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****綾瀬から川の手通りをすすむと、堀切菖蒲園駅の手前で平和橋通りと交差している。僕が歩いてきたのは川の手通りの家1軒ぶん裏手の暗渠道である川の手通りは、足立区から葛飾区に入ったあたりから、商店街の体をなすようになった。街灯には堀切中央通りと記されているが、時代に取り残されたような昭和な町並みが続いていたやや寂れた雰囲気だったその町並みは、平和橋通りのあたりからひと通りが増えて、それまでの寂れた感じから、賑やかな雰囲気にかわった。平和橋通りの先
****川の手通りというパチもん臭い名前の道をしばらくゆくと、住居表示が堀切にかわった。いつの間にか葛飾区に入っていたようだ堀切には、昭和30年代で時間が止まったような一角があり、しばらく撮影したあと、暗渠沿いをすすむと、それまでの湿気の多そうな閉鎖的な暗渠道は、開放的な雰囲気にかわった相変わらず暗渠は、川の手通りとは建物1軒ぶんの間隔で続いていたが……この写真のあたりから、少し奥にひっこんでいた。画
****前回は、足立区にある綾瀬駅から川の手通りに出て歩いているうちに、いつの間にか堀切に入ったところまで書いた堀切といえば、おそらく首都圏近郊に住む者ならば、当然のように堀切菖蒲園を連想すると思うが、菖蒲の季節ではないので、もちろんスルーである足立区から葛飾区に入ったとたんに、ブリキの看板建築などが並ぶ魅力的な一角に出た。看板建築の元畳店の飲み屋と、その隣にある縞々の看板建築のあいだには……「吉野湯コイン