ブログ記事146件
昨日の続きです。ある土曜日の第3部になります。この日の稽古の様子の概要についてはすでにお話ししてありますので割愛させていただきます。一般稽古なのに研究稽古のような感じになったのは、今日お話しする技に如実に表れています。出席者ですが、「変手法(へんしゅほう)」を稽古したことがある人はわずかです。そのため、今回稽古した技についてはほとんどの人が知りませんが、中には復習として確認した人もいます。今後、「変手法」をテーマとして行なう時にまた出てくることになります
土曜日の千唐流空手道直真塾一般部の稽古の話の続きです。こちらでは、抜塞(バッサイ)の形の稽古が行われており、その分解・解説も行われていました。今回、平行突きのところを行っており、それが体当たりのような動きになることを昨日の記事で書いていました。そのつながりで後半は変手法二十四番の電撃の動きを活用したものがおこなわれました。こちらも体当たりの要素があり、さらにそれが、顕著にあらわされたものになります。お互いに左構えの状態から、相手からの右中段追い突きに対し
昨日の続きです。12月14日・15日の両日、上智大学武道場にて3代目宗家先生を講師に、関東地区の主な指導者を対象とした講習会が行なわれました。14日の講習会の様子は昨日のブログでお話ししましたので、今日は15日の模様をお話しします。ただ、昨日もお話ししたようにこの講習の詳細は流儀のことですのでここでは明かせません。どんな感じだったかということだけを写真と共にお話しさせていただきます。予めご了承ください。さて、この日の大きなテーマですが、昨日は指導者として教える時
先日の14日、15日に行われた千唐流空手道東京地区の高段者講習会の時の話です。二日目ですが、上位に位置する形と変手法が行われました。一日目は特に指導力をあげることがテーマになり、二日目は指導者自身のレベルアップも含めて行われていましたので、上位の形も行われたていたわけですが、こちらでも宗家先生から指導が行われました。上位の形のあとには変手法が行われていました。こちらも宗家先生からの見本が示されながら進められていきました。腕力ではな
昨日の続きです。ある土曜日の一般稽古ですが、第1部は研究稽古のような内容になりました。この日は第1部で「手刀(しゅとう)」の使い方を念頭にペアを組んで稽古したわけですが、そこでは試合用の技ということではありませんでした。武術としての内容ですので、試合で用いたら反則になります。今日お話しする技もその系統になりますが、試合だけを意識しない直真塾の場合、シーズンオフのシーズンでは出席者の構成次第では一部研究稽古の様な内容も含んで行なうこともあり、ちょうどこの日がそうなったわけ
昨日の続きです。ある火曜日の稽古の最後のメニューになります。研究稽古として行なっており、その最後として「変手法(へんしゅほう)」を稽古したわけですが、具体的にはタイトルにもあるように28番目の技で、「白龍(はくりゅう)」でした。技名だけを聞けばどんな技か分からないと思いますが、タイトルに「蹴り」と記してあります。ただ、そのプロセスが技であり、タイトル通り、独特の動きにより行ないます。変則的な動きをする分、技の発動の際には度胸が必要なところがあり、タイミン
火曜日の千唐流空手道直真塾一般部の稽古の話の続きです。この日は変手法二十八構(へんしゅほうにじゅうはちこう)の稽古も行われていました。今回はその二十八番目の白龍(はくりゅう)になります。動きとしては、自然立から相手からの右中段突きに対して、かがんでいき、相手の突きをかわしていきます。この時ですが、自然立ちで立っている状態で右足を左足に寄せながら行うのがポイントになります。それを、行いながら、かがむことで相手の目の前から一瞬消えるような動き
