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わーい!ヾ(●´∇`●)ノお祭りだぜ!夏嵐、はっじまっるよー!歌♡Kissからはじめようタイトル♡夏の風に乗った俺の天使、潤Sside「なあ、潤。いつもカッコよくなきゃいけないってさ、結構辛くね?」「ふっなにそれ」今日は潤の家で、録画してたNテレのプロを一緒に見てる。俺はソファにもたれながら先にビールを飲み、少し離れたキッチンでツマミを準備する潤に声をかけると、片方の眉毛を軽くあげて反論してきた。「や、オレは別にカッコ良くやろうとは思ってないよ」「まあ
コラボ祭り♪「CarnivalNightpart2」(中編2)同人要素を多分に含む妄想文です。苦手な方はお引き返し下さい。改めてみるパレードはやはり迫力があり圧倒される。思ったよりも騒々しくて粗削りなのだが、それもまたスペイン人の底抜けの明るさそのままで、見ているだけで気持ちが沸き立ってくるようだった。「ショーさん、はい」そう言った二宮の手には、どこから仕入れてきたの
コラボ祭り♪「CarnivalNightpart2」(中編2)同人要素を多分に含む妄想文です。苦手な方はお引き返し下さい。二宮を見つけた嬉しさと、喜びが腹の底から湧き上がり、一瞬にして末端までいきわたった。拒絶されるのではないかという不安はない。ただ二宮も自分と同じように周りの狂乱を無視して、一人でつま先を見つめていることが嬉しかった。「行こう!」櫻井は後ろからそっと近づいて手をとった。振り
前回のお話『翔さん?ほら、翔さんってば』「ん〜もう少しだけ」『もう、翔さんってば。起♡き♡て』「雅紀がちゅーしてくれたら…」「おい!起きろ!」ベジッと頭を叩かれる。「あっ!はいっ!」夢か?願望か?「今日は一番早く、現場に入るって言ってただろ?何が“ん〜もう少しだけ”だ!」もうっ。オレだって朝は忙しいんだからさっ。鼻にかかった雅紀の声。朝は特に、可愛い。でも…厳しいんだよ。「ニヤニヤしてないで!ほら、朝ごはん出来てるから、顔洗っといで」だから、朝から盛っちゃうと…
前回のお話雅紀が…雅紀が怒っているのに、可愛い。初めてだって?俺とが初めてだったのか?やっべ、嬉しい。そんな事、気付かなかった。慣れているんだろうって。プロじゃねぇか?って思っていた。腕の中で泣いてる、可愛い男。細い肩が震えてる。砂浜で妖艶に踊る姿とダブらせる。愛おしい。こんなに愛おしくて、大切で。自分のした事を悔いた。俺は、酷い男だった。いや、酷い人間だった。「雅紀…本気だから。俺、本気で雅紀の事が…好きだ」うわーーーん、と一際大きな声で泣く。その手は、俺
前回のお話「雅紀?雅紀?どうした?」オロオロする翔さん。「だってさ…だって…」そっと、頭を撫でた。「だって、“他の男と比べる”って、なに?」ふえっ、ふえっと嗚咽が止まらない。「や、だってさ。雅紀はかっこいいのに綺麗だろ?モテるんだろうな、って」「…うん…最近、たくさん声掛けられるように…なった、けどさっ」「だろ?」「でも、それは、ぐすん。みんな優しくてさ。いつも1人でいたから…だよ?」「へ?」マジかよ…と翔さんが口元を手で隠す。「雅紀は自覚なさすぎだって」「何がっ?話
前回のお話翔さんが真っ直ぐにオレを見る。揺れる瞳。「オレのせい、って事?」「いやっ、そんなんじゃないんだ」翔さんの手が、オレに触れようと動く。それを目線でチラリと見ると、ハッとして引っこめる。「今まで、仕事でも恋愛でも…その、いつも“優位”って言うか。人の上に立っていたいって思ったから。だから、本当は…初めから惚れていたのは、俺なのに」「それが、櫻井さんなんでしょ?」もうダメだ。オレの方が、好きだ。きっと。オレも、虚勢を張って。「雅紀は“すぐには変われない”って言ったけど
