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在原元方の和歌「霞立つ春の山辺は遠けれど吹きくる風は花の香ぞする」(古今和歌集)。遠くの山々は花が盛りのようだが、かすみが立って見えないのが残念だ。でも山から吹いてくる春風に花の香りを感じたのは、花を愛する作者の気持ちのせいかもしれないよね。
この歌👆は、『古今和歌集』の1番目の歌🌸「年内立春」について詠んでいます。はじめ、この歌を「和歌コード訳」にしたとき、作者(在原元方)の父上(在原棟梁)の死について言っているのかと思い、そのように訳していました。しかし‼️『古今和歌集』を順番に読み解いていくうちに「2月4日といえばコレっ‼️」という出来事が起きてた😲‼️ことに気づき、「和歌コード訳」をやり直しました🌟ぜひ、👆リプログした記事👆をご
🎍🌿何となく今年はよい事あるごとし元旦の朝、晴れて風無しなんとなく今年はよいことがありそうだ元旦の朝晴れて風がない〈ごとし〉〜のようだ石川啄木いしかわたくぼく『悲しき玩具』一九一二(明治四十五)年新あらたしき年の始めの初春はつはるの今日降る雪のいやしけ吉事よごと新しい年の始め(正月一日)と立春が重なった今日降り積もる雪のようにますますめでたいことが重なるといい〈新し〉新しい。「あらた」の形容詞形平安時代に「ら」と「た」が入れ替わり「あたら
古今集巻ニ春歌下103番寛平御時きさいの宮の歌合の歌ありはらのもとかた霞立つ春の山べはとほけれど吹きくる風は花のかぞする寛平の御時に后の宮の歌合せで詠んだ歌在原元方霞が立つ春の山辺は遠いけれども、山から吹いてくる風はここからは見えない花の香りがするようだまだご縁のないある女性が、とても美しいらしいという素敵なうわさが聞こえてくるので、一度会ってみたいものだと思っているのでしょうね
古今集巻一春歌上1番ふる年に春たちける日よめる在原元方年の内に春は来にけり一年をこぞとやいはむことしとやいはむ12月に立春になった年のその日に詠んだ歌。この一年は去年なのか今年なのかわかんないよね〜、暦って不思議だよね〜、と言うことです。旧暦では平均的には正月に立春が来ます。正月という月は雨水が含まれる月なので、雨水より15日ほど前の立春は12月であったり1月であったりします。なので、旧暦ではそれほど珍しいことではありません。ふる年:旧年。
2021年の節分は、2月2日。立春は、2月3日でした。節分とは、大晦日のこと。立春とは、新年の始まりのことです。2021年は、いつもの年より1日早い節分と立春。この暦になるのが、124年ぶりなのだそうです。そして、2021年2月3日の立春は、旧暦では、12月22日。旧暦では、まだ年が明けていないのですね。こういう暦を「年内立春」といいます。頻度でいうと、「新年立春」より「年内立春」のほうがわずかに多いそうです。ちなみに、旧
年のうちに春は來にけり一年(ひととせ)を去年(こぞ)とやいはむ今年とやいはむ在原元方古今和歌集春歌上巻頭2021年2月3日立春春立ちぬ●今年は年内立春昨日の記事でも触れましたが旧暦では年が明けるのが2月12日。つまり、今年の立春は、旧年が明けないうちにつまり師走のうちにやってきたというわけ。こういうのを「年内立春」と呼ぶそうな・・・。このズレ感、ちょっと微妙に身体感覚に影響しそう
昨日も一日中晴れて、気温は11.0℃飾り窓とアイスチューリップ2020年12/10のブログで飾り窓とXmasリースはこちら2020年12/22のブログで初氷とアイスチューリップはこちら(クリックすると拡大できます!)1/4の朝、国道沿いにある・・・お茶とお華の師匠宅の飾り窓が丑年の干支飾りになっていた!壁には、古今和歌集・春の歌「年のうちに春は来(き)にけり・・・」在原元方(在原業
