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年に何回か他塾に通っている生徒が、5教科を総合的に学びたいからと体験を受けに来ることがある。「数学と英語はまあまあできるんですよ」と保護者の方が言われて、有名大手塾に通っている子だからどれだけできるのかと期待して授業をしていると「あれっ?」と思うことがある。英単語はろくにスペルが書けない、英文法はいい加減、ケアレスミスはする、九九すらあやしい・・・・など「これで本当にあの塾に通っているの?」と疑いたくなることがしばしばある。と同時にその塾に怒りすら
今なら、まだ、見直せます関西は1月に終わり、2月中旬になり、関東もようやく中学入試がほぼ終わってきた頃だと思います。結果は、悲喜こもごもだと思いますが、合格がゴールでもなければ、不合格が失敗でもありません。そのことを、まずはもう一度、再認識しておいて欲しいですね。このブログでも、何度もお伝えをしているのですが、合格することが目標ではありません。何のために中学受験をするのか、なぜその中学を志望するのか、受験勉強については、どのように考え、努力をして、その志望校合格に向かったのか。こうい
うれしいご報告をいただきました(2)昨日は関東でした。今日は、関西の京都からのうれしいご報告です。こちらも、昨年、メールとオンラインで何度かご相談をお聞きしたご家族から、うれしいご報告をいただきました。大阪の難関中学に合格をされたとのご報告をいただいたのです。大手進学塾を小5の1月から行けなくなり、小6を前にした2月、3月は、学校には1日も行けませんでした。お母様がこのままでは、ご本人が壊れてしまうとご心配になられて、人づてに私のことをお聞きいただき、ご連絡をくださったのが春期講習の
自分でやるしかないこの中学受験直前、地域によってはもう始まっているところもありますが、この時期、ストレスは大きいと思います。この直前期にするべきことは、よく出題される範囲の基本から標準問題の確認を徹底することでよいと思います。中学受験だけでなく、大学受験、高校受験の方も、体調に気をつけて頑張って欲しいと思います。ここまで来るまでの間、どのようにしてきたのか、これよって、随分と気持ちも違ってくると思うのです。与えられて、やらされて、とにかく、たくさんの問題をやってきたということだけを頼り
素直さを失う中学受験でものすごく頑張ったのに、第一志望校に合格できず、やる気もなくし、それでも高校受験で何とかなると思っている子ども達の話をしました。この子ども達だから、今のようになっているのではありません。毎年、毎年、中学1年生から3年生に同じような子ども達がいて、私が関わる子ども達は、本当にやる気もなくし、もう、中学受験時のような学力も、努力する姿勢も、何もかもなくしてしまっているのです。昨日、書いた子ども達に、最も難しいと感じることは、「自分の考えること以外にはしたくない」というこ
受験勉強以外のこともさせ、受験勉強だけにならないようにする以前もこのブログで触れたのですが、中学受験で人生の全てが決まるとばかりに、中学受験一色にさせてしまい、小6の夏期講習前には、もう週5日くらい中学受験の大手進学塾に通わせていることは、中学受験では当たり前のようになっています。私は、このことには、はっきりと反対なのです。小学生で、家の手伝いもしないで、受験勉強だけしていればいい、というのは、いくらなんでもやりすぎだと思っているからなのです。一つには、週5日も塾に通えば、その宿題をする
幼稚園から大学院博士課程まで学校生活をして、海外と国内の大学で助教授、教授をしたので、私の周りに居る又は居た人間は多いです。スキマ学習に熱心な人間で、公立トップ高校や難関中学の入学試験に成功した人は、ほとんど居ません。スキマ学習(セコい学習)に熱心な人は、進学塾の優等生が多いです。塾講師の教えを守り、スキマ学習を熱心にしたが故、塾生の中ではトップクラスだったと言えます。しかし、残念ながら、公立トップ高校や難関中学校に入学後は、トップクラスにはなれません。進学塾よりも更に先取り学習をしてい
