ブログ記事84件
今日から夏の甲子園(^^)もちろん健大高崎の応援(^^)いい選手がたくさんいるので勝ち進んでもらいたいです(^^)また報徳学園と再戦できたらさらにおもしろいなぁと思います。同じブロックには智弁学園や大阪桐蔭、興南と強豪揃い。お互い勝ち進んで大阪桐蔭と対戦するような事があれば個人的にいいなぁと思います。甲子園で勝ち進んで何度か対戦しましたが負けているので対戦する事があればやっつけてもらいたいです(^^)もちろん強いとは思いますけど…初戦の英明もいい選手がいるとの事なので一戦必勝でが
明訓vs巨人学園戦、5回表まで書いていました。5回裏の明訓は4番山田から。「さっきはインコースを打たれたからな」一球はアウトコースにストレートを投げた。微動だにしない山田。まずワンストライクを取った。「打っても走れそうにないしね」一発さえ警戒すればいい。ならば今の山田が踏み込めないアウトローは有効である。「ほらね」当てるだけのバッティングでショートゴロに倒れた。次は微笑三太郎。「さっきの打席からの修正能力はあるよね」ストレートでいけば狙ってくるかもしれない。一球が選んだのはか
明訓vs巨人学園、1回表まで書いていました。漫画に描かれている1回裏、一球が里中の真似ピッチングで三者凡退です。里中の真似で、MAXは里中と同じ140kmですが、強靭な足腰を持つ一球だから伸びが違うという理由でした。ここで一球がアンダースローで投げるのが初めてのように描かれていますが、『一球さん』を読んでいる立場からすればツッコミどころでもあります。何度かアンダースローで投げていますよね。ただ、『一球さん』でのアンダースローは、制球難が理由での「とにかく下から投げてみた」というもの。それに
『大甲子園』、大会11日目第3試合、花巻vs六甲山について書いていました。花巻の選手達は選抜で思い知らされていた。自分達は打てない、と。明訓戦、自分達は明訓のピッチャー渚を打てなくて負けた。選抜で明訓に負けた高校はいずれも接戦だったが山田の一発に泣いた。ただ他の4校と違い花巻が対戦したピッチャーは渚だった。「花巻ごときは渚で十分」と思われていたことを自分達でも感じ取っていた。「夏こそ明訓に勝つ」そう決意した花巻の選手達ははっきりとチームの目指す方向を決めた。打てないというのなら守り勝
巨人学園の京都観光について書いていました。一球と九郎が妙心寺を出、そのまま歩いて龍安寺に向かった。龍安寺の門前にチームメイト達がいた。「一球、俺達もちょうど今着いたところだ」司が声をかけてきた。「一球さん、用事はもういいの?」とは文六だ。「うん、済ませてきたよ」龍安寺に入る。「わ〜」法市などが石庭に感嘆している中「なあ、一角」「どうした?」「どこに行ってきたのかわからんが、一球のヤツ、妙に落ち着いていたとは思わなかったか」「司もそう思ったか。俺もだ」何か思いから迷い
『大甲子園』、3回戦を前にした巨人学園の行動について書いていました。夕飯の時である。「みんな、今日はお疲れさま。明日は気分転換に京都見物に行こう」「やったぁ~」喜びの声をあげたのは法市だ。「一球さん、でも」文六が声を出すが「今のタイミングならいいんじゃないのか」などと司も言うものだから口をつぐんだ。「じゃあ、明日は楽しもうか」大会7日目の熱戦が行われている中、巨人学園の選手達は京都に向かった。「京都の方が暑いだーよ」「京都は盆地だからね」九郎や法市が質問し、一球がガイド
明訓vs巨人学園戦を前に、堀田について書いていました。堀田が1ヶ所の草野球場を根城にしていたら発見は早かっただろう。しかし堀田は酔いに任せフラフラと移動することがあった。この不定期かつ気ままな移動が、発見をさらに遅くさせていた。それが発見を遅らせる要因となった。ただ、堀田も酒以外のものを食べる時がある。そしてお気に入りの店が出来ていった。喫茶『茜』はそのような店のひとつだった。(ということで、ここから先の話が『大甲子園13巻』に続く、とお考えください)さて、甲子園出場を決めた巨人学園。
さて、『大甲子園』で大会11日目について書いていました。第1試合終了後、組み合わせ抽選がありました。抽選の結果西海ー花巻と六甲山の勝者明訓と巨人学園の勝者ー光青田ー西武学園と群馬二の勝者紫義塾ー北海大三と決定した。そして第2試合(西武学園vs群馬二)が始まった。群馬二は1回戦大逆転の立役者中村がこの試合も先発した。(群馬二については、添付のような見立てをしている)『群馬ニと杵築/水島漫画の私的読み方128/大甲子園』前回までで光vs南波の試合内容について書いていた。今回は試合
