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風神雷神原田マハ著PHP文芸文庫2024.4.17読了☆☆☆☆風神雷神図屏風で有名な俵屋宗達と、天正遣欧少年使節として安土桃山時代にローマへ派遣された少年達が主人公の物語。宗達がヨーロッパに渡った記録はないが、少年使節団に随行してローマに行き、そこで同じく少年だったカラヴァッジョと出会い、さらにカラヴァッジョの命名までするという壮大なフィクションです。ただ、時系列的に破綻しているところは無く、史実は史実としてしっかり押さえており、生立ちのよく分かっていない宗達を自由に動かしているので1
最近読んだ本。風神雷神Juppiter、Aeolus(ユピテルアイオロス)上(PHP文芸文庫)[原田マハ]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}原田マハさんの、「風神雷神上巻」です。建仁寺所蔵の、風神雷神図屏風を描いたとされる俵屋宗達。はっきりとした生没年が不詳で、確認されている真筆も少なく、謎の多い人物です。まさに、原田マハさんの作品にうってつけの人物。謎が多ければ多いほど、原田マハワールドは面白くなるのです今回も、そこが絡むのか、、!と唸るほ
龍神社から、大村公園に戻る途中に梶山御殿があります。今は市の施設として使われているそうです。お庭縁側のある日本家屋、いいよね✨また、大村公園を通り抜け。駅に戻る途中にあるのが図書館ミライon立派な施設です!一階に大村市歴史資料館があるということで立ち寄ってみました。資料室の一室では、映像で天正遣欧少年使節のことなどを観ることができます。そしてその上映の合間には資料室の壁に鎖国時代唯一海外に開かれていた長崎の風景が映し出されQRコードを読み取って、キャラクターをこ
日本ではディズニープラスで放映されている『SHOGUN(将軍)』は世界中で大絶賛となっているが、その作中で当時のキリスト教(カトリック)の、現代では考えられない実態に、キリスト教信者の多いアメリカとヨーロッパの視聴者は信じられないと驚き、困惑している欧米人も少なくなく、このドラマ内で描かれた実態も大きな反響を呼ぶこととなっている。今回はその当時のカトリックの実態の『一部の記述』について取り上げる。勿論、現代のカトリックは『当時とは違う』ということは、ここに記しておく。🔵奴隷というものの始ま
長崎県・大村市白いボディをめかせた航空機が、紺碧の空に溶け込むように飛びたっていった。大村湾沖に浮かぶ長崎空港(大村市)は、対岸の森林公園から眺めていると、騒音も聞こえてこないために、おもちゃの航空機が飛んでいるようにも見えた。波も穏やかだった。長い橋を渡って、ときたま大型バスやタクシーがやってきた。公園のベンチのわきには、洋装姿の少年4人の像が建っていた。どれも顔がまるく、幼い表情だが、キリッとしたりりしさが漂っていた。「天正遣欧少年使節」と呼ばれた。使節の派遣
Evora②ポルトガルのアレンテージョ地方にあるEvoraエヴォラこの街の観光名所をご紹介天正遣欧少年使節団は1584年9月に8日間この街を訪れ、大司教の歓待を受けんだそうな↑街の起点になるのがこのジラルド広場。インフォメーションℹ️やカフェがあります。一本道に入るとお土産物のお店がある通り、10月5日通り(Rua5deoutubro).コルク製品や絵皿が並び見ているだけでも楽しいロイオス教会⛪️8€(値段は2015年時)アズレージョが美しいと有名な教会で
2月20日その2出来事1582年(天正10年1月28日)-天正遣欧少年使節が長崎港を出港。1872年-ニューヨークのメトロポリタン美術館が開館。1933年-プロレタリア作家・小林多喜二が特高警察の拷問により築地警察署で死亡。(築地署事件)
