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いつもありがとうございますm(__)m遊印金文白文15mm今回は、本(古典落語100席)から、10話目、第1章:現代SFもびっくりの奇想天外な噺の第10話目:夏の医者の題名を彫ってみました。うわばみって普段使わなくて、なんかもやもやしてたんだけど、----うわばみの「うわ」は、「上回る」「上手」などと同様の「うわ」とする説と、「大(おほ・うは)」が転じたとする説がある。「ばみ(はみ)」には、食物を食べたり噛んだりする意味の「食む(はむ)」の
お盆の後半は、仕事なしの東京で好きな芸能尽くし。まずは、さん喬と権太楼による、吉例夏夜噺です。二人が交互に主任を務めるこの企画、今日のトリは、権太楼で「宿屋の仇討」。旅回りから江戸に戻る最後の夜に、神奈川宿に泊まった、魚河岸の3人衆。どんちゃん騒ぎをとがめられ、寝つけられないときに、一人が始めた色話。昔、武家の妻と浮気して、ばれそうになったことから、その弟と一緒に殺して逃げたって。隣の部屋の侍は、何とその仇を探して旅する身。3人を縛り上げ、明日は打ち首にするぞ。旅行先
前回から随分と間が空いてしまいました。ウィークデイはとにかく時間が無く、休日に何とかと思うのですが、男寡の生活には野暮用というものがあります。男寡という言葉はもう死語かもしれません。先日の「かつしか落扇指南所浴衣ざらい(第45回おさらい会)」で入蔵が高座にかけた「夏の医者」でも、「蟒蛇うわばみ」「チシャ」など、死語とは言わないまでも、ご存じのない方が多くなってしまった言葉が出てきます。この二つの言葉がこの噺ではとても重要です。この噺の「肝」と言ってもいいかもしれませ
19日から20日にかけてのラジオ深夜便は関西からでした。午前1時からの上方落語で枝雀さん(故人となられている)の「夏の医者」で1987年に上演されたものでした。次々に笑わせる話をいれながら、流れるような速さの語りです。英語でもこの演目を初めて、べ米国でやり大いに笑わせたそうだ。そのためか説明に英単語まで入れ込んでいました。父が急病になり、息子が隣村の医者に往診を頼みに行く急ぐため山超えするが、運悪くウワバミに出会い2人とも飲み込まれてしまう。真っ暗なウワバミの腸の中で脱出を考え、薬箱から
かつしか落扇指南所第45回浴衣ざらいの会の番組表ができました。集客力のない入蔵の噺を聴いてくださるお客様がどのくらいいらっしゃるのかちょっと心配です。けれど、指南所の面々はたぶんお客さんになって聞いてくれるでしょう。前にも書いたかもしれませんが、指南所の稽古では皆噺を始める時に近況報告的に枕をふります。正直、これがとても面白いです。入蔵はこれが楽しみで稽古に行っていると言っても過言ではありません。というのは大げさですが、本当に面白いです。本来は稽古の
7月28日にかつしか落扇指南所浴衣ざらいの会が開催されます。入蔵はトリで「夏の医者」を高座にかけさせていただきます。夏の医者は比較的短い噺です。師匠にご高配いただいて、トリという事にさせていただきましたが、皆さんにご満足いただけるかどうか心もとないです。多分師匠は、枕で、ご来場の皆さんと楽しくお話ししたい入蔵が、20分の持ち時間の中で、最近はほとんど枕なく噺に入っているので、枕の時間を長めにとらせてやろうとご配慮くださったのかもしれません。それは大変ありがたく、楽し