『大甲子園』、3回戦。第1試合に登場する北海大三(『ドカベン』での選抜準優勝校)について書いていました。ビニールハウスの中は2月とはいえ暑く、簡単なトレーニングをしているだけの選手たちが汗だくとなった。「それでは休憩だ」監督の指示にハウスの外に出ると「寒っ」「このままじゃ風邪ひいちまうぜ」外は氷点下である。「お前達、汗をかいたらどうするんだったか」「はい、着替えです」「わかっているんならちゃんと着替えろ」「はい」こうして着替えの重要性を再確認し、誰1人体調を崩すことなくつか
青田vs兼六学園について書いていました。「下位での2点は大きいタイ」アルプススタンドで悪道が言うがうなづける。青田は球道、えーじ、才蔵の1〜3番こそ強いが、他の打者との力の差は大きい。逆にいえばこの3人さえ抑えていけば失点はない。通常はこう考える。しかしながらこの2点は下位打線でチャンスを作り、8番の近松のタイムリーでとった2点だ。だからこそ青田が得たものは大きく、兼六学園が失ったものは大きかった。「しまっていこうぜ」「おう」本調子でない球道。兼六学園の古沢から欲張った点は取れないだ
『大甲子園』、大会10日目第4試合、青田vs兼六学園について書いています。青田戦の特徴として、アルプススタンドに博多どんたくのメンバーを入れて話を進めていきます。「そういや剣は吉武とも一男ともバッテリーを組んだだろ。やっぱりキャッチャーの違いってあるんか」サッシーが質問した。「サッシーを上手くリードできるのは吉武だけだったタイ」悪道がツッコむ。剣は笑いながら「吉武はオードソックスなリードだな。ただ、頑固だからサインに首を振っても同じサインが出る」「確かにな」「一男の方が意外性のある
『大甲子園』、大会10日目第4試合、青田vs兼六学園について書いていきます。「光が勝ったか」第4試合は青田vs兼六学園である。中西球道が颯爽と登場した。眼前では青葉城の富澤と伊達が砂をスパイク袋に詰めていた。「それにしても第4試合っていうのは、ちょっとやだよな」水田あたりが口ごもる。えーじが「球道、余計なことは考えないじゃん」と言う。「俺は言ってないぜ」と球道は笑顔で返した。1年生の夏、青田高校甲子園初出場の試合。博多どんたくに敗れたのは第4試合だった。「第4試合って、俺達勝
前回で3回戦の組み合わせを仮定。そしてまず紫義塾が、続いて西海がベスト8進出を決めました。第3試合は青葉城vs光。試合前、ジャンケンに若菜が勝ち、光の先攻で試合が始まった。「さあ、きやがれ」阿波北戦で大当たりだった若菜は威勢よくバッターボックスに入った。青葉城のバッテリーは若菜の勢いをかわそうとスローカーブで入ったが「きた」十分ひきつけセンター前ヒットで出塁する。試合前の光高校のミーティング。「いいかお前達、この試合は早い回に先制点を取ることが重要だ。そうすれば2回戦の勝ちが生きて
3回戦の組み合わせ抽選、明訓vs巨人学園が決定したところまで書いていました。次は今勝ったばかりの光高校。クジをひくのはもちろん若菜だ。既に明訓も青田も対戦相手が決定している。それ以外の相手ならどこと当たっても勝てる、自信を持ってひいた。「光高校。大会10日目、第3試合B」対戦相手は青葉城に決まった。詳しいことはわからないが、打てないことはないだろうという自信があった。その頃ダントツ(三郎丸監督)はインタビューを受けていた。アナウンサーが「監督、3回戦の相手は青葉城高校に決まったそうです
光vs阿波北について書いたので次はその後に行われた3回戦の組み合わせ抽選について書きたいとは思っています。江川学院vs亀丸工の後に書かれた2回戦組み合わせ抽選時には、組み合わせの結果が全て書かれましたが、3回戦の抽選結果については書かれていません。また、いくつかの試合については2回戦の勝利チームがわかりません。ただ、後にわかっていることとして、準々決勝進出校(つまり3回戦を勝利した高校)は北海大三、花巻、群馬二、青田、光、明訓、紫義塾、西海ということがわかっています。つまりこの8校の直接