昨日の続きです。ある火曜日の稽古の話ですが、今日でこの日のメニューは終わります。第3部の稽古ですが、タイトルにあるように「変手法(へんしゅほう)」になります。具体的には27番目の「雷雲(らいうん)」という技ですが、タイトルにもあるように「投げ」技です。きれいに技が極まった場合、それこそ雷にでも打たれたような衝撃がありますが、それは頸椎を意識するからです。内容的にブログで詳細に説明することは致しませんが、稽古では具体的なポイントについて解説しました。そして
昨日の続きです。火曜日ですから研究稽古になりますが、この日の第1部は「形(かた)」の細かなポイントの稽古になり、その後が今日のテーマになる「変手法(へんしゅほう)」で、この2つで終わりとなりました。研究稽古ゆえの細かなこだわりと、それに伴う数稽古が理由ですが、今日お話しする「風雲(ふううん)」という技は前回、時間の関係できちんと稽古できなかったため、次回行なうと予告していたことです。昨年も稽古しましたし、前回、流れについては説明してありますので、流れについては理解してい
火曜日の千唐流空手道直真塾一般部の稽古の話の続きです。こちらでは変手法二十八構(へんしゅほうにじゅうはちこう)の稽古も行われていました。今回はその二十七番目の「雷雲(らいうん)」になります。動作としては自然立ちをとり相手からの右中段追い突きに対して動いていきます。相手のその右中段追い突きに対して左背手受けをしつつ、相手の腕を捕っていきます。そこから、右掌を相手の顎に当てつつ、相手を崩していきます。動き全体としては上記のようにな
火曜日の千唐流空手道直真塾一般部の稽古の話の続きです。こちらでは変手法二十八構(へんしゅほうにじゅうはちこう)の稽古も行われていました。今回はその二十六番目の「風雲(ふううん)」になります。動作としては自然立ちをとり相手からの右中段追い突きに対して動いていきます。相手のその右中段追い突きに対して90度転身しつつ結び立ちをとりながら、掌底部で受けつつ流していきます。ここでは、あくまでも柔らかく流していく動きがポイントで、これができていないと次の動きにつなが
昨日の続きです。と言っても、今日は第3部の「変手法(へんしゅほう)」25番「飛燕(ひえん)」の稽古に様子です。「変手法」は28の技で構成され、今日は25番目の技ですので、残りは3つの技になります。その後は「投げの形(なげのかた)」になりますが、現在2巡目になりますので、3巡目からはその応用・展開になると思います。基本の確認はしますが、だんだん難度が上がります。研究稽古というカテゴリーですから当然なのですが、教える側も習う側も気が抜けなくなっていきます。でもそういうことを
火曜日の千唐流空手道直真塾一般部の稽古の話の続きです。こちらでは変手法二十八構(へんしゅほうにじゅうはちこう)の稽古も行われていました。今回はその二十五番目「飛燕(ひえん)」です。こちらは文字通りと今日の記事のタイトルにもついているように飛び技となります。自然立ちで立っている状態から、相手からの右中段追い突きに対して、左手で掌底落とし受けを行いながら右手で手刀外回し打ちの要領で反撃を行います。この時、使う部位は手刀ではなく、その指先で目切を行います。
昨日の続きです。火曜日ですから研究稽古になりますが、今日はその第2部となる「変手法(へんしゅほう)」の話になります。千唐流で伝授される技法体系で、全部で28の技で構成されています。その中でも今日お話しする技は特異で、一般的な空手の技法としてはなかなかお目にかからない内容になります。もっとも以前、1回だけこの技の稽古をした時のブログがあり、それをご覧になった方にとっては初出というわけではありません。もちろん、その時の稽古に出席した人も同様ですが、今回初めて
火曜日の千唐流空手道直真塾一般部の稽古の話の続きです。こちらでは変手法二十八構(へんしゅほうにじゅうはちこう)の二十四番目の電撃(でんげき)も行われていました。こちらの動きとしては、相手からの下段四股突きに対しての動きになります。それに対して、下段の交叉受けを行っていきます。そこからですが、交叉受けで挟んだ腕を左側へ、合わせて右半身にて前に進めて肩当てにより相手の体を崩していきます。動きとしてはこうなりますが、まずは最初の交叉受け
