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地域再生法の一部を改正する法律案3月19日(火)に自見はなこ国務大臣(地方創生担当)より法案の趣旨説明があり、22日(金)に質疑がなされ、26日に本会議で可決された。法案の趣旨は、「人口減少・少子高齢化が急速に進行する中、地域の活力の維持・再生を総合的かつ効果的に推進するため、官民共創を軸として、地域住宅団地再生事業の拡充や施設整備支援の充実を図る。」というものである。最近よく聞く「官民共創」だが、「官民競争」に聞こえてしまうので変えたらどうかと思う。それはさておき、現
全国古民家再生協会東京支部2月度の例会です。例会前には古民家鑑定士講習を行います。空き家アドバイザー協議会が出来、相乗効果で古民家鑑定士にも興味が集まっているようです。今回も多くの方に参加いただきました。古民家鑑定士講習試験受講後、例会に参加された方もいらっしゃいます。空き家対策から地域再生、古民家再生利活用への流れは自然だと思います。今回も盛り沢山の内容で時間が不足(^_^;)来季に向けて引き続き努力していきたいと思います。
面白かった!掛け値なく。フィクションの形をとったノンフィクションぽい内容でジャーナリスティック。地域の活性化がいかに蝕まれられるがリアルにわかる告発の書。実は、私も「補助金に頼らず、アイディアと行動力と気概だけ」である事業を立上げ、10年かけてその市の看板的な存在に仕上げた経験があるから、ここに書かれている多くのことと似た経験があり、同じ感慨をもっている。この本は、物語も読みやすくドラマティックである上に、編集が巧みで、各章のあとに、著者木下さんの実体験をもとにしたコラ
3県政の諸課題について(1)企業版ふるさと納税のさらなる獲得について(政調副会長)令和2年度、3年度のいずれも、全国の寄附受け入れ額ベスト10を市町村が独占していることを考えると、「本社が所在する地方公共団体への寄附は対象外」という仕組上、県よりもエリアが狭い市町村の方が寄附を集めるハードルは低いと考えられるが、地方創生の取組の推進のためには、企業版ふるさと納税は大変有効な制度であり、寄附の獲得のため、県もさらなる取組を進めることが重要である。そこで、今後、企業版ふるさと納税
元旦のお食事に早く予約していた場所で近江牛を堪能していたところかつて地域再生をともに協同していた同志が前に。ずっと気になってました。この店プロデュースが彼らがやってくれてるとのこと。なんと嬉しい。新年明けましておめでとう。終わったと思ったご縁ここで会える、新年新たな使命、天命があると思いました。2024年始まりました。
仕事の合間のピンポイントで故郷伊東に来ました。今回は相続空き家の所有者という体で、静岡県主催の空き家相談会に参加しました。私は、自分の所有している土地建物のことだけでなく、地域の未来のためになればよいと思っています。地域全体の空き家対策を考えながら、自分の土地建物も活用出来たらと思います。市の担当者ともじっくり話ができ、良い手応えがありました。窓からみた景色に虹が架かっていました。良いことがありそうです。
かなり以前より経営悪化の話が業界では噂されていたノベルズグループ。6次化産業ともてはやし投資金の半分に補助金(税金)出して牧場買い漁り野放図な巨大化を続けていました。十勝上士幌町中心に各地の牧場買収、道内、山形、鹿児島千葉は地元の反対で挫折。経営悪化はウクライナ問題で飼料高騰が経営悪化の原因と言っておりますがその前から構造的な問題が指摘されていました。交雑種の一産取肥育(いっさんどりひいく)これなど最たる例。母牛を妊娠中から
こんにちは。理念浸透コンサルタントの松本です。十方よし.TV10月号のゲストは、株式会社山翠舎の山上社長でした。『捨てる物からビジネスを作る』も出版されています。古木や古民家を軸にして、全方よしの経営をされています。古木とは、基本的に戦前に建てられた家屋の木材で所在が明らかな材を指しているそうです。そのためどこの家屋で使われていたかが分かります。いわゆる一般的な古い木材とは全く異なるそうです。実際に施工事例も拝見しました。なかなか使用用途が見つからず、困っていた蔵。そこ