図書ボラみっけさんのお誘いで大村にあるミライ図書館にいってきました。長崎県と大村市で運営しているそうで静かな環境で勉強している人がたくさん外には時計台が設置されていて正時には地球儀が上がりその下に楽器をもった人形か上がってきて音楽が流れる👏👏天正遣欧少年使節のレリーフがはめ込まれていたよ中学生位の少年たちが遠い異国へと行った事にただ驚き感心しました。帰りに諫早で眼鏡橋長崎のよりおおきかった?さおり工房長崎に利用者の人達の細かい作業に脱帽また職員さ
「天正遣欧少年使節」気が付いたら自分の仕事みなさん、おはようございます他人のせいにしていませんかいやなこと困ったこと気が付いたことは自分の仕事にしたいです他人をあてにしないほうがいいでしょう実践あるのみでいきましょうアリガトウ「1月28日」の國史です「天正遣欧少年使節、長崎港出発」天正10年(1582年)戦国時代、4人の少年がバチカンでローマ教皇に謁見しました伊藤マンショ千々石ミゲル中浦ジュリアン原マルティノ有馬晴信の許しを得て建て
「奥の細道」謎解き紀行その16◆伊達政宗とキリシタン弾圧慶長8年(1603)、二代将軍・徳川秀忠に謁見したスペインの宣教師ルイス・ソテロは、東北地方で布教活動を許されている。つまり、徳川幕府も当初はキリスト教の禁教には積極的ではなかったフシがある。だが、スペインなどが植民地政策の一環として用いたキリスト教とそれに感化されたキリシタンたちは幕藩体制に組み込まれることを嫌い、また、外国勢力に接近する伊達政宗の姿勢は、やっと戦国の世を終わらせた幕府にとって、新たな危機を感じさせるのに十
ずっと前からキリシタン大名、高山右近のことは気になっていた。この本は、キリシタン大名であったが改易されて金沢に暮らした高山右近が、国外追放されて没するまでの物語である。それ以前のことがらは、回想という形をとっている。徳川幕府の切支丹迫害が大阪の陣と連動したものであったこと、当時の長崎の様子などがひじょうによくわかる。村山等安という人物に興味がわいた。知的な文章であり、読みやすかった。1.さい果ての島国より:来日したイエズス会士が妹に宛てた書簡という体裁をとり、安土桃山時代か
表紙は上下巻並べると、両方の風神と雷神が見えるようになっています。この絵を描いたのは俵屋宗達ということは知っていたので、日本を舞台にしたお話だろうと思っていたら、舞台は世界中へと広がる展開でした。正確な生没年は不明とされている宗達ですが、生きたと思われる時代は、織田信長の世、「天正の少年使節」がローマへと派遣された1582年ころ。最盛期のルネッサンス画家たちの作品がフィレンツェ、ローマ、ミラノで観られた時期でもありました。そんなことを踏まえ、大胆にも俵屋宗達が4人の
こんばんは。ひあり奈央です。数日ですが長崎へ行ってきました。今回は長崎に行くと決めた後に、「天正遣欧使節」のキリシタンの4人の少年について描いたドラマ、「MAGI-天正少年遣欧使節」を知り、エピソードを全部視聴し終わってから行きました。ドラマにも出てくる「有馬セミナリオ」の跡地は、島原は遠すぎて行けないだろうと諦めていましたが、行ってきました!このドラマは、1582年に長崎からヨーロッパに渡り、バチカンでローマ法王に謁見して再び長崎に戻ってきた4人の少年
大村・・・長崎県の本土中央部、大村湾東岸の地域。大村藩は、994年(正暦5年)に藤原直澄(直純)が久原城に入部してから約1000年の歴史を有する。その間居城は久原城から、1564年(永禄7年)三城城へ、1598年(慶長3年)玖島城に移った。廃藩置県により大村県となり、その後に長崎県に統合。1942年(昭和17年)に大村町、ほか5村が合併し、市制施行で大村市となる。10月13日(金)~10月16日(月)に佐世保に行ってきました。三日目の15日(日)は・・・佐
スピッツ会報でマサムネさんが村木嵐さんの「マルガリータ」に触れていてマサムネさんも天正遣欧使節に興味があったとは(驚き)天正遣欧使節は私が惹かれるテーマの一つであり、4人の少年使節の中でただ一人司祭にならなかった(なれなかった?)千々石ミゲルは特に気になる存在最近ちょうど検索かけて、棄教説が覆されつつあることを目にしていました。「マルガリータ」も読んだことあるが天正遣欧使節を扱った本で私のオススメは何と言っても若桑みどりさんの「クワトロ・ラガッツィ」恐ろしい事に!!これを読むと天正遣
