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皆さんこんにちは。「みんなのカウンセラー」こと、のぶさわです。<前回からの続き>今回は、前回お書きした様な、自己否定(恥の意識)によって仕事が続かない方に向けて、私が考えるその解決策をお書きしたいと思います。<③性格傾向(2)自己否定(恥の意識)によって仕事が続かない人の解決策>(1)意識の向け先を自分⇒他者にしてゆくこういったお悩みを抱えている方は「”自分”がどう見られているか?」「”自分”がどう思われているか?」等、意識の向け先が”自分”に向かって
皆さんこんにちは。「みんなのカウンセラー」こと、のぶさわです。<前回からの続き>今回と次回は「自己否定」(恥の意識)が強過ぎて仕事が続かない方に向けてお書きしたいと思います。<自己否定(恥の意識)によって仕事が続けられなくなる例>「経理のB子さんは仕事では評価されているが、本人は同僚達との雑談に入っていけない事に悩んでいる。”仕事の話ならできるんだけど、雑談タイムには何をしゃべったらいいのか?わからなくなって黙ってしまう・・・。きっ
皆さんこんにちは。「みんなのカウンセラー」こと、のぶさわです。<前回からの続き>今回は前回お書きした様な、完璧主義が過ぎて仕事が続かない方に向けて私が考えるその解決策をお書きしたいと思います。<③性格傾向(1)完璧主義によって仕事が続かない人の解決策>(1)意識(自我)と無意識(自己)を区別する「完璧主義な自分が苦しい」「もう少し楽な気持ちで仕事できる様になりたい」等と思っているのは「意識側」(自我)で、「完璧にしなきゃいけない!」「ミスしちゃいけ
皆さんこんにちは。「みんなのカウンセラー」こと、のぶさわです。<前回からの続き>今回からは、「性格傾向」(完璧主義,恥の意識,白黒思考,過度の優劣への拘り,助けを求められない,他人への無関心さ等)によって仕事が続かないケースを取り上げたいと思います。まず今回は「完璧主義」が過ぎて仕事が続かないケースから。<完璧主義によって仕事が続けられなくなる例>「事務職のA子さんは、何でも完璧にしないと気が済まないタイプで、そこまで気を遣わなくても
皆さんこんにちは。「みんなのカウンセラー」こと、のぶさわです。<前回からの続き>前回お書きした様に、人間関係の問題で仕事が続かない方は主に「対人不信から来る恐怖への防衛」(緊張・回避・闘争(被害妄想)・服従等)によって、結果として休・転職に追い込まれてしまうと考えています。今回は、そういったタイプの方に向けて、私が考えるその解決策をお書きしたいと思います。<②人間関係の問題によって仕事が続かない人の解決策>(1)緊張・凍り付き型このタイプの人は、
皆さんこんにちは。「みんなのカウンセラー」こと、のぶさわです。<前回からの続き>今回は、「人間関係の問題」によって仕事が続かないケースを取り上げたいと思います。うちのルームにお越しになる方の中でも「職場の人間関係」に悩まれて休職や転職を余儀なくされていたり、どの職場に行っても同様の人間関係に陥ってしまい、休・転職を繰り返してしまっておられる人も多いです。それでは一体、何故そうなってしまうのでしょうか?私なりに考えるその主だった原因をお書きしたいと思います。<
皆さんこんにちは。「みんなのカウンセラー」こと、のぶさわです。<前回からの続き>今回は「特性と環境の不一致」によって仕事が続かない人へ、私が考える解決策をお書きしたいと思います。まず前回もお書きした様に、私はストレス等によって不安定になった心を”安定させる方向性”として(1)(不快)刺激をシャットダウンして安定化を図る(GABA・セロトニン型)、(2)(快)刺激を得る事で安定化を図る(ドーパミン型)(3)人との交流によって安定化を図る(オキシトシン型)
