事の続きです。あろうことか、勧進興行で賑わう神明社境内に幕府の奢侈禁止令に抵触するものが現れました。芝居小屋に農民には禁止されている絹の帯を締めている女がいたのです。娯楽の少なかった江戸時代です。田舎ではめったにない見世物興行やお芝居ですし一時的に感情が高ぶったのでしょう。身分制の江戸時代です。質素倹約が美徳とされた時代です。幕府により農民の着物の材質は布(麻など)か木綿と決められていました。衿や帯なども絹のものは厳しく使用を禁じられていました。にもかかわらず、その御法度
1.茶色の語源2.茶色の染料3.奢侈禁止令(しゃしきんしれい)とは4.四十八茶百鼠(しじゅうはっちゃひゃくねず)とは5.天然繊維6.まとめ今回は、先日のAutumnというブログで使用しているお写真のボトムスの色が日本の色辞典吉岡幸雄著作の中だと、なんていう色名だろうとふと思い調べたことで知ったことや感じたことをまとめてみました。調べてみますと、芝翫茶(しかんちゃ)というフリガナがないと読めない色名。中村芝翫という歌舞伎役者の人気と共に流行したお色目だということ。
ここのところ、毎日数時間は電子キーボードの前に居ります。何しろ時間だけはたくさんありますので。先日は、右手だけの映像をアップしましたが、現在は両手を勉強中。動かない左手を叱咤激励しながら、一曲を仕上げようと頑張っております。何しろ時間だけはたくさんありますので(笑)話は変わりまして、毎日こんな風に歌舞伎から離れた状態で過ごしております。生活には困らない、物はある、元気で過ごせている。ただ、移動できない、遊びに行けないと云ったこのご時世。江戸時代の天保年間は全国
日本カラープランニング協会の桑野優子です。今回は日本人の強みについて。日本人の色の識別能力は世界一と言われています。きめ細やかな感性があり、たくさんの色を見分けたり、作ったり、それは世界に類を見ないほど。特に江戸時代「奢侈禁止令」があることで、奢侈禁止令、詳しくはこちら四十八茶百鼠という色彩文化が生まれ四十八茶百鼠、詳しくはこちら鼠色、茶色、青、緑の色に百を超える種類が出来たのです。鼠色を増やせる要因は日本が曇り空が多いことも関わっているようです。晴れた空の下
こんにちは。着付け教室四季彩yayoiです毎年夏休みは色々な事を吸収するべく、勉強(?)の時間にしています。単純に好きな事をしているだけという話もありますが今年の夏休みは例年通りとはいきませんでしたが、出来る範囲の楽しみをと行ってまいりました上野東京国立博物館、特別展『きものKIMONO』と青梅市『櫛かんざし美術館』(館内の撮影は禁止なので着物や簪のお写真はありませんが・・・)『きもの展』は当初の予定より時期をずらしての開催。(会期は終了してます)チケットは日時指定の定員
今年は鼠年です。「百鼠」についてご存じたねすか。百鼠とは、百匹の鼠ではありません。江戸時代、幕府は奢侈禁止令(贅沢を禁止して倹約を推奨・強制するための法)を出して、身分相応以上の服装を禁止し、町民は紅、紫、金糸銀糸、総鹿の子などの華やかな衣装を着ることができなくなりました。そこで、富める町民たちはそれをやむなく受け入れ、茶や黒、鼠系統の地味な色合の縞や格子、小紋染の着物など、表向きには目立たないものを着るようになったといいます。そのかわり、地味な色でも微妙な色相の変化をつけるようになり
きょうはなにいろ?cp.100-16日本の色の歴史江戸篇②さて奢侈禁止令しゃしきんしれい。。。いわゆる贅沢禁止令の話しをしないとこの先進まないから先に話すけど?(^。^)y-.。o○江戸時代って初めの頃は天草の乱とかあったけど戦乱も無くなって平和になったんだよね?(*'▽')そう戦乱が無くなったから町人。。。現代で言えば一般市民の生活も向上していったんだ五代将軍綱吉の時代には武士や町人に関係なく豪奢な生活になっていく(^。^)y-.。o○それで贅沢禁止令が出来たの?(*