荻原浩さんデビュー作。第十回小説すばる新人賞受賞笑える小説が読みたい方は是非!オロロ畑でつかまえて(集英社文庫)Amazon(アマゾン)日本最後の秘境?!というド田舎集落をプロデュースしてもらおうと広告代理店と一緒に・・・。あの女子アナは、私の中では伊藤綾子さんでしょう!ラストは現実になって欲しい♪あらすじ人口わずか三百人。主な産物はカンピョウ、ヘラチョンペ、オロロ豆。超過疎化にあえぐ日本の秘境・大牛郡牛穴村が、村の起死回生を賭けて立ち上がった!ところが
「限界集落」、「市町村合併」、「食糧危機」、「ワーキングプア」、「格差社会」などなど日本に山積する様々な問題を一掃する、前代未聞!逆転満塁ホームランの地域活性エンタテインメント!!起業のためにIT企業を辞めた多岐川優が、人生の休息で訪れた故郷は、限界集落と言われる過疎・高齢化のため社会的な共同生活の維持が困難な土地だった。優は、村の人たちと交流するうちに、集落の農業経営を担うことになる。現代の農業や地方集落が抱える様々な課題、抵抗勢力と格闘し、限界集落を再生しようと
親から相続した築90年超えの木造長屋。老朽化もあり、取り壊すのにも修理するのにも費用がかかる厄介者です。都会であれば売却してマンションにするのが今までの常識的な考えでした。しかしそれを有効に利活用した事例があります。日経新聞の記事より、大阪市阿倍野区の4軒長屋が2003年に全国で初めて登録有形文化財になりました。屋根の葺き替えや外壁補修をし、レトロな雰囲気にあった飲食店が入居しています。マンションに建て替えるより収益性が高かったようです。厄介者と思っていた相続した木造長屋が宝物にな
明治神宮隔雲亭です。明治33年、明治天皇の思し召しにより皇后様のために建てられた茶室です。戦災により焼失しましたが、昭和33年に再建されました。変化に富む自然の地形を利用し、強度に手入れした庭木などはありません。隔雲亭から見下ろす南池は格別の景観です。睡蓮の花も咲いていました。茅葺き屋根の休憩所も素敵です。大都会にもあるこのような田園風景。後世に残し、有効活用できたらと思います。
帰省し、大室山に来ました。台風も近づいているので空いているかと思いきや、中々の賑わいでした。半数以上は海外の人です。インバウンドが戻ってきています。久し振りにリフトに乗って山頂に行ってみました。台風が近づいている影響で、風が強く今にも雨が降り出しそうでしたが、自分がいる間は何とか持ちました。山頂から見下ろす景色は、やはり絶景でした。この地域の発展を祈ります。キアゲハにも出逢いました。火山活動により出来た大室山、伊東市の観光資源として活かせたらと思います。行政や地域の仲間にも協
静岡に来ました。日本伝統再築士会例会と全国古民家再生協会静岡支部例会です。一寸だけ街を歩き静岡気分を味わいました。今回の例会は、空き家アドバイザー協議会や平戸市議会、国土交通省委員会で古民家再生議員懇話会の高橋議員の質問等から、古民家再生協会、住教育、日本伝統再築士会への関連性について説明させて頂きました。今回は皆さん積極的に意見を出してくれました。皆で意見交換することにより、次への活動への足掛かりができました。その後の懇親会でカレーライスを注文。しょっぱい感じの濃い口カレーでした
JR及び東京メトロ四ツ谷駅からほど近い塩湯。創業100年超の大老舗。6月末日をもって廃業します。これで四谷地区から銭湯が消滅します。ちなみに四谷地区とは概ね「旧四谷区」を範囲としており,人口は約3万人,新宿のほぼ1割にあたります。さらに言えば,四谷地区にとどまらず,新宿区では靖国通り以南及び区の東南部から銭湯が消滅していまいます。(『東京銭湯お遍路マップ』より)とても残念なことなのですが,ことはそれだけにとどまりません。というわけで,塩湯廃業から発展
