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そして昨日観た3本目の映画は、エログロ!だけと超哲学的!そんな映画『哀れなるものたち』です。映画予告で前々から観たいと思っていましたが、まさかこんなに面白いとは!グラスゴーの作家、アラスター・グレイの同名小説の映画化作品です。醜い天才医師が、身投げした美女の「肉体」を救うべく、現代の医学では及びもつかない神業的手術を成功させるのですが、蘇生した美女は徐々に成長。自らの目で世界を知りたいという欲求により、様々な冒険と大胆な性愛の遍歴を経て…という、なんともセンセーショナルなストーリーをエマ・
昨日、2本目に観た映画は『コット、はじまりの夏』。映画の舞台は、1981年のアイルランドの片田舎。9歳の少女コットは大家族の中で育つのですが、心の中は孤独に満ちていて…。そんなコットが家庭の事情で夏休みの間だけ、親戚夫妻の家に預けられることになり…。派手なところは全くなく、静かに淡々と物語は進むのですが、徐々に変化していく少女の心模様が手に取るように感じられる、まるで叙事詩のような映画です。ベルリン国際映画祭でグランプリ受賞しています。プロデューサー・監督・出演者全てがアイルランド人とい
昨日は久しぶりの完全オフ日。都内も朝から雪❄️の予報が出ていたけれど、ここから先、2月末近くまでノンストップなので、今しか無い!と思い、観たかった映画を朝から一気に3本観てきました。1本として観た映画は、『カムイのうた』という作品です。この映画は、「アイヌ神謡集」をこの世に残し僅か19歳でこの世を去った知里幸恵さんと、幸恵さんの類まれなる才能を見出し、この本の刊行をすすめた言語学者・金田一京助先生の話をベースに描かれたオリジナルストーリー。北海道東川町がアイヌ文化・大雪山文化発信のために
伊勢神宮の鬼門を守り、奥の院ともいわれている『朝熊岳・金剛證寺』。「お伊勢参らば朝熊をかけよ、朝熊かけねば片参り」という言葉もある様に、伊勢参りをする度にずっと気になっていたお寺です。正式名称は、朝熊岳勝峯山兜率院金剛證寺。伊勢参りは子どもの頃から、親に連れられ…また修学旅行で、と幾度かしました。そして大人になり神社とのご縁が深くなってからは、まさに数えきれないほど伊勢にも通っています。ただ伊勢は、伊勢神宮はじめとしたお参りする場所があまりにも多く、これまで朝熊岳は気になりながらもな
我が故郷と言っても過言ではないほど、私にとって身近に感じるホピの大地。4年ぶりに彼の地へ帰ることができました。(*写真は今回の旅で見つけたホピのバタフライダンスの時に使うヘッドドレス)ホピというのは「平和の民」という意味を持つアメリカ先住民で、北平南西部にいるアリゾナ州の北側に住む少数民族の人々のことです。彼らとの関係が始まったのは今から25年前のこと。その出会いは、本当に不思議な出来事の繰り返しで、まさに導かれて…という表現が一番しっくり来るのですが…。1998年3月5日。天川
居ても立っても居られない…久しぶりにそんな感覚になりました。「九州国立博物館」で特別国際企画展『加耶』が行われていることを知ったのは、会期終了3日前のこと。更に昨年末には千葉の「国立民俗歴史博物館でも開催されていた、ということも全く知りませんでした。加耶展の巡回展があるかと思い調べてみたら、これから先は韓国国内を巡るとのこと。さすがにハングルは読めないし…。企画展最終日は都内で用事もあるし、残念ながら諦めるしかないかなぁと思った時、ヒラメイタ💡のです!そうだ!仕事のスケジュールを調整した
映画の魅力の一つに、映画音楽が欠かせないものとしてあると思います。特に名作と呼ばれるものには、素晴らしい映画音楽がセットのようにしてありますが、名作の数々を彩る名音楽を生み出したのが、イタリアが生んだ巨匠エンリオ・モリコーネです。そんなモリコーネのドキュメンタリー映画を観ました。私の父はとにかく映画が好きで好きで…。夢は映画監督になることだったそう。でも家が貧しい上に兄妹も多く、家計を助ける為に映画監督になる夢を諦め、その代わり少しでも似た環境で働きたいということで、放送局で働くようにな
