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週末の深夜。たまたまテレビつけたら、Eテレ「100分de名著」をやっていました。今回地挙げられていたのは、オルテガ・イ・ガセット!スペインの哲学者です。お題は「大衆の反逆」。大衆の反逆(ちくま学芸文庫)950円Amazonこういう哲学書を一人で読むのはなかなか難しいけど、テレビでなら何とかなるかも?しかし。1回30分くらいの番組だけど。ふ、深い…「慢心しきったお坊ちゃん」「平均人」表現も分かりやすいし、守破離に通じる部分も出てきた…なんだ?なんだ?オ
2月4日のEテレ「100分de名著」に、中島岳志さん登場。中島さんは、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授(政治学)。北海道大学にいたこともあり、これまで何度かお話を聞く機会があった。ご覧のように、とても若く(1975年生まれ)童顔(失礼)。しかし、社会の様々な事象を非常に分かり安く分析してくれる素晴らしく明晰な頭脳の持ち主。お話を聞くと、アタマも心のモヤモヤもすっきりし、私が今最も信頼している論客の一人だ。今回取り上げた本は「大衆の反逆」(オルテガ著)。私は読んだこ
こんにちワン!とうちゃん、今日は夕方の授業まで時間があるらしく…ちょっとだけ読書。湖に浮かべたボートを漕ぐように、人は後ろ向きに未来へ入っていく。-ポール・ヴァレリー(フランスの詩人)いつものように、あれやこれやと考えごと。特に何かを語るでもなく…そうやって、あれやこれやと考えることが大切なんだよね。わたしも、とうちゃんにならって、あれやこれやと、考えてみよ~っとヽ(・∀・)ノとうちゃん代筆
―MaytheFOXGODbewithYou―★今日のベビメタ本日8月8日は、2016年、白ミサ@大阪・なんばHatchが行われ、2017年には、5大キツネ祭りinJAPAN銀キツネ祭り@名古屋・ZeppNagoyaが行なわれた日DEATH。スペインの哲学者・社会学者・政治家、ホセ・オルテガ・イ・ガセット(1883年~1955年)は、マドリード大学の教授でありながら、自分の思想を体系的な著作にはせず、文明論、国家論、文学・美術に関するエッセイや評論や一般向け公開授業
おはようだワン!昨日の夜。とうちゃん、寝る前に久しぶりに読書。ありあまるほどの豊かな可能性をもっている世界は、人間の生存様式に重大な変形を加え、劣悪なタイプの人間を自動的に生み出す。-ホセ・オルテガ・イ・ガセット『大衆の反逆』そして、考えごとをしながら…寝る(-.-)Zzz・・・・やっぱりお疲れのとうちゃん。かわりにわたしが、わたしなりに考えると…過度な豊かさに慣れてしまうと、人間は徐々にその豊かさが当たり前のことと感じるようになり、しだいに「努力する」という、人
おはようだワン!朝起きて、壁の日めくりに目が行く。朝まで雨が降り残る…そんな今日にピッタリ。でも、雨はイヤだな…そんなことを思っていたら…やや遅めに起きてきたとうちゃんが話し出す。生きていると、嫌なこと辛いこと…そんなことは多くあるよね。度を越えた辛苦はときに人を駄目にするので、それを避けることが必要なときもある。でもね、そんな中にも人を成長させる大事な教えが潜んでいたりするときもある。だから、いつも辛苦から逃れようとするのではなく、辛苦から学ぶような強い気持
今日は仕事の帰りに、猫町倶楽部読書会、アウトプット勉強会に参加してきました。課題本は、オルテガ・イ・ガセット大衆の反逆ちくま学芸文庫大衆の反逆(ちくま学芸文庫)Amazon今回も歯ごたえ読みごたえのある課題本でした。文章自体は、なんとなくツラツラ~っと読めるのですが、書かれていることの意味が簡単には読み取れず、何度も行きつ戻りつ、読み返しては読む感じ。結構、煽っているというか、よく読んだら後に詳しく説明されて真意がわかるのですが、最初は、結構きつい事や反発されそ
まさか、こんな形で西部遭先生の訃報に接することになるとは・・・。予め申し上げて置きますが、私は右でも左でもない、西部先生には忌避されるべき思想的立場にある、のだろうと。『大衆の反逆』(西部遭・文藝春秋)を購入したのは、ちょうど第5刷が発売された1985(昭和60)年3月末のことだった。生まれ育った札幌を離れ、新規採用者として配属されることになった釧路へと向かう直前、今でも記憶に残っている旧・札幌駅地下街にあった書店で購入。多くの評論家が語っているが、私のような教養に乏し
おはようだワン!昨日の夜。とうちゃん、いつもの通り、読書。生は快楽の泉である。しかし、その語るや、憂愁の父なる、だいなしになった胃が語るにほかならぬような者にとっては、一切の源泉は毒されているのだ。認識すること、これはシシの意欲を持つ者にとっては快楽だ!しかし、倦み疲れた者は、ただ「意欲される」だけで、あらゆる波に弄ばれる身の上である。そして、弱い人間たちにありがちなことは、その途上で呆然自失することだ。かくて、結局は、彼らの疲労が尋ねるにいたる、「何のためにわれわれはこれまで道を
「ずるずると道・郷・話を愛でる」さんのブログにあったチャンネル桜(SakuraSoTV)の「日本強靱化会議」を眺めてみました。討論の参加者は、次の通り。河添恵子(ノンフィクション作家)、小池淳司(神戸大学大学院教授/土木工学)、澤田哲生(東京工業大学先導原子力研究所助教)、高橋洋一(嘉悦大学教授・「政策工房」会長・元財務官僚・経済財政政策担当大臣竹中平蔵氏の補佐官・安倍内閣において内閣参事官)、藤井聡(京都大学大学院教授/土木・社会システム工学・内閣官房参与)、松原隆一郎(東京大学大学院
絵本は読んだことはある気がするのですが、文庫本を読んだのは初めてでした。星の王子さまが、地球に来て帰る、そんな程度しか、憶えていませんでした。先日、友人が「しくじり先生」のオリラジ中田の回の録画を見せてくれ、本を貸してくれました。読んでない方は、「しくじり先生」の解説を観てから、読むと分かりやすいかもしれません(私がそうでした…)。しかし、この物語は、サン=テグジュペリの遺作だそうで、1944年に著者は亡くなっていますから、戦前の作品です。そして、この訳本が