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昨日は昼過ぎまでひたすら織っていました。巻きが分厚くなったのわかりますか?そして、昨日になって、ふとマジマジと織った布を見ると…なんか幅が狭くない?狭いよね?いや、測ってないからわからないけど(測ってないんかい!)着尺幅ではないよね、これ。ああ、途中でもつれてどうにもならなくなり切ってしまった長さも足りないのに、幅まで狭いとは…計算したつもりだったのに、計算出来てなかったんだ。(どんだけ計算弱いのか)そんな驚愕の事実に打ちのめされながら、切れた糸を繋ぎ、また織って…幅も長さも今
綾棒から抜けて、取り直しても取り直しても間違ってしまう綾。それを何とか直して織り始めたのですが…この糸はヘンプ100%の紡績糸。わけもわからず見よう見真似で始めた頃に染めた糸。面白半分に食べきれず冷凍したまま1年以上経ったブルーベリー、裏にある桜、庭のイヌマキ等その辺にあるもので手当たり次第染めた糸ですが、何に使うとか考えて染めたわけではないので量も適当。そのまま置いていても、と思い練習がてら経糸にしてみたけど、思った以上に難しい。元々取り違えた綾が2箇所、交差した糸が1箇所直せないま
年末に整経し、めぐみちゃんとワトソンさんに手伝ってもらって緒巻きした経糸。今年に入っても出かける事が多くて手がつけられていませんでした。やっと落ち着いて取りかかれると意気込んだのですが…緒巻きを機に掛け、糸綜絖をつけようとしたら、左から10センチくらいのところで綾の間違いを発見!ほどいて綾を取り直そうとやっているうちに、うっかり綾棒を抜いてしまい…1本1本拾いながら綾を作っていく。さあ、これで!と思ったらまた綾の間違い発見!何度目かに、右端からもう一度綾のチェックをし、そのうち抜け
第二弾も嬉しい特別提供品の結城紬コーデ②ですーー!やはりこう寒くなると結城の暖かさ、軽さに包まれた~~~い、と思っちゃいますよね??しかもしかも、第二弾の結城は証紙付き!!↓憧れの地機の結城紬です緑かかった焦げ茶という感じでしょうか?ハッキリ言って渋めですしかーし、大人の魅力をより引き出してくれる良いお色目ではないかとと思います。縦に唐花模様が織りこまれ、非常に手のかかった逸品ですので、末永く大事にお召しになっていただけるのではないでしょうか
今週末、工房あいさんの作品展があります。木工BARKさんと同時開催。地機で南部裂き織りをされています。ぜひ、ご覧くださいね。Nにほんブログ村
【出羽の織座其の参】屋根裏部屋の原始機たち出羽の織座は蔵の屋根裏部屋があり以前は実際に何基も機が置かれ機織りが行われていたといいます。現在は世界各国に伝わる貴重な原始機(げんしばた)を展示しています台湾ヤミ族織機台湾ヤミ族の機織りは柱に結わえ付け腰に連結した地機の原始的な形態です。北海道アッシ織アイヌ民族が身に纏ったアッシ織はオヒョウの樹皮を糸状にして手織した古代織原始布です。実際に織り目が詰まりとても暖かいそうです。アッシ織の機も柱に結わえ付
越後上布を織る越後上布新作展大変貴重な越後上布地機実演を拝見しました越後上布は本場結城紬と同じく人機一体の地機で織られます。織り手の腰に結えられた経糸の伸縮が織り上がりの風合いを絶妙にすると云われています精密な絣糸を慎重に合わせながら織り進みます大きな刀杼(とうじょ)でしっかり打ち込みます。【越後上布地機実演動画】刀杼は布目を打ち込むため大きく作られてますが、高機の投杼(とうひ)と同じく緯糸を送り出します緯地糸と緯絣糸の二本の刀杼を使い分けてます織り手さ
