垂仁天皇陵(すいにんてんのうりょう)(宝来山古墳)は、全長約227メートル、周囲に満々と水をたたえた濠をめぐらせたその美しい姿が神仙境、宝来山の姿にふさわしい、古墳時代初め(5世紀初め)の前方後円墳。そして御陵に寄り添うように浮かぶ小さな島。これは天皇の死を哀しみ、あとを追うように死んでいった田道間守(たじまのもり)の墓と伝えられています。実際の被葬者は明らかでないが、宮内庁により「菅原伏見東陵(すがはらのふしみのひがしのみささぎ)」として第11代垂仁天皇の陵に治定されている。全国では第20位の