皆さんこんにちは。「みんなのカウンセラー」こと、のぶさわです。<前回からの続き>今回からは、仕事が続かなくて転職や休職を繰り返してしまいお困りになっておられる方に向けて、「何故仕事が続かないのか?」といったその主だった原因をパターン化し、「どうすれば仕事を続ける事ができるのか?」といった私が考える解決策を今迄の知識と臨床経験を基にしてお書きしてゆきたいと思います。まず今回は、「特性と環境の不一致」によって仕事が続かないケースを取り上げたいと思います。※その人
皆さんこんにちは。「みんなのカウンセラー」こと、のぶさわです。「何故か次第に、会社へ行くのがしんどくなってしまい転職を繰り返してしまいます。」「どこの職場へ行っても、上司や先輩、同僚から”どう思われているのか?”が気になり、仕事が続きません。」「私はパワハラを受けやすい性質があるのか、どこの職場でもパワハラ・モラハラのターゲットにされて、適応障害になって休職や退職を余儀なくされる。」「仕事でミスを指摘されると落ち込んでしまい、”もっと完璧にやらなきゃ
皆さんこんにちは。「みんなのカウンセラー」こと、のぶさわです。<前回からの続き>今回は前回お書きした「強迫性パーソナリティ障害の原因」を基にその寛解に向けてのヒントをお書きします。<強迫性パーソナリティ障害を寛解に導くヒント>①自我強化前回の「原因」でお書きした様に、強迫性パーソナリティ障害の人は、不快に対する感受性が生まれつき強く、トラウマチックな出来事によって、その不快さが”未達成・不完全”に固定されたと考えます。そして、その不快を感じない為の回
皆さんこんにちは。「みんなのカウンセラー」こと、のぶさわです。<前回からの続き>今回は「強迫性パーソナリティ障害の特徴」から類推される「強迫性パーソナリティ障害の原因」についてお書きしたいと思います。<強迫性パーソナリティ障害の原因>①不安等の不快に対する感受性が極めて強い例えば、将来の金銭的な不安の為に、極端に倹約する等から、(恐らく遺伝的に)不安や不快への過敏さを有していると考えられます。②トラウマによって不快の対象が”未達成・不完全”に固定された
皆さんこんにちは。「みんなのカウンセラー」こと、のぶさわです。<前回からの続き>今回は、「強迫性パーソナリティ障害」の特徴ついてお書きしたいと思います。<強迫性パーソナリティ障害とは?>強迫性パーソナリティ障害の人は、規則や手順、形式に極端にこだわり、本来の目的(例えば締め切りや納期等)を達成できないことが少なくない。つまり、秩序、完全主義、また自身や状況のコントロールに対してとらわれて、自分の活動について柔軟性がなく頑固であり、あらゆる物事が特定の方法で行
皆さんこんにちは。「みんなのカウンセラー」こと、のぶさわです。<前回からの続き>今回は前回お書きした「依存性パーソナリティ障害の原因」を基にその寛解に向けてのヒントをお書きします。<依存性パーソナリティ障害を寛解に導くヒント>①自我の強化(1)不安・恐怖を回避せず直視する不安・恐怖は回避し続けるとどんどん増大してゆきます。それを避ける為に不安・恐怖と向き合ってみませんか?以下の様に自問し、それを紙に書き出してみましょう。※最初は傍に依存相手に居てもらいな
皆さんこんにちは。「みんなのカウンセラー」こと、のぶさわです。<前回からの続き>今回は「依存性パーソナリティ障害の特徴」から類推される「依存性パーソナリティ障害の原因」についてお書きしたいと思います。<依存性パーソナリティ障害の原因>①不安に対する感受性が極めて強い②自我の脆弱さから不安に対する耐性が育まれなかった誰しも、自分で判断する場面では、「本当にそれでよかったのかな?」と不安が頭をかすめると思います。ところが依存性パーソナリティ障害の人は、それ
皆さんこんにちは。「みんなのカウンセラー」こと、のぶさわです。<前回からの続き>今回は、「依存性パーソナリティ障害」の特徴ついてお書きしたいと思います。<依存性パーソナリティ障害とは?>依存性パーソナリティ障害の人は自分で自分の面倒をみる事ができると考えておらず服従することで他者に自分の世話をしてもらおうと過度の要求をする事を特徴とします。(つまり、他者の支援無しでは、自分独りでは生きてゆけない、と感じている)自立(自分で責任を負う事)への怖れから、家族や恋
