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毎日、疲れ果ててしまって、テレビ前のソファーに、いつの間にか寝ております!(これが、ほぼ毎日でございます)還暦を迎えた年のせいか、過酷な仕事のせいなのか…そして、ほとんどブログの更新ができないまま、映画やDVDを見て、更新待ちをずっとしているものがたくさんたまっております…(今まで、そんなことなかったんですけどね)ということで、本日はなんと、2月に大館の御成座で見た映画「ほかげ」のブログ更新でございます!いったい、あれから何カ月がたっているのやら…Yahoo映画の作品解
日本映画批評家大賞が発表された。作品賞には塚本晋也監督の「ほかげ」が選ばれた。↓↓以下、ネットニュースから。2023年公開の日本映画作品を対象とする「第33回日本映画批評家大賞」が発表された。最も優れた映画作品に贈られる作品賞は塚本晋也監督「ほかげ」。監督賞は「波紋」の荻上直子が受賞し、主演男優賞は東出昌大(「Winny」)、主演女優賞は筒井真理子(「波紋」)、助演男優賞は磯村勇斗(「月」)、助演女優賞は新垣結衣(「正欲」)が受賞した。■「第33回日本映画批評家大賞」受賞一覧
嘘をどんどん塗り固めていくのが世の中ならそれをご苦労様です。みたいな感じで働くのが掃除屋さん。みたいな別にじゃがたらの広告塔ではない。すなわち嘘はめくれてしまう。事実だけ積み上げれば世の中面倒にならない。とある子が自分が、指示したことを事務所に言われたからと言って嘘をつく。情けない。自分はどこにある?かと思えば自分で遊びに行っていいですかと言い彼の方から誘われました。とかさ笑うよ。大人は皆わかっているその子供みたいな嘘に違う意味でハッタリというもの
永瀬正敏の私立探偵濱マイクシリーズの第2弾「遥かな時代の階段を」を見た。いなくなったペット探しの仕事にいそしむ濱マイク(永瀬正敏)。そんな時、幼いころ自分と妹・茜(大嶺美香)を捨てて出奔した母リリー(鰐淵晴子)が横浜に戻ってきた。母に妹には死んだことになっているとマイクは告げる。一方、川の利権をめぐる争いが起きて、茜が世話になったスナックのママ(白川和子)が殺される。面白い!マイクの母と父が出てきて、人情ものの要素を残しつつ、ハードボイルド感は増したように思う。
ひとつ前の当ブログで、2月18日(日)の午後、「副都心線」に乗っていて、座席の隣に座った男がスマホで通話していた話を書きました。周りを気にするそぶりは一切なく、「傍若無人」という言葉がピッタリな大声で「自分が本を出した」「電通時代のことを書いた」とか喋っていました。けっこうな歳の男と見えましたが、最低限のマナーも守れないなんて、これまでどういう人生を送ってきたんですかね。まあ、余計なことですが。この日、「副都心線」に乗って渋谷に向かっていたのは、「キネマ旬報ベストテン表彰式」を観るためでした。
前橋シネマハウスに、「ほかげ」を観に行った。前評判で、笠置チヅ子さんの役をやっている姿を見て、ここからどうやって、あの役を演じるのかと思っていたが、趣里さんは良く演じていた。良く演じていたといえば、子ども役の塚尾桜雅くんもスゴイ。森山未來さんや河野宏紀さんは当然、頑張ってもらわなくちゃならない。身体もしぼってくれていた。もちろん、監督・脚本の塚本晋也さんはがんばった。伝説の「ゆきゆきて、神軍」を彷彿とさせる部分もあり、傷痍軍人の白い包帯姿も登場させてくれた。少し残念なの
「ほかげ」(2023/新日本映画社)監督:塚本晋也脚本:塚本晋也趣里森山未來塚尾桜雅河野宏紀利重剛大森立嗣おすすめ度…★☆☆☆☆満足度…★★☆☆☆薄日が差しこむ居酒屋のカウンター越しに伸びる女の腕が、まるでそれだけが生き物のようにうごめくあとにタイトルが浮かびあがるシーンが印象的だ。作品の「ほかげ」というタイトルからトカゲを連想してしまった。塚本晋也の名前は「鉄男TETSUO」(1989)で注目された頃から知っているけれど、当時は自
