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ジョニーです☀️今日は、私が過去に上演した思い出の作品についてお話します!『夜長姫と耳男』あらすじをぜひウィキペディアで、本編をぜひご自分の眼で、読んでほしい名作です。共感はしなくてもよいですが、狭い世界観なのに深い業と無限の宇宙を感じるような壮絶さがあり、面白い作品です。坂口安吾のこの短編小説を、台本としてあてがわれた時は衝撃でした。ジョニー19歳の時。普通なら19ともなればある程度成熟している人も多いかと思いますが、ジョニーはその頃とても未熟で、社会性に乏しく、感情的で
なぜ保守はあんな偉そうに権力者目線で物を言うのだろうか。なぜ保守はいとも簡単に「戦争で払う犠牲は尊い」なんて言えるのだろうか。権力もない平民なのに、権力をかさに威丈高に語る連中を見ると僕は無性に喧嘩(口喧嘩ね)がしたくなるんだけど、あの人たちはなぜ自分を権力者側と一体化したがるんだろうね。「国のために身を犠牲にできる教育が必要」なんていう奴に限って、自分は戦争に行けそうもない年寄りなのがまた腹が立つんだよな。ちなみに僕、自己認識は保守なんだよね。保守は人間理性に対する懐疑が
私は誰?私は愚か者。私のことは誰も覚えていない。それが、すべて。分別が無い幼少期~青春時代悪戯をして補導されたことはあっても犯罪歴は無く罪悪に値するが必要悪として力を行使したことはあれどそれなりに自分が信じる義に殉じて人間として生きてたけれど生年より名前を呼ばれたことは無く記憶は忘れ去られた私はいったいダレなのか?それから、どうなろうと、私にとって、私の終りは私の死だ。私は遺書などは残さぬ。生きているほかには何もない。私は誰。私は愚か者。私は私を知らない
1975年(昭和50年)。戦後30年。だからか、たしかエリザベス女王が来日、昭和天皇は米国に行き、アナハイムのディズニーランドで歓待されていた。帰国後の記者会見で、戦争責任について問われると、「私は、そういう文学方面のことはよくわからない」と語った。責任がある、とも、ないとも言えなかっただろうが、高校3年のわたしは欺瞞を感じ取った。出版社は、オイルショックの影響で不況が続き、各社、紙に気を遣いながら、サバイバルに知恵を絞っていた。漫画に強かった講談社、小学館は有名漫画家たちの文庫本
図書館デーの予定が月の最終金曜日は休館日という事をすっかり忘れて、ふられて帰宅。KindleUnlimited本もサクサク読んで入れ替えております。読みやすいのしか読めなくなっている私…いつもYoutube動画をあれこれ耳読しているのですが、聴くものがマンネリ化してきたので、今日はYoutubeの朗読を耳読しながら家事をしておりました。「朗読」で検索して短めのものを2篇、元アナウンサーの女性でしょうか、低めのとても落ち着いた声で、内容がしっかりと伝わりました。小説はほとんど読まないのです
十六夜の月がほわんとやわらかく照らす帰り道。こちらもほわんというか、スッキリというか、心の中にあった棘がどさっと抜け、目から鱗が何十枚と剥がれ落ちたような気持ちです。コロナ禍に「オーディオブックやろうよ!」とお声がけくださったりかさんから、江古田のONE'SSTUDIOでの朗読公演に誘っていただきました。高校時代からどうも好きになれなかった太宰2作品に、オープニングは「こちらの方が相応しい」と差し替えられた坂口安吾の「ピエロ伝道者」先日92歳になられた矢島正明さんの朗読の説得力、味わい
最新絵画『櫻』シリーズを描いていきます。南国の楽園スリランカから4月に帰国して、桜の美しさにあらめて感動した。和の知恵をテーマにした『おてんとうさまはみている』を書いたせいか、日本の美意識に心が動く。桜は開花してからわずか2週間でいさぎよく散っていく。なぜなら落とした花びらが多いほど土は肥え、来年の花が美しく咲ける。まるで短い人の一生のように、人も流した涙の数だけ強くなれるのだ。なぜこの絵画シリーズが『櫻』という旧漢字なのか?旧字体の『嬰』は「めぐらす、とりまく」って意味があって、
