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うさぎが正面玄関前にたたずんでいると、大「うさぎさん、おかえりなさい。」大気の声が背後でした。☆★夜天のいないお屋敷☆★う「あ・・・、大気さん・・・。ただいま・・・。」うさぎはそう返事した後で、う「戻りました・・・。」蚊の鳴くような声でそう続けた。大気はそんなうさぎに対してくすりと笑った。大「もしかしたら、お会いしましたかね。先ほどまで佐藤様がいらしていたのですが。」大気はそううさぎに聞いてみると、う「あ、はい。いま会いました。」うさぎからそんな返事が返ってきた。
美「まるで・・・、まるで・・・、うさぎちゃんが夜天くんのことが好きみたい。」思いがけない美奈子ちゃんの言葉。あたしが・・・、夜天くんのことが・・・、好き・・・?☆★叫んだその名は・・・☆★おれたち3人は今日はクラブも仕事もなかったので、まっすぐ帰ることにした。大気が途中で夕飯の買い物をするというので、おれは荷物持ちに同行したが、夜天はめんどくさがって帰ってしまった。そして、おれと大気と2人で買い物袋をキッチンに置いた時のことだ。かちゃん。突然リビングで異質な音が
大気は言った。大「今回は、はじめてですので、現金でお渡ししますが、次回から振り込みにするのであれば、銀行口座を教えていただければ、そうしますよ。」その言葉にうさぎは迷っていた。☆★お嬢様なんかじゃない☆★なにせ、うさぎは正直言って、あまり自由な時間がない。振り込みにしてもらっても、おろしにいく時間があるかどうか・・・。そのことを告げると、大「そうかもしれませんね。まあ、少し考えてみてください。」大気は神妙にうなずいた。レ「うさぎさま、これからもよろしくお願いいたし
まるで夢のようなお食事会は瞬く間に過ぎ去って、そして・・・。☆★思いがけない言葉☆★美「ごちそうさまでした。」愛野が代表しておれたちに挨拶してきた。水野たちも口々に亜「おいしかったです。」レ「めったに食べられないお食事なので・・・。」ま「ほんとうにありがとう。」そう言っておれたちに感謝の気持ちをいってくれた。おだんごもほほを染めてう「あ・・・、ありがとう。」そう言ってきた。でも、正直言って、気になったのは別のことだ。おだんごが食事の間、なんとなく夜天のことを目で
10日以上あった夏休みも明日で終わりどんだけでも遊べるわぁ〜バチェラーシーズン5も追いついて、あとは、来週金曜日に公開される最終話を待つばかりっやっぱり、自然体の西山さん推しかなぁ〜主催者:美マージュTokyoモデル:浅香ななみカメラ:SONYα7RⅤ+SIGMA85mmF1.4DGDNArtRAW現像:PM6,LrC,Ps,LuminarAIすっかり暗くなって、屋形船の灯りが美しい。。。屋形船の灯りが水面に反射して
大「よかったですね、まことさん。」大気はにこにこしていった。☆★はじめてのお給料☆★大「ご隠居様の推薦状があったとはいえ、やはり結果が出ると安心しますね。」大気の説明によると、夜天家の推薦状があることから、ほぼ合格は間違いないと思っていたが、まことが中学までの基礎学力がない、とかあるいは面接で無限学園の校風に合わない、とかそういうことがあれば、難しかったかもしれない、とのことだった。大「今夜はお祝いです。アヤさんもちゃんと準備してましたから。」大気はアヤさんを呼
映画の後のお食事の後、ちょっとお茶でも、ということであたしたちはスリーライツの家にお呼ばれした。☆★お食事会への招待☆★家に戻るタクシーはおれと大気と夜天、それにおだんごが一緒に乗っていた。もちろん、これもおれと大気の条件を同じにするためだ。でも、正直言って腑に落ちない。観覧車で思ったことをもう一度思う。どうして夜天のことばかり気にするんだ、おだんご?*****わたしはタクシーの助手席に座ったが、後部座席のほうがきになった。ちらりとバックミラーで見てみるが、星野
翌日の朝。レ「うさぎさま、お目覚めの時間です。」レイがいつものとおり、起こしに来た。☆★まこちゃんのよろこび☆★う「うーん・・・。」うさぎはぼーっとしながら、なんとか体を起こした。もう少し寝たい、といっても応じるようなレイではない。うさぎはあきらめてベッドから降りた。レイと一緒に来た美奈子がうさぎの髪の毛をブラッシングし始めた。レ「今日も朝ごはんは夜天さまとご一緒にお願いします。それまでおなかがすくと思いますので、軽くお召し上がりください。」レイはそういうとうさぎ