本日は、2020年12月28日。怒涛の2020年でございました。みなさま、お元気でお過ごしでしょうか。今年も、ワタクシの拙ブログに訪問してくださって、本当に、ありがとうございました😊💕さて、『古今和歌集』の「巻第六・冬歌」に「年末に詠んだ歌」がいくつかありましたのでご紹介します。『古今和歌集』339番は在原元方のこの歌です。「年のはて」は、「年末」の意味です。同時に、「はて」には「喪の終わり」の意味があります。「和
【在原元方(ありはらのもとかた)】🌟✨🌟✨🌟✨🌟✨🌟✨🌟✨🌟✨🌟✨古典和歌を「和歌コード」に翻訳する時、無視できない要素があります。それは…◉作者のプロフィールや人物背景◉その時代に起こった出来事これらを抜きにしては「和歌コード」に翻訳することができません。🌟✨🌟✨🌟✨🌟✨🌟✨🌟✨🌟✨🌟✨『古今和歌集』内で、在原元方の作は、1番・103番・195番・206番・261番・339番・473番・474番・480番・626番・630番・75
『書道技法講座10高野切第三種』(植村和堂編/二玄社)より選句、習字在原元方世の中はいかにくるしとおもふらんここらのひとにうらみらるればPeopleintheworldaresufferingtoomuch,Iwonderhowmanypeoplehateme.世の中の人々は、たいへん苦しい思いをしている、どれだけ多くの人が私を恨んでいることであろうかと考える。飢饉や疫病で多くの民が苦しみ、為政者に向けられる怨嗟の声をひしひしと感じるという
題しらず在原元方世の中はいかにくるしと思ふらむここらの人にうらみらるれば〈古今和歌集巻第十九誹諧歌1062〉++++【古今和歌集(片桐洋一著、笠間文庫)の訳】++++世の中はどんなに苦しいと思っているだろうか。こんなに大勢の人に恨まれているのだから。+++++++++++++++++++++++++++++□□□□□□□【和歌コードで読み解いた新訳】□□□□□□□(※『和歌コード』とは、直訳では出てこな
『書道技法講座17高野切第一種』(伝・紀貫之西谷卯木編/二玄社)より選句、習字不るとし尓はる多ちける日よめるあ利はらのもと可多東しのうち尓はる盤支尓介利ひとと勢をこ曾とやい者むことしとやい者無在原元方古今和歌ふる年に春立ちける日よめる年のうちに春は来にけりひととせを去年(こぞ)とやいはむ今年(ことし)とやいはむ新年より前の年内に立春を迎えてしまった。ひととせを去年というべきか。今年と言うべきか。年のうちのある句一茶年の内に春は来にけりいらぬ世話
題しらずもとかた久方の天つ空にもすまなくに人はよそにぞ思ふべらなる〈古今和歌集巻第十五恋歌五751〉++++【古今和歌集(片桐洋一著、笠間文庫)の訳】++++あの遠い天空に住んでいるわけにもんしのになあ…。あの方は私のことを遠く隔たった存在だとして、よそよそしく思っているようであるよ。+++++++++++++++++++++++++++++□□□□□□□【和歌コードで読み解いた新訳】□□□□□□□(※『和
元号について調べていたら、おもしろい事に気付きました。日本のうるう年を定める法律は、神武天皇を起源として決められているのです。明治時代の法律が現在も残っています。「神武天皇即位紀元年数ノ四ヲ以テ整除シ得ヘキ年ヲ閏年トス」とありますが、但し書きに「六百六十ヲ減シテ」とあるので、要するにグレゴリオ暦と同じです。うまく考えました。(閏年ニ関スル件明治三一年勅令第九十号)うるう年の決め方は、2000年問題の時に覚えました。それまでは、「4年に一回オリンピックの年はうるう年」くらいにしか思
年のうちに春は來にけり旧暦での立春は旧年の12月後半(年内立春)だったり、新年の1月前半(新年立春)だったりするそうで、在原元方は和歌で前者を詠んでいますが、調べてみたら今年の立春は旧暦の12月30日で、まさに歌のとおり”年内立春”でした。立春を前にして学期末の試験を終えひと息ついたところ、勤め人としてはこの3月で現役生活を卒業しますが、この二年間を非常勤にしてもらい、余暇をリカレントに充てられたことで、4月からの学びなおしに踏み出す力の源泉になりました。久しぶりに街に出て、関東暮