幼稚園から大学院博士課程まで学校生活をして、海外と国内の大学で助教授、教授をしたので、私の周りに居る又は居た人間は多いです。過去問収集、出題傾向の分析、その対策など、情報集めに熱心な人間で、難関大学受験に成功した人は、ほとんど居ません。大学入試の数学と物理の問題作成委員を務めましたが、過去10年分の問題と見比べて、重複してないか、チェックします。過去問をやることを勧める本や「傾向と対策」本は、出題側(大学側)の事情に無知な人が買ってくれるので、合格に必須のように宣伝しているにすぎません。
ご訪問いただきありがとうございます30代×都内在住×ワーママ小学生&保育園児2人育児奮闘中ですこんにちはモカです3月ももう半分過ぎてしまい桜の開花も宣言され春になってきましたね私は夏が好きなのであったかくなってくるとウキウキするタイプですビールがおいしく感じるからかなさてわが家の娘は中学受験予定ですが『【中学受験】大手進学塾に1年通ってみた結果』ご訪問いただきありがとうございます30代×都内在住×ワーママ小学生&保育園児2人育児奮闘中ですこん
ご訪問いただきありがとうございます30代×都内在住×ワーママ小学生&保育園児2人育児奮闘中ですこんにちはモカです中学受験予定の小4娘はちょうど1年前から大手進学塾に通っていますが『【中学受験】大手進学塾に1年通ってみた結果』ご訪問いただきありがとうございます30代×都内在住×ワーママ小学生&保育園児2人育児奮闘中ですこんにちはモカです今日で1月も終わりですね明日から中学受験…ameblo.jpスケジュールが小4ですでに土日や祝日も授業やテストで
ご訪問いただきありがとうございます30代×都内在住×ワーママ小学生&保育園児2人育児奮闘中ですこんにちはモカです今日で1月も終わりですね明日から中学受験本番我が家は2年後ですがなんだか2月1日〜3日は意識してしまいますさてちょうど1年前から大手進学塾に通い始めた娘新小4から入塾1年前に初めて受けたクラス分けテストは全国約6,000人中2,000位くらい偏差値は56くらいからのスタートでしたそして始まった通塾生活当初は宿題の量に驚
かく言う私も受験について色々語っている。もう吠えていると言っていい位だ(笑)ただ、ブログなんてものは好き勝手なことを匿名でやってるうちはどうとでもすればいいが、そのプロフィールに嘘書いちゃいけません。盛ってもだめ。ちゃんとした勉強なんてしていないのにいつの間にかカウンセラーと名乗り、受けた相談件数が数万人(´゚д゚`)というブログを見つけた。本当ですか⁈ちょっと計算してみよう。例えば、私はこの仕事を始めてもう45年になる。仮に相談者を2万人と大きく盛ってみよう。すると1年で
そう書くと、そしたらそれまでは何もしなくていいんですか!と返される。いえいえ、誰もそんなことは言っていません。その前に、私はいわゆる大手進学塾は“塾”という括りに入れていないのです。ああいうところは一種、予備校的であり、競争を動機づけとしてやりたい人のためのトレーニングスクールです。まず、それを前提として以下をお読みください。話を戻します。塾というのはかつて松蔭が実践したように人を育てるところです。その人の才を見出し、引き出し、世に出ていくことを目指します。こう書くと
これは療育の先生のセミナーで聞いた言葉である。遊びから自然に身につく、しなやかに身体を動かすことの大切さ。考えてみたら当たり前のことかもしれない。四足歩行から、立ち上がって、直立二足歩行することで爆発的に進化を遂げた人類。手を上手に使うことは脳に好影響を与えるのは間違いない。私はそんな専門知識は持ち合わせていなかったが、教室では自然とそういう動きをしてきたようだ。例えば、ルーズリーフの穴あけパンチ。これは初見参の子どもにはなかなかハードルが高い。が、子ども達は穴をあけた
最難関に…!そして国立大学(医学部に!)と未来予想図を立てて一緒に“闘ってきた”中学受験。それが入学後にまさかの不登校になるなんて誰も予想していなかったと思います。ただ、私は何らかの予兆はあったのではないかと思っています。子どもが出すサインを見逃してしまったのでしょうね。ま、それはともかく。不登校になってしまった。次はお母さんお父さんは何を考えるか?当然のように早期の学校復帰です。でも、これが思うようにいかず、しかもいつ出口が見つかるか、それがどんな出口なのかわからないようです
