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東京は京橋で仕事中。合間に、国立映画アーカイブに行きました。ポーランド映画の巨匠、アンジェイ・ワイダの展覧会です。2019年のクラクフ国立美術館での企画展の、初の外国巡回なんです。少年時代と、家族写真が貴重です。テーマは、「子どもたちの神話」。パン・タデウシュ物語の、スケッチや脚本などが見られます。その衣裳です。次のテーマは、「地獄」。リアルなシーンとともに、運命に翻弄される人間を描いた人。「灰とダイヤモンド」。使われたジャケ
大理石の男1980年9月6日公開スターリニズム全盛の時代と現代のポーランド社会をつなぎながら、この国が乗り越えてきた戦後と、その時代に生きたある煉瓦工の悲劇をドキュメンタリーを作る過程で描く。あらすじ1976年のポーランド。映画大学の女子学生アグニェシカは、彼女の第1回ドキュメンタリー作品としてテレビ局で仕事をすることになった。彼女は、50年代の労働英雄の姿を描くことで、その年代の人々や周囲の状況を伝えようと思いあたり、主人公の調査のため博物館に行った。そして、その倉庫の隅で、かつて有
「大理石の男」(英語:ManofMarble)「大理石の男」プレビュー1977年2月25日公開。スターリニズム全盛時代から現代までのポーランド社会を描く。第31回カンヌ国際映画祭国際映画批評家連盟賞受賞。脚本:アレクサンドル・シチボル・リルスキ監督:アンジェイ・ワイダキャスト:イエジー・ラジヴィオヴィッチ:マテウシ・ビルクート/その息子マチェッククリスティナ・ヤンダ:アグニェシカタデウシ・ウォムニツキ:ブルスキ、映画監督ヤツェク・ウォムニツキ:
ポーランド映画史に残る名作や傑作を特集する「ポーランド映画祭2018」が、11月10日(土)~11月23日(金)に東京都写真美術館ホールで開催されます。ロマン・ポランスキー監督85歳、イエジー・スコリモフスキ監督80歳記念でもあり、関連のイベントもあります。2年前に亡くなったアンジェイ・ワイダ監督の名作「灰とダイヤモンド」「大理石の男」も上映されます。上映される作品の多くに大国の支配、圧制、戦乱といったポーランドの歴史の苦難が投影され、歴史に翻弄される人々の姿を映し出します。10月2日はワルシャ
フェデリコフェリーニの道ブルックシールズが出たプリティベビーチャップリンの独裁者アンジェイワイダの大理石の男高校にいたか卒業前後に見た映画
はい、今日も元気にやっつけますよ・・・今日は池袋新文芸坐にこもって、「魅惑のシネマ・クラシックス」やっつけです・・・「世代」「大理石の男」「地下水道」「コルチャック先生」「ワレサ連帯の男」以上5本・・・おまけは食べたラーメンたちではまた…
9月2日、土曜映画デー。「サロンシネマ」で今日から公開の「残像」を鑑賞。2016年ポーランド。巨匠アンジェイ・ワイダ監督・脚本の遺作です。ワイダは「地下水道」「灰とダイヤモンド」「大理石の男」など、一貫して戦争の悲劇や社会主義の矛盾を追究、2016年10月9日、90歳で死去した。「残像」はスターリニズムに抗い、信念を曲げなかった画家の悲惨な末路を描く。マイナーなのに、50人超の入り。関心の高さを物語っていました。映画の前に「カフェベローチェ」でモーニングセ
ポーランドの映画監督アンジェイ・ワイダが逝去しました。享年90。戦後を代表する巨匠。1955年『世代』で映画デビュー。1958年『灰とダイヤモンド』でヴェネチア国際映画賞を獲得。これは、衝撃的な作品でした。ズビグニエフ・チブルスキーが演じたレジスタンスの青年は、忘れ得ぬ役です。『大理石の男』『ワレサ連帯の男』など、名作を監督しました。『カティンの森』は見たいと思いながら、未見です。他にも、案外見ていない作品があります。映画ファンとしては、今までにもっと見ておくべきでした。
ポーランドの映画監督アンジェイ・ワイダ氏が10月9日他界。90歳没。子供の頃、ポーランドといえばアンジェイ・ワイダかイワン・プトスキーだった。私が生まれる前の映画『地下水道』や『灰とダイヤモンド』にはワクワクしたし、1981年『鉄の男』がカンヌを制したときには「凄え!」と昂奮した。監督、お疲れ様でした。---【送料無料】アンジェイ・ワイダDVD-BOXIII【DVD】¥13,997楽天
アンジェイワイダ監督の訃報を知った。代表作が「灰とダイアモンド」は有名だがポーランドの政治をテーマにした「大理石の男」は見ている。ラストが決まった映画である。ポーランドを理解することは難しいことかもしれない。亡くなったことは確かである。またひとつ歴史の証人が消えた‥
にほんブログ村こんにちは。ポーランドの映画監督、アンジェイ・ワイダ監督の訃報をきき、あぁまた素晴らしい方が一人天に召されてしまった・・・と少しの間ぼ~っとしてしまった水樹です。「地下水道」がすごすぎて、いまだに心の中に重たく残っています。「大理石の男」は20歳ちょっとで観るには理解できたとはいえなく・・・「灰とダイヤモンド」は観る観る言い続けながら未だ未鑑賞「カティンの森」も観る観る言いつつ勇気がでず・・・今までにきちんと鑑賞できたのは2作品だけとい
鉄の男(’81)監督:アンジェイ・ワイダ161分もの時間を割いて『大理石の男』(’76)を観たのにラストで“つづく”となって、椅子から、ずり落ちてしまいましたが今度はちゃんと終わってくれますよね?続編である今作は、153分。合わせて5時間強にも及ぶ、アンジェイ・ワイダ渾身のプロパガンダ映画。1980年8月、ポーランド。グダンスク造船所の労働者マチェック(イェジー・ラジヴィオヴィッチ)はその後、自らの父ビルクート(ラジヴィオヴィッ
大理石の男(’77)監督:アンジェイ・ワイダ政治色が濃く、2時間41分という長尺であるにも関わらず、全く飽きさせずぐいぐい引き込まれてしまうのは、アンジェイ・ワイダの語り口の上手さか。かつて国家に労働英雄として石像まで作られた“大理石の男”の悲劇的運命と“大理石の男”の隠された真実を追う、若手女性監督を描いた作品。1976年。女子学生アグニェシカ(クリスティナ・ヤンダ)は大学の卒業製作で1950年代を主題にしたドキュメンタリーを作ろうとしている。すでに取材も進めていたが、テレビ局
BS-hiで放送されたドキュメンタリーを観た。その題名はズバリ「映画監督アンジェイ・ワイダ祖国ポーランドを撮り続けた男」。初期の作品「地下水道」と「灰とダイヤモンド」、中期の「大理石の男」と「鉄の男」、そして最新作「カティン」までの撮影秘話を中心にした構成。最新作「カティン」は、今まで語られなかった1940年のソ連による「カティンの森の虐殺」を描いたもので、私もその事件のことは全く知らなかった。その虐殺の犠牲者の中にワイダの父親がいたということだ。冒頭でまずそのことに触れ、さらに