穀雨April明菜さんの、「サザン・ウインド」。来生えつこと玉置浩二のミックス世界を完全にさらっと自分のものにしている凄さサザン・ウインド/中森明菜ザ・ベストテンより1984年4月11日作詞来生えつこ作曲玉置浩二youtu.beNHKラジオ第二のフランス語講座の西山教行先生の説明、非常に分かり易い。分かり易い説明を聞くと、読むと、脳内の解像度が急に上がった気になる。実際上がったのだろう。もやもやの霧晴れ。西山教行-Wikipediaプレーヤー|らじる★らじる
10月17日火曜日〜その7(写真)116枚組CD-BOX『圓生百席完全盤』〜29「唐茄子屋/豊竹屋/夏の医者」六代目三遊亭圓生(H11年12月ソニーミュージック・ハウス)を聴く。宅配便を受け取り、雑事に勤しむ。
7月11日(火)横浜にぎわい座開口一番二つ目柳家小はぜ『富士講』三三『夏の医者』ゲスト講談宝井琴調『四谷怪談~お岩誕生』(仲入)三三『千両みかん』猛暑が続く。クーラーを効かせた部屋から出て、にぎわい座に行くのも一苦労。午後の暑さ真っ盛りの時間。食欲もないが、この暑さに外出するには栄養補給が必要だと考えて、普段はあまり食べない昼食を採る。開口一番の小はぜは、なかなか見栄の良い噺家。二つ目。先達がいて、山登り、講と来たから、『大山詣り』かと思ったら、『富士
6月8日木曜日〜その7HDDに録画した、NHKBSプレミアム『連続テレビ小説あまちゃん(56〜58)おら、スカウトされる!?』を見る。雑事いろいろ。19時、夕食。献立は、オクラの豚肉巻き、もり井の葛きり入り穴号の瀬戸内ダイヤモンド播磨灘産大焼きあなごと野菜のスープ煮、えんどう豆の玉子とじ。デザートに、GateauRuskGOUTERdeROI、L'espoir焼菓子、アメリカンコーヒー。(写真)10枚組CD-BOX『落語名人寄席六代目三遊亭圓生全集』のモニターを終えて、2
6月8日木曜日〜その1(写真)10枚組CD-BOX『落語名人寄席六代目三遊亭圓生全集』〜その10「豊竹屋/夏の医者」(H11年9月23日NHKサービスセンター)を聴く。
4月1日土曜日〜その1119時、夕食。献立は、おかゆ、大根おろし、新玉ネギと新ジャガイモのポテトサラダ、切り干し大根、紀州梅夢葵青紫蘇包み&広島菜漬け。デザートに、アトリエうかいのクッキーPetitFour、さくら紅茶。(写真)11枚組CD-BOX『古典落語の巨匠たち寄席の噺ホールの噺』〜「夜店風景/夏の医者/能狂言」六代目三遊亭圓生(H11年5月24日テイチクエンタテインメント)も聴く。
1月29日日曜日〜その16(写真)10枚組CD『六代目三遊亭圓生落語名演集四』〜「夏の医者/ねずみ穴」(H20年7月2日コロムビアミュージックエンタテインメント)も聴く。
1月15日日曜日〜その11(写真)15枚組CD『圓生ライブ名演集三』〜「掛取萬歳/夏の医者」三遊亭圓生(ソニー・ファミリー・クラブ)を聴く。
今日は、おとなしくしている日曜日。今朝の落語は驚きの音源で、何と三遊亭圓生師匠が突然亡くなる2日前のものだということ。圓生師匠は、この2日後、今から43年前の昨日(9月3日)に、千葉県習志野での公演中に倒れ、還らぬ人になりました。御年79歳、落語協会をお弟子さんたちを連れて脱退し「落語三遊協会」を立ち上げてから1年、全国各地での落語会を精力的にこなしていました。この音源でも、まさかこの2日後に倒れるなどとは到底思えません。◇「夏の医者」三遊亭圓生6代目三遊亭圓生『夏の医者』-
6月10日金曜日〜その4『ユリイカ詩と批評特集※柳家小三治』P153〜160の鈴木亘「おしゃべりな小三治柳家の美学について」には、三遊亭圓生師匠の稽古について記されている。(写真)菊水丸コレクションより、圓生師の色紙「夏の医者」。
