江戸城は日本最大の城郭で戦国時代の小田原城が総構え9キロだったが、江戸城は16キロで2倍の総構えを持つ。太田道灌が築城したものに秀吉によって関東に移封された徳川家康が拡張工事を行い、その後も数度にわたって改修工事が続き日本最大の城郭となり260年にわたって徳川幕府の行政の中核となった。天守閣は3回にわたって建てられたが、明曆の大火で消失後は幕府の財政難などもあって再建されていない。代わりに三層の富士見櫓が天守の代用にされ、そのために各藩も三層以上の天守を建てることを遠慮したそうだ。天守の再建は何