昨日の続きです。ある火曜日のことですが、研究稽古として行ないます。先日お話しした通り、この日の稽古パターンはいつもと異なり、結果的に「変手法(へんしゅほう)」を2種類行ないました。先日お話ししたのは「腕十字(うでじゅうじ)」でしたが、今日は「電光(でんこう)」という技になります。通常は「形(かた)」の分解・解説を2種類、「変手法」を1種類というパターンになりますが、この日は逆になったわけです。ただ、いずれの稽古も試合を意識した「突き」や「蹴り」などの組み合わせで
ある火曜日の稽古の話です。研究稽古の日になりますが前回、時間の関係で「変手法(へんしゅほう)」稽古時間が無く、概略の確認だけに留まりました。その日のことを書いたブログに次回の稽古の時にきちんと稽古す予定ということを書きましたので、この日はいつもと順序が変わり、「変手法」→「形(かた)」の分解・解説→「変手法」という流れで行ないました。ということで最初に行なったのは、タイトルにもありますように「変手法」22番の「腕十字(うでじゅうじ)」になります。意外とこの要領を説明し、
火曜日の千唐流空手道直真塾一般部の稽古の話の続きです。こちらでは変手法二十八構(へんしゅほうにじゅうはちこう)の二十三番目の電光(でんこう)も行われていました。こちらの動きとしては、相手からの右上段追い突きに対しての動きになります。それに対して、上段の交叉受けを行っていきます。そこからですが、相手の突いてきた腕に沿わせながら歩を進めながら接近し、脇の下に腕を当てつつ、崩していく技となります。こちらの動きですが、まずは最初の上段の交叉受
火曜日の千唐流空手道直真塾一般部の稽古の話です。こちらでは変手法二十八構(へんしゅほうにじゅうはちこう)の稽古も行われていました。今回はその二十二番目の腕十字(うでじゅうじ)です。こちらの動きとしては、相手からの右中段追い突きに対しての動きになります。それに対して、まず右手にて掬い受けを行います。この時、体捌きも使いながら受け流していきます。そこからですが、左足を前に進めつつ、左腕を相手の突きの上側から絡めていきます。この左足を前に進
昨日の続きです。とは言っても、この日にきちんと稽古したという話ではありません。昨日のブログでもお話ししまた市が、この日は本来の様子とは異なった関係で、予定していた「変手法(へんしゅほう)」の稽古ができませんでした。しかし今、オーストラリアから空手の稽古を前提に来日している指導員がいますので、その人に対するメニュー構成にも気を使います。日本にいる間、なるべくいろいろなことを学んでもらいたいということで少々詰め込み気味になるかもしれないと思いつつ、最後に本来行なうは
昨日の続きです。今日はこの日に最後に行なった「変手法(へんしゅほう)」の話で、21番目の「腕固め(うでがため)」という技になります。今回の技にもいろいろな要素が入っており、それを確認しつつの稽古になりました。その中の一つでも疎かになると、技の効果が薄くなり、それが隙となり、せっかくのチャンスをフイにするどころか、ピンチを招き入れることにもなりかねません。いずれ返し技についても稽古することになりますが、そういうことには順序があり、まずはきちんと技を掛ける方に意識を
火曜日の千唐流空手道直真塾一般部の稽古の話です。こちらでは後半は「変手法二十八構(へんしゅほうにじゅうはちこう)」の稽古が行われていました。今回はその二十一番目の腕固め(うでがため)です。こちらは相手に対して自然立ちをとります。そこから相手からの右中段追い突きに対して右手にて掬い受けを行います。ここからですが、右足を前に進めつつ転身しながら、相手の腕を挙げつつ、自分の頭上を越えさせていきます。そこからですが