大甲子園8日目第1試合、光vs阿波北、後半の攻防について書いていきます。6回表の光は3番大二郎(浪花)からの好打順。ただ阿波北のエース山口は痛み止めが効いたようだ。5番キヨシ(中畑)に内野安打を打たれたとはいえ、無失点で切り抜けた。6回裏の阿波北は3番からの攻撃。新太郎(荒木)はヒット2本を打たれたが無失点で切り抜けた。7回表の光は7番ドカ(福田)から。打ち取った打球はピッチャー山口へのゴロだったが、足の踏ん張りが効かず転倒。内野安打となった。痛み止めで誤魔化せる状態ではなくなったことを
飯田社長のせいで詳細が書かれなかった光vs阿波北戦について書いていました。3回表を終了、5−0とリードした光。「さあ、締めていけよ!」ダントツ(三郎丸)監督の声が飛ぶ。試合前、キャッチャーの竹馬から「激しいトレーニングの疲れ、新太郎(荒木)は抜けきっていないですよ」と連絡を受けていた。この回を抑えれば、なんとかいけるだろうと思っていた。しかし阿波北は強力打線である。8番からの攻撃だったが、まずセンター前ヒットを許してしまう。続く9番も強攻策でレフト前ヒット。1,2塁となった。1番打
1週間で強化された光高校の打線について書いていました。大会5日目の第1試合終了後、2回戦の組み合わせ抽選である。若菜の到着が時間ギリギリでヘロヘロになったのは、前回書いた朝のルーティンをこなしてから甲子園入りしたからだろう。ルーティンからすると、グラウンド練習出来る場所に着いた頃に、2回戦の組み合わせが『大会8日目第1試合』に決まったと思われる。もとからダントツ(三郎丸監督)は組み合わせが決まった段階から、打力向上よりも調整に移る予定だっただろう。ただ、この日もこれまで通りシートバッティン
さてひどい扱いを受けた光vs阿波北である。この前に、1回戦で南波に勝った後、ダントツ監督から「5分でメシを食って練習」といったハードスケジュールを組まされた光の選手達。ただ大会期間中、グラウンドでの練習は2時間に限定されている。こんな中でどんな練習が出来るか、ちょっと考えてみた。前提としていえるのは、光の宿舎『はやし屋』は、当時の高校野球らしく旅館である。駐車場等の野外スペースも限られているだろう。時間以外に外で出来る練習はひじょうに限定的なものになる。それを踏まえて次のように考えてみた。
さて、山田の逆指名問題へと至る過程の続きである。飯田社長の行動はロッテにプラスにならないことを書いていた。今回もまず時系列を表示して、先に進みたいと思う。①大会5日目の第1試合終了後、2回戦残り試合の抽選が行われ、光は大会8日目第1試合となる②大会8日目、光高校の試合が行われている中、山田畳店のある長屋に飯田社長が訪れ、長屋に滞在する条件を「山田のロッテ逆指名」とし、山田の祖父に了解を求める。③飯田社長が長屋を後にする。この時サチ子が「光高校終わったんじゃないの」と言っている事から、9時
さて、山田の逆指名問題へと至る過程の続きである。岩鬼が取材を受けた前後の動きについて推量していた。今回もまず時系列を表示して、先に進みたいと思う。①大会5日目の第1試合終了後、2回戦残り試合の抽選が行われ、光は大会8日目第1試合となる②大会8日目、光高校の試合が行われている中、山田畳店のある長屋に飯田社長が訪れ、長屋に滞在する条件を「山田のロッテ逆指名」とし、山田の祖父に了解を求める。③飯田社長が長屋を後にする。この時サチ子が「光高校終わったんじゃないの」と言っている事から、9時を過ぎて
さて、山田の逆指名問題へと至る過程の続きである。山田の祖父が逆指名を了承してから記者が岩鬼に聞くまでのタイムラグがほとんどないことを記していた。そして今回もまず時系列を表示して、先に進みたいと思う。①大会5日目の第1試合終了後、2回戦残り試合の抽選が行われ、光は大会8日目第1試合となる②大会8日目、光高校の試合が行われている中、山田畳店のある長屋に飯田社長が訪れ、長屋に滞在する条件を「山田のロッテ逆指名」とし、山田の祖父に了解を求める。③飯田社長が長屋を後にする。この時サチ子が「光
敬称略で。中山作品の大きな魅力は、登場するキャラが良くも悪くも魅力的だということ。順不同で岬父子に御子柴に渡瀬に古手川に犬養に高遠寺に香月に不破に惣領に高頭に栂野に光藤に葛城に....と枚挙に暇がない。しかも、中山七里のズルいところは、彼や彼女たちが同じ世界線に存在しているということ。つまり大甲子園(@水島新司)状態。だからもう、次から次へと読んでいかないとその関係性が網羅できなくなる。例えば御子柴が警察関係と関りがあるのは当たり前といえば当たり前だが、犬養と高千穂が毒島の教え子だったとは.