今日は肺のレントゲンを撮ってきた。いちおう異状なし。引き続き、強めの咳止めもらう。年が明けてから、なんだか三日に開けず、主治医の尊顔を拝している。1日だけ躁転した日、吉祥寺のジュンク堂書店でキネマ旬報を立ちよみした。ベスト10発表号。邦画1位は、阪本順治監督の「せかいのおきく」下肥のはなしである。なんと製作日数、わずか12日。上映にこぎつけるまでは紆余曲折を経た由。60代後半の阪本監督がこんな苦労をしなければならないとは…。いのちをかけて造っているとはこういうひとたちのことで
『ほかげ』2023,塚本晋也漸く鑑賞した。その二週間後二回目の鑑賞。2023年11月封切りという『ゴジラ-1.0』とほぼ同時期の公開に偶然ではない切実な現在が如実に反映している。大東亜戦争敗戦後のバラックで営まれる擬似家族ごっこと落とし前をつける男の社会性という設定は驚くほど完全に一致している。まるで『ゴジラ-1.0』の公開を待って本作品をぶつけてきたかのようだ。監督はあの塚本晋也である。わざわざ「あの」と銘打ったのは、塚本が『シン・仮面ライダー』で緑川博士を演じた人物だからだ。本作品
朝早く行って10時の回の枯れ葉と13時の回の、ほかげ、を観て塚本晋也監督舞台挨拶が終わったら帰るつもりでいた。安定の寝坊朝の10時に土崎アパートを車で出発。昼前に御成座に到着。秋北食堂でカツ定食。かなり混んでいた。なんの情報も無しに先入観無しで「ほかげ」を観た。戦後間もない頃の日本の闇市が舞台。劇中、登場人物達が眠っている時にうなされてる場面が多々ある。見終わった後に塚本晋也監督舞台挨拶のときに仰られた言葉を聞いて、うなされてる場面を思い出していた。子役の少年の台詞「怖い人にならないと
監督・脚本塚本晋也。主演趣里出演森山未来塚尾桜雅生き延びた人々が抱える痛みと闇を描く、戦後。俳優さん達が凄かった。朝ドラブギヴギの趣里さんとは別人。最初別の女優さんと勘違い、チラシの名を見てまさかと。塚尾さんのお眼目がとても印象に残った。小学生とは思えないほど演技力。素晴らしかった。映画終わってから塚本監督の舞台挨拶。いろいろ聴けてとても良かった。18時の回の舞台挨拶も聴きたかったが雪も降ってきたので諦めた。
『ほかげ』(上映中~2/9:ほとり座)公式サイト:https://hokage-movie.com/終戦直後、焼け残った小さな居酒屋に1人で住む女は、体を売ることを斡旋され、絶望から抗うこともできぬ日々。そんなある日、空襲で家族を失った男の子が、女の暮らす居酒屋へ食べ物を盗みに入り込みました。それ以来、男の子はそこに入り浸るようになり、女は子どもとの交流を通してほのかな光を見いだしますが・・・。最近は俳優としての活動が目立つ塚本晋也監督ですが、何年かぶりに監督作を発表
世界大戦もう何度目の戦争なのか?人類はいつまで戦争をし続けるつもりなんだろう?どうしても戦争をやるならなぜ当事者同士だけてやらないのか?なんで国を挙げての戦争にするのか?なんで自分たちが勝手に起こしたことなのに、いつでも犠牲になるのは一般市民なんだろう?なんで一般市民を巻込むんだろう?なんで一般市民を殺してもいいんだろう?交戦権?戦争をする権利などどこにどうあると云うのだろう?いつまでこんなふざけた権利を認め続けるのだろう?東京大空襲何もかもが焼け尽くされ破壊されたとしても何もかもを根
塚本晋也監督作品『ほかげ』を伊勢進富座で鑑賞☆映画はシネマスコーレで一度観ているので二度目の鑑賞ですがやっぱり凄いですね…映像に釘付けになる映画の世界に一瞬で惹き込まれて、どっぷりとその世界に浸りました終戦直後の闇市、焼け残った小さな居酒屋から繋がる現代へのメッセージ圧倒的な映像、照明、美術、音楽音がまたすごいんですよね!キャストもみんな素晴らしいし塚本晋也監督の思いがしっかりと詰まっている。この映画を受け取った私達は戦争が終わっても、終わらない…終われない…心にも体にも
映画芸術が2023年のベスト&ワースト発表、ベスト1は荒井晴彦×綾野剛の「花腐し」「映画ナタリー」のニュースからの転記です。https://natalie.mu/eiga/news/558452ベスト&ワーストともに10位までのランキングは下記の通り。選者や点数などの詳細は1月30日発売の最新号にて確認ください。🔷ベストテン1位「花腐し」(監督:荒井晴彦)2位「福田村事件」(監督:森達也)3位「せかいのおきく」(監督:阪本順治)4位「ほかげ」(監督:塚本晋也)5位「雑魚どもよ、