『まちづくり幻想~地域再生はなぜこれほど失敗するのか』(木下斉著・ゾフトバンク新書刊・990円税込み)を読みました。著者は高校3年の時に会社を設立し、以来全国の街づくりに当事者として関係してきた人です。この本は著者が見て来た地域再生事業の失敗例と、その原因をわかりやすく書いたものです。いろいろな原因が挙げられていますが、最も強調されているのは、当事者の意識の問題とコンサルティング会社の存在です。地方の住民は、よそ者が来ると警戒し、新しいことを始めようとしないどころか妨害しようと
今回紹介する記事は2023年1月27日付けの「北海道新聞」の記事です。【本に触れる取り組み評価交換会開催、学校に提供「北海道ブックシェアリング」地域再生大賞準大賞】というタイトルで、地域再生大賞準大賞に輝いた一般社団法人「北海道ブックシェアリング」が、「格差のない読書環境」づくりを目指して本の再利用や学校図書館の支援活動を展開していることについて、紹介しております。いつもどおり、「4つ」の視点でこの記事を見ていきます。(4つの視点については
空き家になった実家を相続し、利活用する為に先ずすることは「片付け」です。厳密に言うと、処分です。数年前から、行政のサービスを利用しながら大型ゴミや家電4品目等の処分等少しずつ行ってきました。業者に頼んで一発で処分すれば早いのですが、自分たち家族の思い出が詰まったものを簡単に手放せないのです。相続を受けて15年、漸く空き家の利活用に手を付ける覚悟ができました。やはり自分が、建築、リノベーション、古民家再生、空き家活用事業に携わって来たことが大きな理由です。ここまで来るのに時間がかかりま
東京高速道路(KK線)の上部空間を歩行者中心の公共空間として生まれ変わります。KK線は銀座数寄屋橋、コリドー通り上空を走る高速道路。今回、都心環状線日本橋周辺の地下化に伴うルート変更で、このKK線を廃止し歩行者空間として再活用しようというものです。ベンチや植栽を配置し、次世代モビリティの乗降場所を想定した広場、地上や地下鉄駅とエレベーターや階段等を設置。汐留の歩道デッキとの接続も検討されています。銀座スカイウォークと名付けられ、東京の新たな価値や魅力の創出を目指し、KK線再生後の空間を体
大室山は伊豆東部火山群を象徴する山です。約4000年前の噴火で噴き出したスコリアや火山弾が火口の周りに降り積もりスコリア丘と呼ばれるプリンのような形をした山になりました。山頂へはリフトで登ります。山の保全を目的として始められた「山焼き」700年の歴史があります。年に1回行われる春の風物詩となっていて、今年は2月12日の予定でしたが、悪天候の予報のため、19日に延期、そしてまた延期となってしまいました。例年3万人が訪れる一大イベント。次の予定は26日となりました。地域が発展し、元気
小菅村で「村がひとつのホテルに」をコンセプトに、地域を活性化させるプロジェクトが本年度の地域再生大賞で優秀賞となった。ふるさとを守ることは「理想の暮らしとは何か」「本当の豊かさとは何か」を考えることでもある。
2023年、新年を迎えました。明けましておめでとうございます。今年は、地元の氏神様に真っ先にお参りしました。やはり地元から、身近なところからスタートすべきだと思いました。とてもローカルな、地域の人たちと交わす「おめでとうございます。」は、嬉しいものです。今年は近いところから見る目も大事にしていきたいと思います。今年もよろしくお願いいたします✌️
浦安の境川は利根川水系の最下流部の一級河川で千葉県が管理しています。約4.8kmあり、水辺空間整備事業として千葉県が護岸工事を行いました。護岸沿いには古い町並みも残っています。古民家が残る町並みの中、公園等も整備され、浦安市も魅力創出や利活用を目指しています。一方で、大きな敷地を区画割して小さい建物を複数分譲したところも見受けられました。東京湾の埋め立てが行われる前は、漁業が盛んで、川岸には数百の漁船が連ねていたようです。アサリやハマグリ漁、海苔の養殖等で賑わった漁師町。上の写真の水