日が沈んだ後、あたしはせーやと大気さんと1回ずつ、観覧車に乗った。☆★魔性の女?☆★星「おだんご、見ろよ。夜景がきれいだぜ。」おれはゴンドラの中で、おだんごの様子をうかがいながら、話しかけてみた。う「そ・・・、そうだね。きれー。」おだんごは、笑いながらそう言っていたが、でも、おれはさっきのことが引っかかっていた。どうして、夜天なんだ、おだんご?*****大「きれいですね、月野さん。宝石箱みたいな夜景ですね。」わたしはゴンドラの中で、月野さんに語り掛けてみた。
思いがけない大気のことばに、う「・・・、残念だなあ・・・。」うさぎはそんなことばが口をついていた。☆★うらやましいな☆★大「残念・・・ですか・・・?」大気は不思議に思った。うさぎは家に帰れることを喜ぶだろうと思っていたのだ。うさぎはう「だって、まこちゃんのランチが食べられないんだもん。先週はあたしが家に帰ってたし、今週はまこちゃんが休みだし、来週やっと食べられると思ったのに、あたしが家に帰るんだもん。」そう残念そうにいっていた。まことはま「うさぎちゃん、そんなにあ
夜天はとまどっていたようだが、やがて夜「わかった。」そういうと部屋へと戻っていった。☆★楽しんでる?☆★夜天が部屋へと戻っていったあとのリビング。おれも大気もしばらく無言で座っていた。星「・・・、告白するべきだったかな。」おれは珍しく弱気な言葉をいってしまった。*****大「後悔してるんですか?」わたしは弱音を吐いた星野に聞いてみた。星「・・・、後悔っていうよりも、おだんごを困らせたことがこたえてるんだ。」星野はそう答えた。ため息交じりの言葉が、星野の本音を物語
今日は仮縫いの日、とはいえ、ドレスの飾りなどを検討する場面もあるかもしれない、と、せつなはドレープを用意していた。☆★もやっとした気持ち☆★せ「では、どうしますか?お嬢様のドレスは。」せつなは夜天や大気に問いかけた。大「前回、最終的に3色に絞りましたが、それ以外でも候補に挙がった色ってありましたよね。」大気の言葉に、せつなはうなずいた。せ「ええ。」せつなはカバンから取り出したドレープを何枚か手に取った。コーラルピンク、マゼンタよりのピンク、それにターコイズやロイヤ
せーや・・・。星「正直、友達で終わりたくない。」大気さん・・・。大「わたしはあなたに会いたくて、この地球に戻ってきたんです。」夜天くん、あたし、どうしたらいいの?☆★3つの条件☆★おだんご、ごめんな。あした、おれはどんな顔をして会おう。*****月野さん、すみません。あした、わたしはどんな顔をして会えばいいだろう。*****翌日、ぼくたちが登校した時、月野はもう来ていた。遅刻常習犯のくせに。う「お・・・おはよう、せーや、大気さん、・・・夜天くん。」月野は、お
大「それでは、こちらのお部屋は女性だけにしまして、わたしたちは席を外しますので、レイさん、なにかあれば呼んでください。」大気はそういうと、星野や夜天をつれて応接室を出ていった。☆★もう一着のドレス☆★仮縫いの場を女性だけにして、夜天の私室に3人は戻ってきた。大「夜天さま、仮縫いの間はどうされますか?」大気が夜天に聞いた。大「チェスなどされるのなら、お相手しますよ。」夜「そうだね・・・。」夜天は少し考えていた。夜「ねえ、星野、大気、少しの間1人にしてくれる?」夜天は
いよいよ新学期。そして、新学期の幕開けは波乱の予感?☆★告白のスクランブル☆★うかうかしていられない。おれは、新学期、おだんごに告白する。*****うかうかしていられない。わたしは、新学期、月野さんに告白する。*****星野も大気も何をやってるんだろう。月野はどうする気なんだろう。*****今日から新学期。席替えがあり、あたしの隣はせーや、あたしの後ろは大気さんになった。スリーライツに囲まれてるものだから、美「ずるーい!うさぎちゃんばっかりい!」そんな美奈子
それは、苦しい記憶。苦しくて思い出したくない記憶。☆★理事長の娘☆★夜「ダリア・・・。」夜天がダリアの亡骸を抱いて泣いていた。夜「どうして・・・、どうしてぼくを置いていっちゃったの?」大気も星野も悲しげな顔で夜天を見つめていた。星「夜天さま。」星野がやっとのことで声をかけた。星「悲しまれるお気持ちはわかりますが、ダリアを送ってあげなければ。」星野は内心のつらい思いを押し殺して、夜天の前にしゃがみこんでいった。大「そうです、夜天さま。あまりお嘆きになられますと、
え、、ちょ、、尊いが過ぎて息が出来ない(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)いよいよ明日公開ですなー(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)早く星野に会いたい.°(ಗдಗ。)°.