焼け残った小さな居酒屋に1人で住む女は、体を売ることを斡旋され、絶望から抗うこともできずに日々をやり過ごしていた。そんなある日、空襲で家族を失った子どもが、女の暮らす居酒屋へ食べ物を盗みに入り込む。それ以来、子どもはそこに入り浸るようになり、女は子どもとの交流を通してほのかな光を見いだしていく。(映画.com)夜中に響く銃声の意味が最後痛いほどわかる。戦後の映画やドラマはたくさん観てきたが、PTSDにここまで焦点をあてた日本映画はなかったのではないかと思う。誰しも傷を負って、苦しみなが
昨日はユーロスペースで塚本晋也監督「バレット・バレエ」を。この作品を改めて観る事で「野火」や「ほかげ」に至るまでの塚本作品の現在が一つの線で繋って行ったし、戦争に取り憑かれた人達の話という観点で観ると物凄く腑に落ちる物があって、滅茶苦茶面白かった。全てが最高だった。塚本監督演じる主人公の取り憑かれ具合が尋常じゃなかったし、一つの事をきっかけに全てが狂って行く様を描いて行く面白さから物凄い強度を感じる事が出来たし、塚本監督のその演技に一瞬たりとも目が離せなかった。そして真野
毎日映画コンクールが発表された。日本映画大賞は阪本順治監督の「せかいのおきく」。同作品と「月」が作品賞では強いなー。最多ノミネートだった「怪物」は無冠なの?是枝監督はこれまでに何度も受賞しているから、今回はいいか〜っていう雰囲気があるのかな。俳優部門では「エゴイスト」が頑張ったね。↓↓以下、ネットニュースから。「第78回毎日映画コンクール」の受賞作品と受賞者が発表され、阪本順治監督の「せかいのおきく」が日本映画大賞、脚本賞、録音賞の最多3冠を獲得した。日本映画優秀賞は「ほかげ」(塚本晋也
ロングランしていたお陰で久方ぶりに渋谷へ出てユーロスペースで観てこれました♪終戦直後を描いた作品と云う事で塚本監督がどんなモノを描いているのか?「野火」の様に物凄い凄惨な画を見せられるのではないか?と結構覚悟していたんですが映像的には控えめな印象、それでも「帰ってこれなかった兵隊さんは怖くなれなかったんだよ」って云うセリフの意味を頭の中でグルグルと考えざる得なくなるじわじわと来る作品でした。終戦直後、闇市の近くで男の世話になり身体を売って生活をなり建てていた女(趣里)。そこへ元教師だった復員兵
名古屋駅西のシネマスコーレで昨年12月17日(日)に連続鑑賞した映画2本です。鑑賞の順番とは異なりますが、1本目の映画『ほかげ』は『野火』『斬、』の塚本晋也監督が、終戦直後の闇市を舞台に絶望と闇を抱えながら生きる人々の姿を描いた作品。2本目の映画『NO選挙,NOLIFE』は、選挙取材歴25年のフリーランスライター・畠山理仁の情熱と苦悩に迫ったドキュメンタリー。大島新監督の『なぜ君は総理大臣になれないのか』『香川1区』『国葬の日』でプロデューサーを務めた前田亜紀が本編のメガホンを取ってい
今日は渋谷ユーロスペースで開催中の塚本晋也監督長編中編全作品一挙上映から、「鉄男THEBULLETMAN」を。8Kリマスターに(上映は2K)バージョンアップしたおかげなのか、作品の強度が増して、凄まじい爆音と狂気と鬩ぎ合う攻防戦を存分に浴びながら体感する物語が抜群の面白さで、全てが最高だった。ユーロスペース1での爆音での上映の素晴らしさは前にも他の作品で体感しているので、よく分かっているけども、8Kリマスターされた事で確実にバージョンアップして、作品としての強度が格段に増していた
昨日はユーロスペースでの塚本晋也監督長編中編全作品上映から「鉄男」を。手作り感満載で尚且つ精巧に作られている完全にぶっ飛んでいる名作は、世界有数の作り込み具合と唯一無二の世界観の凄まじさをがっつりと喰らいながら体感する事が出来て、全てが最高だった。色褪せる事の無いあの面白さは完全にぶっ飛んでいて、最強で最狂の映画である事を実感せずにはいられなかった。ある種全てが狂っているのに、その精巧な作り込み具合が可愛らしくもある瞬間があったのがとても良かった。劇場で観るといつも全てを