先日のOtonaのマルシェにも出店していただいた工房あいさんと工房BARKさんのコラボ作品展が、近づいてきました。地機で、丁寧に織り上げた裂き織り地から、かわいい小物や、ぬいぐるみなどが、生まれます。会場が、狭いので、少人数で、おいでいただけると幸いです。コロナ第八波とやらが、収まってくれることを祈ります。Nにほんブログ村
近江上布を訪ねてPART2近江上布伝統産業会館では自分で手績みした苧麻を地機に掛けてもらい手織を体験させてもらえます。地機は人機一体と呼ばれる通り経糸の張力が織手の腰や手足の動きと見事に連動しています!初めて地機に座らせてもらい機織体験させて頂きましたが地機自体が軟体動物のようにぐにゃぐにゃと可動したのでビックリ!正に悪戦苦闘です【動画】地機の可動仕組み織手さんの技術精神力の凄さポテンシャルの高さに改めてリスペクトしました!(*ºロº*)※恥
岩手の科布しなふ蜩ひぐらしの鳴く森で原始布を織る【動画】耳をすましてください。機の音とともに蜩(ひぐらし)の鳴く声が聴こえます…。佐藤徳香さんは現在腰機地機で科布を織る唯一の織り手です。刃杼(とうじょ)と呼ばれる地機特有の大きな杼を使います。結城紬のようにトントンと打ち込むのではなく優しく織り目を整えています佐藤徳香さんは更に科布などの原始布ではまず有り得ない手織の絽織に取り組んでいます…!佐藤さんは絽捩(もじ)り織の中でも特に特殊で非常に製織困難な兜
岩手の科布(しなふ)佐藤徳香(のりこ)さんを訪ねて岩手県雫石で科布捩(もじ)り織を織る原始布作家佐藤徳香さんの風光明媚な工房を訪ねました。シナノキは「小葉」とよばれてますが「大葉」を茂らせるオオバボダイジュというシナノキがあります。佐藤さんが織に使うのは大葉菩提樹の樹皮です。雫石地方ではシナノキを家の敷地内に植えて生活用具の材料として蓑や草履、籠等大切に育ててきました。樹齢三十年のシナノキを梅雨の時期に樹皮を剥ぎ内皮を灰汁で煮ます。樹皮を剥ぐと水が溢れるそうです。
今日は歌舞伎座の第二部へ仁左衛門一世一代の大物浦先月の大雪の日以来の着物。着物地機の結城奥順帯紬地の染め帯野口帯締道明帯揚げちりめん写真では見にくいがたれと手先が濃紺で、全体を引き締めている。ちりめんの羽織着用。
本場結城紬高機たかばたの無地いろんな紬問屋さんを巡って本場結城紬高機の無地織を気にかけて集めています…白グレーの微妙な変わり色が揃いました。透明感あり気品溢れる色です。顔映りもとても映えます。手織本場結城紬には地機と高機があります地機は経糸を腰に結わえ織りますが高機は経糸を織り機に固定した手織り機で製織します。右端の証紙「本場結城紬検査之証」手織の場合は割印と「地機」「高機」が明記されています。ココが結城紬の真贋を見極めるポイントなのです肩
皆さんこんにちは♪おかんです!Jガールさんいつもお写真ありがとうございます。あれこれご相談やらなんやらして、寸法確かめて、お迎えする事になりました。早速取りに行って来ました!その日はカード持ってなくて、日を改めて取りに行きました。18日まで出店されてます。9階だったと思います。牛首紬展と同じ階です!祝祭広場の階でした。ええもん持ったはりましたわ!「悠興遊古」さんです!お店は京都です。全部仕立て直して新品同様にして、売ったはります。あのねここだけの話、百貨店でもあま
結城市の「きものday結城」2日目に行って来ました。先ずは、前回売り切れでたべられなかった蕎麦喩庵さんへ、打ちたてのお蕎麦は少し時間がかかるので、コーヒーミル引きの蕎麦がき、と田舎蕎麦を注文。暖かいもちもちの蕎麦がきを食べ終わる頃、冷たい新そばが!これを書いていてもお腹が減ります。それから、縮でお世話になった小倉商店さんへさすが、きものday!街中に着物姿のグループが!沢山いつもは着物姿が誰もいないので小倉さんの2階では贅沢に結城紬の端切れを使うパネル作りイベント実施中で