・・・すみません。季節外れの噺になりました。【夏の医者】最近の夏に暑さには辟易としてしまいます。昔は、気温が30度を超えるなんて、そんなにありませんでした。夏休みの自由研究で、毎日気温を計りましたが、私の田舎では30度を超えた日は1桁だった気がします。ところが、近年では35度を超える猛暑日が何日も続くなんていうのが、珍しくなくなって来ました。まるで、お日様に炙られているようですね。我々と同年輩のオヤジが、「暑さに我慢出来ないのは根性がないからだ」などと言って顰蹙を買って炎上したこと
やっとこさ記事投稿できました!なかなか再開できないみつや交流亭の企画「笑福亭仁嬌の落語でカルチャ!」、中津住人の交流亭メンバーと中津地域の方々のご厚意で、中津福祉会館での開催となりました。みつや交流亭は密になりますが、中津福祉会は広い上に、39畳用の空気清浄機もあり、感染対策はバッチリ!!!コロナ禍でも地域も積極的に活動もしているのがスゴイです!中でも地域のおじ様たちで開催している「おっさんカフェ」は、とても興味深いです(交流亭メンバーもスタッフです)☆彡「笑福亭仁
夏も終わり秋。でも外はあまり天気も良くなく、肌寒い感じの日曜日。桂枝雀「ちしゃ医者」音声のみです。ほぼ毎日更新中。よろしければチャンネル登録をお願いします。励みになります!youtu.be◇「ちしゃ医者」二代目桂枝雀「ちしゃ医者」・・・江戸では「夏の医者」ということですな。医者にもいろいろあります。藪医者、寿命医者、手遅れ医者、葛根湯医者。なんで藪医者かというと、風(邪)で動くからで、大きな病気の時には呼ばれず、風邪ぐらいの病気の時にお呼びがかかり動き出すので「藪」といいます
今朝は、2ヶ月ぶりの落語っ子連・三流亭の稽古です。結局、稽古会3回が中止になりました。電車に乗りながら聴いています。◇「夏の医者」桂枝雀https://youtu.be/ijeeEZRFYmg枝雀寄席005夏の医者TV録画VHS枝雀寄席の中でDVD化されていないと思われる演目ばかりを集めてみました。昔録画した物で画質はよくありませんが、MyFavoriteな演目です。youtu.be・・・破天荒な芸が、多くのファンを魅了した上方の師匠ですが、若くして亡
【夏の医者】「ウワバミが飲まされた下剤」とかけて「夏になると多く出没する痴漢」と解くその心は「夏の痴者(苣)は腹に触る(障る)」「高原栽培の野菜の産地」とかけて「震度6強の大地震」と解くその心は「苣(死者)がもの凄いでしょう」・・・季節外れの噺ですが、今年の夏も猛暑になりそうです。
久しぶりに圓生をきいた。今は聞くことがなない「夏の医者」と云う噺である。ざっとこんなはなしです。往診を頼みに隣の村から六里の夏の道を男が歩いてやってくる。庭の草を取っていた医者はすることゆっくりである。医者は山を越える一里短縮できる近道を行く。山頂で一服している時、突然、うわばみに二人とも飲み込まれる。真っ暗な腹の中でも医者は慌てず、男に持たせた薬篭から、下剤を取り出す。大黄の粉末をうわばみの腸に振りかける。クスリが効き出す。うわばみは七転八倒、苦しむ。腸は激
休みの日だから出来るハシゴですよ!自由が丘から神保町へ。柳家花緑弟子の会~ワンコインカフェ寄席@らくごカフェ~♪柳家圭花「夏の医者」柳家緑太「看板のピン」-お仲入り-柳家花いち「新しい隠居さん」外は土砂降り☔️でしたが、会場は笑いの嵐🌀でした(笑)皆さまマクラも噺も面白くて◎とても楽しかったです。特に花いちさんの新作。いちいち面白かったです。涙がちょちょ切れました。やはり生はいいですね!感謝なり(*^^*)
<なつのいしゃ>9月29日(日)開催の第111回「高槻市民寄席」での歩鱈小酔(ほたら・こよう)さんの演目。夏に食べるチシャ(日本レタス)は、暑さの加減で痛みやすいので腹によくないと昔から言われている。季節は夏。ある農夫が前の晩のチシャを食べて倒れた。山を二つ越えた先の医者を呼び寄せたのだが、途中、うわばみ(大蛇)に飲み込まれてしまう。さて、この医者はうわばみの腹の中から脱出できるのか!?★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★第111回
