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終結後であっても面接室以外で公認心理師がクライエントと会うことは多重関係にあたります。税理士のクライエントに確定申告を手伝ってもらうことも多重関係そのものです。過度でなければ適度なカウンセラーの自己開示は差し支えないと言えるでしょう。セラピーの中での投影や転移は多重関係とは関係ありません。カウンセリングではなく同僚間のコンサルティングなら多重関係とは言えないでしょう。正解は4と5。
多重関係という言葉をご存じだろうか?例えば、サービス提供者とサービスを受ける側の関係が、父親とムスメの親子関係でもあるとか、カウンセラーとクライアントが、恋人同士だったりとか、まあ、そんな複数の関係性がある状態のことだ。今まさに僕の仕事でそれが作り出されようとしている。いや、前から違う人とはそれがあった。受講生と講師YouTuberとイベンターという多重関係だ。今回は受講生と講師彼氏と彼女だ。僕の選択肢次第でそうなる可能性が発生した。僕には永遠の「一方
公認心理師が人間において多重関係にある人の心理療法を行うことは不適切な行為と言えます。クライエントの自傷他害は守秘義務の例外のひとつですから家族に伝えることは不適切ではありません。製薬会社が依頼された心理検査を行い報酬を得ることには問題はありません。セラピストの転勤によりクライエントに別のセラピストを紹介するという配慮も適切と言えます。クライエントの同意があれば相談内容を法廷で開示することも不適切ではありません。正解(間違い探し)は1。
公認心理師と取得して先日の記事で教育分析を受けてみたいなーっていうことを書いたのですが・・・その昔・・・と言ってももう5年くらい前かな。病院に勤めていた時に一緒にお仕事をしたことのある公認心理師&臨床心理士のダブルライセンサーが今は他県で開業されているので教育分析とスーパーバイズを受けることが可能なのか聞いてみました教育分析→セラピストが受ける個人セラピースーパーバイズ→スーパーバイジーの個性病理防衛も視野に入れた事例に対
カウンセラーとクライエントの間の倫理や多重関係についての問題です。贈り物やデートの誘いは断らなければなりません。魅力や好意を感じることは禁じ得るものではなく「逆転移」として治療に活かすことも重要です。ただし、アクティングアウトしてはいけません。心理職の立場で部下や授業で教えている生徒のカウンセリングは断るのが多重関係回避として適切でしょう。正解は2。子どものクライエントが折り紙をくれたりすること、多重関係を承知で一回だけの相談に応じることなど、現場では簡単なようで案外難しいことも起きます。
とあるワークで、「私が話しているとき、聴き手との関係において、なんだか遠く感じる」「私が聴き役の時、話し手がなんだか遠く感じているような感じがする」という話をしました。先生曰く、私の中にある何かが、距離感を作っているのが元になっている。という結論です。その後、よくよく考えたら、どちらにも多重関係の進みがある事に気がつきました。聴き手になる方とも、話し手になる方とも、そんなに深いわけではありませんが多重関係が間違いなくあり、徐々に進んでいます。すると、そこには知らず知
人は、危機に直面したり、痛みや葛藤を感じると、自分を守るための防衛反応が働く。これを「防衛機制」というのだが、13の「防衛機制」の中から第5回目の今日は、「知性化」の話をしたいと思う。────────────────────「知性化」とは、「個人的や社会的にも抑圧をしておきたい強い感情や衝動欲求(性的・攻撃的)を直接的に表現したり解放したりするのではなく、知識を蓄積することにより、知性的に対処しようとする無意識的な心の働き」。いい例とは言いかねるが
学校や職場、或いは趣味のサークル等のグループで或る問題について自由闊達にアイディアを出し合うことも多いだろう。こうした、新たなアイディアを生み出す方法の一つであるブレーンストーミング(脳の嵐)には4つの基本原則(BSの4原則)があるので順を追って話したい。第1回目の今日は、「批判をするな」を。────────────────────「批判をするな」とは、読んで字の通り、他人の意見を批判してはいけない(良いアイディアが出にくくなる)ということ。これは
産業カウンセラーについて調べていました。前々職では、産業医はいましたが、産業カウンセラーはいなかったので。どこにいるの?また、何をしてくれるの?と思ったのがきっかけです。Wikipediaによると、☑1992年から2001年までの間は産業カウンセラー試験が旧労働省が認定する技能審査であった☑その期間は公的資格であった☑2001年をもって技能審査から除外されたため、以降は民間資格となったとあります。さらに、☑心理学関連資格の中でも知名度の高いものの一つであるこ
おはようございます。蓮美咲です。今朝はいかがお過ごしでしょうか?さて今日は真面目なお話です^^テーマは、カウンセラーとクライアントとの多重関係について。実は神結工房が、私がたまに受けるご質問があります。それが、かなり大切なことなのでここでご紹介しようと思います。スピリチュアルカウンセラーのお仕事には、土地の浄化や先祖因縁の浄化などどーーーしても出張や、訪問が避けられないそういうお仕事があります。そしてそういうご依頼の方からは、出ないのですが。生徒からたまに
ミュージックライフサポーター&自己肯定ナビゲーターのマーサです。「多重関係」という言葉があります。例えば、わかりやすい例で言うと、学校の先生と生徒、あるいはカウンセラーとクライアントがそうなるとか。お互いの本来の役割の他に、別の役割が発生してしまう。私も、危ない橋を渡ったことがあります。一線は超えていないし、付き合ってもいないのだけど、自分から「しかけた」というか。当時は、片思いとはいえ、先生を好きになって何が悪いの?先生も先生で、私の気持ちを受け止
ラポールが形成される事は簡単ではないです。私なりにラポールが形成されている人はどんな人かと分析してみました。自分の趣味とか興味が同じ人はラポール形成しやすいです。しかも秘匿性の高い趣味の場合は繋がりが高いですね。秘匿性が高いと言う意味は、日常周りにいる人に、わざわざ自分の嗜好を伝えなくても良いと思われる事です。会社で有給を取る時に、休む本当の理由が言えるか言えないかでラポール形成が出来ているか出来ていないかがわかりますが、意外と仲良しでも本当の理由は言えないものです。でも、日常を知らな
最近、「多重関係」という用語、または現象に触れる機会が多くて、過去記事をリブログしてみました。※「多重関係」の意味については、下記リンクを参照ください。http://inari-emental.com/about-psychologist/「多重関係」というものは、クライアント側も、援助者側も、あまり意識しないままに進んでしまっていることが多い。そして、お互いに傷つけあい、辛い思いを残したまま、関係が切れてしまうように思う。もし、あなたがクライアント側(援助を