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現在の京都御所の前身となった。この様に天皇が一時的に用いた仮御所を何と云うか?平安京に於いては、天皇の居住地である内裏は、大内裏(平安宮)の中に存在していた。しかし平安中期以降、大内裏の外に臨時の内裏を営む事が常態化していった。これを「里内裏」と呼び、現在の京都御所も、その始まりは鎌倉末期の光厳天皇の里内裏として造られた土御門東洞院殿であった。この御所は室町・戦国期の天皇の住居として使われ続けたが、桃山・江戸期に入って秀吉や江戸幕府によって拡
珍しく気まぐれブログの続けての更新でもそんな珍しいことをしているからか、ボタンを間違えてせっせと書いていた内容が操作を誤って全部消えました気を取り直して一から書きます。消えたブログは結構調べて書いてただけに残念…無念そんな前説は置いといて、駒止地蔵尊と長宗我部盛親の墓所がある蓮光寺の南隣に長講堂という寺院があります。門前には大きな石柱に「元六條御所長講堂」とあります。こちらは西山浄土宗の寺院で正式名称は法華長講弥陀三昧堂(ほっけちょうこうみださんまいどう)と
【平成31年3月18日(月)】京都御所に行く前に一か所立ち寄ってきました。【二条富小路内裏址】所在地:京都市中京区富小路通夷川下る西側(御所南小学校第二運動場前)この地は,鎌倉中期に西園寺実氏(1194~1269)の邸宅の一つ冷泉富小路殿が営まれ,閑院内裏焼失(1259)後,後深草天皇(1243~1304)の皇居となり,その後も上皇・天皇の御所として頻繁に使われた。徳治元(1306)年火災後再建されないままであったが,正和元(1312)年鎌倉幕府から造内裏費用が献上されて平安宮内裏の