昼のライブ&トークから夜のライブまで時間があったので、渋谷ユーロスペースでなにか観たい映画やってないかなと調べたら、ちょうど塚本晋也監督の最新作「ほかげ」やっていて、その公開を記念しての、塚本晋也長編中編全作品上映が今日から始まっており、その中の「電柱小僧の冒険」を「ほかげ」とともに観ました。「ほかげ」は2度目の観賞。改めて、この映画をより多くの人に観てもらい、戦争、虐殺をなくさなけるばならないと強く思う人が増えて欲しいと思いました。1987年作「電柱小僧の冒険」は、確かテレビで放映されたのを録
塚本晋也監督、趣里、塚尾桜雅、河野宏紀、利重剛、森山未來ほか出演の『ほかげ』。焼け残った小さな居酒屋に1人で住む女(趣里)は、体を売ることを斡旋され、絶望から抗うこともできずに日々をやり過ごしていた。そんなある日、空襲で家族を失った子ども(塚尾桜雅)が、女の暮らす居酒屋へ食べ物を盗みに入り込む。それ以来、子どもはそこに入り浸るようになり、女は子どもとの交流を通してほのかな光を見いだしていく。(映画.comより転載)塚本晋也監督の作品を観るのは、僕は2008年の『悪夢探偵2』以
「ほかげ」塚本晋也監督作品。戦争直後の闇市を舞台に、さまざまなトラウマや戦争によるPTSDに苦しむ人々の姿を、戦災孤児の目を通して描いている。監督はもともと「野火」に続く大作を考えていたそうだが、コロナ禍の影響でなかなか企画が進まずこじんまりした作品になったそうだ。予算は限られていたかもしれないが、監督が描きたかったことは少しもこじんまりしていない。「ほかげ」は、日本を戦争へと進めないための祈りがこめられた作品なのだ。これまでの映画やドラマに出てくる「戦後の闇市」は、焼け野原になってもそ
「神戸ニニンガ日誌」(第3,102号)○映画「ほかげ」。塚本晋也監督が敗戦直後の闇市を舞台にし、かろうじて生きる人たちの叫びを描く。主演は「ブギウギ」の趣里。朝のスズ子とは思えない闇の女。○女は酒のついでに春も売る。元締が居て、例に洩れず悪い奴。いつの間にか復員兵と孤児が居つく。孤児は拾った拳銃を持っている。○孤児はテキ屋の森山未來に「仕事」を頼まれる。テキ屋は孤児の拳銃を使って元上官に復讐を果たすのだ。「ゆきゆきて神軍」の奥崎謙三を思い出す。戦時には何をしても許されるのか。
塚本晋也監督は1989年に『鉄男』でデビューした映画監督です🆕🎬️『鉄男』はローマ国際ファンタスティック映画祭グランプリを受賞して日本だけでなく、海外のクエンティン・タランティーノやギャスパー・ノエ等の著名な映画監督も塚本フリークを公言しています🌎️🏆️塚本晋也さんの主な映画作品に『六月の蛇』、『悪夢探偵』、『野火』、『バレット・バレエ』等が有ります🔫💥自分が塚本晋也さんの映画で一番好きなのは、やっぱりデビュー作の『鉄男』ですね🥰主人公の男を田口トモロヲさんが、やつを塚本晋也監督自ら演じてい
この記事の前編はこちらです。『魔術系タロットカードと無意識の世界前編』プチタロット占いに使用しているウェイト=スミス版タロットは、タロットの中でも魔術系タロットに分類されています。寓意画を用いた伝統的なタロットをベースに、神秘主…ameblo.jpウェイト=スミス版タロットの大アルカナ、8番「力」から18番「月」までは、自分の無意識に意識的になるための各段階を表しているとも言えるというお話でした。さて、皆さんは塚本晋也監督の「悪夢探偵」という映画をご覧になったことはありますか?
駆け足の京都、帰りの時期調整に地元で上映のない作品をと京都シネマへほかげ塚本晋也作品に興味はあれど今まで一本も観ていない(たぶん)なので、ちょっと緊張しつつ第二次世界大戦終戦の8月、と思われるある食堂これも、と思われる、が、一人の女がだらしなく横たわるそこへ親切げな男がやってきて酒瓶を置いて女を抱いて帰るその後、紹介されたらしい復員兵が来て、全財産を差し出して一晩を共に過ごすどうやらそういう商売の場らしい翌日も若者はやってくるが
2023年12月の鑑賞リスト。例によって「DVD以外で初見のみカウント」というマイルールを適用。作品の頭には年間の通し番号をつけ、()内は月間累計を表す。さらに、個人評価を★1~5で表し、作品の公式ホームページや予告編にジャンプするURLをつけた。200(08)『ほかげ』★★★★「坊や」の目を通して敗戦直後の日本にくすぶる戦争の残滓を描くという塚本晋也監督の試みに引き摺り込まれた。第1部というべき屋内編の趣里、第2部というべきロードムービー編の森山未來、この2人に共通する鬼気迫る演技は圧