昨日は着物ぎゃらりぃ和さんで開催された結城龍田屋さんの藤貫社長のトークショーに滑り込みつぼみメンバーのコメさんともバッタリ間近でみる地機一人一人に配られた真綿での感触にホッコリそして、間近で見せていただいた真綿から糸を紡ぐ様子地機織の様子気が遠くなるような緻密な作業工程を伺うとただ単に「高い」とは言えなくなってしまう本場結城紬糸のことを話出したら時間がいくらあっても足りないと仰っていた藤貫社長が30分弱でわかりやすくまとめて話して下さった
一つ疑問が解決すると、次の疑問が浮上する。会場に、何度も足を運ぶ。イベントって、なかなか大変なものだね。こうやって、一つ一つ大人になる!??大人の皆さんで、頑張りましょ!そう、Otonaのマルシェですから・・・Nにほんブログ村
素敵な結城紬には、パワー小物でお洒落にコーディネートを変わり市松に藍の蚊絣がモダンな一反にはカーキ色に茄子紺の格子染帯揚げを無地の紬にこそ、Power小物の出番です亜麻色の唐花文様は100飛亀甲絣-優しい文様のきものに、あえて濃い地の帯揚げを合わせて「結城紬展-満足紬展」23(土)まできもの初心者からツウまで広く愛され、軽くて暖かく優しく包んでくれる「結城紬」おがわ屋コーデと共にご期待下さい
結城紬展10月15日(金)―23日(土)秋本番、身体を優しく包んでくれる憧れの結城紬おがわ屋らしい-結城紬セレクトとこだわりのコーディネートをお楽しみくださいませ。―亀甲絣・蚊かすり・地あき絣模様・縞・格子―昔ながらの結城らしい、シンプルで趣あるお品が揃いました。是非この機会にご覧くださいませ。今の時世を踏まえ少人数でのご案内となりますご来店の際は、ご一報くださいませご理解、ご協力の程どうぞ宜しくお願い申し上げますきものおがわ屋
近江上布伝統産業会館での「苧麻から糸を作り織る」WSに参加してきました。苧麻とは麻の一種。植物から糸を作る作業の苧引き(おびき)手績み(てうみ)を一度やってみたかったんです。家から1時間ちょっとで行ける愛荘町でWSがあると知って即申し込み↓近江上布伝統産業会館。レトロな建物。刈り取られた苧麻。葉を取り水に浸けておいた茎から表皮を取り、専用の道具で表面の皮をこそげ取ります。これを「苧引き」と言いこの体験は苧麻を収穫する今しか出来ないそうです。↓茶色の部分が外側
ご縁があってお花菜亭にお嫁に来た腰機。殆どの部品が元々ついていたものか、使えないものは親方が新しく作って下さったものです。ただ、一つだけ足りない物があって、これがなければ機織りが出来ない。それが、(画像はお借りしています)この腰帯と書かれた、腰に当てて縦糸を引っ張る部分。ホームセンターで似たような物を買って来てもいいし、皮で代用してもいい、あるいはタオルでも使えますと言われたけど、せっかくなら自作したい。草縁で見た腰当ての中には、布ぞうりを長くしたような、紐と布で編んだ可愛い腰当てがあ
腰機ワークショップ3日目は親方のお話から始まりました。物が溢れ、機械化が進んだこの時代に何故手織りをするのか。しかも腰機という原始的な機織り機で。という深い内容のお話でした。私は腰機どころか機織り自体初めてで(学生の頃おもちゃの手織り機を持ってたけど、それですら縦糸を張るのが大変すぎて挫折した)何を聞いてもちんぷんかんぷんでしたが、手で物作りをする意味というのは何となくわかります。特に、衣食住のうち衣と食は、即身体に関わるので出来るだけ質の良い物を取り入れたいですね。親方のお話の後は、実際
カラダを冷やしたらあかんよとはよく、子供の頃から言われたものです。女性は男性よりも比較的皮下脂肪がある為内側の内臓も冷えやすいもの特に下半身など、滞りやすくむくみや、だるさの原因にも。あたたかい、て気持ちよいものですよね。カラダに気を遣ってると、脳も嬉しい気持ちを感じやすいですね。今日は『地機ちき』というツボです全身にエネルギーをめぐらせ、倦怠感、疲労感をとるツボ。代謝アップ⤴️ゆりメディカルケア若宮接骨院beautycharge