江戸時代は無医村が多くあったようである。その代り免許制というものもなかったから誰でも医者を開業することが出来、医者でもやろうかというでも医者もいた。「病は気から」というから居るだけで住人に安心感を与え、それなりに機能していたのであろう。「夏の医者(なつのいしゃ)」という落語は無医村を舞台にした奇想天外な滑稽噺である。夏の炎天下で農作業をしていた農夫が突然ぶっ倒れたので息子が山越え八里(32Km)も離れた隣村へ医者を呼びに行く。医者が父親の様子を訊くと、「今朝は萵苣(ちしゃ、現在は
先の日曜日、11日に三三師匠の地元小田原で開催された独演会です。地元だけでなく、首都圏の三三ファンには、南足柄、ギャラリー城山、そして谷津公民館と並んで広く知られている三三師匠の地元還元の為の独演会です。そして、夏と冬は、ここ小田原市民会館が、三三祭りとなるのです。今年は、こんな演目でした。1.熊の皮/市江遊雀師匠の『熊の皮』だと思うのですが、笑いが少な目で。甚兵衛さんが、赤飯を頂戴した先生にお礼を述べに行くが、女房のお崎さんに教えられた口上が上手に言えない。この話は、甚兵衛さんのキャ
まさに(笑)TVをつけた瞬間、飛び込んで来たのはこの映像。しかも「ここからテレビ見た人は、何が起こってるのか、わからんじゃろのう…」とご本人(笑)「いったい、何が…」一瞬、劇場中継のさなかに、地震が来たのかと思った(笑)あにはからんや「日本の話芸」でした。「夏の医者」笑福亭鶴笑。「座布団の下で落語(笑)」鶴笑師匠が、一瞬「枝雀師匠」に見えたもので…。高座でこれくらいの事が起こっても、不思議はないか…、と思ってしまいました(笑)「うわばみの口(笑)」朝
横浜にぎわい座で、よくご一緒する落語仲間のHさんから、イイノホールの月例に行けなくなったと、7/18のチケットを譲り受けた。その前に、中野の雲助・馬石親子会のチケットを手に入れていたのだが、悩んだ末に、イイノホールを選んだ私でした。先の小満んの会の時に、並んだ知り合いに行って頂けて、中野小劇場の五街道親子会のチケットも無事に有効利用して頂けた。そんな、今年は初めて参加した、霞ヶ関に近いイイノホールでの柳家三三師匠の独演会!月例三三。こんな内容でした。1.湯屋番/三三出囃子が、また、「花
世界には3つの色しか持たない文化がある、なぜ言語によって色を表す言葉の数が異なるのか?-GIGAZINEhttps://gigazine.net/news/20170929-languages-number-of-colors/桂枝雀の落語に夏の医者というのがあって、その初めの方に昔は病は一つしか無かったんですよ。「具合が悪いです」「そりゃ病気だ」てな感じ。分かる、分けられる、ということだから、痛いのが上半身か下半身かで分けるとか痛い具合によって分けるとかで区分けしていって今では
○宮武外骨1867年-1955年○宮武は明治憲法発布の式典を風刺して、骸骨の議会の絵にして出版し、不敬罪で逮捕されて入獄しました。しかし、宮武の出すさまざまな雑誌は、学者や文化人の支持を得て長く続きました。〇昔から使われてきた言葉で人を表す符丁の様ないい方を集めたものです。たとえば落語に出てくる「与太郎」は少し間抜けな者をいいます。このように今でも使われているものと忘れられたものがあります。宮武はここでは江戸期のものを多く集めています。〇ここからいくつか面白いものを紹介していきます。