ブログ記事6件
筆で字を書くって、おもしろいです。1本線を引けただけでもたのしいです。日本書学館の創設者、大貫思水先生は、旧)文部省検定教科書編修と執筆を担当された先生です。今の小学校の教科書で習う字の基礎を執筆されていたので、どなたにも馴染んでいただける書風です。小学1年生~中学3年生までは、「学生書心」という教本です。大人(高校生以上)は、「書心」で、ペン字は、高校生以上で「ペン書心」という別の教本を使います。大人の毛筆の例です。初級楷書中級行書上級
時の流れは早いなあと思いながら、9月の準備にカレンダーをめくったときのこと。日本書学館、大貫思水先生の書のカレンダーです。そこで、びっくりしました。「竹」の草書を発見。。。それがカッコイイ!やわらかく凛々しい、こんな線を書けたらいいのになあ、と。しばらく眺めていました。留客清言修竹裏得詩妙境晩風前この書はまだ課題になっていなかったと思うので、いつか教本の手本に出るといいです。習い事ランキング新会員募集中上を見
6月7~9日まで開催していた全国作品展で、見つけました。えっ?!「四體千字文(よんたいせんじもん)」千文字を、隷書、楷書、行書、草書の四體で書いてまとめた大貫思水先生の一冊の本があります。その中から、「令」と「和」を抜粋して印刷屋さんに頼んで、今回の作品展のために合成して作ったのだそうです。(受付の方によると)大貫思水先生は、10年以上前に他界されています。もしかして、未来を知っていて書いた?予言?!的中していたのかと、、、(@@;)でした。。。
行書体の基本のような条幅作品です。思水先生のすばらしいところですが、きちんと一文字の中で重心のバランスを考えてあります。線の角度や太さの変化が一文字ずつきちんと構成されていて、全14文字が集まっています。思水先生の手本をどこまで再現できたかわかりませんが、伝わるといいです。疎雨晩鐘山外寺清風横笛月中楼
作品展に向けて、作品の添削をしていただきに、研修会に行って来ました。自分一人で自分が書いたものを、自分だけであれこれ見ても、所詮は自分の目線でしかないので、まったく知らない人、それも本部の審査会の先生なら、どういう目でご覧になるか、、、と。短時間で大人数をこなさないとならない制限がありましたから、1人の先生にせいぜい5~10分のお話しを聞く程度でした。1人目の先生に、「墨付けがはっきりしない。」と。混んでいて時間も相当押していましたけど、滑り込みで、2人目の先生
結果はどうあれ、悩みながら自己抽出できたかなぁ、と、自分の書に託しました。評価していただけてよかったです。道のりは、、、、結構がんばりました。没頭しました。熱中しました。暑いシーズンに;;ストイックだったかも…「秋山破夢風生樹夜水明楼月在湖」を、楷書と行書または草書で一枚ずつ、という課題でした。まず行書か草書、は、草書に決めて、大貫思水先生の書の本を何冊もあれこれ探して、あの字とこの字と、こういう風に筆意を連綿して…と。あちこちの本から引用して、私らし