映画やドラマ化された『太陽のうた』の作者で作家・プロデューサーの天川彩さんのお店【ハミングバードカフェ】へ✨彩さんのご家族は長女の元NHKアナウンサーの雨宮萌果さんなど芸能ご一家。(次女さんはわはは本舗の女優・雨宮あさひさん、旦那様は科学捜査のエリートの良くテレビで解説されている雨宮正欣氏)その彩さんがプロデュース、経営されているカフェですヨ❤️彩さんとも久しぶりにお会いして、話が止まらず✨😆笑笑しかし、ごはん🍚もパフェもお茶もコーヒーもおいしかった❗️✨いろいろ彩さんと企んでおりま
こんな時間が自分の人生の中で巡って来ることになろうとは…。縁と時が積み重なるというのは、言葉にするのも難しいほど凄いことである。2022年10月9日と10月10日。この二日間のことを、私は生涯忘れることはないだろう。正直なところ、どこからどのように書き表せばよいのか、また後々この出来事が、更に新たな展開に繋がっていくのか否かもわからない。ただ、今いまいえることは、全てに感謝の気持ちでいっぱいである、ということだけだ。40年ほど前、私は細野晴臣さんに手紙を書いた。叶う事なら、いつか一緒に
Facebookのアカウントが突然、何者かに乗っ取られる…。まさに晴天の霹靂の様なことが我が身に起こりました。Facebookを使い始めて、かれこれ10年以上になるでしょうか…。国内外のほとんどのお友達ともFacebookで繋がっていて、近況もある程度は把握できていて…。連絡を取り合ったり、友達と友達が意外なところで繋がっているのを知ったり、みんなの様々な活動を知ることも出来ていました。お友達の数もおよそ1,000人。その半数以上がリアルなお友達なので、私にとって無くてはならないツールでし
作家でプロデューサー、経営者でもある、天川彩さんが三越本店のイベント最終日に来てくださいました。白蛇ちゃんミニ色紙のママになってくださいました✨天川彩さんは『タイヨウのうた』の原作者であり、元NHKアナウンサーの雨宮萌果さんのお母様など芸能一家です✨彩さんは最近、『ハミングバードカフェ』という、ご自身の思いが詰まった素敵なカフェもオープン❣️😆本当にいろいろ才能あって、そして不思議な方で。彼女が言ったことが本当になったり。。。彩さん、来ていただき嬉しかったです❤️今回イベントして
映画『コーダあいのうた』。サンダンス映画祭で4冠受賞。アカデミー賞昨日賞の最有力候補ともいわれている作品の試写を観に行ってきました。家族の中でたった独り健聴者である女子高生のルビー。聴こえない家族と世間との通訳係として生きて来た彼女。実はとんでもない歌声の持ち主で…。(C)2020VENDOMEPICTURESLLC,PATHEFILMSこの映画のテーマはズバリ「家族」。家族とは、誰にとっても切り離せない存在でありながら、その関係性や距離感は千差万別。百の家族があれば百違う家
我が家のファミリーネーム「雨宮」。ルーツの始まりが、千曲市にある『雨宮座日吉神社(あめのみやにますひよしじんじゃ)であることは前編に詳しく書きましたが、戦国時代になると、歴史に少しばかり雨宮が登場するようになります。中でも最も活躍したのが、戦国時代の武将の一人であり信濃村上の家臣だった、雨宮刑部(雨宮正利)です。もともとは信濃・鞍骨城主である清野信秀の子として生まれ、雨宮昌秀(雨宮摂津守)の養子に入り、信濃・唐崎城の城主となります。唐崎城があった唐崎山。この時、信濃村上氏の当主は猛将、
先月、夫が還暦を迎えたこともあり、お祝いを兼ねた家族旅行を計画しようということになり、私は『雨宮家のルーツを辿る旅』が面白いのではないかと提案。なぜなら、家紋からご先祖さまの動きがある程度、見えてきたからです。夫はもとより家族全員が大賛成してくれました。家紋が同じというのは、やはり重要な意味を持ちますね。普段、私はペンネームの苗字、天川(てんかわ)を使い生きていますが、本名である『雨宮(あめみや)』という苗字も、とても好きで…。結婚してまもなくの頃、夫に雨宮の家紋を質問すると「丸に上の文
神話カタリストたけみつです!神話カタリストとは?神話を伝える活動を始めてから、10年!”神話で在り方を整える”という本を出していただくことになりました。友人が素敵な紹介&販売サイトを作ってくれました。是非、一度、覗いてみてください!神話で在り方を整える紹介&販売サイト映画”ONODA一万夜を越えて”を観てきました3時間の長丁場戦闘シーンは、ほとんどなく淡々と時間が過ぎていく...そんな印象を受けましたでも、あっという間に3時間が経っていました