前回のお話泣いて、泣いて。きっと両隣りの部屋に聞こえてんだろうなぁって、不思議と冷静だった。信じていいのか分からなかった。今は、本気でそう思ってくれてるのかもしれない。でも…そのうち飽きたら。「雅紀…俺、どうすればいい?」「……そんなの、自分で考えてよ」グッと言葉に詰まってる。だってそれだけ酷い事されたんだもん。このくらい、いいじゃん。そう……だっけ?酷い事?翔さんは、オレの前では“オレだけを見るただの男”だったんじゃない?冷たく捨てられた女たちと、同じではなかった
前回のお話根本が『勝ち組』的な考え方。思考回路も、育ってきた過程も、全てが“上に立つ者”だった。それでも、こんな酷い男を好きになるなんて。「櫻井さん、人はそんなにすぐには変われないよ?」「…でも、変わらなきゃ」オレを見上げる目が。真っ直ぐすぎて、戸惑った。「あっ、あのっ」「雅紀?俺、側にいてもいい?」手を握る。「雅紀が好きだから…また名前で呼んでもらえるように頑張るから」「さ、櫻井さん…」結局、惚れたオレが負けじゃん。そうなんだよ。先に惚れた方が、負けちゃうんだ。
前回のお話「な、何やってんの?」翔さんが頭を下げている。あの、傲慢で下々の人を見下す…美しい男が。「雅紀に許してもらえるまで、何度でも頭下げるから」「人も迷惑も、考えてよ」「そうだな。それすらも自分勝手だな。でも今の俺には、他のやり方が分からない」ごめん、ごめんと言う。もっとスッキリするかと思ってたのに。翔さんの事、すっぱりと諦めたはずなのに。翔さんは、この現場のバイトに入った時から知ってた。凄えかっこいい人がいる、って。いつもビシッとスーツを着て、かっこよく仕事の打ち
前回のお話「オレみたいに、汗水流して働いて、週末だけオシャレしてクラブに通う様な『下品な人間』って…嫌いだろ?」「いやっ、雅紀。聞いて?」「あーそっか。男が結構良くて、側に置きたくなった?」冷たく、悲しく笑う。周りの奴らが、俺たちを見てる。でも今は、それどころじゃなくて。「雅紀、お願い…」なりふり構っていられなかった。「頼む。話をさせてくれ」「こんな所、他の人に見られたら困るのは貴方でしょ?」そうだ。こんな所、会社の奴らに見られたら。今まで寝た女たちに、見られたら。「
前回のお話チラッと俺の方を見た、“相葉”。凄く驚いた顔。まるで、見てはいけないものを見てしまった様なそんな顔。そして、綺麗に笑った。片方の口角を、クイっと上げて。「おい!相葉!大丈夫か?」「はいっ!今行きます!」なんで?雅紀?「あの子、雅紀って子だよな?」松本が耳元で言う。「あ、あぁ…」見間違いじゃない。恋い焦がれた人が。追いかけたい。なぜここに雅紀が?なぜって…雅紀は………。結局、雅紀の事は何も知らない。何も言わなかった。ただただ、自分の欲をぶつけただ
前回のお話夏も終わる。仕事に没頭するしかなかった。そうすればするほど、空回りする。“櫻井さん、あの現場なんですけど…”“おい櫻井!この前の書類、どうなってんだ!”小さなミスが増えてくる。モチベーションが下がっている。「だから、納期早めろってんだろ!」現場に怒鳴る。俺のミスを棚に上げて。ダメだ。俺はこんなんじゃない。たった1人の男のせいで、ダメになる人間じゃねぇ。使い捨てた職場の女から、冷たい視線が送られた。“ざま見ろ”と、真っ赤な唇が言っているようだ。「翔くん、今
前回のお話「で、翔くん…連絡先聞いてなかったの?」松本が、“信じられない”と言った表情で見る。「日曜は一緒に…一緒にデートしようと思ってた。雅紀の行きたい所に」「翔くん、大失態だわ…それ」朝起きたら、ベットはもぬけの殻だった。いつ雅紀が出て行ったのか、全く分からない。俺が寝て、すぐに出て行ったのか?朝早く、なのか…?「分かってるわ」松本に言われて、カチンと来たけれど。「心当たりないの?黙っていなくなった理由」「全然分かんねえよ」あの夜、雅紀は幸せそうに微笑んでいたのに。