『データで読む地域再生』これ、大好物でした。データで読む地域再生「強い県・強い市町村」の秘密を探る(日本経済新聞出版)Amazon(アマゾン)1,881円日経記者が47都道府県をランキングし、強い県・市町村の秘密を探る本。先日も『奈良100人会議』で、高校生達と『奈良を何かわかりやすいもので日本一にしよう!』と話していたところ。※奈良100人会議については、先日の投稿(下)をご覧くださいね↓↓↓『もっとおもしろい奈良をつくる100人
無人駅は人口減少を背景に年々増えていて、国交省によると4,500もの無人駅があります。これは全体の48%にあたります。そんな中、無人駅舎を古民家ホテルのフロントにし、観光資源として活用する動きが出てきました。東京青梅線の鳩の巣駅、JR東日本が出資し駅舎を周辺の古民家を改装したホテルのフロントとして活用し、駅を起点とした宿泊事業を始めます。駅周辺に有名な観光資源があるわけではありませんが、集落の住民が企画するツアーを用意します。歴史を語りながら集落の隠れた写真スポットを紹介したり、山道を歩
ヴィヴィアン公式YouTubeチャンネル更新弊社所属/【大澤美樹】大分県臼杵市大浜地域再生にチャレンジ!「島再生プロジェクト」の活動について語っております。https://youtu.be/MLAf2uFCEK8生まれ故郷の目の前にあった島の再生に着手しはじめた、大澤美樹の活動の御支援をお願い致します!今後、日本は大都市以外は出生率の大幅な減少で、どんどん過疎化していきます。特に地方の小さな市町村では深刻な問題です。少しでもこのプロジェクトに皆
Note【読み続けられるブログ】「地域」とは何か。を考える2020年2月5日『地域をまわって考えたこと』小熊英二(おぐまえいじ)著東京書籍(2019.06.15)「地域」とは何か。を考える|ほりぴ〜|note写真の本は、移住希望者向けの雑誌『TURNS』に連載された記事に、序論・結論が書き下ろされています。『地域をまわって考えたこと』小熊英二(おぐまえいじ)著東京書籍(2019.06.15)著者の小熊英二さんについて(wikipedia)https://ja
この度、日本政策金融公庫の機関誌AFCフォーラムより取材をいただきまして、私の取組みを3ページにわたり掲載いただきました。北海道産ワインの普及と発展に奔走「食とのペアリング」でワイン王国築く北海道小樽市NPO法人ワインクラスター北海道代表理事阿部眞久以下よりPDFにて全体をご覧いただけます。私の部分は31ページから33ページとなります。AFCフォーラム2022年夏2号|日本政策金融公庫日本政策金融公庫(略称:「日本公庫」)の刊行物・各種調査結果をご紹介いたします。www
全国古民家再生協会福岡連合会の定例会議に参加しました。地域再生推進法人について、住生活月間に向けてなどを協議しました。会議の前段には、西日本シティ銀行さんと九州地区支部長を交えたオンラインミーティングも開催され、古民家専門住宅ローンである"ヴィンテージローン"のブラッシュアップを図りました。住育学校等でも、中古住宅をリフォームして住みたいと考える方は増え、中でも古民家に住まいたい方は飛躍的に多く、お問い合わせをいただくようになりました。そんな消費者のみなさんにお伝えする情報としても、
池袋に来ました。懐かしのふくろう交番です。いけぶくろの「ぶくろ」からの語呂合わせでふくろうが池袋の象徴となったと言われています。駅の待ち合わせ場所の「いけふくろう」や東口駅前にもふくろうの交番があります。写真は東池袋4丁目にひっそりと立つ交番です。デザインの可愛らしさが気に入っています。その近くにあるサンシャインシティ。8年前に自分の会社設立の際に手続きに来ました。自分の出発点です。福が来るように祈念した場所です。豊島区は消滅都市の可能性があると言われた所です。決してそんなこ