皆さんこんにちは。「みんなのカウンセラー」こと、のぶさわです。<前回からの続き>今回は前回お書きした「回避性パーソナリティ障害の原因」を基にその寛解に向けてのヒントをお書きします。<回避性パーソナリティ障害を寛解に導くヒント>①快刺激の増強回避性パーソナリティ障害の人は、他人からの批判、否認、嘲笑等の不快刺激に対して過敏になっています。だとすれば、逆に他人からの好意・承認・受容等の快刺激に対しても本来は敏感であると考えます。そこで、他人から「好意を持
皆さんこんにちは。「みんなのカウンセラー」こと、のぶさわです。<前回からの続き>今回は「回避性パーソナリティ障害の特徴」から類推される「回避性パーソナリティ障害の原因」についてお書きしたいと思います。<回避性パーソナリティ障害の原因>①快・不快刺激に敏感である多くの方は他人から受容されたり、肯定・尊重される関係性の中での交流は気持ちが良い(快)筈です。逆に、他人からの批判、非難、拒絶は不快な筈です。ところが、「回避性パーソナリティ障害」の人は過度に”不快
皆さんこんにちは。「みんなのカウンセラー」こと、のぶさわです。<前回からの続き>今回は、「回避性パーソナリティ障害」の特徴ついてお書きしたいと思います。<回避性パーソナリティ障害とは?>回避性パーソナリティ障害は、自分には長所が無く、他の人より劣っているといった”信念”を持っています。それ故、自分が拒絶されたり、批判されたり、恥をかいたりすることを恐れるために、そのような反応を経験する可能性のある対人的接触を伴う社会的状況や交流を回避することを特徴としま
皆さんこんにちは。「みんなのカウンセラー」こと、のぶさわです。<前回からの続き>今回は前回お書きした「自己愛性パーソナリティ障害の原因」を基にその寛解に向けてのヒントをお書きします。<自己愛性パーソナリティ障害を寛解に導くヒント>(1)自分が一番嫌な事を書き出す例:「誰も俺を認めない事」「馬鹿にされる事」「軽くあしらわれる事」等々。(2)過去に、上の「(1)」を感じた場面を書き出す例:「前の会社で、部長は俺が成績を上げても認めなかった・
皆さんこんにちは。「みんなのカウンセラー」こと、のぶさわです。<前回からの続き>今回は「自己愛性パーソナリティ障害の特徴」から類推される「自己愛性パーソナリティ障害の原因」についてお書きしたいと思います。<自己愛性パーソナリティ障害の原因>①快・不快刺激に敏感である誰しも他人からの賞賛・評価や特別視される事は気持ちが良い(快)筈です。逆に、他人からの否定・拒絶・批判は不快な筈です。ところが、「自己愛性パーソナリティ障害」の人は過度に”快”を求め、過度に”不快
皆さんこんにちは。「みんなのカウンセラー」こと、のぶさわです。<前回からの続き>今回は、「自己愛性パーソナリティ障害」の特徴ついてお書きしたいと思います。<自己愛性パーソナリティ障害とは?>◎「自己愛性パーソナリティ障害」の特徴としては、”自分は特別で重要な存在である”と誇大な感覚を持っていて、自分の能力を過大評価し、自分の業績を誇張し、他者の能力を過小評価する傾向がある。つまり、優越感(誇大性)、賞賛への欲求、及び共感性のなさの広汎なパターンを特徴
皆さんこんにちは。「みんなのカウンセラー」こと、のぶさわです。<前回からの続き>今回は前回お書きした「演技性パーソナリティ障害の原因」を基にその寛解に向けてのヒントをお書きします。<演技性パーソナリティ障害を寛解に導くヒント>①快刺激の方向性を変える為の下準備(1)過去の帰結を書き出す今迄、相手の注目を浴びようとやって来た言動・役割演技、或いは外見を飾る事は、最終的にはどういった結果になったか?を書き出してゆく。例:「あの時は、その瞬間はみんなに注目さ