前回のお話まだ突っ伏して動かない雅紀。「そんなに、良かった?」と野暮なことを聞いた。他のどの男よりも“良かった”、と言ってほしい一心で。「動けないほど、良かった?」「うん」肯定的な返事。怠そうに横たわる姿に、さらに心がざわめいた。「可愛いよ、本当に」「ふふっ、今までも……もっといい女、抱いてきたでしょ?」ようやく頭を上げた雅紀が、こっちを向いて言った。「抱いた女が、どっかの…そうだなぁ。翔さんの言う『程度の低い女?』だったら、どうすんのさ」雅紀が、笑う。まるで俺の事
前回のお話疲れ果てた。雅紀もぐったりと、枕に埋もれていた。うっすらと涙を浮かべてる様に見える。「大丈夫か?」コクっと頷く。「良かった?」顔を少し赤らめ、また頷く。「可愛かったよ」頭を撫でると、目を細めて微笑んだ。「シャワー浴びてくるわ」俺は、雅紀を残してバスルームへ行った。熱いお湯を頭から浴びると、身体のだるさも流れていく。あの、綺麗な男が俺のものになった。それだけでも、充分満足なのに。本気で、俺の方を向かせたくなった。こんなアバンチュールの様な関係じゃなくて。
前回のお話風呂上りの雅紀に、まるで試されるかの様な瞳で見つめられた。クラブで見る雅紀も、砂浜で踊る雅紀も、汗いっぱいで、一生懸命走って来てくれた雅紀も、全てが彼だ。「雅紀?」「ん?なに?」「さっきの質問。答えてもらってない」雅紀は何歳で、何やってるやつなのか?どこに住んでいる?仕事は?「そんな事…知りたい?」あ……雅紀が、妖艶になっていく。夜の闇を纏うように。初めて会った時みたいだ。「知りたい」「どうして?」雅紀は俺の方を向いて、両腕を肩にかけた。正面
前回のお話「雅紀って…学生?」「…え?」「俺より随分若いだろ?肌もキレイだし」手の甲で、雅紀の頬に触れる。「…翔さんは?凄くかっこいいお仕事なんでしょ?クラブに来る時、ビシッとスーツ着てるもんね」「そうでもないよ。サラリーマンだよ」「女の子達がさ、“何とかのブランドのスーツだった”とか、“何々の時計してる”とか、キャーキャー言ってるよ?」頬を撫でる俺の手を握り、それを下に下ろす。このまま引き寄せたい。抱きしめて、俺のものにしたい。そう思うけど…。“翔さんの本気、見せてもら
コラボ祭り♪「CarnivalNightpart2」(中編2)同人要素を多分に含む妄想文です。苦手な方はお引き返し下さい。櫻井は地獄の淵に立たされたような思いでその光景を見つめていた。ところが視線に気が付いたのか、振り向いた男の顔はまったくの別人だった。男は二宮よりも体格が良く、肌の色は浅黒かった。安心とも落胆ともとれない複雑な重いが胸に押し寄せ、まるでみぞおちを強く突かれたように息も出来なかった。
コラボ祭り♪「CarnivalNightpart2」(中編2)同人要素を多分に含む妄想文です。苦手な方はお引き返し下さい。人だかりの向こうに巨大なドラゴンの頭が見えた。口から火を噴きながら、ゆっくりと通りを進んでいく。その周りを悪魔の衣装を着た集団が松明や花火を観客に向けて振り回しているのだが、その様子はまさに狂乱と言って良かった。櫻井は押し合うような人込みを、身体を傾け、捩ったりしながらかき分けて進んだ。この中の
コラボ祭り♪「CarnivalNightpart2」(中編2)同人要素を多分に含む妄想文です。苦手な方はお引き返し下さい。建物の外に出ると道は人で溢れていた。歩道はかなりの広さがあるのに、どの店もテーブルや椅子を置いてテラス席を作るものだから、人込みを追い越そうとする度に行く手を阻まれ、櫻井は何度もそわそわと足踏みをしなければならなかった。バチバチという火薬の爆ぜる音が近づくにつれて、人の多さも増してくる。吐く息に
前回のお話海辺の可愛らしいホテルの一室。今どきのホテルは、“いかにも”って感じじゃない。ルームサービスまであって、そこで酒を注文してみた。「カンパーイ!」グラスの音。雅紀の可愛い声。そして、ドキドキする眩しい笑顔の人。それだけで、酔ってしまいそう。雅紀と最近観た映画の話やプロスポーツまで、とにかく、飽きる事なく話をした。「結構詳しいんだな」「オレ、テレビが友達だったからね」くふくふ、笑い声が転がる。俺の意見を聞いてくれて、そこから話題がさらに膨らむ。基本…聞き役に徹