後ろ身ごろに大胆な柄の男性長襦袢。江戸時代の奢侈禁止(しゃしきんし)による贅沢を禁止し、倹約に務めた時の、見えないオシャレ。それが「粋」だったんです。長襦袢と長着は骨盤の位置で決めます。足首までの着物だから「長着」。袴で着用するひざ下のは「半着」。と、いうわけです半巾帯で「男結び」。手先とたれを同寸に決めたれ上で結んだら、下りている手先を上げてたれで包み、出来上がり。「与
殺人的とも言える暑さが続いたこの何日間、用事で日中外歩きしなければいけない事が多くて難儀しました。少々薄くなってきた頭には、容赦なくお天道さまが照りつけ火傷するかの様で・・・そんな時、葉が生い茂った街路樹によってできる日陰がどれだけ助かったか・・・普段意識していないモノが突然愛おしかったり、有難いと思ったり・・冬になれば落ちた枯れ葉の山に、うざいなぁ・・・とか思ったり。人間って、勝手ですね・・・閑話休題さて本日紹介しようと思う作品は、西條奈加さんの恋細工
きもの総合研究家のなぎ野朝子です!絞り・・・白く残したい部分を糸で括る。。板で挟む縫い締める染料に浸して染める技法です♪全盛期は、、室町時代♪江戸時代には、鹿の子絞りが誕生致しますが、華美の為、奢侈禁止令の対象にも・・・!@@そのため、型染めで表現する擦り疋田が流行するのですよ^^江戸時代には、勘のみで絞っていたそうです!現在は、型絵摺りした模様に沿って絞ります♪
大阪市中央区谷町4丁目カンタン補正なしきもの着付け教室マファヴォリのなぎ野朝子です!先日、放送された美の壺☆皆さん、見られましたか?流石の素晴らしいお着物..でしたね。国宝級のきもの。見惚れました♪今日は、豆知識。三大友禅とは、京友禅・加賀友禅・東京友禅があります。その中でも、ひときわ華やかな着物が、京友禅。江戸時代に、絞り染めや、刺繍の着物は、華やか過ぎると言う事から、幕府から出された奢侈禁止令によっ
なぜ『国語』を学ぶのであろうか小学生・中学生たちはよく言う『日本語しゃべれるから勉強せんでええやん』と私も子ども頃は全く同じことを考えていた日本でいるのに『国語』を勉強する意味が分からないとけれども今ならしっかり子どもたちに伝えられるそれは『自分の言いたい全てのことを相手に100%伝えるため』そして『相手の伝えたい全てのことを自分が100%理解するため』だと例えば一言で『青』と言ったとしても『青』・『群青』・『空色』・『水色』・『藍色』・・・など『青』と言っても色ん
おはようございます。色を暮らしや装いに取り入れたいnocoです。色って奥が深い。ご存知かもしれませんが、江戸時代、奢侈禁止令(しゃしきんしれい)が発令され、贅沢は禁止〜ってことで、庶民の身につけて良い色が制限されていたそうなんです。色は贅沢…。そのかわりに、身につける色のバリエーションは、茶・鼠色(グレー)・藍色(青)に。江戸時代にはこれらの色合いの色が沢山生まれたようです。路考茶、柿渋色、大和柿、団十郎茶など歌舞伎役者にちなんだ色名も生まれています。ところで「茶・鼠・藍」って
きょうはなにいろ?cp.81和の色小町鼠(こまちねず)今年の春の流行色って何だったっけ(*'▽')?流行色。。。?色は興味あるけど流行色ってのはチョット興味薄(^。^)y-.。o○そんなんじゃダメだよ(。-`ω-)何色でもいいよ(^。^)y-.。o○もっとも時々何でこの色が流行りなのって時があるけど今のボクはデザイナーじゃないし自分の好きな色で絵を描ければそれで良いんだよ(^。^)y-.。o○アタシはデザイナー1年生です(。-`ω-)チョットは相談にのってよ!や