皆さんこんにちは。「みんなのカウンセラー」こと、のぶさわです。<前回からの続き>前回の(架空の)例でこのA子さんは、・服装や化粧等の外見、大げさな話や感情表現で、相手の注目を浴びようとしています。ところがそれが叶わないと、途端に不機嫌になってしまう。多くの方は注目を浴びたり、チヤホヤされる事は”快”だと思いますが、この人は自分にとっての快・不快刺激にとても敏感であると思われます。・男性を(性的な目的ではなく)誘惑しようとする所から、相手が自分の思
皆さんこんにちは。「みんなのカウンセラー」こと、のぶさわです。<前回からの続き>今回は、「演技性パーソナリティ障害」の特徴ついてお書きしたいと思います。<演技性パーソナリティ障害とは?>◎「演技性パーソナリティ障害」の特徴としては、様々な場面での対人関係において、過度に注意を引こうとする行動が挙げられます。無意識のうちに、他人との関係で役柄を決め、それを演じてしまったり、泣いたり、周囲を非難したり、自殺をほのめかしたり、作話といった、考え方や感情を大
皆さんこんにちは。「みんなのカウンセラー」こと、のぶさわです。<前回からの続き>今回は、「境界性パーソナリティ障害(BPD,ボーダー)」について、過去に私が書いた記事をご紹介致します。<境界性パーソナリティ障害(BPD,ボーダー)について>①「境界性パーソナリティー障害について」②境界性パーソナリティー障害~A子さんの例③境界性パーソナリティー障害のメカニズム④境界性パーソナリティー障害になる4つの要因⑤境界性パーソナリティー障害は何故薬物療法が難しい
皆さんこんにちは。「みんなのカウンセラー」こと、のぶさわです。<前回からの続き>今回は前回お書きした「反社会性パーソナリティ障害の原因」を基にその寛解に向けてのヒントをお書きします。<反社会性パーソナリティ障害を寛解に導くヒント>※まず初めに、この「反社会性パーソナリティ障害」と診断された方は治療に前向きにならない場合が大半だと思われます。しかし、何らかの事情で「このままではダメだ!」と切羽詰まった方には以下の方法がヒントとなるでしょう①自分を
皆さんこんにちは。「みんなのカウンセラー」こと、のぶさわです。<前回からの続き>前回の(架空の)例でこの人は、・他者の不利益や社会的規範よりも、自身の利益や快楽を最優先している事から、自分にとっての「快刺激を求める」傾向が強く感じられます。・また、衝動的な行動を制御する能力が極めて弱いと考えられます。・反省をしない事、他人のせいにする事、相手の立場に立てないところから、自身を俯瞰で見る(メタ認知)、共感力といった能力が極めて弱いと考えられます。・
皆さんこんにちは。「みんなのカウンセラー」こと、のぶさわです。<前回からの続き>今回は、「反社会性パーソナリティ障害」の特徴ついてお書きしたいと思います。<反社会性パーソナリティ障害とは?>・「反社会性パーソナリティ障害」とは、自分の利益や快楽のために法や社会の規範を破り、他人を欺いたり搾取して権利を侵害したり、無謀な行動を採る事に罪悪感や良心の呵責を持たない障害です。少なくとも18歳以上で、15歳以前にいくつかの素行症(社会から要求される規
皆さんこんにちは。「みんなのカウンセラー」こと、のぶさわです。<前回からの続き>今回は前回お書きした「統合失調質型パーソナリティ障害の原因」を基にその寛解に向けてのヒントをお書きします。<統合失調型パーソナリティ障害を寛解に導くヒント>①敏感さを強めるストレスを減らす前回の「原因」でお書きした様に、私の想像が正しければ、統合失調型パーソナリティ障害と言われるものは他者や環境から来る刺激への過敏さ、または統合不全から来る混乱、とその防衛反応としての回避や
皆さんこんにちは。「みんなのカウンセラー」こと、のぶさわです。<前回からの続き>前回の(架空の)例でこの人は、・空気を読まない、暗黙のルール・常識を理解しないといった点から、相手の気持ちや暗黙のルールに対しての鈍感さを有している為、混乱・不安が生じたり、いじめや「なんでわからないの?!」等といった他人からトラウマチックな被害を被り、社会的交流を不快刺激と認識し、それを避ける様になったのかも知れません。ただ私見を述べると、元々敏感だ