コラボ祭り♪「CarnivalNightpart2」(中編2)同人要素を多分に含む妄想文です。苦手な方はお引き返し下さい。「カズも来ればよかったのに……」「えっ?」その名前に櫻井は息をのんで立ち止まった。「あら、言ってなかった?私、彼も誘ったのよ?」「何だって?」「もちろん、あなたのパートナーとして」やはり自分は何かひどい間違いをしていたのだ。でなければ二宮があんなことを
前回のお話“行こう”俺は雅紀の手を引いて、会場を後にした。雅紀は少し抵抗するように、“でも…”と足を止めた。けど、今の俺にそんなのは逆効果だ。独占欲、その塊の俺。雅紀が誰かと過ごしてただって?そんなの、俺が消してやる。男に関しては雅紀より経験はないだろう。でも、今まで何人の女と寝てきたんだよ。カズからの忠告を守れば、俺だって雅紀を悦ばせる自信はある。忘れられないように、してやる。「翔さんってば!」「何だよ」「そんなに強く握ったら、痛いよ」気がつけば、雅紀の細い手首を
コラボ祭♪「CarnivalNightpart2」(中編1)同人要素を多分に含む妄想文です。苦手な方はお引き返しください。かなり時間がたってしまいました。ごめんなさい。もう夏も終わりだというのにぃ・・・・・・。そのうえ、前後編でいこうと思ったのに、無駄に長くなりました。お付き合いいただける方はお進みください。まだコラボを名乗っても大丈夫でしょうか(;´Д`)かつては道行く人々から羨望の眼差しで見上げらていたで
前回のお話雅紀が、いつもとは少し違う雰囲気で、こっちに向かって走ってくる。雅紀はこのクラブの常連。しかも、誰もが憧れる男で。みんなが見てる。「翔さーん!」相変わらず、小麦色に焼けた肌が健康的で。なのに妖艶で綺麗な、雅紀。「翔さん…ごめんね」はぁはぁと、整わない息。遊ばれてただけ?そう思っていた。“面倒だから、女と別れる”こんな俺が…。夜の世界に舞う蝶々みたいな男に、遊ばれるなんて。来てくれた。俺の名前を呼んで、来てくれた。胸が熱くなった。もう…俺のこと、見て
前回のお話すっぽかされたんだろうか?嫌な予感が頭をよぎる。雅紀は、その場にとどまらない蝶のようで。ひらひら、ひらひらと人の波を舞っている。誰かの所に舞い降りる。そして、また羽ばたく。俺なんか…目じゃないって事か?出逢いだって、俺の一方的な一目惚れだった。寂しさと怒りと、ごちゃ混ぜになる。夜が深くなる。盛り上がる砂浜。1人で飲んでいたから、何度も声がかかった。男からも、女からも。ただ一緒に飲むだけじゃなくて、一夜の相手を探してるようなやつらもいた。だって、誰とも絡まず
「【夏嵐】~後書き的な~」昨日、漸く『【夏嵐】~櫻葉~』が終わりました。いつもは後書き的なものはお話の下辺りに書いてるんですが、今回はちょっとお話が長くなりすぎてしまったので、私ごときが書くほどでもないんですが皆さん“後書き”を書かれていたので私も書いてみました。『【夏嵐】~櫻葉~』そもそもは、8月10日開催のコラボ企画のお話でして、最初はその前に開催されていた【春嵐】同様読み切りのつもりでした。どうしても投稿時間に間に合わなくて前後編にすればいっかなぁ~なんてほぼ何にも考えなくてU
「WAVE」櫻葉。パロディ。【夏嵐】~櫻葉~の最終話です。9月やぞ暦ではとっくの昔に秋やぞだらだらで済みませんほんとは“6”に続けてUPするはずだったんですがなんかひとつ記事挟んじゃったらいろいろ別記事が立て込んでしまって今回は1年後、一番最初のお話の冒頭部分からお話が始まります。【夏嵐】~櫻葉6~前回とだいぶ間が開いてしまったので、“何が何だかバルプンテ”な方は宜しかったら前回のお話をどうぞ※櫻葉er(翔ちゃん×雅紀くん)の願望と妄想です。ご注意下さい。今年