偏差値の歴史は今は置いておくことにして、偏差値に縛られている方が多いです。簡単に言えば、偏差値というのは平均点を50として、上下におおよそ25ずつに分けたものだと言うことができます。自分の点数が全体の中でどのあたりに位置するのかと言うことを表しているのですが、これは母集団が多いほど、正確な位置を表すことになります。共通テストのデータリサーチくらいになると、かなり正確な数値だと考えられます。データ数が多いからです。さらに、この母集団が偏っていたり、極端により上と下に
偏差値というのは、いろいろな試験を受けて、自分が一体相対位置でどこにいるのかを“いつも同じ条件で見られる”指標だ…ということで受験生には欠かせないものになった。こう言っては何だが、女性は数字に弱い方が多い。本当に有効な偏差値は母集団が多いことが条件のはずだ。せめて万単位。できれな数十万。だから大学受験の偏差値は有用なのである。が、中学入試の、それもどこかの塾だけの偏差値。私はそれを妄信することはとても危険だと思っている。さざ波が立つ水面に映る顔程度と考えていた方が良い
今のような受験スクールの形態になって久しい。各科毎週授業がある。平均2時間。そのうち何分かは前回の復習テストをする。残りは講義だ。この講義を聴いている時の子ども達。どういう風に“活動”しているだろうか?一生懸命に聴き、ノートを取って来る…親はその場にいないので“そうしている”と信じている。が、実際はそうではないことが多い。ノートを取ると思考が止まるのか、あまり記憶に残らないようだ。逆に、ノートを取らずに聴いてきただけの子もいる。当然、ノートは取れるはずだし、書い
受験勉強は5年生から始めくらいがいい。それまでは、基礎的なことを習得しておくべきだ。学年相応の計算力、漢字の学習、本を読む、自然に親しむ、何か手を使うことをする、決めた時間に学校の宿題以外の勉強をする時間を定着させる…など。基礎がしっかりしていれば、処理速度があがった高学年…明確に言えば6年生の中盤以降…にぐんぐん伸びてきます。でも、処理速度が速くない、3年生や4年生、ましてやそれ以前の学年の子に詰め込みをすると、理解よりも記憶にたよる勉強になってしまい、これでは勉強の仕方は一生身に
受験準備は5年からで十分です!というと、お母さん達は眉間に皺を寄せるに違いない。以前はそうだったんです。いや、それは先生の考えが古いんですよ。勉強に、受験に古いとか新しいとかあるんですか?早くから難しい問題になれておかないと〇中なんて合格できないと言われました。。。。あ、そういうことね…と私は議論のテーブルから降りることにしている。話は変わるが、ネットなどで物を買う時、誰でも騙されるのが嫌だから慎重になる。でも大手塾の発信する営業トークは悉く信用してしまう。。。そ
あるご家庭が子どもに中学受験をさせようと思い始めるのはいつなのだろうか。私が塾というフィールドで働きだしたのは今からもう40年以上前のことだ。まだ大手進学教室なんてなくて、むしろ全国の大都市に大きな教室を持っている塾が目立っていた。お受験もあったが,お受験塾はなく、幼稚園から受験するという形であった。それから随分な時を経た今、事情は大きく様変わりしてる。受験も学校もほとんど変化していないのだが、事情が様変わりしている。何かというと中学受験の準備が低年齢化したことだ。この
今の時代、他人が何か発信すると、陰謀論だとか、ハラスメントだと騒ぎ、潰しにかかります。クマ塾も第一期は、塾生と一緒に授業後掃除をしました。トイレもしました。で、嫌なことを率先してできる子は人の面倒を見、さりげなくしりぬぐいをしてくれたものです。その時から随分時は経ちました、そういう考えがわかる子は潜在的に居るはずです。谷先生のこの投稿、今の教育機関に欠けていることです。子どもを王様にしてはダメですね。学ぶ側に謙虚さが無くなったこともその一因であると思っています。自分の子を叱