1970年初頭。私が子どもの頃は、まだ第二次世界大戦の名残りが、ところどころにあった。街中を歩くと、戦地から戻った軍服を着たままの方が路地で物乞いをしている姿があり、尊敬する先生からは、特攻隊の生き残りとして今を生きる覚悟を聞いたこともある。そんな中、特に驚いたのが、戦後30年も経って日本に戻ってきた日本兵、横井庄一さんと、小野田寛郎さんのニュースだ。横井庄一さんは「恥ずかしながら戻って参りました」という言葉が印象に残っただけでそれ以外の記憶はほとんどないのだが、小野田さんは最後の日本兵と呼ば
熊野権現の導きだろうか。それとも老女が呼んでくれたのか…。ずっと気にかかりながら、再訪出来なかっ場所へ、ようやく先日行くことが叶った。十数年前になるが、ある出版社からの依頼で『熊野大権現大自然と祈りの聖域』というDVDを制作させてもらったことがある。私の人生初の監督作品だ。一年間かけて熊野の各地を巡り、四季折々の美しい風景と共に、日本人はなぜ古来より熊野に惹かれるのかというテーマに沿った映像作品をつくるという、今思い返しても有り難すぎるほどの仕事だった。それまでも熊野に縁があり、幾度とな
あぁ、あの時行っておけば良かった…。後悔先に立たずというが、本当にそうだ。もう20年近くも前のことだが、アラスカのハイダ族とクリンギット族の血を引く友人ナイナが日本にやって来た。彼女にとっては、2度目の来日。最初に来日した折には、クリンギット族のエスター達のサポート的な役割だったが、2度目の来日は彼女のワークショップやトークライブと共に、個人的な旅行を兼ねてのものだった。「北海道へ、木彫り名人に会いに行くのだけど、Ayaも一緒に行こうよ」彼女はその前の来日で知り合った、木彫り名人に再び会う
「インドネシアの小さな村で、昔ながらのくじら漁をしている人々と長年交流を続けながら、今、映画を撮っている石川梵さんというヒトがいてね…。きっと、あなたも共感すると思うんだよね」いつだっか、糸魚川でヒスイ工房をしている友人の山田修さんが、熱くこの映画と監督のことを語ってくれたことがある。それからほどなくして、私はFacebookで石川梵監督を見つけ、山田さん繋がりということで友達申請をした。いよいよ9月に劇場公開ということが正式に決まり、予告編がネットでも流れた。美しく迫力ある映像に私はドキ
サンマルツァーノという種類のトマト、ご存知ですか?料理用トマトの世界最高種といわれているものですが、我が家に、三宅島から今年2度目となるサンマルツァーノが届きました。イタリアの伝統的料理用(加熱)トマト。とにかく、味が濃くて、昨年初めて食した時には、その美味しさに悶絶してしまいました。収穫量が限られているため、春に注文し夏に届くのを待つのですが、今年は2回に分けて配送してもらえるようにお願いして注文。7月の初めに第一便で届いたものも食べ終わり、第ニ便が届くことを首を長くして楽しみにしていたの
奈良の歴史というと、古墳時代からという認識が私にはありました。でもそんな認識を覆してくれたのが天川村役場の元職員で今は『ゲストハウス坂屋半治郎』のオーナーをされている阪岡さんです。阪岡さんとは、天川村の役所にお勤めの頃からの友人で、歴史や民俗学的な話で会うたびに盛り上がるのですが、「Ayaさん、この近辺に縄文遺跡が出土していることご存知ですか?」そう言って見せてくださった一枚のプリント。そこには、ストーンサークルの様な写真が写っていました。奈良に縄文遺跡?それはワクワクする情報でした。
安曇族の祖神、安曇磯良によって現在の地に志賀海神社が遷座されるまで、この仲津宮を含む綿津見三神は勝馬に祀られていました。中でも仲津宮には、7世紀後半のものとされる、海人の長が祀られ古墳になっています。鳥居をくぐり、中に入ろうかとも思いましたが、やめました。時間が限られているので、どれぐらいの時間を要するかわからなかったからです。いや…それ以上に夕闇迫る中、奥まで見えない薄暗い鬱蒼とした古墳の山道を、一人で歩くことに気持ちが向かなかった、というのが正直なところです。私は鳥居の前から、海の神