京都の北の方に川島テキスタイルスクールという染織の学校があります。単発の講座も開催されていてわたしも一度だけ受講しました。校内に、寮のような宿泊施設があって数日間、相部屋に泊まりながら昼間に講義、実技指導を受けます。本当は高機(いわゆる普通の織り機)や組織織り(模様の織り方)を勉強したかったのですがそれは日程が合わず南米の腰機を作る、織るという講座を受講しました。腰機は南米に限らず世界各国で、日本でも使われていた原始的な織り機です。(今も減ってはいますが使われて
っrいよいよ色を選んで作って頂いている結城縮の織りを見に行きました。すこし早く着いたので、結城の街をお散歩。造り酒屋の武勇さんで新酒と酒粕を頂きました、昔の帳場の奥には箱階段が下の写真の四角い窓が2階、昔の住居部分左は蔵、こんな作りのお店が結城には色々残っています。こちらはジャズの流れるシックなカフェでした。今度は一服したいです。そしていよいよ小倉商店さんへ奥様がお着物で待っていて下さいました。結城紬に結城の名古屋帯、土筆の帯留め春の装いですね〜小倉商店さんは、お店の2階
感染者も少し減ったみたいだし、ショートステイに母が行ってくれているうちに智美術館へ。志野やきの鈴木藏さんの展覧会。着物地機の結城帯ちりめんの染め帯帯揚げ加藤萬絞り帯締め道明この帯は優れもので、茶系の葉っぱをだすか、緑色をだすかで雰囲気がかわる。今日は立春だから、もっと緑を出せばよかった。季節は春でもまだまだ寒いので、あたたかい真綿の着物を選んだ。
きものやまとさんのイベント、さんちめぐりの続きです。こちらは結城紬の織り手さんが、地機の実演を見せてくださいます。地機は世界最古の織り機といわれているそうですね。経糸を織り手さんの腰にくくりつけていて、体で調整しながら織っていくのだそうです。写真でしか見たことなかった地機!織る様子を説明しながら見せてくれました。固定した上糸から下糸を掛け糸しており、織り手さんが引いて下糸が上糸と交差するのだそうです。このように糸が交差しました!気の遠くなるような細かい作業を経て、1反が仕上がってい
こんばんは着物スタイルアドバイザーゆき和です今夜放送された「笑ってコラえて!」ご覧になりましたか?結城紬がなぜユネスコ無形文化遺産に指定されたか!?で、奥順さんが紹介されていました。結城紬を作る一通りの工程がさらっと紹介されていました。亀甲模様の絣の色の付け方、細かかったです37cmの織巾に入る100亀甲の大きさはタテ5mm、ヨコ4mm。200亀甲だとさらに細かくなり、もう見えない?すでに織れる方はいないそうで、どなたかお召しになっているのを見てみたい!
こんばんは着物スタイルアドバイザーゆき和です結城ウィークが開催中!結城駅前から歩ける範囲内をまわってきました。昔ながらの造りが転々とあり、なつかしい雰囲気。空が広いところって良いですね一番の関心は地機しっかり体験してきましたよ難しい腰で経糸を引きながら、右足にかけた引紐を引いて開口を作り杼を通す、、高機は足で踏んで綜絖を上下させますが、地機は全身を使って、綜絖を上下させて開口部を開けて腕では長い杼を通して緯糸を入れ杼で緯糸を打っ
本場結城紬…じゃなくて、石下いしげ紬です紬の仕入れをしているときに石下結城紬の男物杢無地に出逢いました。男物自体が数少なく、もしかしたら石下紬の男物はもう織らないかもしれないと聞き自分用に誂えることにしました。石下結城紬は同じ茨城県下の石下(いしげ)で織られている本場結城紬の兄弟のような織物です。本場結城のように手織の高機や地機ではなく半自動織機で織られています。自動車のグレード(等級)違いのようなものですね。軽さしなやかさは本場結城には勝てませんが僕のように着物