題しらずもとかた人はいさ我はなき名のをしければ昔も今も知らずとを言はむ〈古今和歌集巻第十三恋歌三630〉++++【古今和歌集(片桐洋一著、笠間文庫)の訳】++++あの方はどう思っていらっしゃるのやら…。私はありもしない評判がたつのが惜しいから、あの方のこと、昔も今も知らないなんて言いましょうよ。+++++++++++++++++++++++++++++□□□□□□□【和歌コードで読み解いた新訳】□□□□□□□
題しらず在原元方逢ふことのなぎさにしよる浪なれば浦見てのみぞ立ち帰りける〈古今和歌集巻第十三恋歌三626〉++++【古今和歌集(片桐洋一著、笠間文庫)の訳】++++私は逢うことがないという渚に寄せる波であるから、浦を見るだけで、(恨みを持つだけで)、波が立って帰るように、一夜立ち尽くして帰ってきたことであるよ。+++++++++++++++++++++++++++++□□□□□□□【和歌コードで読み解いた新訳】□□□□
題しらずもとかたたよりにもあらぬ思ひのあやしきは心を人につくるなりけり〈古今和歌集巻第十一恋歌一480〉++++【古今和歌集(片桐洋一著、笠間文庫)の訳】++++伝言などを伝える媒体でもない「情熱」の不思議さは、私の心を人に託してしまったことであるよ。+++++++++++++++++++++++++++++□□□□□□□【和歌コードで読み解いた新訳】□□□□□□□(※『和歌コード』とは、直訳では出てこない言葉の裏
題しらずつらゆき世の中はかくこそ有りけれ吹く風の目に見ぬ人もこひしかりけり〈古今和歌集巻第十一恋歌一475〉++++【古今和歌集(片桐洋一著、笠間文庫)の訳】++++世の中というものは、えてして、このようなものであるのだなあ。吹く風のように姿が見えぬあなたでも恋しいのだよ。+++++++++++++++++++++++++++++□□□□□□□【和歌コードで読み解いた新訳】□□□□□□□(※『和歌コード』とは、
題しらず在原元方立ちかへりあはれとぞ思ふよそにても人に心をおきつ白浪〈古今和歌集巻第十一恋歌一474〉++++【古今和歌集(片桐洋一著、笠間文庫)の訳】++++くりかえし、しみじみとあなたのことが思われる。遠く隔たっていてもあなたに対してあの白浪が寄せるように我が心を寄せているのですから。+++++++++++++++++++++++++++++□□□□□□□【和歌コードで読み解いた新訳】□□□□□□□(※『和歌
題しらず在原元方音羽山おとにききつつ相坂の関のこなたに年をふるかな〈古今和歌集巻第十一恋歌一473〉++++【古今和歌集(片桐洋一著、笠間文庫)の訳】++++あの音羽山ではないが、音に聞くばかりで、逢坂の関ならぬ逢うための関所のこちらがわで、年を過ごしていることですよ。+++++++++++++++++++++++++++++□□□□□□□【和歌コードで読み解いた新訳】□□□□□□□(※『和歌コード』とは、直訳で
年のはてによめる在原もとかたあらたまの年のをはりになるごとに雪もわが身もふりまさりつつ〈古今和歌集巻第六冬歌339〉++++【古今和歌集(片桐洋一著、笠間文庫)の訳】++++毎年毎年、一年の終わりになるごとに、雪もますます降るようになるし、私もますます経ること多く、年をとってゆくことであるよ。+++++++++++++++++++++++++++++□□□□□□□【和歌コードで読み解いた新訳】□□□□□□□(※『