「「安吾さんの太平洋戦争」半藤一利著PHP文庫」著者の半藤一利さんは、戦後東大を卒業して文藝春秋の駆け出し編集者だったとき、坂口安吾の担当になります。坂口さんとお酒を交わしながら、歴史の話なんかをしたのでしょう。半藤さんは、坂口さんを初代歴史探偵と尊敬し、自分もやがて歴史探偵になっていきます。安吾さんは、戦時中、一貫した姿勢だったようです。昭和12年、似中戦争が勃発し、日本は神国であると言われた時に、「日本精神も今日では必然的に世界精神に結びついている。また結びつかざるを得
朝食は玉子ベーコン新玉ねぎの具でホットサンド。昼食は今日(23日)から「初夏の特選ねた祭り」のはま寿司へ。11時の開店に合わせて家を出る。大葉真いか握り石垣貝国産釜揚げしらす軍艦一人客でもテーブル席を指定できるはま寿司。イヤホンで朗読.mp3聴きながら、広いテーブル席でゆったり過ごす。坂口安吾作家康【朗読】白檀www.youtube.com前田利家が死んだ夜、黒田、浅野、加藤などといふ朝鮮以来三成に遺恨を含む連中が三成を襲撃しようとした。三
今日の話す声のボイストレーニングのワークは牧野信一の随筆。39歳という短い人生で、作品もそれほど多くないのに、多くの作家を惹き付け、影響を与え、坂口安吾の才能をいち早く見出し、世に送り出すきっかけを作った作家です。彼は終生母を憎み、父親を愛しました。その父親は信一が一歳に満たない明治30年頃単身渡米、10年近くそこで暮らした理由が、因循姑息な土地柄や家風から脱出したかったのと、妻と離れたい気持ちがあったのだとか。父親の放浪的な気質は信一にも流れ、異国好みの作風の根底になっているよう
自然の中に身を置くと真理がみえてくる・・・・・・・・・・(草にすわる)八木重吉わたしのまちがいだったわたしのまちがいだったこうして草にすわればそれがわかる・・・・・・(悠遊)相田みつを空を見上げてごらんゆったり悠遊雲もゆうゆう鳥も悠遊小さな自分がわかるから・・・・・(光る海)坂村真民責めるな責めるな決して責めるな責める心が起きたら海を見にゆこうすべてを受け容れ光り輝く海を・・・・・・『風と光と二十の私と』坂口安
毎年、桜が満開というとこの映画を思い出します。坂口安吾の小説ですが、もうタイトルだけでベストセラーって思いません?この映画は篠田正弘監督ので奥様の岩下志麻さんが主演しています。本当にお綺麗。山賊に首を狩ってこさせる残虐な美しい女という設定は、彼女の為にあるような気がします。美し過ぎる狂気みたいなものをまとっていて、普段は見せないけれど一度あふれ出すと止まらないデビュー作の『五辨の椿』のおしのが、凄絶に綺麗。清純であるがゆえの潔癖と妖艶の狭間に立っている_岩下志麻さんはそういう女優
満開の桜を見て「きれい……すてき……」となる人がいるのなら「きれい……こわい……」となる人もいることでしょう。美に対して何を思うかは人それぞれです。坂口安吾の『桜の森の満開の下』は「きれい……こわい……」と思う側の人のお話です。たぶん……。私はまだ、自己が揺らぐほどの美に出会っていないので、お話に出てきた山賊にも「ふーん、そうなるのか……」という感じです。理解が及ばないものに対して、畏れ敬い奉るのか、貶して足蹴にするのか、恐怖のままにぶち壊すのか。どっちの防衛反応を選ぶのかはその時の自分
ごきげんようRinoです桜の季節になると思い出す…坂口安吾の「桜の森の満開の下」この作品に触れていると・・幹の形状が怪しく見えてきて今は止まっているように見えるけれど本当は鬼の化身なのでは?と空想が広がるそれは坂口安吾氏の小説を読んだからそれに影響されて生まれた視点もし「桜は綺麗」と習えばとっても美しくて情緒を感じる・・もし「桜は美味しい」と習えば花びらを品種や色、厚みで味を見極める・・本当にね、
*OLYMPUSPEN-F/M.ZUIKODIGITALED12-40mmF2.8PRO有名な石碑ですが、実物を見たことはなかったので少し遠いとは思いつつも歩いてその場所まで行ってみました。もっと前ならば感慨もひとしおだったかも知れませんが、実際に見ることができただけでもよかったな……と。