一般に“塾”という言葉で括っていますが、いわゆる大手塾というのところは私は塾とは捉えていません。歴史をさかのぼれば、あのようなやり方で入試で点数を取ることだけに特化したところを塾とは呼べないのです。“中学受験予備校”が一番近いでしょうか。ま、当のご本人たちはどこも“〇〇塾”とは自称していないですけど。。。塾にあって、予備校に無いのは、“教え”ですね。少年時代の過ごし方、講師ではなくて師のような存在が若年には必要だと思います。谷先生のブログ、続きが楽しみです。一人でも
塾に通うと大量のプリントを持ち帰ることになる。使用後のプリントを段ボールにでも入れておくとすぐに満杯になるはずだ。まず、毎回の授業で受けるテスト。1科目1回あたり少なくとも3枚はあるだろう。塾によっては、週間の課題(宿題)を専用のプリント(冊子)に書いて、提出する方式を採っているところがある。その塾はテキストも一部冊子の場合がある。実は、私はこの冊子がどうも苦手だ。B4版なのだが、子どもには大きい。で、角をホッチキスで斜め止めしているので、自然子ども達はこれを二つに折って使う
新しいことを習い、それを身につける過程はどんな分野でも同じだと思います。・まず、基本的な方法を習います。・それを習った本人が実際にやってみます。・慣れてくるまで、同じことを繰り返し練習します。・パターンがいくつかある時は、上の三つをそれぞれ繰り返します。そして、学習塾の場合は次の授業時に前回分が“理解”できているかどうかをテストで試します。塾で開講しているあらゆる講座がこのやり方です。そして、大手進学塾と呼ばれる塾では、この毎週のテストと少し出題範囲の広い月1回程度の大テストの
現実にいまそういう状況になっているご家庭のお話を聞かせていただきました。私は小学生を預かる塾の立場から見た経験や現状をお話させていただきました。希望に胸を膨らませて進学した学校。でもそこにせっかく入学できたのに、今は学校に行きたくない…。どんなにつらいことでしょうか。。。そんな親御さんやお子さん本人のために少しでもお役に立てればと思います。なかなか誰かに相談というのはしにくいのかもしれませんが、そこは勇気を奮って是非お声をかけてくださればと思います。このセミナーは今後も
どこかの私立中学の入試結果のページを開けて、無作為にある年度の入試結果で計算してみてください。合格最低点が70点を超えるケースはあまりありません。非常に少数の募集に多数の受験者が殺到した場合などは例外ですが、定常的にはほぼありません。私の知人に灘の卒業生が居ます。彼は国語という教科が嫌いで語句以外は勉強しなかったようです。本人の名誉のために言っておきますが、彼の文章力も読書も全く問題はありません。単に入試科目としても国語が得意ではなかっただけです。灘の合格最低点は概ね300~32
私学はもっと中学受験という、年一度の最重要行事に関して話を詰めるべきです。そして、その目標点はせめて高校受験並みの要綱。“我先”と“我田引水”を捨て、公明にして正大、透明にして明瞭な入試要項にすべきです。そして同じ土俵に皆で上がって、“お客”である受験生とその家族の審判を受けるのが真っ当ではないかと思います。最近、正直言って、されて一番困る質問はこれです。“先生、うちの子に最も合った学校はどこですか?”沈黙してしまいます。まぁ、最大公約数の答えは伝えますが、最後にこう付け加えます
ここ最近は入試の出願もウエブ、発表もウエブという学校が増えてきた。私は本来昭和のアナログ人間なので、こういうことにはウエブを採用するのはちょっと賛成しかねるのである。例えば、何かの商品をウエブで探す。見つかる。会社のホームページに行きつく。電話番号、書いてありますか?例えば、アマゾンとかアップルに一言何か聞きたかったり言いたかったりするときどこに掛けますか?公的機関もそうである。封筒に電話番号は書いていない。掛かってきてほしくないから?申込
以前に関西の中学入試では3科目受験が多いと書いた。パタ-ン的には、2科目、3科目、4科目の4つがある。ここであることに注目したい。同じ学校で同じ日に受けた子達。3科目と4科目をどうやって比べるか?入試要項を見てください。募集要項では科目数による定員は設定されていません。ということは、同じ尺度で判定する!ということですよね?え、でも。受けた科目数違うけど…。って誰も言いません。どころかうまい処理方法だとでも思っているのでしょうか?私はどうしてもここが気持ち悪