《太陽暦》【NeufLesMilleetUneNuits=ヌフレミレユンヌニュイ=ニュー千夜一夜物語No.348】日本では、明治5年12月2日(1872年12月31日)まで太陰太陽暦(天保暦)が使用されていましたが、1873年に太陽暦であるグレゴリオ暦を導入し、導入日を明治6年1月1日としたのです❗納得其の実態は国庫にお金が無くて、賞与と給料を一月分カットしたことは以前書きましたね❗納得実は太陽暦は隠れキリシタンの間では既に用いられていたのです
あけましておめでとうございます。本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。だいぶご無沙汰になってしまい、9月末の帰省話もまだあと1個残ったまま、新年を迎えてしまいました(笑)でも、今日は元日。昔は1~3月が春、4~6月が夏、7~9月が秋、10~12月が冬という季節分けで、1月1日の元日は春の始まりの日でした。旧暦は今の暦にあてはめるとだいたい1ヵ月ずれていて、旧暦の立春は今の2月なのですが、せっかくなので、今日は、元日、立春の日に詠まれた歌をご紹介したいと思います。
秋の歌とて詠める在原元方雨降れど露ももらじを笠取の山はいかでかもみぢそめけむ〈古今和歌集巻第五秋歌下261〉◇◇◇◇◇【日本古典文学全集(小学館)の訳】◇◇◇◇◇秋の歌として詠んだもの在原元方笠取の山は雨が降ってもちっとも漏るはずはないのだが、それなのにどんなふうに時雨がかかって、木の葉が紅葉したのかしら。◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘【和歌コードで読み解いた新訳】⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘
初雁をよめる在原元方待つ人にあらぬものから初雁のけさ鳴く声のめづらしきかな〈古今和歌集巻第四秋歌上206〉〜〜〜〜〜〜〜【日本古典文学全集(小学館)の訳】〜〜〜〜〜〜初雁を詠んだ歌在原元方雁などというものは、別に私の待ち人ではないのだが、今聞こえてくる初雁の声は、何と清新な響きをもたらしてくれることだろう。〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽【和歌コードで読み解いた新訳】∽∽∽∽∽∽∽∽
春を惜しみてよめるもとかた惜しめどもとどまらなくに春がすみ帰る道にし立ちぬと思へば〔古今和歌集巻第二春歌下〕+++++++【日本古典文学全集(小学館)の訳】+++++++春のゆくのを惜しんで詠んだ歌在原元方幾ら大事にしたところで、季節が変わるまでかかっていてはくれない。だいたい、あの春霞は自分の帰っていく方向に立って、そして、早くもお発ちになったのだから。+++++++++++++++++++++++++++++++☆☆☆☆☆☆【和歌コードで
在原元方霞たつ春の山辺は遠けれど吹きくる風は花の香ぞする〔古今和歌集巻第二春歌下〕+++++++【日本古典文学全集(小学館)の訳】+++++++在原元方霞が立ち込めている春の山辺は遠くにあって、中には何があるかわからない。しかしそこから吹いてくるそよ風には、何となく花の香りが含まれている。+++++++++++++++++++++++++++++++☆☆☆☆☆☆【和歌コードで読み解いた新訳】☆☆☆☆☆☆(※『和歌コード』とは、直訳では
1【古今和歌集・巻第一・春歌上】ふる年に春たちける日よめる在原元方(ありはらのもとかた)年のうちに春は来(き)にけりひととせを去年(こぞ)とやいはむ今年(ことし)とやいはむ=====【日本古典文学全集(小学館)の訳】=====十二月中に立春を迎えた日に詠んだ歌在原元方年内だというのにもう春の訪れだ。春が来た以上、過ぎ去ったこの一年を去年と呼んだものだろうか。それとも、正月が来るまでは今年と呼ぶべきだろうか。======================