昨日の続きです。研究稽古の日になり、今日の話でこの日の最後になります。ここでは「変手法(へんしゅほう)」を稽古することになりますが、その20番目の技「肩車(かたぐるま)」です。技名から何となく想像つく感じですが、大変豪快な技になります。その分、腕力に頼りがちになりますが、こういう時こそ武の理を意識し、その実践でスムーズに行うことが必要です。ただ、床の関係があるし、稽古中に万が一のことが合ってはまずいので、技をしっかり最後まで掛けるということはせず、その途
火曜日の千唐流空手道直真塾一般部の稽古の話です。こちらでは後半は「変手法二十八構(へんしゅほうにじゅうはちこう)」の稽古が行われていました。今回はその二十番目の肩車(かたぐるま)です。こちらは相手に対して自然立ちをとります。そこから相手からの右中段追い突きに対して左手にて手刀受けを行います。この時は受けたあとに掴みに変化させていきます。そこからですが、四股立ちをとりながら、相手の突いてきた腕の下から首をくぐらせつつ
昨日の続きです。ある火曜日の稽古の話ですが、今日はタイトルにあるように「変手法(へんしゅほう)」がテーマになります。この日に行なった「抜塞(ばっさい)」の分解・解説の稽古ではいつもより多い3種の技を稽古しましたので、「変手法」の時間を少し削ることになりました。ただ、この日だけしかやらないというわけではありませんで、今後稽古する時に武技としてのレベルアップを念頭に置き、数をこなすことも含めて行なおうと考えています。今日もいつものように当日撮った写真をアップし、その
昨日の続きです。ある火曜日の話ですが、研究稽古の日になります。2回続けて「抜塞(ばっさい)」の分解・解説の様子をお話ししてきましたが、今日は「変手法(へんしゅほう)」として稽古する技の話です。その18番目になる「波返し(なみがえし)」という技ですが、タイトルにあるように、最初の対応がこれまでの技とはかなり異なります。その分、瞬間的にそのような動きをした場合、相手は幻惑される可能性が高く、そこから続く技の効果もアップします。もっとも、技を掛ける側にしても特
火曜日の千唐流空手道直真塾一般部の稽古の話の続きです。こちらでは変手法二十八構(へんしゅほうにじゅうはちこう)の稽古も行われていました。この日は、その十九番目の輪転蹴り(りんてんげり)です。まず、自然立ちで相手からの攻撃に対して動くかたちをとります。この状態から相手からの右中段追い突きに対して、ぎりぎりまで引き付けていきます。引き付けたところで入り身をしつつ、かわしていきます。この引き付けて一気に入り身をし、かわすこと
昨日の続きです。ある火曜日の稽古ですが、研究稽古の日です。今日のお話はこの日の最後のメニューで、「変手法(へんしゅほう)」17番の「外足車(そとあしぐるま)」になります。先日、16番の「内足車(うちあしぐるま)」の稽古を行ないましたが、技名は1文字の違いです。そこから同じような技と思われるかもしれませんが実際、一見する限りではそのように見えます。しかし、その内容はある技の応用・展開ということではなく、稽古してみれば別の意識が必要な技であることに気付きます。
昨日の千唐流空手道直真塾一般部の稽古の話です。こちらでは変手法(へんしゅほうにじゅうはちこう)の稽古も行われていました。今回は、その18番目の「波返し(なみがえし)」です。動きとしては、まず、自然立ちをとり、相手からの右中段追い突きに対して沈み込みながら膝の上側と下側に対して打突を行っていきます。こちらも急所の意識などで気を付けるべき点がいくつかありますが、今回は稽古の流れでは、まず、その後の投げの部分がしっかりできるかどうかのチェックがありながら進められていきました。
今週火曜日の千唐流空手道直真塾一般部の稽古の話の続きです。こちらでは最近の稽古の復習を行っていましたが変手法(へんしゅほうにじゅうはちこう)の稽古も行っていました。その16番目の「内足車(うちあしぐるま)」を行いました。動きとしては、まず、自然立ちをとり、相手からの攻撃に対して背手受けを行っていきます。この時、この受けにて相手を引き込むように受け流しいくことがポイントになります。柔らかい受けによりそれを行っていきますが、背手のかたちは指先まで