明訓vsりんご園農、後半の攻防を考察していました。7回裏、山田を打ち取りツーアウトとした星王だったが、ここで気の緩みか三太郎にヒットを浴びたと思う。これがあることによって8回裏の明訓ベンチでの「星王は並の男じゃない」とする山田の言葉と「並ずらよ」という殿馬の言葉により深みが出てくると思う。上下凡退でこの回も無得点に明訓は終わった。8回裏は蛸田、高代、渚である。復調した星王なら三者凡退にとれただろう。蛸田か高代がセーフティバントで揺さぶりをかけ、星王のフィールディングのコマにつながったと思う
明訓vsりんご園農、岩鬼のギネスブックホームランまで書いていました。逆転した明訓、ここでバッターは殿馬。おそらく作者の水島先生以外のほとんどの人が、岩鬼のギネスブックホームランでバント作戦が継続していることを忘れていたと思う。太平監督もそうらしいし(笑)でもここで、相手の嫌がることがしっかりできる、さすが殿馬である。里中のバントも頭脳的である。とはいえこれは殿馬のスチールあってのこと。殿馬のセンスが目立つ。ここで珍しく明訓にブーイングである。執拗なバント作戦に対するブーイングだが、今の時代
明訓vsりんご園農、4回裏の明訓の攻撃から始めましょう。『大甲子園』の作中で、太平監督が1番目立つシーンと言ってもいいのが、バント攻めの作戦を伝えるシーンである。岩鬼には単純と思われていた作戦だが、巨体の星王を攻めるには有効(必ずバテる)という作戦だ。そして何の因果がわからないが、星王にそっくり(左右の違いはあるが)のキャラである『極道くん』の達磨もバント攻めに苦しむ。水島先生にとればバント攻めしたくなるキャラといえるでしょう(笑)それはさておき、単純にバント攻めというがそれぞれの場面で
明訓vsりんご園農第2ラウンドです。今回は野球がメインになると思います。里中の握りを見破って4点を先制したりんご園農に対し、1回裏の明訓は三者凡退。何れも中村の球をとらえたと思ったが、星王の守備位置によって阻まれるというものでした。りんご園農の選手達は予知能力だなんだ言ってますが、中村の力量をよく知っている星王が頭を使った野球をしたら不思議でもなんでもないです。私の経験から話をしましょう。まず私は、少年野球しか経験がないです。それも弱小チームでした。打順は5番か6番というのがほとんどでしたが
今回から「明訓vsりんご園農』です。りんご園農、農業ネタはツッコミどころ満載です。あえて無視せず突っ込んでいきましょう。大会前にりんごの収穫をして倒れた星王。『ドカベン最終回』でも書きましたが、主力でない極早生品種の収穫で無理して倒れてはりんご屋失格でしょう。だから後にプロ野球選手になったのか(笑)メインになるのは秋になってから収穫するりんご。では夏の台風の時にどうするのか?といえば防風ネットを張ったり、風害で折れる危険性のある枝に支柱を立てたり、とやることは沢山あるんですよ。だから、台風
青田vs江川学院戦について、青田寄りの色々な立場から中盤の攻防を書いていました。江川学院が青田のエラーで反撃、4−3、1点差に追い上げました。「球道、くさるな」シゲ監督(大下茂雄)から声が飛ぶ。マウンドに来たえーじ(大池英治)も「花水や片平を使った以上、こうなるのはわかってたじゃん」と、小声で言う。「ああわかったよ」球道(中西球道)はうなづく。「よーし、気合いをいれるか」後続を絶った球道。「逆上はしていなかったようだな」「それだけが心配だったタイ」アルプススタンドで悪道(山
さて、青田vs江川学院戦を前に、中西球道の小学生時代の友人達についてスピンオフを書いていました。ちょっと書きたいことがあった関係から、悪道と吉武という珍しいコンビで話を進めています。「松尾商は負けたか」「(花巻の)太平が凄かったバイ」などと話していると夜の甲子園に着いた。「どこで野宿するタイ」キョロキョロする悪道に対し「おい、何箇所か人がいるぞ。どういうことだ」吉武が気がつく。そこで話しかけてみると「明日は第3試合に青田、第4試合に明訓でしょ。確実に見る為に並んでいるんだ」と