朝のアッシーの帰りに『変な絵』を返却してきました。図書館前の時計台毎正時にお人形が出て音楽がなります。天正遣欧少年使節団をたたえ、又は忍んで。。。左のグレーの建物が図書館です。開館まえでしたが返却だけはできました大村駅前↓菜園ピーマンを抜いてすっきりしました。抜いたピーマンは冬越しに挑戦しています(≧∇≦)ネットで冬越しできるとしりまして・・・好奇心を抑えきれずやってみます(≧∇≦)もともと98円で買った苗ですから来年もまた苗を買えばよいのですが『できる』と知ったら
こんにちは。今回も前回に続いてまとめ編です。いつもの「まとめ編」は、各地にある信長さんとか家康さんとか一人に絞って、それぞれの違いを楽しもうというものですが、今回はちょっと違って、テーマ別の展開でしょうか、、、、で、そのテーマは「天正遣欧少年使節」です。【伊東マンショ・千々石ミゲル・原マルチノ・中浦ジュリアン(大村市森園公園)】まずは4人揃いぶみ「天正遣欧少年使節顕彰之像」から。長崎空港近くの大村市森園公園にあります。向かって左から伊東マンショさん・千々石ミゲルさん・原マルチノ・中浦
『風神雷神』上下原田マハ俵屋宗達と天正遣欧少年使節これはほんとにおもしろかった。お話は日本に帰る船に乗るまで…少年達が生き生きと描かれていました。自分も少年達と一緒に旅をした気分になりました。『江戸の町までいってきました。』1週間終わりましたね。今週は日帰りで娘と江戸の町まで・・まずは上野で伊藤若冲展を・・・と思ったらあさイチだというのに入場まで240分待ち・・・ということ…ameblo.jpずいぶん前に書いたブログ伊藤若冲を見ようと東京都美術館に行ってみれば入場を
レビューがたまっているので、がんばって連続投稿します!しばらく前にアマゾンプライムでみた作品。MAGI天正遣欧少年使節(2019)16世紀、日本から初めてヨーロッパへ公式に派遣され、ローマ法王への謁見を果たした天正遣欧少年使節。歴史の渦に放り込まれ、過酷な旅路を乗り越え、歴史上の人物たちと交わり、共に成長し、やがて歴史の闇に葬り去られるドラマチックな生き様を、日本を代表する脚本家鎌田敏夫の脚色と、名匠長崎俊一監督の演出で描きだす歴史エンターテイメントドラマ。(Amazonプラ
はい!奈央です。やってきました!天草コレジヨ館です。PASSIONHPよりお借りしました。天草下島に深く入り込んだ湾、羊角湾といいます。この羊角湾を取り囲む地域が河浦です。そして、天草コレジヨ館は、この湾の一番奥にあります。河浦歴史マップ天草コレジヨ館HPよりお借りしました。天草コレジヨ館のエントランスです。駐車場には、数台に車が止まっており、数名の先客がおられるようです。展示室に向かうと、南蛮船の模型がありました。こんな船で天正遣欧使節は
はい!奈央です。皆さん、朝ドラ「らんまん」を見てますか?牧野富太郎役の神木龍之介さんが、石版印刷機で一生懸命に植物図譜を印刷されている姿が愛おしいですね。ところが、その300年も前、安土桃山時代~江戸時代初期に活版印刷機で多数の部数の本を印刷していたのが「コレジヨ、もしくは、コレジオ」なんです。今回は、天草下島の旅行記の前に「コレジヨ」(英語名:カレッジ、大学)について説明したいと思います。動画時間:2分5秒九州の各地を転々としたとされるコレジヨ(キリシタ
前回の読書日記で、推理大戦と併読中と書きました。今回、読み終わりましたので、感想を記します。内容は、江戸時代の画家、俵屋宗達と天正遣欧少年使節団の物語です。もともと俵屋宗達は風神雷神屏風図の画家として有名(といっても私はこの小説で初めて知りました)ですが、生没年不明で謎が多い人らしいです。作中では、俵屋宗達が天正遣欧少年使節団と一緒にヨーロッパまで旅をし、数々の絵と邂逅し、後に著名な画家とも出会うという壮大な物語です。もちろんフィクションなので、史実に基づいてはいません。しかし、本当