深夜にししょーです。日曜日は天気が良くてお花見日和でしたね。桜がはらはらと舞い散る様も情緒があって良いですが、夜の桜はまた表情が違って好きです。夜の桜は白く浮かび上がって何だか近寄りがたい感じがします。風が無い静かな夜に桜を見上げると・・・季節外れの雪が降っているのにいつまでも落ちてこない。時間が止まってしまったような、そんな気持ちになります。何も動かなくて音も無い中で自分だけが動いているのはとても奇妙な感じ。桜はとても綺麗なのになぜか怖い。夜に浮かび上がる桜は幻想的ですが、
おはようございます現在休職期間中ですが、自宅で楽しめる趣味の1つとして読書があります📚以下の読書記録は、殆ど昨年に読み終えました・森鷗外+いとうあつき『木精』・コンドウアキ『クマごよみ~リラックマ生活4~』・コンドウアキ『うたたね気分~リラックマ生活5~』・コンドウアキ『ぼんやり記念日~リラックマ生活6~』・コンドウアキ『ぐうたら休日~リラックマ生活7~』・コンドウアキ『やんわり上手~リラックマ生活8~』・コンドウアキ『ほっこり時間~リラックマ生活9~』・コンドウアキ『ひだま
今年初の桜を見にいって来ました。井の頭公園は、お花見をする方々で賑わっていました。私たちは、たまたま、夜ご飯の後に井の頭公園まで足をのばしてみたら、美しい夜桜に遭遇できて、ラッキーでした。西行の有名な歌は、日本人ならというと語弊があるかもしれませんが、多くの人が共感を持って、その美しさを感じられるものではないかと思います。「願はくは花の下にて春死なむその如月の望月のころ」この歌の「花」とは、「桜」のことです。奈良時代の和歌を見ると、「花」が「梅」を指しているものが多くありますが、平
朝食。玉子チーズベーコンホットサンド。昼食。「大切り旨ねた祭り」2回目ゆっくり食べながら聴くのは「坂口安吾」朗読を楽しむ坂口安吾著「欲望について」より――プレヴォとラクロ――二合五勺に関する愛国的考察www.youtube.com欲望について――プレヴォとラクロ――一般に人々はかう考へる。古い習慣や道徳を疑ぐることは自分の方が間違つてゐるのだ、と。そして古い習慣や道徳に自我の欲望を屈服させ同化させることを「大人らしい」やり方と考へ、さういふ諦めの
満ち足ることの影だにない虚しさは、私の心をいつも洗ってくれるのだ。私は昔から、幸福を疑い、その小ささを悲しみながら、あこがれる心をどうすることもできなかった。私はようやく幸福と手を切ることができたような気がしたのである。坂口安吾著「私は海を抱きしめていたい」性懲りも無くまた再読してしまった💦不感症で満ち足りることを知らず淫蕩で浮気性の女と生活を共にする『私』(主人公)は女にたずねる【肉体だけの繋がりは虚しくないか?】
皆様ごきげんよう♬今日は坂口安吾作「桜の森の満開の下」をお届け致します。どうぞ、お聴き下さいませ。━☆♬(*^・^)ノ⌒♬☆━━〈前編〉坂口安吾作「桜の森の満開の下」前編〈朗読草間春美〉〈後編〉坂口安吾作「桜の森の満開の下」後編〈朗読草間春美〉⇨【Wikipedia桜の森の満開の下】━☆♬(*^・^)ノ⌒♬☆━━⇨【Wikipedia坂口安吾】━☆♬(*^・^)ノ⌒♬☆━━こちらもどうぞ、お聴き下さいませ。(^-
仕事で日光に行くことが多くなって、東武スペーシアを利用するようになった。元々、日光は釣り仲間と湯川や中禅寺湖、鬼怒川、大谷川と通った場所であり、知らない土地ではない。仕事で行くので、スマグラーを忍ばせて行くわけにも行かないが、どこか心は旅行気分で楽しい。目的の任務を遂行した後は、一杯飲みたくなる。帰りの電車の終着駅は、浅草である。東武浅草駅近くに神谷バーはある。バーと聞くと薄暗く、しんみりとしたイメージが先行するが、神谷バーは大衆的なビアホールで、食べ物も充実している。雰囲気はこんな感じで、