最近なんだかもやもやします。
海へ行ったら、やはり山。山へ行ったら、果たして?☆★山の上のロマンス☆★う「うわー!かわいいコテージ!」またまたおだんごのはしゃぎ声。この間はおれの希望で海に行ったから、今回は、大気の希望で山に行くことになった。相変わらず、夜天はぶつくさ言っていたが。*****キンモク星では、あまり高い山はない。わたしは登山もしたかったのだが、月野さんが難色を示したり、夜天が文句を言ったりで、登山はやめ、自然を味わえる行程にした。夜「ぼく、高原の避暑地で優雅なヴァカンスを楽し
大「うさぎさん。」大気が言った。☆★あこがれと不安☆★大「どうでしょうか。」大気の言葉にう「あ・・・、あの・・・、ぜひ。」うさぎはそういうのが精いっぱいだった。次の瞬間、うさぎはう「そうだ、大気さん。大気さんがこの子にごはん、あげてくれませんか?」いいアイディアがひらめいた、とばかりにいってみた。大「わたしがですか?」大気は少し戸惑っていた。う「はい。」うさぎはそう言ってうなずくと、う「実はこの子、拾ってきたときに近所の子たちからいじめられてたんです。人見知
夏といえば、海。海といえばロマンス?☆★海辺のロマンス☆★う「わーい!海だ海だ!」おだんごがはしゃいでいる。いくら夏休みに仕事が多いからと言っても、さすがに1度しかない、高校2年の夏休み。おれも大気も遊びに行くことは忘れていなかった。*****事の起こりは1週間ほど前。わたしももちろん、地球での夏休みを満喫したいという気持ちはあった。大「夏休み、どうしましょうか?」星野と夜天にそんなことを聞いてみると、星「おれは海に行きたいな。」夜「暑いし外に出るなんてまっぴら
どきん・・・、どきん・・・。夜天のエメラルド色の瞳を見て、うさぎの鼓動が高鳴っていた、その時だった。☆★たったひとりの友達☆★大気がふとうさぎの持っていた体操着袋に目を止めた。大「うさぎさん、今日体育の授業があったんですか?」大気が不思議そうに聞いた。たしか、月曜日は体育の授業はなかったと聞いていた。と、その時、「みぎゃっ!」そんな声とともに、うさぎの体操着袋から、なにか黒いものが飛び出した。星「わっ!」星野がついつい驚いて、声を出してしまった。全員が恐る恐るその
まもちゃんが留学に旅立ってから、1か月ほどたって、夏休みに突入した。☆★特別な夏☆★ス「はい、おつかれさまでした~。」スタッフさんがそう声をかけた。今日はロケの日。おれたちはとりあえず学業優先という方針から、夏休みに集中的に仕事の予定を入れていた。今日は動物番組のロケ。おおまかにいってしまえば、おれたちが動物と戯れるだけの番組だ。ス「みなさんのイメージに近い動物をご用意いたしました。星野さんは大型犬、大気さんは小型犬、夜天さんは猫とパートナーを組んでください。」とい
なるとともに食べ歩きしたり、ウィンドウショッピングを楽しんだうさぎはやがて家に帰った。☆★戻るべき場所☆★う「あー、楽しかった。」うさぎは部屋でベッドに飛び込み、思わず独り言を言った。夜天家へ行ってから2週間。本当に自由に過ごした時間はあまりなかった。先ほど、なるとともにカフェに入ったとき、うさぎはアイスコーヒー、なるはアイスティーを頼んだ。ふと、みんなと一緒のお茶の時間を思い出した。大気はうさぎのためにいつもココアをいれてくれる。大気はうさぎの好きなお茶は?と聞