今日は箸休めタイムです新たなふるさと納税品が届いたばかりで、どう記事にするか検討中…それはいいとして(良くはない)ここ数日間GO!天正遣欧少年使節が、頭の中で鳴り止まない助けてくれっ(笑)ちなみに、原因となった記事は、こちら『古墳deサマーは花畑〜BGMはGO!GO!GO!〜おゆすき観光@宮崎県西都市ふるさと納税』前回の記事はこちら『マッチョうなぎは入船流ふるさと納税入船のうなぎ@宮崎県県西都市』
前回の記事はこちら『マッチョうなぎは入船流ふるさと納税入船のうなぎ@宮崎県県西都市』今日も、ふるさと納税でいただいた、おすすめ商品を紹介しますよ〜宮崎県西都市から、炭火焼きうなぎをいただきました【ふるさと納税】炭火焼一筋127年「うなぎの入…ameblo.jp今回も、恒例の【行った気になる活動(趣味)】観光シミュレーションをしま〜す前回の記事にもヒントはありましたが、西都市は、古墳の町らしい正直、古墳はなぁ〜…(だって、お墓やん)と思いましたが、西都市観光
介護旅行・終活・世界遺産のことはお任せ!小田原のアラベラです。今日は<海外旅行あれこれ>のスペインパラドールのご紹介です。◆オロペサ(Oropesa)トレド城壁の中に美と威厳をたたえたエレガントなパラドール。歴史の息吹を感じるパラドール。館内は中世を偲ばせる調度品に飾られている。伝説によると、オロペサの城は、はじめギリシャ神話の英雄ヘラクレスによって築かれたとある。現在残っている形は15世紀のもので、それがパラドールになっている。かつてOropesa伯爵の先祖
2023年6月10日(土)開演15:00~2023年6月11日(日)開演14:00~ルネサンスシリーズ第182回第183回秀吉が初めて聴いた西洋音楽会場:Yoshuホール〒542-0081大阪市中央区南船場1-4-11モリビル2F入場料:各2500円全席自由演奏:長井舞リコーダー坂本卓也ヴィエール大西万喜ヴィオラ・ダ・ガンバ小出智子リュート小林あすき歌Mail:yoshu-hall@kta.biglobe.ne.jpTE
「天正遣欧少年使節」エリートの見た天国と地獄みなさん、おはようございます北陸、山陰地方では今日も大雪に注意です安全にお過ごしくださいさあ、今日「1月28日」の國史を学びましょう「天正遣欧少年使節、長崎港出発」天正10年(1582年)戦国時代、4人の少年がバチカンでローマ教皇に謁見しました伊藤マンショ千々石ミゲル中浦ジュリアン原マルティノ有馬晴信の許しを得て建てたイエスズ会の学校・セミナリオのエリートです生存率50%と言われた厳しい
【1/28は何の日・少年4人がローマへ!】今日は「天正遣欧少年使節」(てんしょうけんおうしょうねんしせつ)が出発した日(1528年・天正十年)。織田信長がキリスト教を認め九州のキリシタン大名の代理として4人の少年が長崎港を出発。3年の旅の末ローマ教皇グレゴリウス13世に会うことができた。(よかったら「いいね」「シェア」おねがいします。)----------------------「資格取得・構築スキル・案件受注」の基本が学べる【Lステップキャリアアップ講座】「知識ゼ
昨日、京都からの帰りの新幹線で、原田マハ『風神雷神』を読みました。読み終わったのは、上巻のみですが。俵屋宗達が主人公で、史実と空想が織り成す壮大な物語。上巻のハイライトは、狩野永徳と宗達が共同で洛中洛外図を描く場面。それをローマ教皇に献上すべく、宗達は遣欧少年使節と共にローマに出発。もちろん、宗達が遣欧少年使節に加わった史実はありません。宗達と少年使節の4人の交流が活写されているのが良い。下巻が楽しみ。デイヴィス京響の《第九》で、今年のコンサート
こんにちは〜本格的な冬ですね。日本各地で大雪。温暖な大阪ででも最高気温が4℃とか。オーストラリアのパースでは間違ってもこんなに気温が低くなることはない。持っている服を総動員して重ね着してもまだ寒い。乾燥注意報も出ていたのでどんだけ湿度が低いかをチェックしたら45%もあったのでひとりで大ウケしてしまった。オーストラリアなんか湿度40%以下なんかしょっちゅうなもんで。カナダのカルガリーに住む友人に大阪が寒くて大変なのよ、とメー