志賀島(しかのしま)。先日、福岡へ向かう飛行機の中から海神の島の全貌を目の当たりにして、胸が高鳴りました。この島に最初に訪れたのはいつだったのか、正確なところは覚えていません。ただ、縁あるところは通うことになっているようで…。緊急事態宣言下ではあるものの、どうしても行く必要を感じ、トンボ帰りに近い状態でしたが、この島に行ってきました。志賀島といえば、一般的には子どもの頃社会の教科書に出ていた金印(日本で出土した純金製の王印『漢委奴国王印』)が見つかった島として広く知られています。でも、それ
もう3年前😅ブログをサボってた時期なので、Facebookから過去記事の掘り起こしです🙇♀️2017年に参加していた「天河・鈴緒の綱がるプロジェクト」で新調された鈴緒が、2018/4/7の己巳の弁天様の縁日に取り付けられました✨1週間お清めされ、2018/4/14の春季大祭に併せて、五十鈴・鈴緒奉納振り初め式が執り行われました❣️五十鈴も変色していたため、綺麗に磨き直され、本来の金色と銀色に復活✨今回はプロジェクトの発起人、天川彩さんが国産の精麻で作った鈴緒の奉納を決められ、その場
六芒星と籠目紋。日本人が古くから使ってきた竹籤紋の話を今回書きます。ことの始まりは、大分別府の竹細工アーティスト、野中たんぽぽさんの個展に合わせ、なにかワークショップをして欲しいとお願いしたことから。「それなら、籠編みの古典的な六つ目編みの敷物を作りましょう。壁掛けにもなる、中が正六角形になる竹編みです」ということで最初に送られてきたのがこの写真です。その後、しばらくして完成したものも送りますね、と送られてきた写真を見て、びっくり仰天!なんと、六芒星ではないですか!六芒星ということは、
先日は、我が家恒例の、誕生日パーティーを開催。実家で、父と弟の合同誕生祭。ちゃぶ台と畳の昭和に居間で私の夫が仕事で参加できない代わりに2人のためにプレゼントしたホールケーキで記念撮影🎂子どもたちが、社会人になってもこうしてあつまるイベントがあるとメリハリがついていいですねそれにしても、弟も30歳になると話題を思い出そうとして「あれ、あれ」「あのー、半沢直樹にでてたあの人、あのー」と、名前を思い出すにも時間がかかりみんな、着実に少しづつ、おばさん、おじさん化してます
9月になりました。まだまだ暑いかなーっと思ってましたが日中は少し暑さが収まってましたね秋は、秋らしい気持ちになるのですが皆さん、どんな心情ですか??ここ最近は、家族で過ごすことが多く先日は、夫と私と母の3人でご飯を食べにいきました。8月29日に行ったので、焼肉を。3人で話すのは、お正月ぶり!笑終始、母がコロナの中、チョコレートとコーヒー屋さんを開いた話で持ちきりでした。現在、夫がロケに行ってるのですが1人で数日過ごすのは、本当に久しぶり。おうち時間を自分なりに満喫中
皆様、いかがお過ごしでしょうか???昨日は、弟とお父さんの合同バースデーでした🎂✨みんなでテーブルを囲んでお祝いするのが我が家のルール。母の手作り中華を食べながら友達同士のように、気ままな会話が止まらなかったのですが、家族の会話の変化に、ふとみんな気が付きました。それは、半沢直樹や、最近のドラマの話で盛り上がっていた頃。「あの俳優さん誰だっけ????あの、ほら、アイオカ、」「西田トモミじゃなくて、あの人ー」「ソメヤ?ソメタニ?」人の名前が出てこない😑そりゃあ、子供がみんな30
今日は夏至。それも300年ぶりに日食と重なる日であり、更に新月。次同じ条件になるのは800年後だとか。太古から人々は太陽の動き、月の動きと共に生きてきましたが、現代人は、これらの動きをあまり意識せず暮しています。でも、地球規模で大きな変革の時を迎えている今、きっと今日は何か計り知れない大きなチカラがはたらいていることでしょう。古今東西、様々な場所で、太陽と共に儀式が行われてきました。太陽信仰と石は切っても切り離せない関係のようで、今に至る儀式も多々ありますり今日は夏至なので、夏至に関する話を書
あめもえバナシをアップしました💁🏻♀️https://youtu.be/iIaVuS6Mn48私の母は、常に世界中を駆け回り仕事をしています。作家として執筆しているだけでなく日本の古層文化や世界の先住民族との関わりが深く、あちこち足繁く通っています。今は、もちろん行けませんがメールや連絡は取っているようで、そんな母に世界の先住民族はこのコロナをどうみているのか?話を聴いてみると、みんなとても前向きに捉えているそうです。とくに、アフターコロナの世界をどう生きるか、