そのあと、互いに当たり障りのないおしゃべりをした後で、電話を切った。☆★つかの間の自由☆★電話を切った後、うさぎはどさりとベッドに横たわった。改めて、夜天がいちご大福を食べたい、と言っていた事実を思い返した。う「あ、一気にぱくっといっちゃってください。」そんなことを夜天にいって、いちご大福を食べさせたことを思い出した。よく考えたら、かなり大胆な行動をとっていたものだと実感した。思い出すとかなり赤面ものだ、とうさぎは思った。そうだ、そういえば、夜天家では休みの日でも早
LuminarNEOがバーション1.8にアップデートされていましたっノイズレスAIしか使わないんだけど。。。今回の現像でもISO2000〜3200のカットは全てノイズレスAIの中で処理していますっ主催者;美マージュTokyoモデル:浅香ななみカメラ:SONYα7RⅣ+SONYFE50mmF1.2GM,TAMRON20-40mmF2.8DiIIIVXDRAW現像:PM6,LrC,Ps,LuminarAIななみんと蒼い時
はあ・・・、はあ・・・。うさぎはスリーライツのマンションへ急いで走っていた。☆★おかえり・・・☆★今日の午前中に夜天は退院した。そのため、星野と大気は今日学校を休んでいたのだ。うさぎは放課後が待ちきれなくて、授業中も気がそぞろ。掃除当番でなかったこともあり、うさぎはSHRが終わった後、すぐに夜天に会いたくて、スリーライツのマンションへ急いでいたのだ。ピンポーン♪うさぎはスリーライツのマンションの入り口でインターフォンを押し、入り口を開けてもらった。そして、エレベーター
う「うう・・・ん・・・。」うさぎはゆっくりと目を覚ました。☆★ご機嫌斜めとうれしい気持ち☆★うさぎは体をゆっくりと起こすと、まわりを見渡した。みなれた自分の部屋。前夜と同じく、安どの気持ちが押し寄せてきた。そうだ、自分は帰ってきたのだ。懐かしい自分の家に。一応、念のため、顔をつねってみる。う「いたた・・・。」夢ではないのだと再度実感する。うさぎは、よっとベッドから起き上がった。*****うさぎはそのまま、階下へ降りていった。夜天家のお屋敷ではこんな服装で部屋の外
タムロンの人気ズームの35-150mmF/2-2.8DiIIIVXDの人気がありすぎて、納期待ちが続いている状況で、サムヤンから35-150mmF/2-2.8とズーム倍率とF値が同じズームレンズが発売されるとかっ(O_O)価格の安さと納期が待ちきれなくて、買ってしまうカメラマンさんもでてきそうっこのポトレ用のズームの焦点距離がこれからの標準になると、いろいろ選択肢ができて良いですねっ主催者;美マージュTokyoモデル:浅香ななみカメラ:SONYα7RⅣ+SI
謙「ママ、すごくたくさんハンバーグを作ったんだな。」育子の持っているお皿にのっている山盛りのハンバーグに謙之は目を丸くした。育「うふふ、だってうさぎが帰ってきたんだもの。」育子が笑いながら答える。☆★うさぎのいない夜☆★う「わーい♪ママのハンバーグ。」うさぎの弾んだ声。育「さあ、うさぎ、たくさん食べてね。それから、今レモンパイも焼いてるからね。」育子はさっそくうさぎのリクエストにこたえてくれたようだ。育「それから、おかわりもあるから足りなくなったら言ってね。」せっかく