桜の咲かぬ今はまだ、花冷えでもあるまいに、自分の心は沈んでいる。毎年春爛漫になると憂鬱になるのだが、寒さの残る日々でさえ、すでに沈鬱極まりない。春になると、人は浮かれて他出をする。しかし、「桜の樹の下には屍体が埋まっている!これは信じていいことなんだよ。何故って、桜の花があんなにも見事に咲くなんて信じられないことじゃないか。俺にはあの美しさが信じられないので、この二三日不安だった。しかしいま、やっとわかるときが来た。桜の樹の下には屍体が埋まっている。これは信じていいことだ」
カント「道徳形而上学の基礎づけ」読了。感性、経験より至高の理性ー正確には悟性のようであるがーを高く評価するカントは、究極のポリティカル・コレクトネスのひとなのかもしれない。この点でも、世紀を超越している。が、それだけ、几帳面である。おとといの「不適切にもほどがある!」は、後半、古田新太さんの独壇場だった。歌いかつ踊り、なおかつ笑わせる。あらためて達者なひとだ。いや、いまの役者さんたちのレベルが総体に高く、ユーテリティーなのである。…ところで、古典落語くらい不適切な藝能もあるまい。
天秤座の人の天秤座らしい言葉を集めてみましたみんなが本当に平和を望めば世界は平和になるんだジョン・レノンミュージシャン1940/10/9生まれ天秤座****僕らは自分のすばらしさと不完全さのなかで何よりも自分自身を愛することから学ばなければいけないジョン・レノンミュージシャン1940/10/9生まれ天秤座****だが、これだけはわかっている自然が命の鎖で
私はいつも神様の国へ行こうとしながら地獄の門を潜ってしまう人間だ。一昨日、ツイッターで触れた、坂口安吾の短篇、「私は海をだきしめていたい」の書き出しである。巧いというか、思いついた瞬間、本人も唸ったのではないか。人生って、そういうものだよなって意味で。また、身につまされる人もいる一文だと思う。高い理想を抱きつつ、逆の現実に堕ちてしまってる感覚。自分はもう「神様」も「地獄」も信じてないし、そのほうが楽なこともわかってるつもりだけど、理想と現実の落差というか、振れ幅にこそ
日本という社会で何かやり遂げていくということ・・。それは、世の中に問題提起する事から始まっていくのだが、それだけでは済まない。世の中には、ドシドシと忌憚なきご意見をメディアにお寄せ下さいという便利な不文律はない。どこか、若者の熱い燃えるような意見もくすぶっていく。理想社会でないからこそ、社会が成立していく。だが、啓発は必要。どんなに絵がロリータでも、二番煎じのストーリーでも、構築したい哲学もある。それが、なかじまたかしの『穂乃火CLIMAX』である。デザイン学校、卒業していればこ
経済評論家勝間和代さんのレポート、メール類を過去にプリントアウトしたものがドサっとでてきました。パラパラと目をとおし腰をぬかしました・・・・・!ジェンダーギャップ指数で146ケ国中125位、〇〇では(思い出せない)下から数えて五本の指のこの日本において、比較的、女性に機会が開かれていたり推奨できる職種の一つに、営業があげられていてよしよし、やるな~と思ったのですが・・・。使われていた単語が営業マン!はあ・・・?男女共同参画
坂口安吾といえば『堕落論』が出てくる。そんな坂口安吾が翻訳したジャン・コクトーの『エリック・サティ』という著書がある。エリック・サティは、「音楽界の異端児」と呼ばれたりもする。坂口安吾の奇行もあるが、サティも負けず劣らずのところがある。奇妙なタイトルのついた曲を発表したり、薔薇十字の運動に加わったりと、異端児的であるのは間違いない。だけども「ジムノペディ」や「グノシエンヌ」など優れた曲を残している。そんな彼は、伝統的な対位法や和声法を極めたりしていたが、本業としては、ル・シャ・ノワ
「絶望とは愚か者の結論なり」坂口安吾GOODBYEAPRIL/BRANDNEWMEMORYOfficialMusicVideo○メジャーデビューシングル「BRANDNEWMEMORY」2023年4月5日(水)配信リリースProducedby林哲司レーベル:PANAMhttps://lnk.to/brandnewmemory○7inch「BRANDNEWMEMORY/TRANSITINSUMMER」2023年5月2...youtu.be